2008年05月22日
国際機関、ミャンマー大手企業による救援活動とは別に、もともと現地で活躍していたNGO団体もできる範囲での援助活動を行っています。
いくつかの報告があがっていますが、その温度差を感じずにはいられます。
あるところでは、「飢餓の状態」と訴え、報道では「明日からどう生きていけばよいか?」と泣いている映像。一方で、「今すぐ危険という悲壮感は見られず、雨の中沿道に立ち、子供達はお腹を空かしながらも遊んでいる」という報告。
私が知る限り後者の方が被災地奥地へかなり入り込んで活動しています。
私の勝手な想像ではありますが、これは普段の生活・活動スタイルから、ミャンマーの貧困層の基準の違いにあるのではと感じています。後者のNGOは普段から水、電気のない場所で生活し活動をしているので、ミャンマーの貧困層の現状を普段からよく捉えているのではないでしょうか。
少なくとも、援助のお金が現地外国人スタッフの給料や、住居費、事務所費に使われていないことを祈る限りです。
カテゴリ:生活