J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

今年の締めくくりは恒例の寄付旅行

毎月の社員自らの給料から集まった寄付金額は4585000チャット(約33万円)と企業様から頂いた寄付金を寄贈するため、サクラタワー事務所に4時半集合。大型バス3台で片道4時間の乳児から10年生までを預かる孤児院へ行きました。

GENKYで働く視覚障碍者スタッフも自ら稼いだ給料から寄付するため代表者3名も参加。
予定出発時間15分前に全員集合し早めのスタートはさすがです!

この孤児院は寄付のみで運営されており、0~15歳までの孤児約600名が生活しています。毎月3-5名増え続けているそうで、そのペースは増加傾向にあるようです。

施設を管理する僧侶に原因を聞いたところ、経済的格差ではなく、内戦と性教育の欠如とのこと。中絶はしたくない若い女性が出産後病院から逃げ出すとことが増えているようで、13歳で出産した後、子供をこの施設に預け村に戻った女性もいたそうです。

孤児を減らすためにはとの質問には、「経済力向上・親のモラル向上・教育の向上」と3つのあげていました。貧困だけの問題ではなく、とにかく教育の質が原因と強調されていたのが印象的でした。

寄付を終え、ヤンゴン市内に戻り、GENKY従業員も加わり、カラオケ大納会!

大会前には2018年MVP社員とEmployee of the Year社員の発表。
今年のMVPは受付のリーダーとして大活躍したWai Wai Monさんでした。

その後は、社員らによるカラオケ大会。

ほんと、みんなカラオケ好きですね~。

これで2018年の行事はすべて終了。9連休という長期年末休暇になります。
休日出勤が多いJ-SATですので、少し長めに設定しています。

この年末休暇を利用し80%以上の社員が海外含む旅行に出かけることは、本当にうれしい限りです。J-SATで働くことにより、自ら成長し、一部を寄付し、そして旅行を楽しみプライベートも充実。その仕事に感謝してくれる企業の方々と候補者たち。

今年の大納会前、社員全員の前に次の話をしました。
「今日訪ねた孤児院には両親から捨てられた生後22日の乳呑児がいました。あの子は何も悪いことしていない。世の中は生まれたときから不平等。J-SATで働くことができた私も含め、社員全員はこの事実を認識しないといけない。今日はJ-SATで働いたお金で、その子のサポートができた。世の中で生きていくにはそれぞれ役割分担があって、J-SATの役割は皆理解している通り。そのことを軸に2019年も頑張っていきましょう!」

来年もよい寄付旅行ができるよう、社員一丸となってがんばります!