J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

「みんなの日本語」ミャンマーで発売決定!

1998年に出版されて以来、日本語教育の定番としてロングセラーの『みんなの日本語 初級Ⅰ 』(スリーエーネットワーク社)。この本のミャンマーにおける出版許可を、J-SAT社が取得し販売することになりました。

日本語を勉強する外国人の90%以上の人が利用するというテキスト。ミャンマーでは、残念ながらコピー本が氾濫し、多くの人が白黒コピー教材を使用しています。中には、日本語学校がコピー教材を販売しているところさえあります。

日本語を勉強する一番最初の教科書がコピーの白黒海賊版。この環境を是正できればと長年感じていたところのこの話。今回、スリーエーネットワーク社のご厚意で、『みんなの日本語』がミャンマーで低価格で販売できるようになったことから、一気にコピー版を廃絶することが可能なると考えています。

白黒コピー版は現在、2000~3000チャットで販売されています。それを、コピー版にはない解答集やCDが付き、しかもカラー。それで4000~4500チャットで販売できることになります。海賊版に100円プラスすればオリジナル教材になります。

実は私が1998年に独立した際、最初に行ったのは出版事業でした。
当時は軍政で検閲は厳しく、月刊誌とはいえ、申請から出版まで約2ヶ月かかり、検閲で削除されるところも少なくない、という時代でした。
出版事業を行った理由は、ミャンマーでは情報が限られ、国の発展には情報が必要と感じたためでした。残念ながら、経験も知識もなく、敢え無く出版事業は諦め、別の事業に切り替えたのですが、設立20年を経て、原点である出版事業が今回できることになったことは、感慨深いです。
しかも、前回は日本人として出版ライセンスは取得できなかったのですが、今回は情報省から特別に外国人名義で(初めて)出版ライセンスを頂くことができました。

ミャンマーでは日本語勉強する人が急増している中、まだまだ教材が少ない状況。これを機に、オリジナル日本語教育教材をミャンマーにて普及させていければと思います。

ついに発売!ミャンマー人材[雇用・活用]実践ガイドブック

いよいよ発売!年末・年始のお休みのときに是非ご一読くださいませ。
全国の書店には12月21日頃、確実に入手されるためにも是非ご予約くださいませ!

【新刊】
『ミャンマー人材〔雇用・活用〕実践ガイドブック〜採用から受入体制の整え方、育成のコツまで』発売
ジェイサットコンサルティング

ジェイサットコンサルティング代表・西垣充の新刊『ミャンマー人材〔雇用・活用〕実践ガイドブック〜採用から受入体制の整え方、育成のコツまで』が、日本実業出版社(東京都新宿区)より、12月21日に発売されました。

ミャンマー人の就業支援・教育・派遣に長年携わってきた著者ならではの人材活用ノウハウを公開します!

■本書の構成■
第1章 なぜ、いまミャンマー人材が注目されているのか
第2章 ミャンマーについて知っておきたい基礎知識
第3章 ミャンマー人材の上手な募集・採用のしかた
第4章 ミャンマー人を雇用する際に必要な手続き
第5章 受入体制の整え方と継続的な関係づくり
第6章 介護に特化した人材育成・派遣の取り組み
第7章 受入企業にみるミャンマー人材活用成功法

■ミャンマー人を知り尽くした著者ならではのノウハウを公開■
ミャンマー人は日本人に近いメンタリティをもっているうえ、ミャンマー語と日本語の文法が似ているため、他国人に比べて日本語習得が早いのも、採用が増えている大きな理由です。
本書は、さまざまな分野で活躍が期待されるミャンマー人の採用から受入体制の整え方、人材活用・育成のコツまで、先行事例を交えて解説します。ミャンマービジネスに精通し、ミャンマー人の就業支援・教育に長年携わってきた著者ならではの人材活用ノウハウを惜しみなく明かした1冊です。

◎企業経営者、経営幹部、人事・総務・開発・製造・販売の各部門リーダーなどにおすすめします!

 

武山真理子さんの本を読んでみました。

mariko (2)

ベトナム戦争下のサイゴンで死にゆく兵士たちを励ますため踊り続け、1964年からバンコクに通い、現在バンコクで居酒屋「まりこ」を営む武山真理子さんの本を読みました。
有名な方で以前ご紹介頂いたのですが、恥ずかしながら全く知らず、せっかくのチャンスを台無しにしてしまいましたが、ずっと気になっていて、今回、本で勉強してみました。
まず思いだしたのは、戦前、ミャンマーに来られ、ほとんど日本にも戻らず2007年93歳で他界された「えみさん(鈴木考子さん)」。

いずれの方も長年異国の地に長らく滞在することは、周囲が思うほど大変と思っていないように感じました。私はまだ20年ちょっとだけですが、私も何とも思っていません。そして、皆さん、いつも聞かれる質問で「どうして日本ではなく・・・」ですが、本を読む限り、特に理由があって海外生活しているというより、いたって自然にというような印象でした。えみさんもそうでした。

その質問は私もよく聞かれて回答しますが、結局のところ、運命というか自然の流れで・・・が本音かなと。異国の地に長く住み続けることは、自らの意志では難しく、別の意志がないと難しいかなと感じてもいます。

この本読んでいて、何故かとても印象にのこったのが、「からゆきさん」

当たり前ですが、私が今感じている、異国の地で長く滞在するのは何ともないと思うのは、いつでも日本に戻れるからであって、100年前当地に来られた方とは全く違います。まだまだやるべきことはたくさんあります。こう来たかぁ~と。

「からゆきさん」ネットでググってみました。

「鎖国が解かれてから最初にこの国へ入った日本人は、からゆきさんで、明治14年(1881)には既に10人の日本人がビルマにおり、このうち6人が女性、同24年(1891)には69人(うち女性が49人)、さらに同34年(1901)には114人(うち女性は86人)と、常に女の数が男を上回っており、女性のほとんどはからゆきさんで、男の大半は彼女らを監督する者たちだったとみてよいという。
時が経過し、日本政府は「からゆきさん」を近代日本の恥部として大正9年(1920)、海外廃娼令を発布した。」(http://judo.daa.jp/z%20karayukisan.htm

「ミャンマーを知るための60章」(明石書房)発売されました。

「ミャンマーを知るための60章」(明石書房)発売されました。

内容紹介
2011年3月の新政権発足以来、世界の耳目を集めているミャンマーとその魅力を、ミャンマーに長期滞在した日本人、また日本に留学や仕事で長く暮らしているミャンマー人の執筆者が、その経験と知識にに裏付けされた視点から紹介する一書。
私は第58章 物価の現実と所得水準 を担当させて頂きました。
このすごい執筆者の方々の中に混ぜて頂き光栄です。
1.歴史、2.自然、3.社会、4.文化、5.政治、6.経済
と、まさしくミャンマーを知るための60章の濃い内容です。
是非ご一読くださいませ!

ベネッセコーポレーションが全国のミャンマーの小学校に教具を寄付。

日本の最大手の通信教育企業である「株式会社ベネッセコーポレーション」と、ミャンマーに多くの系列会社を有し、今回のコラショ教具の開発生産パートナーであるEARTH GROUPの、「EARTHINDUSTRIAL(M)CO.,LTD.」の学びへの思惑が合致。

加えて、グローバルに商物流開拓を積極的に推進し躍進し続ける「株式会社住友倉庫」様の支援を得て、”途上国教育支援への民間連携”活動で、ミャンマーにある全国の僧院校に対して日本の小学生向け教具15万米ドル相当分を寄付しました。

 

地球儀(世界を観る)や、目覚し時計(時計の見方)、顕微鏡(微細の世界)など、ミャンマーの小学校には不足している教具が多く、現地から感謝され、有名な高僧が来られセレモニーが行われました。

企業進出サポートし、さらに地元に還元できる、ミャンマーで行う理想的な仕事です。
だからミャンマーを離れられません!

ミャンマー・ビジネス・出張・駐在ガイド

これでもう迷わない!ミャンマー ビジネス・出張・駐在ガイド ヤンゴン詳細カラーマップ付
週刊ダイヤモンド別冊 編

視察・出張・滞在でミャンマーに行くビジネスパーソンの不安を解消する本書を「地球の歩き方」と共にご活用ください。国際空港からダウンタウンまでの詳細ヤンゴンマップも付き、現地のナビゲーターがビジネスで使えるホテル、本当においしい接待で使えるレストラン、日常生活に役立つショップなどをご案内いたします。
地図が大きく掲載され、自由に書き込めるようになっていて便利。
ミャンマー出張の必需品!!!

ミャンマー・ルネッサンス: 経済開放・民主化の光と影

ミャンマー・ルネッサンス: 経済開放・民主化の光と影
根本 悦子・工藤 年博 (編著 )

2013年4月12日 アウンサンスーチー氏来日前日に発売されました。
第七章は不肖 西垣 が「利益は現地に還元する」というタイトルで執筆させて頂きました。根本先生や工藤先生ら大先生に混じって恐縮ですが、執筆陣は昨今のミャンマーブーム前から長年ミャンマーとかかわってきている方々ばかりですので、流行りの「にわかミャンマー本」とは違います。
ぜひご一読くださいませ。
「軍政から民主化への急激な転換が進むミャンマー
日本からの航空便も復活し、連日満員だ
「知らざれる国」から「アジア最後のフロンティア」へ
現地に精通した研究者・NGOが最新動向を伝える 」

歴史を未来につなぐ・・・日本とミャンマー

最近読んだ本から・・・日本の影響力が年々急激に低下するミャンマー・・・歴史を再認識した上で、欧米諸外国とは違った、日本独自のミャンマーと日本の関係を築いていきたいものです。

「今日まで生かしていただき、平和の中に暮らしている私たちには、亡き方々に対し、慰霊の誠をつくさねばならない責任があります。・・・戦争の生の姿、その悲惨さを知っていただき、そのうえで平和がどれほど有難いかを悟り、感じて頂きたいと願うのです。それが小著を将来に対し贈る所以でもあります。」【ビルマ最前線~白骨街道生死の境(小田敦巳著)】

「95年前に紀伊大島の住民が命がけで助けたトルコ人20数名。その95年後、トルコ政府はイラン・イラク戦争で自国民よりも先に200名を越す日本人を救出します。「日本人にその救援機に乗ってもらうのだ!われわれの先人が受けた恩を返すのだ」と。「歴史を忘れた民族は、滅亡へと至るといわれます。歴史のなかにある名もなき私たちの先祖が積み上げてきた徳や功を知ることは、私の自尊心そのものです。もちろん罪も悔いも存在します。しかし一方には徳も功も存在するのです。・・・歴史を語り継ぐ。」【未来をひらく船井幸雄の法則(佐藤芳直著)】

ミャンマー裸足の球児たち

ミャンマー裸足の球児たち 元国連職員が蒔いた一粒の種
著者 岩崎 亨(ミャンマー代表チーム 総監督)
『ミャンマーの青少年たちが、未知のスポーツ・野球に挑む。選手たち自ら手作りで野球場を建設、さまざまな困難を乗り越え、ナショナルチーム代表を目指し、大きく育っていくミャンマー在住15年、日本人監督が伝える“夢=共有”の大切さ』

吉岡医師の新刊

2009年7月26日(日) 情熱大陸(TBS系列23:00~)に出演される吉岡医師の新刊
ミャンマーで15年、小児外科医の凄絶な魂の記録!子どもの死亡率の高い国で、救った命は数知れない。救えなかった命もある。限られた器具、施設、人員、そして現地医師との軋轢の中で、奮闘する小児外科医の姿を浮き彫りにする。

死にゆく子どもを救え―途上国医療現場の日記