J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

アフターコロナの「シンJ-SAT」は第2形態から第3形態へ!

アフターコロナはWITHコロナなので、社員らにはコロナとの共存方法を考えましょうと最初伝えました。そして、長期休暇後に「シンコロナ」に対して「シンJ-SAT」をキーワードにしました。

そこから考えると、「シンコロナ」はSARSの第2形態ではないかと。すると、第3形態がやってきます。つまり、アフターコロナは、「WITHコロナ」でもあり、「新シンコロナ」もやってくる、地震などの天災もやってくることを考えないといけないことに気づきました。

ミャンマーの人の危機管理は日本人から見るとすごいものがあります。
88年に民主化デモ、2007年に僧侶デモ、2008年にナルギス、今はコロナ。その中でミャンマー人が進化してきました。弊社社員によれば、乗り越えているときは何の計画も、指導する人もいなかったそうです。生きていくためだけに、自分の大切な人たちを守るためだけに一所懸命。でも、どうしたら生き残るか、安全なのかをいつの間にか習得してきたとのこと。

なぜそこに到達できたか聞きました。

「サルから人間に進化したけど、進化してるときは気づいてましたか?」

すごい答えが返ってきました。【J-SATは優秀な社員がいるので生き残れる!】

以前社内セミナーで「わけあって絶滅しました」という本をやりました。
コロナ対策はこの本にしっかり記載されていました。

の仲間入りにしないよう、
「サル」から「人間」への進化のように、「シンJ-SAT」第2形態から第3形態へ!

新年がスタート!キーワードは『シンJ-SAT』

ミャンマーの正月休暇10連休を終えて今日から仕事始め。

始業時間は定例8時半から朝礼をスタート。

こうして全社員とオンライン上でも顔を見ると、やる気が出ます!

『シンニホン』という本が話題ですが、この表題は映画『シンゴジラ』からとありました。シンゴジラは、第1形態から第8形態まで、急速に進化していきます。

そこで、弊社は『シンJ-SAT』をキーワードにすることにしました!

「シンコロナ」は弊社にも売り上げに影響を与えると同時に、会社全体に進化の機会を与えてくれています。遠隔業務を強要されたことから、数々の問題点が浮かび上がり、多くの改善点が生まれてきています。各自が危機感を持ち、新年から改革をスタートさせたいと、10連休にも関わらず各部署がリーダーを中心に業務改革を協議。(リモートだから休みでも各自の自宅から会議ができてしまいます。これは注意しないと・・・)
近年では最も早く終わったと感じる正月休暇でした。

弊社は23年目に入りましたが、ここまで社員数が増えたのは最近のこと。
2011年の民政移管後、急速なミャンマー経済の発展にあやかり、ここまで駆け抜けてきましたが、このように業務を止めて俯瞰できる環境と時間はありませんでした。
コロナの影響が長引くと困りますが、今のところは貴重な時間と機会に感謝です。

まずは、『シンJーSAT』第2形態。ご期待ください!

アフターコロナのミャンマーは?J-SATは?

在宅勤務の全社員向けへのメッセージの一部を再編集して記載させて頂きます。

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いつ新型コロナウィルス感染症が収束するのか、以前に戻るのかと思っている人は多いと思います。おそらく元には戻らないし、収束しないと思っています。インフルエンザのように蔓延し、季節によって今後も流行すると思います。

では、いつになったら以前のように仕事ができるようになるのか。元に近い形になるのは、ワクチンが完成したときだと思います。一部では9月に完成と言われていますが、一般的に普及するのは1年後かもしれません。

すでに完成しているのは検査薬。これが安価になり普及すれば、検査し陰性の人だけが出勤可能となると思います。今、サクラタワー事務所に入る前に熱を測っているようにコロナ検査をする。もしくは、今の中国のようにスマホでチェックが浸透するかもしれない。もしくはバーコードを全員付着用するかもしれません。いずれにしても、一部元に戻るのは6~7月頃かとも想像しています。

勤務の仕方については、WITH コロナ を意識して行わないといけないと思います。つまり、以前の状態にはワクチンができても戻らない。なるべく人と接しないやり方を作らないといけない。これはマイナスではなくプラスです。効率がよくなります。以前よりも人数を必要としません。自分の仕事がなくなると心配するかもしれませんが、その人は別の業務ができます。

今、在宅勤務(テレワーク)であまり仕事のない人は不安かもしれません。
そういう人には、なぜJ-SATで働くのだろうか、何を目標にするか、サクラタワー事務所に戻ったら何を具体的にしたいか、そういったことを考え計画するいい機会です。この機会に自分の人生をどうしたいか、キャリアをどうやって作るか、しっかり考えて欲しいと思います。そして、そのための勉強をする。本を読む、映画を見る、音楽を聴く。とにかく、色々考えて知識を入れる時間にしましょう。

アフターコロナは、今と違う世界です。大切なのは、今までのお客様がどう変わるか、だと思っています。例えば、多くのレストランが大変なことになっています。売り上げ激減。でもお客様はレストランにはいかず、家で食事をするためスーパーにいったり、宅配での食事に変わっただけ。人が使うお金は少し減ったかもしれないがゼロではありません。移っただけです。レストランだけではなく、すべてこのように考えないといけません。

コロナ危機が促す反グローバル化と国内回帰などとも言われています。
アフターコロナは、反グローバリゼーションではないと思っています。コロナ危機がなくても、いずれ表面化したであろう問題が多いからです。それらが早まっただけだと感じています。

グローバル化がさらに進む業務、逆に内製化、自動化できる業務、それらが明確化されるだけです。

弊社の業務関係でいくと、海外人材がいらないという業界や会社、逆にもっと海外人材欲しいという業界や会社。それが明確に分かれるということ。日本人が採用できず、最低賃金で雇用できればと外国人採用をしていた会社は根本的な見直しが必要になるかもしれません。これも、実はコロナがなくても数年後には表面化していたことです。

ある日本人AI専門家の話を思い出しました。日本はAIの分野で世界に取り残されている。日本のAIは既存のものをいかにAIを使い効率化するかに注力している。一方、中国、欧米は既存のものは無視して、ゼロからAI開発している。例えば、自動車。日本はハイブリット車などの開発に向かう。中国・欧米は電気自動車に向かう。将来どうなるかは一目瞭然。しかしながら既存の会社の関係上、日本はできなかった。

今回のコロナにより、不謹慎ですが、逆に世界から日本は生き残るチャンスを得たのではないかとも感じました。

非常時だからこそ、国家、会社、社員それぞれの違いが見えやすくなっています。コロナによって、自然環境が良くなり、自然は昔の状態を取り戻してきています。インドからヒマラヤが見えたり、イタリアにあるベネチアの運河は綺麗になり、魚が戻ってきたそうです。アフターコロナの見晴らしがよくなりました。

次のステージに向けて、新しい世界に適合していきましょう!

ミャンマーにて創業23年目に突入!

コロナウィルス感染症対策で日々目まぐるしく変化するヤンゴン、早め早めに対策できたおかげで、長期戦に備えた冬籠り準備は昨日でほぼ完了しました。3週間前に地方セミナーを行った際、地方行政からコロナ対策のためと指導受けたことがきっかけで、これはヤバイことになると察知。急ぎ準備を進めていたところ、16日に当局の指示によりゲンキー・マッサージ店の閉鎖、続いて17日に労働省のレターが届きJ-SATアカデミー閉鎖。26日にヤンゴン本社閉鎖など、怒涛の3週間を過ごし、今日は久しぶりに落ち着いて仕事ができています。

 振り返れば幸運続きで、地方セミナーを3週間前に行ったおかげで情報を入手し準備がギリギリ間に合いました。スタートが1週間遅れていたこと想像するとゾッとします。
ヤンゴン事務所は3月26日をもって閉鎖しておりますが、今日も国内日系企業からの面接と日本にある企業とスカイプによる海外人材面接。さらに代理店を行っている内田クレペリン検査も行っています。ありがたいことに、ご依頼は続いており、ご迷惑をおかけしないよう正月休暇前日である4月9日までは数名出社し対応となります。
今日からは水祭り明けの事務所体制や学校、ゲンキーマッサージ店の再開方法の検討。まだまだ一息つく暇はありませんが、今日だけは少し気を張らずに仕事させてもらいます。
今日でヤンゴンに会社を作って23年目に突入。今朝も前途洋々な朝日をみて出勤。コロナ明けをイメージして頑張りましょう!