2008年06月19日
通常、被災地支援活動は被災前の状態に戻すことを重点に活動を行うと思います。
しかし、今回のサイクロン被災地は、被災前からその日暮らしの生活で学校に通えない子供も多く、被災支援活動を「被災前の状態に戻す。」と設定しても将来が見えてこないところに、今回のサイクロン支援の難しさがあると感じられます。
つまり、被災を受けた水田を直すだけではなく、根本的に村が自立できる仕組みづくり、プラスαの収入をもたら事柄を考え出さなければならないのではないでしょうか。
内職の仕事を取り入れるのか、家畜業を始めるのか、収入に直結する植物を植えるのか、、、
現実は家が被災し借金をして家を再建、今は父親とともに出稼ぎにいくため学校には通えない子供達。
村の水牛のほとんどが死に水田には雑草が生い茂り、とにかく収入がいるので、農民は近くの村や街に出稼ぎに行き、水田は。。。
まだまだ復興には時間がかかりそうです。。。
カテゴリ:生活