J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

日本人正社員募集【勤務地:ミャンマー・ヤンゴン】

日本人正社員募集【勤務地:ミャンマー・ヤンゴン】

ヤンゴンに常駐できる日本人スタッフを募集しています。(弊社ではないです)

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①日本国内での建設現場経験または施工図作図経験が3年以上優遇
②JW-CADによる建設施工図作成に興味がある新卒も可能。
③39歳以下出来れば20歳代を希望。40歳以上でも可能。
④資格取得は不問
⑤宿舎支給
⑥一年一度の帰国費用負担
⑦勤務日数はミャンマー事務所に合わせる
⑧給料は能力に応じて相談
⑨英語力不問

ご興味のある方は info@j-sat.jp (担当:西垣)までご連絡ください。

 

バンコクで社員教育やってきました。

弊社スタッフ社員育成の一環で、バンコクに研修へ行きました。

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J-SATの強いところはミャンマー人スタッフ。
市場にはいない、社内で育ったミャンマー人幹部が弊社の一番の強みです。

今回長年タイで勤務されていた方にセミナーして頂きました。
日本から持ってきただけの研修ではダメで、タイの人達の背景などがわかった上でのアレンジで伝えるということの大切さを感じました。
セミナーでは「あなたたちの両親はサラリーマンではないので・・・」という前提から入っています。
今、ミャンマーの大学でセミナーをやっていますが、ここミャンマーでもアレンジしないと伝わらないというのを実感しています。
ミャンマー用にアレンジした社員教育キャリキュラム。作りたいですねー。

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今回は幹部候補生育成ということで、半数が海外初めて。
主な目的は5つ

1.国内人材派遣で提携しているパーソネルコンサルタントで研修
2.日本人からの幹部になるためのセミナー受講
3.弊社の中心事業になる介護業界でのバンコクでの状況視察
4.考える力を身につける
5.世界をみてミャンマーを見る癖づけと方法

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これまで、プノンペンやハノイ、ダッカ、マニラなど出張するときは、なるべく幹部社員らを連れていっていました。

弊社では、(社長の能力がしれてますので)ミャンマー人社員がレベルアップしないと弊社はレベルアップしない。日本人はミャンマー人スタッフのサポート役というのを徹底しています。
ノンストップで走ってきた弊社ミャンマー人幹部らですが、さすがに休み無しで5年も走り続けると厳しいものがあります。
海外研修もスピード早すぎて、ついて来れないスタッフも出て来ました。

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ということで、海外研修もマニュアル化しないと と強く実感した社員研修でした。

そんな中でも、

「日本人は全体主義、タイ人は個人主義、ミャンマー人は?」
の問いに対して
「ミャンマー人は全体主義の日本でも活躍してるし、個人主義のシンガポールでも活躍している。両方を持ち合わせているかもしれません」
と回答したスタッフがいました。

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今後が楽しみです。

今回もお世話になった、小田原社長、佐藤社長、山下様 ありがとうございました。

ヤンゴンでのジョブフェアに参加しました!

先週末、ヤンゴン・タマドウホールでジョブフェアが行われました。

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金・土・日 で弊社ブースで仮登録をしたミャンマー人求職者は2205名。

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これからデータをまとめますが、ざっとみた印象は二つ。
1.給料上がっているなー
2.シンガポールから帰ってきた候補者が以外に多いなー

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出展ブースはミャンマー企業が増えた印象で、幅広い分野が出ていました。
アメリカ大使館も出展していました。

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日本企業だけでなく、ミャンマーの企業全体での給料相場や上昇率など2205名のデータを分析したら様々現状把握できそうです。

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どこかのタイミングで発表したいと思いますが、データご希望の方は弊社までご連絡くださいませ。

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みなさん、セミナーにも興味を持って聞いていました!(我々は話していませんが・・・)

ミャンマーの経済発展と教育

ミャンマーの大学講義サーキット、ラスト3日間。
これまでの印象は、全体的に昨年よりもじっくり聞いてくれる生徒が増えた印象です。そして、先生方もいくつかの学校ではご参加頂き、熱心にメモされていたのが印象的でした。

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今回、各大学で特別講義をしている対象は各大学の最高学年。年代は私がミャンマーに来たのと同じ96年前後に生まれた生徒が多いです。

ミャンマーでは基礎教育については、90年後半に教育改革プログラムが計画され、教員養成制度の導入したり、授業に総合学習などが加わりましたが、急ピッチで進められたこともあって問題は山積していたようです。教育養成制度が落ち着いたのが2010年頃とも言われています。

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ミャンマーのほぼすべての大学は1988年の学生による民主化運動以降ほぼ10年間閉鎖されました。その後、完全に再開されたのは、2000年。在校生など大学閉鎖により卒業できない学生が大量に出たことによって、卒業に必要な時間数を短縮、4年の課程であったものを1年から3年で卒業できるようなシステムに変わりました。

2010年以降、短縮された大学も元に戻り、例えば外国語大学も昨年は卒業まで要する年数は3年から4年に。コンピュータ大学は3年から4年になり、さらに今年から5年間で卒業。つまり今年はコンピュータ大学からの卒業生は出ません。

これまで、11年間が基礎教育でしたが、今年6月から始まる新学期からは、12年になり、今年6月に入学する児童から従来の12年制に加え、0年生を充実させた計13年制になるとのこと。授業内容も、「覚える授業」から「考える授業」に変わるとのこと。

以前教育水準が高かった言われる1988年前後、今から30年前に大学に在籍していた優秀な人々で官僚になられた方々は、近年政府の中枢に昇進している時期でもあります。
そういった意味で、新政権発足後もミャンマーは経済成長を続けるのではと予想しています。

新しい教育改革が始まった今の小学低学年が大学を卒業する15年後のミャンマーは楽しみです。

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ということで、「ミャンマーの2030年は面白いですよー。」といろんなところでで話しています。
私は生きていたら「60歳」ですので…いいタイミングです(笑)

タイで人気の居酒屋「しゃかりき432”」のミャンマー2号店 がオープンしました。

タイで人気の居酒屋「しゃかりき432”」のミャンマー2号店 がオープンしました。

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タイに進出して3年で15店舗目。
最も勢いがある居酒屋としてバンコクでは有名だそうで、ここミャンマーも早くも2店舗目。このレストランのすごいところはいくつかありますが、その一つはバンコクで働いているミャンマー人スタッフをミャンマーに連れてきているところ。

ミャンマーに進出していく企業は、レストランだけでなく、どこの企業もそうですが、進出後の悩みは働くスタッフ。

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そんな中、この「しゃかりき432”」では開店初日からスタッフはキビキビと動き、ぼーーっと しているスタッフはいません。
ランチタイムにいったら、メニューをランチ定食のページを開いて説明しながら持ってきたり、大きな掛け声で「いらっしゃませ!」
初日からこんなことできる日本食レストラン、今までありませんでした。

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バンコクに店舗がありながら、ミャンマー人はよく働くので、と多くを雇用されている Shakarki432さん。レストランだけでなく、タイやマレーシアの工場でも同様のケースが多くあるようです。

これまで進出した日系企業の一番の悩みであった「人材」
企業で働く機会がこれまでなかったので、仕事の基本を社内で教えないといけません。
教えられた人材をハンティングしても、また別のところにハンティングされます。

ミャンマーに進出するためのヒントがそこにはあります。
もちろん、人材だけでなく、店作り、メニュー、価格設定もさすがです。
「タイで大阪のソウルフード!」との名の通り、たこ焼きやお好み焼きもあって、美味しいです!鍋料理やラーメン、デザートもありメニューも充実しています。ランチ定食も種類が豊富でお勧めです。サクラタワー近くに欲しい・・・

この店舗を見た弊社スタッフの感想。
「今ミャンマーから技能実習生などが海外に出始めています。この人達がミャンマーに帰ってくる5年後のミャンマー楽しみにです」
と。

なるほど。

SHAKARIKI 432″
http://www.shakariki432.com/

SHAKARIKI 432″ スーパーホテル店
営業時間:06:30-24:00
住所:No.51/D,Kabaraye Pagoda Road,(Inside Super Hotel)
電話番号:09-9755-62131

SHAKARIKI 432″ ヤンキン店
営業時間:06:30-23:00
住所:Building 215, Room(8), Yan Shin Street, Yankin Township
電話番号:09-9755-62131

今年もやります。全国12国立大学でのJ-SAT特別講義!

今年もやります。12国立大学での特別講義!
昨年好評で今年度も行うことになりました。

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ミャンマーの国立大学12校で「大学卒業後進路の考え方」などについての90分特別講義を行います。
ミャンマー政府、各大学の協力により、最高学年全員に授業の一つとして取り入れて頂いています。

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これまで大学卒業就職率はほぼゼロ。大学卒業したら、専門学校などで再度技術を身につけ就職というのが一般的でしたが、進出企業数、経済発展が進むにつれて、新卒採用依頼も徐々に増えてきました。

大学で就職用セミナーを行う企業はいくつかありますが、ほとんどは企業紹介で終わってしまいます。弊社ではJ-SATの紹介はもちろんですが、力を入れているのは、これまで考えたことがないであろう、「卒業後」について考えてもらおう というのが我々の特別講義です。

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多くのところで話していますが、ミャンマー進出済みの企業をみていると、進出前はインフラ面などを気にされますが、進出後の悩みはインフラというより人材のレベルて悩まれている企業が多いように感じます。
人材を扱ってる現場にいると、経済発展に人材のレベルがついて行けないのでは と不安になります。

そんな中、ミャンマーの大学改革が数年前に始まりました。
そして来年度からは、小中高合わせて11年間だったものが12年間に改革され、「暗記教育から考える教育に」ということで、音楽や美術などの授業も行われることになるようです。
大胆で迅速な教育改革は非常に注目に値する政府の良策だと思います。

国作りは「人材」から。
我々も微力ながら、学生時代から就職のこと、将来のことを考えてもらい、よい未来が作れるサポートをしていければと思います。

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第1回目のスケジュールは下記の通りです。

2016年2月10日 ヤンゴン外国語大学
2016年2月16日 ヤンゴン工科大学・タンリン校
2016年2月17日 マンダレーコンピュータ大学
2016年2月18日 コンピュータ大学マンダレー校、マンダレー外国語大学
2016年2月19日 ヤンゴンコンピュータ大学、ヤンゴン工科大学・モービー校
2016年2月23日 ヤンゴン経済大学
2016年2月24日 西ヤンゴン工科大学、ヤンゴン工科大学
2016年2月25日 メッティーラ経済大学、マンダレー工科大学

ヤンゴン空港でのプライオリティパスが使えるラウンジ

これまでプライオリティパスが使えるラウンジがなかったヤンゴン空港。

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ついに! MAI(ミャンマー国際航空)のラウンジで使えることになったようです。
このラウンジ、ラウンジ入る資格がなくともお金(USD15)を払えば入れるラウンジとして便利ですが、さらに便利になりました。
これでエアアジア使っても安心です。。

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社員数94名になりましたっ。

いよいよ今日から新議会が招集。
4月1日からの新政権始動に向けミャンマーの新大統領や閣僚人事が始まります。
昨年から朝礼で言い続けてる、「新政権と我が社は同じ」

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今月から5名増員し、社員数は94名になりました。
日本語検定1級(N1)保持者は7名。
日本語検定2級(N2)保持者は5名
日本語検定3級(N3)保持者は・・・結構います。

働ける人材を確保していることが弊社の一番の強いところ。
弊社の特徴は、日本人スタッフはミャンマー人のサポート役。
あくまでも主役はミャンマー人スタッフです。
出張をなるべく控え、12月と1月はヤンゴンにて組織改革を実施し、会社らしくシステム化してきました。動き始めると不思議なもので数字もついてきます。

新政権と同じくに、今日2016年2月1日からJ-SATは組織を固め、4月1日の新政権誕生と同時に、新J-SATスタートを切りたいと思います。