J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

1996年からヤンゴンで運転し始めて、17年目、初めて事故りました!


1996年からヤンゴンで運転し始めて、17年目、初めて事故りました!
事故ったといっても、深夜、車をバックで出そうとしたら、ポコっとぶつかっちゃいました。一方通行のところで、車がやってくる方向だけを見ていたのですが、どうやらバックして侵入してきたらしい。しかも、車は黒でまったく見えず・・・。
で、ドアがポコっと。
仕方なく外に出て、面倒だから修理代払うわ といったら知り合いに電話かけて20万チャットって言ってきました。そりゃ高いやろ。と言ったら、じゃあ今から修理工場へ行こうって。次の店に行く予定だったので(ああヤンゴンは飲酒運転チェック機械がありません。。。いえ、飲んでいたと明言しているのではありません。)、面倒なので、修理してあとで払うから修理代請求して と言って、電話番号交換して別れました。
ヤクザっぽい人だったらヤバイなと思いつつ、次の日を迎えても電話はかかってこず。そしたら2日後に電話が来て、11万チャットって。良心的なのか、よくわかりませんが、とにかく、これで終わって一安心。
安全運転、安全運転。。。

ミャンマーに不満を言うなら早く離れましょう。

ヤンゴンには100名ほどの日本の若者がいると聞きます。
日本人同士集まって、ミャンマーやミャンマー人スタッフに対して、不平、不満を言って、グチをいって、「そうそう」ってうなずいてお酒を飲んでいるという話を聞いたことがあります。
旅行や短期滞在ではわからない部分も多く見えてきて、仕事がうまくいかなくなると、自分のことは棚に上げて、こういった外的要因が原因でうまくいかないと言い始める、一つのパターンがあります。まあ、こういった日本人の多くは2年もしたらミャンマーを離れるのですが・・・。
ミャンマーの人にとってはいい迷惑だろうですね。誰も頼んでミャンマーに来てもらった訳ではないのですから。会社の指示でミャンマーに来て働いている方は別として、自分の意思でこのミャンマーに来て、ミャンマーの文句を言うのは理不尽ですね。ミャンマーの方もそんな方は求めてもいませんので、早くミャンマーを離れた方がいいかと。
と、ふと久しぶりに夕食を自宅で食べられる余裕ができて、そんなこと考えた日曜日です。

ミャンマーでの会社登記完了のスピードが確実にUPしています!

弊社では業務としてミャンマーでの会社登記業務も行っており、今も数社ご手配をさせて頂いております。先日は緊急依頼があり、3週間で仮登記を出してほしいとの厳しい条件でのご依頼がありましたが、日本企業の方にも書類を急いでもらい1週間弱で書類をそろえ、申請書類がすべて揃って2週間ちょっとで仮登記が発給させました。
受けた以上はやりきるぞと、皆必至で担当スタッフは何日か会社泊まりましたので、今後は1か月ちょっとの時間は絶対に頂こうと思った次第ですが、発給最短記録を更新しました。今回は100%外資系の駐在員事務所 という形でしたので、もちろん業種、業態によって費やされる時間は変わりますが、通常サービス業の100%外資系ですとそれぐらいで上がってくるものと予想されます
尚、本登記は、申請後2か月後ぐらいには出てきます。
投資委員会ヤンゴン事務所ができたおかげでヤンゴンにて申請できるようになりましたし、便利になってきました。

CBバンクのクレジットカード決済

CB銀行の営業がクレジットカード決済申請の営業に事務所にやってきました。
相変わらず、話しているスタッフは1名だけですが大人数。
米国制裁後、ミャンマーではクレジットカードの使用が原則禁止されていましたが、制裁解除に伴い、2013年8月現在、ミャンマー国内のホテルやレストラン、旅行会社などを中心に約350社のミャンマー現地法人との契約を完了。現在はVISA、MASTER、Union Payの3つのクレジットカード決済が可能で年内にも国内にてミャンマー人向けクレジットカードを発給させる予定とか。

端末機械はUSD250。ドルの場合は使用手数料は4.35%、チャットの場合は3.95%。カード会社は儲かりますよね~。
端末も電話回線でOK。ということで回線チェック。何気にこの人Iphone5 です~。

これまで現金決済が主流であったものがクレジットカードでの購入、分割払いでの購入が可能になり、国内の消費構造は2014年以降激変しそうです。分割払いが原則可能になり、これからミャンマーの人々も消費マインドに洗脳されていくのですね。。

エアサプライ ライブ イン ミャンマー2013

HTOOグループが主スポンサーになり、ミャンマーの歌手に多くがカバーされているAirSupplyのコンサートがヤンゴンMyanmar Convention Center でのコンサートに行ってきました。売上金はチン州やカチン州に住む学校に通うのが困難な子供らの奨学金に充てられるそうです。チケット代は50000チャット, 30000チャット、20000チャット。当日までに完売。
ミャンマーでは、Jason Mraz 、Michael Learns to Rock に続く、3組目の海外アーティストのコンサート。

完売とはいえ、当たり前ですがダフ屋が出てチケットを販売。
会場周辺には屋台もたくさん出て、ジュースから寿司まで売られています。ビールがないかと聞いたら、もちろん売ってます。闇ということで下から出してみましたが、その様子を一応警察も見てるも、見てみないふり。まーいっか。と。

会場入る前には一応セキュリティーチェック。瓶や缶、ペットボトルは持ち込めず、ビニール袋に移し替えさせられます。
そして会場入り口には記念撮影のスペース。

コンサートは予想に反し、ほぼ定刻のスタート。最初はロックバンドIron Crossによる国家斉唱。全員立ち上がります。で、前座のLay Phyu, Ah Nge, Y Wine, Myo Gyiのステージ。そしてAir Supply の約90分のステージ。

相変わらず写真撮りまくりの会場。Ipadで堂々と動画を長時間撮影している人もいます。二人が会場に降りてくるパフォーマンスがあるも、みな写真を撮りまくり。いいですねー

二人のうちの一人(名前がわかりません。。。)が、一人になりMC。父親が第二次大戦でビルマ線に参加。200人いた部隊のうち199人が戦死。一人生き残ったのが父親だというMC。そして、そのことを歌にしたのをはじめて披露するということでした。
何かこのMCとこの歌を聴くためにこの会場に来たのかなって、勝手に思いました。
相変わらずミャンマーは戦争が絡みます。。。

ステージは本当にすばらしいもので、これからもどんどん、世界の様々な歌手やバンドがヤンゴンに訪れてもらいたいものです。

マレーシア系ファストフード・チェーンのマリーブラウン


先月オープンしたマレーシア系ファストフード・チェーンのマリーブラウン(Marrybrawn)。
ロッテリアほど話題になっていませんが、場所が工事中のシュエゴンダイン交差点近くで厳しい立地ではありますが、それなりに繁盛しています。

店内はまさしくナショナルファーストフード店。しかし、異常に店員数が多い。さらに、客もファイーストフード店が初めてのような客も多く、注文を待っているミャンマー人グループがいたり、結構ハンバーガーというより、ごはん系のものや麺を注文している人が多いのには驚かされます。

値段は抑え目で、チキンバーガーセット(チキンバーガー、ドリンクM、フレンチフライS)で2900チャット。タワーバーガーセット(チキンチーズバーガー風、ドリンクM、フレンチフライS)で4000チャット。ドリンクではコーヒーも選べます。(ちなみにコーヒー単品は700チャット。

キッズルームを設けてるなど、とにかく子供をターゲットにしているのが目につきます。大人はごはんものを食べまてますが子供らはバーガー。こうやって、食文化が・・・ですね。

Marrybrawn Yangon
https://www.facebook.com/MarrybrownMyanmar
No.220, SHwe Gon Daing Road Bahan,
TEL:01-860-3215
営業時間:9時~21時 年中無休

ベネッセコーポレーションが全国のミャンマーの小学校に教具を寄付。

日本の最大手の通信教育企業である「株式会社ベネッセコーポレーション」と、ミャンマーに多くの系列会社を有し、今回のコラショ教具の開発生産パートナーであるEARTH GROUPの、「EARTHINDUSTRIAL(M)CO.,LTD.」の学びへの思惑が合致。

加えて、グローバルに商物流開拓を積極的に推進し躍進し続ける「株式会社住友倉庫」様の支援を得て、”途上国教育支援への民間連携”活動で、ミャンマーにある全国の僧院校に対して日本の小学生向け教具15万米ドル相当分を寄付しました。

 

地球儀(世界を観る)や、目覚し時計(時計の見方)、顕微鏡(微細の世界)など、ミャンマーの小学校には不足している教具が多く、現地から感謝され、有名な高僧が来られセレモニーが行われました。

企業進出サポートし、さらに地元に還元できる、ミャンマーで行う理想的な仕事です。
だからミャンマーを離れられません!

日本へITエンジニアを派遣している会社、どないやねん。

先日、日本で働きたいというミャンマー人ITエンジニアが弊社を訪れました。
日本企業から日本語が話せるITエンジニアの派遣依頼がありましたので面接。
4名来たミャンマー人のうち、一人はすでに日本への渡航が決まっているミャンマー人。残りの3名も日本へ行きたいとのこと。いずれも日本語が話せるシステムエンジニア。
しかし、この3名今も企業に勤務中。日本語もITの技術もその会社に教えてもらったのに、それは人としてどうですか?と。
まともな会社であれば、そんな形での転職は断ると思いますよ。と。自分がやったことは跳ね返ってくるのは当然。日本行きが決まっている彼女も、倫理を無視しても採用したい日本企業で働くのですから、日本で苦労することは目に見えています。
しかし、彼女らを一概に責める訳にもいきません。
彼女らに囁く会社も悪いです。倫理無視で自らの利益のみ追及し、結局労働者はポイ捨て。捨てたらまた人が育てた人材を横取りして自分で金儲け。
日本へ働きに行くミャンマー人。以前は逃亡する人も多く問題になりましたが、多くの原因は常識外れのピンハネしていたブローカーのような日本人ら。損したのは実際働いていたミャンマー人。
現在は、他社で育成した人材を横取りして売りつけるという、単純労働ではなくIT技術者派遣という名のブローカー。自社で育てたとか、すでに退職していた人らならまだいいのですが。
人材派遣・紹介を生業としていくものとして、人から後ろ指さされないビジネスをしないといけない、と、あらためて彼女らの話を聞いて思いました。
他社で育てた人材を横取りして商いしているような企業と一緒にされてはたまりません。

SUSHI 1CHI Japanese Restaurant


2013年7月5日にチャイナタウンにオープンした寿司屋。
日本の寿司屋で10年以上働いたミャンマー人と5年働いたミャンマー人兄弟が作った店。数あるミャンマー人経営の寿司屋の中でもメニューは多い方で価格は安い寿司屋の価格設定。多くが4貫で1000チャット。

どこの寿司屋も「天ぷら」はあまり美味しくないのですが、ここの天ぷらはなかなか行けます。

オーナーのおすすめは、ミャンマー地場のネタ、イカやアジ、タイなどで冷凍ネタではないので美味しいとのこと。
マグロやサーモンは輸入の冷凍ものだから。。。とのことでした。
交通の便利なところにありますので、一度いかがですか?
No.105, Phone Gyi Road, (Middle Block), Lanmadaw Township
TEL:01-218282~4
営業時間:9時~22時。年中無休。

ミャンマーの住込み型大学受験進学塾

ヤンゴン・チャイナタウン事務所が入っているニャウンピンレイゼイB塔。ここには有名な大学進学塾があって、全国から集まった住込みの受験生が生活しています。親元離れ、この寮から高校に通い、学校以外の時間は塾と自習、みっちり勉強します。
朝は5時半起床。6時から朝の塾が始まり、夜は23時まで。皆、同じTシャツを着て廊下などでみっちり勉強しています。

うちには日本企業向けの人材派遣・紹介会社があります。現在ミャンマー人3000人弱が登録しており、そのほとんどが大学卒。ミャンマーの大学進学率は一桁ですので、選りすぐりのエリートです。難関といえる大学、学部卒も数多く登録しておりエリートのはずです。しかし、、、なかなか即戦力になる人材が少ないのが現実です。
彼らが悪いのではなく、大学を含めたこれまでの教育の中身に問題があると思うのですが、こんな私がみても、あれ・・・っていうことが少なくありません。
難関な学部を卒業しても就職は非常に困難。就職率は発表されていませんが、限りなく低い数字です。それでも、皆ああやって難関大学に合格すべく勉強しています。
人材紹介業をしていると、ここミャンマーでも学歴は一つの目安にすぎないことを実感します。え、こんなに難関な大学卒なのに・・という子も少なくありません。それよりも、また別の部分を重視して採用されていくのを目のあたりにしています。
もちろん、日本企業が特別で、ミャンマー企業は学歴や生活水準などを重視する傾向は高いです。
その姿をみて、感じること。日本と似ているんじゃないかな~~と。
日本国内の受験戦争で小学校から塾に通っています。有名中学、高校、大学に入るために。何かミャンマーの子供と同じだなーと。とすると、日本にいる外国企業もミャンマーに進出している日本企業のように日本人を採用するときに見ているのかなーと。
受験生のミャンマー人の姿をみて、うちの子は塾はなるべく行かせない方がいいかな~と彼らを見るたび思います。