J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

スタッフパーティー2014 今回もいろいろありました!

半年遅れでようやく開催できたJ-SAT・サネイ・GENKYのスタッフパーティー2014
前回は2013年2月に開催したので1年半ぶり。
J-SAT・サネイ・GENKYで50名だったのが今年は81名。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

現在は家賃高騰もあって、事務所が3カ所、店が2ヶ所 計5ヶ所に分かれており、それぞれお互い顔も行っている事業の詳細もわからないということで、各事業部から現在の事業内容や今後の抱負などをそれぞれ発表してもらいました。
(パーティー1時間前ギリギリに司会担当の Ma MAI HNIN AYE MONの発案により実現!)

1

2

3

そして、サネイ・J-SATを引っ張る Ma EI KAY THWE KHINE のスピーチ。

4

これはよかったですねー。
これからの想い、現状。そしてそこで思い出しましたが、1年半前のスタッフパーティーでワインを飲み、母親に怒られたAPRIL。癌が進行し20歳の若さ急死。交通事故で急死したロンロンさん。いずれも弊社を退職してからの他界ですが、ミャンマーでの命の軽さをあらためて感じました。
そんな彼女らも会場にいて一緒に楽しんでいるようでした。(日本的ですが・・・)

5

3ヶ月インターンで頑張ってくれた不動田さん。J-SAT人材紹介の部分や日本語教育でがんばってもらいました。ありがとうございました、そしてお疲れ様でした。

6

食事が始まったら、各テーブル入り混じって、写真撮影大会やらお決まりのカラオケ大会!
盛り上がって、「30万チャット争奪じゃんけん大会!」をやる予定が、タイミングを失いできませんでした。

7

8

9

もう一人のインターンの松永くんはというと・・・視覚障害者同士の夫婦が歌っているのに感動して号泣。いじられキャラなのか、ミャンマー人スタッフに飲まされていました!毎日感動の連続らしく、いいインターン生活を過ごしていると思います。

10

11

最後は、恒例のGENKY軍団の歌。踊って終わりました。


12

勤続18年のマベピィ。今年が初めての参加でしたが、50数年の人生で一番楽しかったと感動していました。他にも数名から同様に、生まれて一番楽しい時間でしたと言ってもらえました。

本当に本当に楽しいひとときでした。
皆が楽しんでいるのをみて、幸せな気持ちでいっぱいでした。
ミャンマーでの事業はいろいろ問題はありますし、だまされることもありますが、それでもこの瞬間を思い出したら、すべて乗り越えて行けそうです。

来年は大型バス3台借り切って、ヤンゴン以外の地でスタッフパーティできるよう、がんばりましょう!

第4回ジョブフェアで見えてきたもの

2014年8月22-24日まで3日間、ヤンゴン市内タマドウホールで第4回ジョブフェアが開催されました。

jsat1

ジョブフェアとはいわゆる就職フェア。就職したい若者らが訪れて各企業に登録を行います。J-SATのブースは出展社すべての中でも最も込み合っているといっていいほどのにぎわい、3日間で1002名の登録が集まりました。途中、10数名が同時に登録、登録待ちの状態も発生しました。


jsat2

 

弊社も第1回から出店していますが、今回は明らかに最初の頃とは異なっていました。

まず、第1回の時は大学卒業するも仕事の経験がなく、卒業後何もしていないか、語学学校やコンピュータ専門学校などに通っている人がほとんどでした。
今回は仕事経験者が多く、転職希望者がかなりの比率を埋めていました。

また驚いたのは既存の企業での給料。多くが3年目以内で20~30万チャット。(2~3万円)50万チャット(5万円)を超える人材も結構いました。
ほとんどは外資系ではなく内資系、いわゆるミャンマー企業です。

弊社への登録者はほとんどが大卒ですが、これまでは希望給料も80000~100000チャット(8千円~1万円)ぐらいでしたが、それが150000(1万5千円)スタートぐらいになっています。転職組は20万チャット以上がほとんど。
あっという間に賃金が上がっています。

そういえば最近、ミャンマー全国で農業調査をされている日本の大学教授から、最近農業は儲からないし生活が厳しいので、廃業する農家が増えていて、若者は都市部へ仕事を求め流出していると聞きました。

ここ2年ほどで、ようやく就職口ができ始めたのは喜ばしいことではありますが・・・
世の中の流れではありますが、ここミャンマーもついにその時がやってきました。

jsat3

非常に興味深いデータが登録者情報に含まれていますので、現在名古屋商科大学からインターンに来られている松永さんに、この情報をまとめて頂いています。
現在のミャンマー人求職者の実態がわかる貴重なデーターいなるかと思います。
ご希望者は弊社までお問い合わせください!

jsat4

追伸:
ジェブフェア中、J-SATを通して就職が決まったミャンマーの方から寿司など数名から差し入れがありました。皆いい仕事をしています!

アニメーションの制作は今後東南アジアにシフトする(鈴木敏夫プロデューサー)

出勤前にテレビつけてたら、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(65)が7日、NHK総合『あさイチ』(毎週月~金曜 前8:15)に生出演

gibri

製作部門をいったん解体する方針を表明した後でいろんな報道が出てましたが、そこで今後のアニメーション界について言及。

「アニメーションの制作は今後東南アジアにシフトする。タイやマレーシア、一部はベトナムですでに制作されているが、今後はそれが加速する。人件費の問題ではなく、アニメ制作をしようとする意欲ある人が東南アジアの人々の方が多い。日本人でアニメ制作をやりたい人は東南アジアに出かけて制作するという時代も・・・」

どの業界もコストではなく、労働意欲や質を求めて外国人人材を活用という時代に突入していきそうです。

ゲーム開発やゲームグラフィック制作関連の会社が狙っているミャンマーで、ジブリアニメの一部を作る時代が来るのもそんなには遠い話ではないですね・・・。

 

ミャンマー人材事情レポート

ミャンマー人材事情レポート

ミャンマー人材事情レポートとして、弊社人材担当の桂川氏がみずほ銀行会員サイトにて3回に渡ってレポートしています。

J-SAT桂川氏のミャンマー人材事情レポート 1
「日本からは見えないミャンマー人材事情」
http://www.mzhais.com/index.php?Mod=MainMenu&Cmd=DataList&Action=Detail&Lid=26&Did=13863

J-SAT桂川氏のミャンマー人材事情レポート 2
「ミャンマー人材採用戦略におけるポイント」
http://www.mzhais.com/index.php?Mod=MainMenu&Cmd=DataList&Action=Detail&Lid=26&Did=14051

J-SAT桂川氏のミャンマー人材事情レポート 3
「具体事例から読み解くミャンマー人材の採用・定着のポイント」
http://www.mzhais.com/index.php?Mod=MainMenu&Cmd=DataList&Action=Detail&Lid=26&Did=14345

(発行:みずほ銀行 直接支援部)