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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

ミャンマー激動の2010年もあと数時間。

本日仕事納め。
ミャンマーが大きく動いた2010年ももう終わろうとしています。
最後の投資フォロンティアと叫ばれ15年。
昨年の大晦日のブログを見返すと、
「2010年はミャンマーにとって重要な一年になることはほぼ間違いありません。2010年のミャンマーの動き、ぜひ注視ください。」
と書いていました。
その通り、2010年は海外投資が急増し、観光客も過去最多を記録。
2011年はさらにそれらが加速し、海外投資件数、観光客とも過去最高になるだろうと、多くの人が予想しており、街中にもその雰囲気が漂っています。
2011年、どのように変化するか今から楽しみです。
本年も誠にありがとうございました。
来年も引き続き宜しくお願い致します。
皆様よいお年をお迎えくださいませ。

大学進学生への奨学金再び・・・。

今朝、長男とともに今月12月6日から大学が始まったが入学金が支払えないので支援してもらえないかと訪ねてきたAik Saw Mang君。
出身はチン州パレイワ郊外。8年生時からヤンゴン郊外に移動し勉強を続け、昨年試験に不合格になるも、今年見事、難関GTU (Government Technology University)に合格。
11人兄弟の6番目。一番下は2歳、両親は農家で5人は村。日雇いをしている兄弟やマレーシアに出稼ぎに出ている兄などがいます。マレーシアで働く兄は結婚しているため、仕送りは奥さんへの毎月5万チャットのみ。という状況。
現在、教会からの寄付金で、9人の孤児を預かる長男家族5人と8年生の弟とともに、教会の寄付金5~8万チャットで生活しているようです。
実は昨年、学生支援を行っている弊社のことを聞き事務所まで訪ねてきたのですが、その時は不合格とのことで、合格すればまた来てください。と伝えた経緯がありました。大学生をサポートするNGOなどはほとんどないようで、貧しい家庭の多くは、親戚などからお金をかき集めて大学に行かせているようですが、それでも大学に合格したが進学できない学生、途中であきらめる学生も少なからずいるようです。
入学金は5500チャット、教科書代19000チャット、特殊計算機その他文房具で22500チャット。入学時に合計47000チャット(約4500円)。毎月交通費が14000チャット(約1300円)。授業料はたいした額ではありませんので、とりあえず年間20000円程あれば学校に通えるのですが、生活が厳しい家庭でこれだけの額を負担するのは難しいというのが現実です。
支援しますと伝えた時に安心した顔が印象的でした。頑張って学位を取得し就職してもらいたいものです。

ミャンマー関連番組放送のお知らせ

12月4日(土) 「知っとこ!」毎日放送・TBS系列 7:30 – 9:25放送予定
8:55頃から放送される人気コーナー「知っとこ!世界の朝ごはん」でミャンマーの新婚夫婦が登場。世界三大仏教遺跡であるパガンの風習や生活も紹介されます。