J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

ミャンマーに不満を言うなら早く離れましょう。

ヤンゴンには100名ほどの日本の若者がいると聞きます。
日本人同士集まって、ミャンマーやミャンマー人スタッフに対して、不平、不満を言って、グチをいって、「そうそう」ってうなずいてお酒を飲んでいるという話を聞いたことがあります。
旅行や短期滞在ではわからない部分も多く見えてきて、仕事がうまくいかなくなると、自分のことは棚に上げて、こういった外的要因が原因でうまくいかないと言い始める、一つのパターンがあります。まあ、こういった日本人の多くは2年もしたらミャンマーを離れるのですが・・・。
ミャンマーの人にとってはいい迷惑だろうですね。誰も頼んでミャンマーに来てもらった訳ではないのですから。会社の指示でミャンマーに来て働いている方は別として、自分の意思でこのミャンマーに来て、ミャンマーの文句を言うのは理不尽ですね。ミャンマーの方もそんな方は求めてもいませんので、早くミャンマーを離れた方がいいかと。
と、ふと久しぶりに夕食を自宅で食べられる余裕ができて、そんなこと考えた日曜日です。

ミャンマーでの会社登記完了のスピードが確実にUPしています!

弊社では業務としてミャンマーでの会社登記業務も行っており、今も数社ご手配をさせて頂いております。先日は緊急依頼があり、3週間で仮登記を出してほしいとの厳しい条件でのご依頼がありましたが、日本企業の方にも書類を急いでもらい1週間弱で書類をそろえ、申請書類がすべて揃って2週間ちょっとで仮登記が発給させました。
受けた以上はやりきるぞと、皆必至で担当スタッフは何日か会社泊まりましたので、今後は1か月ちょっとの時間は絶対に頂こうと思った次第ですが、発給最短記録を更新しました。今回は100%外資系の駐在員事務所 という形でしたので、もちろん業種、業態によって費やされる時間は変わりますが、通常サービス業の100%外資系ですとそれぐらいで上がってくるものと予想されます
尚、本登記は、申請後2か月後ぐらいには出てきます。
投資委員会ヤンゴン事務所ができたおかげでヤンゴンにて申請できるようになりましたし、便利になってきました。

CBバンクのクレジットカード決済

CB銀行の営業がクレジットカード決済申請の営業に事務所にやってきました。
相変わらず、話しているスタッフは1名だけですが大人数。
米国制裁後、ミャンマーではクレジットカードの使用が原則禁止されていましたが、制裁解除に伴い、2013年8月現在、ミャンマー国内のホテルやレストラン、旅行会社などを中心に約350社のミャンマー現地法人との契約を完了。現在はVISA、MASTER、Union Payの3つのクレジットカード決済が可能で年内にも国内にてミャンマー人向けクレジットカードを発給させる予定とか。

端末機械はUSD250。ドルの場合は使用手数料は4.35%、チャットの場合は3.95%。カード会社は儲かりますよね~。
端末も電話回線でOK。ということで回線チェック。何気にこの人Iphone5 です~。

これまで現金決済が主流であったものがクレジットカードでの購入、分割払いでの購入が可能になり、国内の消費構造は2014年以降激変しそうです。分割払いが原則可能になり、これからミャンマーの人々も消費マインドに洗脳されていくのですね。。

エアサプライ ライブ イン ミャンマー2013

HTOOグループが主スポンサーになり、ミャンマーの歌手に多くがカバーされているAirSupplyのコンサートがヤンゴンMyanmar Convention Center でのコンサートに行ってきました。売上金はチン州やカチン州に住む学校に通うのが困難な子供らの奨学金に充てられるそうです。チケット代は50000チャット, 30000チャット、20000チャット。当日までに完売。
ミャンマーでは、Jason Mraz 、Michael Learns to Rock に続く、3組目の海外アーティストのコンサート。

完売とはいえ、当たり前ですがダフ屋が出てチケットを販売。
会場周辺には屋台もたくさん出て、ジュースから寿司まで売られています。ビールがないかと聞いたら、もちろん売ってます。闇ということで下から出してみましたが、その様子を一応警察も見てるも、見てみないふり。まーいっか。と。

会場入る前には一応セキュリティーチェック。瓶や缶、ペットボトルは持ち込めず、ビニール袋に移し替えさせられます。
そして会場入り口には記念撮影のスペース。

コンサートは予想に反し、ほぼ定刻のスタート。最初はロックバンドIron Crossによる国家斉唱。全員立ち上がります。で、前座のLay Phyu, Ah Nge, Y Wine, Myo Gyiのステージ。そしてAir Supply の約90分のステージ。

相変わらず写真撮りまくりの会場。Ipadで堂々と動画を長時間撮影している人もいます。二人が会場に降りてくるパフォーマンスがあるも、みな写真を撮りまくり。いいですねー

二人のうちの一人(名前がわかりません。。。)が、一人になりMC。父親が第二次大戦でビルマ線に参加。200人いた部隊のうち199人が戦死。一人生き残ったのが父親だというMC。そして、そのことを歌にしたのをはじめて披露するということでした。
何かこのMCとこの歌を聴くためにこの会場に来たのかなって、勝手に思いました。
相変わらずミャンマーは戦争が絡みます。。。

ステージは本当にすばらしいもので、これからもどんどん、世界の様々な歌手やバンドがヤンゴンに訪れてもらいたいものです。

ベネッセコーポレーションが全国のミャンマーの小学校に教具を寄付。

日本の最大手の通信教育企業である「株式会社ベネッセコーポレーション」と、ミャンマーに多くの系列会社を有し、今回のコラショ教具の開発生産パートナーであるEARTH GROUPの、「EARTHINDUSTRIAL(M)CO.,LTD.」の学びへの思惑が合致。

加えて、グローバルに商物流開拓を積極的に推進し躍進し続ける「株式会社住友倉庫」様の支援を得て、”途上国教育支援への民間連携”活動で、ミャンマーにある全国の僧院校に対して日本の小学生向け教具15万米ドル相当分を寄付しました。

 

地球儀(世界を観る)や、目覚し時計(時計の見方)、顕微鏡(微細の世界)など、ミャンマーの小学校には不足している教具が多く、現地から感謝され、有名な高僧が来られセレモニーが行われました。

企業進出サポートし、さらに地元に還元できる、ミャンマーで行う理想的な仕事です。
だからミャンマーを離れられません!

日本へITエンジニアを派遣している会社、どないやねん。

先日、日本で働きたいというミャンマー人ITエンジニアが弊社を訪れました。
日本企業から日本語が話せるITエンジニアの派遣依頼がありましたので面接。
4名来たミャンマー人のうち、一人はすでに日本への渡航が決まっているミャンマー人。残りの3名も日本へ行きたいとのこと。いずれも日本語が話せるシステムエンジニア。
しかし、この3名今も企業に勤務中。日本語もITの技術もその会社に教えてもらったのに、それは人としてどうですか?と。
まともな会社であれば、そんな形での転職は断ると思いますよ。と。自分がやったことは跳ね返ってくるのは当然。日本行きが決まっている彼女も、倫理を無視しても採用したい日本企業で働くのですから、日本で苦労することは目に見えています。
しかし、彼女らを一概に責める訳にもいきません。
彼女らに囁く会社も悪いです。倫理無視で自らの利益のみ追及し、結局労働者はポイ捨て。捨てたらまた人が育てた人材を横取りして自分で金儲け。
日本へ働きに行くミャンマー人。以前は逃亡する人も多く問題になりましたが、多くの原因は常識外れのピンハネしていたブローカーのような日本人ら。損したのは実際働いていたミャンマー人。
現在は、他社で育成した人材を横取りして売りつけるという、単純労働ではなくIT技術者派遣という名のブローカー。自社で育てたとか、すでに退職していた人らならまだいいのですが。
人材派遣・紹介を生業としていくものとして、人から後ろ指さされないビジネスをしないといけない、と、あらためて彼女らの話を聞いて思いました。
他社で育てた人材を横取りして商いしているような企業と一緒にされてはたまりません。

サネイ・ジェイサットの送歓迎会

海外で生活したいから。就職に有利だから。という安易な気持ちでインターンに来る学生も少ないないそうです。約3か月、サネイ、ジェイサットにインターンに来た高橋さん。

最初はここまで仕事をやらされるとは思わないでサネイ・ジェイサットにインターンに来られたと思います。しかし、どうせやるなら日本の学生代表としてミャンマー人スタッフに日本の学生のすごさを認めさせるぐらいやらないと意味がないと伝え、奮闘してくれました。
大手コンサル会社の視察に随行して日本の経営者らと同じ空間を過ごしたり、日本企業に就職したい人を面接。ミャンマー人IT技術者に日本語教えたり、ホームページ更新を一手に引き受けたりと、いろんな経験をしました。経験というより仕事ですね。最初にお互いの立場を利用し合おうと言い合いました。まさにその状況に突入していきました。

3か月経過して最終日前日の送歓迎会。サネイ・ジェイサットのミャンマー人スタッフは涙ウルウルの子も出たり、皆がお金を出し合って、記念のお土産をプレゼント。みなが認めた一つの形でした。
弊社ではもともとインターンを取る予定はなかったのですが、偶然の出会いでうちにやってきて、たぶん最も適していたのではと思える会社にインターンに潜り込む「運」の強さ、
そして、その彼のおかげで様々改革が進み業務が助かった弊社の「運」の強さ。
「運」がいいお互いが出会い、一つの成果と結果がみられた送歓迎会でした。
高橋さん、お疲れさまでした~。

といっても、まだホームページは改革途中で、日本に戻ってもすべてやり切ります。と。
さすがサネイ・ジェイサットにいた高橋さん!!!サネイ流、学んでます!!!

NHKラジオの「ちきゅうラジオ」に出演しました。

これで3回目かなー、ちきゅうラジオ。
今回は、「世界のイチメン」というコーナー。(http://www.nhk.or.jp/gr/ichimen/
5分ぐらい、ミャンマーの新聞の一面の話題を話すコーナーで、弊社提携先でもある7DAYS NEWSから、ロンスエという雨乞儀式について話しました。これって、日本の綱引きなんです。番組企画したことはありますが、なかなか採用されず・・・ラジオだったら採用されました。(笑)
これまでは固定電話で答えていましたが、今回は携帯電話から。
無事音声も切れず話せました。
そういえば、以前民放ラジオに出たとき、想定外の「ミャンマーの政治は?」的な無茶ブリされましたが、さすがNHKさん、それができないように、またこちらも変なことが話せないようになっております。
時間的な制約があってロンスエのことは詳しくお伝えできなかったですが、調べたらたぶん色々面白いんだろーなーーーと。
番組はこちらで聞くことができます。
http://www.nhk.or.jp/gr/streaming/