2019年09月10日
週末、土日にJ-SAT主催でセミナーを行いました。
まずは、土曜日。
日本の大手企業から中小企業まで、金融機関やメーカーなどを中心に研修されている株式会社人財アジア 岡村進社長 をミャンマーにお招きし、J-SATジョイント研修を開催。
有料セミナーにも関わらず130名を超える参加者が集まりました。
参加者のほとんどが日本企業で働いており、半数以上が部下を持つ管理者で、日本語も不自由なく話ミャンマー人幹部など、日本人直属と思われる会社幹部が多く参加していました。
研修会の内容は、日頃業務上で悩んでいる具体的な内容が多く、現場を容易に想像できる参加者にとって、これまでヤンゴンによくある理論などを教えるセミナーとは異なり、具体的で実践的な問答が飛び交う研修内容に、参加者は一様に感謝し満足しておおられ、アンケート結果からは次回開催も求める声が大半でした。
岡村社長は日本でもトップ層に研修を行うプロ中のプロで、このレベルの方がミャンマーにお越し頂けるだけでありがたく、「財務諸表」や「株式と会社の関係」に強い関心を示すなど、ミャンマー人の底力を再認識した研修会でもありました。
日曜日は、
J-SAT主催日本語教師講座「効果的な会話活動をめざして」を開催。首都大学東京の岡村先生にお越し頂き、約100名の日本語教師の方々にお集まり頂きました。
参加者はインターネットなどを使った授業などに強い関心を持っていました。
ミャンマーでも来年から5Gが導入されそうで、今後はネットを有効活用した授業を作っていく必要を強く感じた授業でした。
J-SATでは日系企業から頻繁にアンケートを取っていますが、その結果から中間管理職不足は大きな課題の一つになっていることが伺えます。また、日本語学校や日本への送り出し機関が急増するヤンゴンでは、日本語を教える日本語教師不足とその質が大きな問題になっています。
J-SATではミャンマー全体の視点から、日本企業がミャンマーにて円滑に活動できるよう、引き続き、様々な解決策を提案していきたいと思います。