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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

脱走するミャンマー人研修生

先日、昨年末に日本へ行った15名のミャンマー人研修生が、すでに5名逃げて困っていると、ある日本の入管が嘆いていたと聞きました。また今日別ルートでまた逃げ出したと聞きました。

3年の研修期間が終了間際に逃げるならわかりますが、日本に行って間もない数か月で逃げ出すのですから・・・ちょっと問題です。
最近、3年溶接工として3年間研修に日本に行っていたスタッフを雇用しました。
事務補助に加え、研修での生活や仕事、専門用語など、これから研修に行くミャンマーの人々に伝える任務です。
彼に聞いてみると、自分は手取りが10万円あったから逃げませんが、同時期にいった仲間の中には5万円ぐらいの子がいたりして、逃げたそうです。

先日、これから送り出されるミャンマーの方が残業代込で7万円って聞きました。残業していないのにコミコミでしかも7万円は、そりゃ逃げてしまうかなぁ~。と。私も逃げます(笑)。でもミャンマーの田舎の子は、月給70万チャットですから、その意味がわかるはずがありません。で、日本で働いてその現状に気づいて・・・シンガポールのように逃げたらすぐ入管に捕まるのなら逃げないのですが・・・。

ミャンマーでの工場での賃金は、月給1万円以下が当たり前の世界ですので、月給5万円でも高給だろうと考える方も少なくないようですが、当たり前ですが日本は日本でミャンマーの方を実習生、研修生で呼ばれる企業側は、逃げられるリスクも考慮して給料設定やして、受け入れ体制も再構築が必要です。

お金だけの問題でもありません。

ある日本向け送り出し機関にて日本語教育を受けていたミャンマーの方が弊社から送り出して欲しいと面接に来られました。6カ月日本語を勉強したが日本に行けないので、送り出し機関に理由を聞いたところ、一回で送れるのは3~5名、日本に行けるのは申し込み順、彼の前には600名いるから、まだまだ時間がかかる、とその送り出し機関から言われたそうです。それで手付金10万円を支払ったがあきらめて弊社から送り出してほしいと懇願してきました。
こちらはあくまでもサポートするのであって、日本で働けるかどうかは本人と受け入れ企業次第でこちらには決定権はありませんよ。と説明しました。それを聞いてショックを受けていたようでした。業者は600名×10万円を稼いで・・・。

何とかしないといけないですね~。

日本の自動車修理工場への就職、ガンバレー!

ジェイサットビジネス日本語学校の卒業生が日本の修理工場に正社員採用の就職面接。
4ヶ月前は「あ、い、う、え、お」もわからない状況から朝10時~夕方5時まで月曜日から金曜日まで毎日日本語を勉強。もちろん宿題も大量。多くが技術大学卒ということで、頭はトップクラスということもあり、早いは早いですが、とはいえ面接ですべての日本語での会話となると、そこは4ヶ月、まだまだではあります。。隣で見ていてビクビクでした。

家族年収20万円ぐらいの生徒が多く、学校に通うために仕事ができない状況ですので日本語を勉強する強い気持ちを持っています。

面接の合格発表は今月中旬。決まれば彼らの人生、家族、一族の人生が一変します。
彼らの希望の将来への扉が開きますように・・・。

貰うより与える方が気持ちいい

kekkonn

ミャンマーでは誕生日には、プレゼントをもらうのではなく、皆にご馳走します。色々支援をしてもあまり感謝されなかったりもします。日本とは真逆ですから最初は違和感がありましたし、最近ミャンマーに来られた人はわからない感覚だと思います。
功徳を得る機会が得られたから、その機会をつくってあげたって感覚なんですよね。
でも、最近感じ始めたのが、実はもらうより与える方が気持ちいいってこと。
その方がうれしいものなんですね。
これまで言葉では、いろいろ言われてきましたけど、肌感覚でそれを実感するようになってきました。
うちの会社でも、実は視覚障害者支援のマッサージ店、ゲンキーが一番社員の定着率が高い。実は事業の中では最も給料が低く、日曜祝日出勤なんですけど。でも皆に聞いたら、やりがいがあるからこの仕事が好きっていっています。
基本はそこですね~。

昨日は弊社スタッフの結婚式でした。もちろん、ここでも結婚する人がご馳走します。そこは日本も同じですね。

日本料理レストラン「Kirei」

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毎週新しい日本食レストランが開店しているような状況のヤンゴン。
とはいえ、多くの客単価3000円ぐらいだったり、10000円を超えるような店も。で、結局新しいレストランができても通える店が少ないのが現状。

そんな中、これから使えそうな日本食レストランが登場しました!

「Kirei」
名店、M’s ダイニングとの共通点がたくさん。

日本人が行きそうにない立地。
なんちゃって日本料理店のような店構えに店内内装。
日本料理人歴10年以上で職人意識が高いミャンマー人オーナーシェフ。
値段はおさえめ。

オーナーシェフは東京で13年間、ロンドンで7年間、それぞれ日本料理店の板前として仕事をしていて昨年11月に帰国。ロンドンではギタリストの布袋さんや大手商社の社長がよく食べにくるという日本料理の名店「将軍」の厨房No.2だったそうです。

ヤンゴンに戻ってきたら驚くほど日本料理店があるも、一般店は出汁の取り方がダメで、味の美味しい店は異常に高い。そこで、最初はレストランを開業するつもりがなかったが、自分で美味しくて安い店を作ろうを今年3月に開店させたそうです。

場所はちょっとわかりにくく、見た目は大丈夫かな・・・このお店。と思いますが一度覗いてみてください!

『Kirei』 No(48), Yaekyaw Road, Pazuntaung Township, Yangon
Tel:09-254162292, 254162272

おにぎり 1500チャット ご飯もの おいしいです。

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カツカレー 5000チャット。おすすめ!

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天ぷらそば 5000チャット。天ぷらもおしいしいです。

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豚の角煮 絶品です!一つ食べてしまっていますが・・・。

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鶏照り焼き4000チャット

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