J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

2015年12月31日 本日仕事納めです。

本年仕事納めです。

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10年前から毎年仕事納めにどんなことを書いていたか見直してみました。

2005年の仕事納めには
「今年はシティーマート爆破事件に首都機能移転、そして最後に雨のクリスマス、天候不順で国内線が大混乱!」
首都がネーピードに移転した年でした…

2006年の仕事納めには
「仕事納めの挨拶なしも、12月にセドナホテルのORZOのパスタビュッフェのレポート。一人USD10。今もこの値段ならなぁ…

2007年の仕事納めには
「2007年は10月20日まで続いたヤンゴン、マンダレーでの戒厳令が解除されたところで、仕事納めの挨拶なし・・・」
今やデモがあったことも遠い昔の話ですね…

2008年の仕事納めには
「Gamone Pwintに大阪ラーメンが出現」
今はなき、大阪ラーメンができただけでニュースです…

2009年の仕事納めには
「ヤンゴンは一般の人々の服装も含め変化が大きかったと感じます。」
総選挙前年、変わり始め、雰囲気が変わり始めています。服装の変化は選挙後ではなかったですね…。

2010年の仕事納めには
「2010年は海外投資が急増し、観光客も過去最多を記録。」
総選挙が終わり民政移管した結果が出ています。

2011年の仕事納めは
「ジョージソロス氏来緬と、年初早々また色々起こりそうで楽しみです。」
ビジネスは、まだまだ水面下での動きですね。

2012年の仕事納めには
「今も机の下には寝袋があり、ミャンマー人スタッフも何度も会社で寝て仕事する日が続きました。」
激しくなり始めています…。

2013年の仕事納めは
「もう一段上のところを皆で目指し成長しましょう!」
動き始めてる感があります。

2014年の仕事納めは
「15年以上拠点にしていたNyaunpinayzayからついに移転。あらゆる意味で卒業する年となるであろう2015年」
次のステージに上がることを示唆しています。

そして、2015年の仕事納めは…

政権交代が実現した総選挙が終わり、2016年4月は新政権が始動。
弊社も2016年4月を目標に、ついに動き出します。
事務所はついにサクラタワーに統合され各事業部が同じ事務所内に入り、2016年1月ー3月まではシステム再構築。そして4月に突入!

サクラタワー周辺も2016年はシャングリラホテルの新棟が完成。

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さらにボージョーマーケット前に建設中の新たな複合施設「ジャンクション・シティー」の一期工事が完成予定。高級ホテル「パン・パシフィック・ヤンゴン」(25階)、アイマックス(IMAX)が運営する国内初の映画館が入居したり、太陽光発電設備や廃水処理装置、雨水再利用システムなどが導入される予定の「ジャンクション・シティー・ショッピングセンター」の準備が整ってきて、ヤンゴンの景色が一変する年になりそうです。

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10年を振り返ると、ようやく導入期が終わり、来年から成長期に入ることがよくわかります。新政権同様、2016年1-3月に最終チェック、そして4月から本格的にスタートできるよう最終準備に入りたいと思います。

ミャンマーの激しい変化にお居ていかれないよう、しっかり食らいついていきたいと思います。

今年も多大なるご支援誠にありがとうございました。
来年も宜しくお願いいたします。

よいお年をお迎えくださいませ。

社外活動で孤児院に寄付してきました。

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社員が寄付に行きたいということで、社員らが場所を見つけアレンジ。会社として終日休みにして社外活動してきました。

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希望者47名、各自が給料から積み立ててきた寄付金を渡すため、サクラタワーに5時集合。15分前には多くの人が集まり3分前には全員揃い出発。
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場所はヤンゴンから片道5時間、ピィへ行く途中のGyobingaukの郊外と聞いていた情報とは異なり、ひたすら村へ続く牛車用の道。

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49名乗りの大型バスが通れる道ではなく、案の定、途中からバスを置き去りにし徒歩。

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僧院からトラックを持ってきてもらい、全員トラック荷台に乗り移り孤児院を目指すこと45分。

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ヤンゴンから大変な道中、約8時間かけて到着したThin Kha Yine Myittar Yeik 孤児院。

到着したら、まずはご飯を頂きました。

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小学4年生以下216名の孤児が生活するここでの一番の出費は食費。
50キロの米袋を一か月で45袋、一日の食費は11万チャット(約1万円)とのこと。運営は大きなお寺からの寄付で賄っているそうです。
5年生以上は中学校のある村にいるそうです。

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貧しく人々の支援で大学まで行った29歳の僧正。
多く人々の善意で育てられたので恩返しをしたいと教師を目指すも給料が安く社会に恩返しができない現実。
そこで思いついたのが僧侶になり孤児院を作ること。
大学卒業し僧侶になり、21歳のときに孤児院を現在の地に開いたそうです。

支援できる資金がある限りは拒否せず受け入れていきたいと話されています。
子供の境遇や僧院のことなど話して頂く間、泣いている社員も数名いました。
そして、最後に説教を一つ頂きました。

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「私は働きたくても働けない。働ける人は是非給料のすべてをお菓子などに使ってしまうのではなく、一部を寄付に回してください。」
と話されていました。
自ら貧しく、働きたくても働けない。稼ぎたくても稼げない、そんな境遇がこういった言葉を生んでいるのかもしれません。

生まれて両親がなくなり身寄りなく預けられた子供。学生で子供ができちゃって育てられなく捨てられた子供、出産後貧しく育てられないので病院に置き去りにされた子供。
そんな子供らが集まっている孤児院。
生まれた環境だけで、子供らには全く罪もない。不公平な現実。

働く環境がある我々。その環境を当然と思うのではなく、働きたくても働けない、努力したくても努力の先は何もない。そんな多くの人々の変わりに働くのが我々の役割。

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弊社のスローガン
「ガンバる人には先を見せてあげる。夢が見れる国に。Raise Your Dream」

この理念を実現するため、2016年も走り続けます!

【余談】
突然僧正が、この裏は戦時中日本軍が来ていた場所で・・・と案内してくれました。
バゴー山脈を越えて逃れてきた敗走ルート。近くには大きな湖。
そういえば、サイクロン・ナルギス到着2日前にこの場所近くでロケしていた番組のロケ中、戦時中の日本軍の話を聞いたことを思いだしました。バゴー山脈を命からがら越えてたどり着くも、湖に毒を盛られて多くの日本兵が死んだという話でした。
突然僧正がそんな話をし始め…、ミャンマーでどこか訪問するときは必ず理由があります。

【余談2】
施設内にあるパゴダ。以前はパゴダの真ん中当たりから水が出ていたそうです。施設に人が集まれば集まるほど多くの水が出る不思議なパゴダとして有名になり、一時は多くの人が集まったとのこと。ただ、2年程前にパゴダのための寄付金を誰かが騙し取ったそうで、その時から突然水が出なくなってしまったらしいです。

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やっと出た!スマートカード【海外労働許可証】

スマートカード【海外労働許可証】は海外で働くミャンマー人が所有するIDカードになります。

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以前は技能実習生などのワーカーのみでしたが、1年程前から対象が拡大。エンジニアやIT技術者など技術ビザで日本に働きにいく場合も取得が必要と労働省から指示がありました。
とはいえ、これはあまり知られていない事実で、ITエンジニアを日本に送っている業者もいますが正式に取得しているのは少ないとも聞いています。

ミャンマー政府労働省に申請、ミャンマー政府外務省経由、在日ミャンマー大使館。そこから書類が戻り、労働省から海外労働許可が出ます。

弊社ではミャンマー国内への日系企業に人材を紹介していますが、毎月紹介成立した名前と企業、給料リストを労働省に届けることが義務付けられています。
海外についても同様の動きがでるのは当然の流れで、新政権になればさらにこれが強化されることが予想されており、弊社もスマートカードは取得してから送りだすようにしています。
尚、ミャンマー国内に法人がある企業からその日本法人に働きにいく場合については必要なさそうです。

ということで、スマートカードを申請しているのですが、通常は4週間ぐらいで許可が出ていました。が、今回はちょうど選挙前に引っかかり、東京のミャンマー大使館が選挙対応で止まり、その後、在日ミャンマー大使と経済担当が交代。これにより書類はさらに大混乱。
日本政府からの在留資格証明書は5年間ビザが発給済み。にも関わらず出国できない状況が1か月以上続きました。
日本からは怒られるし、ITエンジニアで日本からビザも出ているので、スマートカード無しで出国させてもいいか?と労働省に聞いたら、出たらライセンスはく奪と脅され・・・。
で、様々なルートを使い、ネーピード泊まり込みも数度行い、何とか本日発給できました!

在留資格証明書より取得に時間かかるスマートカード。エンジニア出すのも大変なミャンマー・・・。
様々なところで選挙後の影響が出ていて大変ですが、とにかくいい方向になること願ってます(祈)。

 

 

 

世界寄付指数ランキング 1位ミャンマーはすごいなーと。

うちのある社員が誕生日ということで、50名分のビリヤーニを同じ事務所内の社員にご馳走しました。彼女は30歳。生まれてから毎年欠かさず行っているそうで、月給の半分を使って今回もご馳走しました。
ミャンマー相変わらず、すごい国です。

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015年11月15日、英国のチャリティーエイド財団は、全世界145カ国を対象に、寄付やボランティアがどのくらい行われているかを調査した結果を発表。ランキングトップはミャンマー。 英国のNGO支援団体チェリティーエイド財団は、調査機関に依頼し、全世界140カ国で寄付行為やボランティア活動についての調査を行いました。。調査項目は以下の3点。

1:1カ月以内に誰か見知らぬ人にお金を寄付したか。
2:チャリティーなどに募金したか。
3:ボランティアとして時間を提供したか。

世界寄付指数ランキング 1位ミャンマー、マレーシア10位、タイ19位で日本は102位という結果でした。

1位 ミャンマー
2位 アメリカ合衆国
3位 ニュージーランド
:
19位 タイ
:
102位 日本

今月末にも、片道6時間かけて、社員全員でボランティア活動に出かけます!

 

 

 

2016年J-SATグループカレンダーができました!

来年度のカレンダーが完成しました!撮影に時間がかかりこの時期になってしまいましたが、何とか間に合いました。
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@1150チャット。日本だといくらか知りませんが、安いですねー。
会社設立17年目にして初めてのカレンダー制作。
やはり社員らのモチベーションはあがります。

12月29日はグループ全社臨時休業し、大型バスをチャーターし朝5時集合、ボランティアに出かけます。
2015年も残すところあと2週間を切りました。
サネイ・ジェイサット・ゲンキー も ラストスパート!
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弊社企画でミャンマー視察ツアー2月7日(日)ー2月11日(祝)

弊社企画でミャンマー視察ツアーやります!今回はマンダレーも行きます!

優秀なミャンマー人材の活用で深刻な人材不足を解消!
教育機関と活用企業の生の現場をその目で確かめよう!!

ミャンマー人材「採用・活用」現地視察ツアー

ツアー催行日 2月7日(日)ー2月11日(祝)

【お問い合わせ・旅行主催】
株式会社キャラバンツアー 担当:岡部
電話:03-5295-1701

【企画】
J-SAT 株式会社ジェイサットコンサルティング
E-mail: info@j-sat.jp

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故ココウ科学技術大臣の遺産、2016年度もミャンマー全国の技術系国立大学9校、文科系国立大学3校でセミナー行います。

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一昨日急逝された、ココウ科学技術大臣。
国費留学中の日本での生活中に知り合い、20年来の付き合い。
いつの間にか出世されましたが、忙しくても、時間を作ってお会いしてくれ、いつも仕事の話はすぐ終わり、ミャンマーの今後の発展を話していました。大臣は、国の発展にはエンジニアの育成、教育が大切。教育には時間がかかるから、あと10年待ってほしい。今改革をしているところなので。と、ミャンマーにとって良いことを提案したら、大臣主導でどんどんやらせてもらえました。

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その中での一つが来年度も行うミャンマーの主要技術系大学で行うセミナー。全国9つの国立大学の最高学年全員を対象とし、働くとは。人生設計とは。就職とは。ということを学生のうちから考えてもらうセミナーです。
大臣は大阪大学に留学されていたこともあり、日本の就職課や就職活動についてもご存じで現在は大学に就職課を設置。それだけでなく、将来に向けた布石をいくつもやられていました。

最後にお会いしたのは、選挙前。選挙後はどうなるかわからないので、早めに来年度のセミナーも打ち合わせしましょう。ということでお会いしたのが最後となりました。

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一昨日の昼過ぎ、ネーピードからの訃報を聞き信じられませんでした。
今日火葬場に行き、見送りに来た人々をみて、そして柩に入った大臣の姿をみたとき何とも言えない感情が込み上げてきました。

局長、次官、副大臣時代は仕事が忙しく事務所で4時まで仕事、朝7時起きて仕事、というのが続いていたと話されていました。当時は日本に行きたいけど、留学時代から10数年以上、仕事が忙しくて行けないですねーと話していたのですが、最近は日本の援助が始まり日本に行く機会ができてきて、喜んでおられたとこでした。

彼はいませんが、彼が作りだしたプロジェクトの種は確実に進み始めています。
その一つがこのセミナー。
生きている我々がその種に水をあげ発芽させ、花を咲かせないといけない。

とはいえ、いつどうなるかわからない我が身。
それを考えたら今の我が社は私が死んだらどうなるかなーと、火葬場へ行く車の中で考えました。

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弊社幹部に、私が死んだらどうする?と聞いたら、答えはこれでした。

私がJ-SATで働く理由は優先順位で3つ。と

1.会社・社長の経営方針
2.助け合える仲間たちと働ける仕事楽しさ
3.仕事のやりがい

経営方針、理念は大切だなーと。
会社、働くことに対する考え方、理念が一緒な仲間と働くことの大切さ。
理念は死んでも引き継いで生き続ける。

明日死ぬかわからない人生で、今を大切に、今できること、今やるべきことがあることは、それだけで幸せなこと。そして、それに感謝しないと。

今日、柩に入った大臣を見たときに生まれたモヤモヤ感、しばらく抜けそうにありません。。。

生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。

日本向けエンジニアクラス 卒業式と入学式

日本向けエンジニアクラス 卒業式と入学式

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日本向けエンジニアクラスの生徒らが11月30日全員修了式を迎えました。
大卒者は全員日本企業内定、高卒2名がまだ面接中というところです。
朝から晩まで日本語漬け。本当に大変だったと思いますが、その分日本語も急速に上達。内定を勝ち取りました。
クラスの結束も強く、みな一生の思い出と仲間になったことと思います。
教師陣も感謝され、やりがいがあり、本当によい仕事だなーと、実感します。

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その翌日は、新しい技術大卒業で入学面接を合格した新入生。
あ・い・う・え・お の勉強からスタート。
全員が卒業するまでに内定取れますように・・・

教師陣は日本人教師4名、ミャンマー人教師7名 ヤンゴン有数の日本語学校に成長してきました。
全員で日本就職サポートしていければと思います。

NHKワールド・ラジオ日本 ビルマ語放送に出させて頂きました!

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NHKワールド・ラジオ日本 ビルマ語放送に出させて頂きました。完全ビルマ語ですので、吹き替えられていますので私の声はほとんどありませんが・・・・。

放送はこちらから・・・1か月間視聴できます。

http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/my/radio/listener/201511200600/

ミャンマーの人から評価されるのはうれしいです。

2015年もあと1か月。2016年に向けて最後の準備です。