2010年12月03日
12月11日(土) ストランドホテル 18:00~
新しく日本からの便り~伝統楽器と歌の現在(いま)~
日本の伝統と現代の感性とを調和させた音楽を奏でる個性派ミュージシャンは4名に音楽を奏でる個性派ミュージシャンは4名によるコンサート。
http://www.jpf.go.jp/j/culture/new/1011/11-07.html
今回のミュージシャンの一人、石塚まみさんのアルバム『ビルマからの便り』からも演奏されるかも。ビルマに派兵され戦死された絵手紙にそして長い年月を経て完成したのがCD『ビルマからの便り』です。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/maming/burma.html
この石塚まみさんのミャンマーへの旅を中心に制作されたドキュメンター。2005年に放送され、多くの反響を呼び、数々の賞を受賞しました。「郵便兵と絵手紙 ~ 孫娘が語り継ぐ祖父の戦争 ~」
http://www.ctv.co.jp/chu/lady/2005/0421/
今回のコンサート、楽しみです。
2010年07月09日
7月1日よりヤンゴン市内のCity Mart各店舗で日本のあられプロモーションを行っています。これまで各店舗では中国製菓子商品と同じ棚で売られていることもあり、中国製品との明確な差別化ができず、しかしながら料金は約2倍ということで、POPがない店舗では少々苦戦していました。
そこで今回は、セールスガールを雇用し各店舗に配属させ商品を説明してもらい賞味してもらおうと考えました。せっかくなので、セールスガールは孤児や経済的理由から僧院で育った女性達を中心に雇用。彼女達はヤンゴンさえほとんどわからない状態で、もちろんエアコンが効いているCity Martなど入った経験はなし。仕事の経験はなし。
面接したときに、これはヤバイ。と思案した結果、見た目で「日本製」とさえわかるようにしておけばと思い、見た目で日本とわかる「浴衣」を着てもらうことにしました。
早速ネットで購入。日本の浴衣販売店から直接EMSにて国際発送してくれ、何と発注して5日でヤンゴン到着。
ちなみに、サッカー日本代表ユニフォームにしようかとも思ったのですが、浴衣の方がよちいうことで却下。(ショートパンツなど穿くのは全く抵抗ないそうです。ミャンマーも変わりました!)
で、蓋を開けてみたら、案の定セールスガールは突っ立ているだけ。一人は初日泣いてしまい、店舗から心配の電話がかかってきたりする始末。
でも売れています!皆本物の浴衣はあまり見たことがないようで、しかし見れば日本と一目瞭然。日本料理店では一部浴衣を来ている店がありますが一般の人はなかなか行きませんので、まずは浴衣戦法が当たりました。
予想を超えた売り上げにボーナスもかなり彼女達に入るのですが、ほとんどは今回限りで辞めたいとのこと。皆裕福な家庭でもなく仕事探すのは大変なのに・・・しかも破格の高収入バイト。
ミャンマーの方々の長所でもあり短所でもある、「お金では動かない」「仕事はほどほどに」がここでも登場。
ミャンマーで商売するのは相変わらず難しい・・・。
2010年06月16日
つい先日発表された高校卒業試験兼大学入試試験に合格した、ヤンゴン郊外の寺子屋育ちの3名です。
この度日本のあられのプロモーション販売用に彼女達を含め数名にアルバイトとして頑張ってもらうことになりました。
簡単にプロフィールをご紹介します。
右の彼女はモン州出身の20歳。7人兄弟の3番目。家が貧しく4年前から下の弟と二人ヤンゴンの僧院に預けられ、今回3度目の挑戦で大学に合格しました。
真ん中の彼女はシャン州の国境地帯出身20歳。両親が病死し、唯一の兄弟の弟は行方不明。10年間からヤンゴン郊外の寺小屋に来て生活しはじめ、今年3度目の正直で大学試験に合格しました。彼女の夢は看護師になって出身の村に帰ること。ご両親の病死は出身の村近くには病院がなかったのが原因だったそうです。彼女は今も病院も医者もいなくて困っている村のために頑張りたいのだそうです。
左の彼女はインレー湖の近く出身。家が貧しく7年前からヤンゴンの僧院へ預けられました。今年見事一発合格!将来はヤンゴンで働き村に残る両親を支えていきたいそうです。
彼女達は6月末からブラゾンやシティーマートなど店内で店頭販売を行う予定。
ヤンゴン市内はほとんど来た事がなく初めての面接で不安そうでしたが、ここから彼女達は大きく飛躍していきます!!!
2010年05月17日
ミャンマー視覚障害者医療マッサージトレーニングセンター(Myanmar Medical Massage Training Center for the Visual Impaired)の開校式がヤンゴンにて行われました。
このセンターは医療NPO法人のジャパンハートが視覚障害医療マッサージ指導者育成を目的としたミャンマー初となる新しい教育機関になります。
開校式にはミャンマー政府社会福祉省そして日本大使館からもご参列を頂き、またミャンマー国営放送局をはじめ、MyanmarTimes誌等国内のマスコミ各社の記者も取材に訪れ、国内でも注目されています。
ミャンマー政府社会福祉省および日本政府の支援により実現したこのセンター。このセンターでは盲学校の医療マッサージ指導者を育成するとともに、各関係機関との連携を緊密にし、視覚障害者の職業的、経済的社会自立を推進すべくミャンマーにおける医療マッサージ教育の中心的役割を果たして行くことになります。
カテゴリ:GENKYクリニック,ジャパンハート,文化,生活
2008年02月01日
2008年2月17日(日) NHKスペシャル 21:00-21:49 NHK総合
「謎の海洋民族モーケン(仮)」
一年の大半を海上で過ごし、イルカさながらに海に潜り、獲物を捕らえて暮らす不思議な人々がいる。
ミャンマー南部沖、インド洋・メルギー諸島海域を漂泊する海洋民族「モーケン」だ。
数ある海洋民族のなかで唯一、現在も海上生活を続ける少数民族である。その暮らしは船団、いわば海上の「村」で行なわれる。彼らは、全長10メートルほどの小船に家族で住み、銛で魚を突き、素潜りで貝やナマコを取って糧を得る。潜るのは昼だけではない。月夜、無数の夜光虫が眩く光る海を、水深20メートルの海底まで小さなライトだけを頼りに素潜り漁をするのだ。
さらに近年の科学調査によって、このモーケンは驚異的な動体視力を持つことも明らかになっている。この動体視力で獲物の動きを瞬時に認識し、確実にとらえることができる。
番組では、新開発の水中高感度カメラを駆使して幻想的な夜の素潜り漁を追いながら、理想郷のように残された、海洋民族「モーケン」の暮らしを描く。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080217.html
2006年10月14日
日本人シンガーソングライター「Marie」さんのライブに行ってきました。
東京で知り合ったミャンマー人をきっかけに、ミャンマーでコンサートを行ったのが3年前。好評に終わりミャンマー側からも強い要望があり、毎年ミャンマーでコンサートを行い今回が3年連続になり、外国人アーティストによる3年連続のライブは、ミャンマーでは初めてだそうです。
曲、作詞、編曲を手がけ、ピアノを中心にサックス、フルート、ギター、ドラム等をプレイ。レコーディングでは全ての演奏、プログラミング及びエンジニアリング、ミキシングも自身で行っておられ、歌ものからインストゥルメンタルまで、セルフ・プロデュースされているそうです。
公式サイト 公式サイト http://www.marie-style.jp
カテゴリ:文化
2006年02月09日
仕事でThet Mon Myintさんにお会いする機会がありました。
第一印象は大きいなあ。でした。体格は私より大きかったような・・・。
声の質が悪い、訛りが、、と言われる彼女ですが、普段は女性らしい声であまり訛っていなかったような感じです。ただ、お母さんはかなり訛っていましたが。。。
93年に福岡国際子供会議に参加した経験があり、最後は「さようなら」と日本語で答えてくれました。
カテゴリ:文化
2006年02月02日
ミャンマーの映画を撮影している技術スタッフと1日一緒に仕事する機会がありました。技術からみるミャンマー人俳優に聞いてみました。
まず男優は数年特に変化なし。出演料ではDweが突出しているようですが、まあ数年前から同じ構造のようです。
女優ですが、やはり一番評価はTun Endra Bo。別の監督に何度か聞いたことがありますが、皆彼女の評価が高いです。彼女は撮影中は携帯電話は切り仕事に集中し、また時間に遅れてこないとのこと。(有名女優になればなるほど、この辺はいいけげんだそうです)もちろん演技も抜群らしいです。彼女とは私も以前一度仕事でご一緒したことがありますが、マネージャーである彼女の旦那も含め、非常に好印象を持っています。
新しい女優候補ですが、こちらもあまり出てきていないようです。
最近人気のThet Mon Myintについて聞いてみましたが、彼女は訛りと声の質が悪いからカラオケビデオ、がんばってビデオ出演止まりかなあ。とは彼らの評価でした。
(写真はREVITAlの広告より Lwin Moe とTun Endra Bo)
カテゴリ:文化