ワクチン接種のため、8月6日の便で一時帰国します。
コロナウィルス感染症の急拡大により、ミャンマー国内は早々に医療崩壊。7月に入り味覚障害を訴える社員らも次々と出てきました。社員の親族からJ-SATアカデミーの生徒、卒業生の親族、知り合い、著名人、次々と訃報の連絡が入る異常事態となっています。
在ミャンマー日本大使館からは2月のクーデター後も出なかった「一時帰国の可能性の検討の推奨」が在留邦人に向けて配信されました。
ミャンマー国内では、8月に入りようやくワクチン接種(中国製)が再開されましたが、まだまだ厳しい状況が続いています。
在外日本人のために8月から成田空港でワクチン接種(ファイザー製)ができることになり、私もワクチン接種のため、8月6日の便で一時帰国することにしました。ミャンマーは変異株指定国ということで、搭乗72時間前に検査したPCR検査実施による陰性証明書が必要で、陰性でなければ搭乗できません。
最近は、ほとんどヤンゴンの自宅に籠城してたとはいえ、少々ビビりながらのPCR検査でしたが、さきほど陰性診断書が無事発給され、8月6日の便で一時帰国いたします。
それに伴って、全社員朝礼で伝えた内容の一部をご紹介します。
私ですが、明日PCR検査を受けて、8月6日の便で日本へ行き、ワクチン接種してきます。
皆さんや家族、親戚、友人ら大変な中、一人ワクチン接種に日本へ行き申し訳ありません。ただ、接種した後は、その分、もっとミャンマーに貢献したいと思っています。
現在、ミャンマーはとても大変です。
とても不公平な世の中です。
生まれた時からお金持ち、生まれた時から貧乏。
不公平です。
でも、「不公平だ!」と訴えるだけでなく、「人それぞれの立場でやるべきことをやる」ということがとても大切だと感じています。
私はワクチンを接種できる立場にあります。不公平です。
でも、その分 その役割をきちんと果たしたいと思います。
皆さんは、大変な中であっても、ジェイサットで働くことができています。
一人ひとり、その役割を果たすことが、この不公平な世の中をより良い世の中にする第一歩だと感じています。
まだまだ大変な日が続きますが、できることから着実にやる。
一人ひとり役割を果たしていきましょう。
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まだまだコロナ感染拡大が収束する兆しはみえませんが、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。