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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

12国立大学での特別セミナーを終えて感じたこと。

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全国12国立大学での特別セミナーを終えました。
延べ人数4000名の卒業を控えた学生を中心に、大学によっていは教授らも聴講頂きました。
内容は私からは「卒業後の考え方」「成功、自分の想いを実現するには」みたいなことを話しました。弊社スタッフからは、「企業が求める新卒像」「学生時代にすべきこと」などなど。そして、弊社から日本にある企業に就職した先輩からのビデオレター「日本で働いたから気付いた後輩に伝えたいこと」。
株式会社オムニサイエンス社さま、不二建設株式会社さまのご協力で実現できました。
ご協力ありがとうございました。
多くの企業は大学でのセミナーというと、会社紹介ばかりを行いますが弊社では会社案内は10分程度。残り80分は自己啓発的なセミナーで、ほとんどの学生はこういった内容は初めてということもあり、とても評価は高く、次回も是非。とお声を頂きました。次回は7月に訪問大学も増やし行う予定です。

昨年も行った流れで行ったのですが、当初は昨年同様な反応。
しかし最初はどうもしっくりしませんでした。当初は教育の問題もあり学生がついて来れないと思いこんでいました。昨年もその流れで終わってしまったところがありました。しかし、途中から話し方を試行錯誤で変え始めて反応がすごくよくなりました。
そこで初めて気づきました。
学生のレベルが低いのではなく、日本人に向けるのと同じように話たらダメ。ミャンマーの学生には同じ内容でもミャンマーの学生に伝わるような順序立てや例えなどを駆使して伝えたら、十分伝わる。逆に、日本人の学生より全然レベル高いのでは。とも思える回答をする学生も結構おられました。

ミャンマーの学生の学術レベルは低い。と言われる日本人駐在員の人も少なくありません。でもその原因がわかりました。レベルが低い訳ではなく、その伝え方に問題があったのかもしれないと感じました。
JICAの支援で学校の教育プログラムを暗記教育から考える教育に切り替えていくというニュースがありました。
インフラなどももちろん重要ですが、国の根幹は「教育」です。すばらしい支援内容で、2030年頃がやっぱり楽しみです(笑)