J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

フジクラ社の奨学金セレモニーをご手配させて頂きました。

携帯電話・デジタルカメラ等に使われるフレキシブルプリント基板で世界2位。光ファイバーで世界3位。電線では国内3位。海外でも特にタイに主力工場を置き、タイで一番多く雇用している日系企業。1910年創業、今年で108年目を迎える企業の深みを感じ勉強になるプロジェクトでした。

弊社では一昨年前の企画段階から、政府及び大学との調整、セレモニー会場手配からマスコミてないなど関わらせて頂きました。
地元テレビは全局にあたる4局、そしてジャーナル各誌にも掲載され広く告知でき、また何より、生活が厳しい優秀な学生に奨学金が渡り、食事会でもそれぞれのご両親が本当に感謝されていたのが印象的でした。

ミャンマーの大学進学率は8%前後、さらに工科大学といえば難関大学ですので、裕福な学生が通っていると思っている方が多いと思います。ところが、家計調査をすれば、ざっくり半分の学生は厳しい家計状況だとわかりました。

2日間かけて食事会に参加したご両親もおられた中、こういったプロジェクトは今後もぜひ関わらせて頂ければと思います。

以下、プレスリリース内容です。

ミャンマーの理工系大学4校に奨学金授与セレモニーを実施

株式会社フジクラは、ミャンマー連邦共和国(以下、ミャンマー)の次代を担う理工系人材育成支援を目的とした「フジクラ奨学金制度」を昨年から開始しております。

当奨学金制度開始に当たり、2月8日(水)にマンダレー、2月10日(金)にヤンゴンにて、奨学生およびそのご親族、大学関係者、関係省庁の皆様を招待し、奨学金授与セレモニーを執り行いました。

ヤンゴン工科大学、西ヤンゴン工科大学、マンダレー工科大学、工科大学マンダレー校
計4校から応募があった学生のうち、選考を経て選ばれた計20名に奨学金を授与し、あわせて、最新技術情報の提供を目的としてフジクラの発行する「フジクラ技報(Fujikura Technical Journal)」を各校に寄贈いたしました。

今後も、毎年奨学金の授与およびフジクラ技報の提供を継続的に行っていく予定です。

 

J-SAT ACADEMY 受験した全生徒の合格率は83%を達成!

昨年2017年12月に行われた日本語検定試験が発表されました。

今回は過去最高、受験した全生徒の合格率は83%を達成。

日本語勉強開始して9か月目のエンジニアクラス(工科大卒)はN3を19名受験し17名合格。

日本語勉強開始して6ヶ月目のエンジニアクラス(工科大卒)はN4を17名受験し17名合格。

日本語勉強開始して9ヶ月目の介護クラスはN3を16名受験し13名合格。

日本語勉強開始して6ヶ月目の介護クラスはN4を5名受験し5名合格。

日本語検定試験を合格するために勉強しても上記成績は至難の業ですが、うちの学校は日本で働くことを中心にした学校。

実はこれには伏線があります。
この7月に日本語検定試験を受けたのですが、日本語N3レベルぐらい話せるのにN4に多くが落ちるなど、散々な成績でした。
日本語検定試験の過去問も含め、ほとんど何もしてこなかった結果でした。
ということで、月曜日から金曜日 9-15時まで行われる授業はそのままに、15時以降に日本語検定試験対策を、交流会の練習とあわせて行うことになりました。
その結果がこの好成績です。

日本語検定試験N3取ることが目的ではなく、あくまでも日本で問題なく働けることが重視することに変わりはありませんが、こういった目に見える結果も大切とあらためて感じました。

先生方、生徒のみなさん、本当にありがとうございます!

第6回 J-SAT ACADEMY 交流会

昨年、J-SAT Language Shool から J-SAT ACADEMY に登記を変更させました。

内容は、日本語学校ではなく、ビジネスマナーや働く心構えなど、授業内容が職業訓練学校になってきたのが大きな理由です。

恒例のJ-SAT ACADEMY の交流会が先月盛大に行われました。
今回はこれまでで過去最高の8クラス生徒数160名の参加で盛り上がりました。

この交流会のために、生徒や先生方は授業後、各クラスの出し物の練習を1ヶ月以上行ってきました。歌を歌うクラス、踊るくらす、AKBの振り付けを行うクラスなど。

クラス紹介では全8クラスが紹介。日本語勉強し始めて3か月でも3分以上の日本語スピーチする記憶力はほんといつも驚かされます。

スピーチコンテストでは、日本語勉強スタートして6ヶ月目や9か月目で5分間のスピーチをすべて暗記して話します。話せるだけでなく、内容も圧巻です。
一人の生徒は、「親を裏切った」という話。何かと思えば、親にウソをついて学校をさぼったという内容でした。さぼって、親の畑仕事を手伝ってしまい、一緒に働く父親の姿を見て、ウソをついたことを今も後悔しているという内容でした。

最後は、全員で盆踊り。

シニアボランティアとして非常勤講師として来緬して頂いた先生が踊りの専門家で、先生のおかげで実現した盆踊りでした。
21世紀音頭で幕を閉じました。

 

この交流会の意味はたくさんあるのですが、こちらの期待するものは一つは、クラスの結束。うちのクラスはすべて全日制で10ヶ月日本語を同じメンバーで勉強します。このイベントを通してクラスが結束します。そしてリーダーが出てきます。
全員、日本で働くことを目座す生徒らは、日本で働き始めてもクラスでお互い励ましあって、リーダーを中心に解決して欲しいことを期待しています。

また、エンジニアクラス、介護クラス、技能実習生クラス、どのクラスも同じJ-SATの学生で卒業生。日本での生活を同じ学校の卒業生ということでチームワークでの乗り切って欲しいと願っています。

日本で働く卒業生らも皆、この交流会が懐かしく、励みになっていると聞きます。

 

一人でも多くの日本の人々に見て頂きたいイベントでした。
先生方、生徒の皆さん、本当にありがとうございました。