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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

大熊幾世さん その3

取材中は絶対ありえないような偶然がよく起きます。
大熊さんの取材の時の出来事。タウングーで戦前の写真館「ニッコウ」を探しているところを撮影中。当時の写真を地元の人に見せながら聞いていたところ、偶然通りかかった人が「この写真私の家にあります」と話してかけてきました。何と全く同じ写真をお持ちだったのです。話を聞けば、タウングーの街は戦火が激しく多きが燃えてしまい、彼女の家も燃えてしまったそうですが、母親がその写真だけは戦火の中持ち出し大切に保管してきたそうです。
60年経って再会したもはや偶然とは言えない場面でした。
(写真提供:島村浩さん)

インパールへの道

インド国境でのインパール作戦での取材では予定していたいくつかの村は時間的な理由から取材できませんでした。
ただこの話を知人に話したところ、「それは、取材を受けいている霊魂がこの村はまだ入らない方いい、もしくは、それなりの僧侶が来てお経をあげてから入るように」ということでないかと話していました。
そうえいば思い当たる節があり、取材中は山岳部で凍えるような寒さの中、地元の人がありえないというほど長時間晴れわたったり、行けなかった村はまさしくイギリス軍と死闘を演じた村であったりしました。