2016年06月06日
6月1日 マンダレーコンピュータ大学と技術大学マンダレー校でJ-SATが受託した日本語授業がスタートしました。マンダレーコンピュータ大学は在校生の半分が大学院生で残りの学生もコンピュータ大学希望の成績優秀者のみが入学できる難関大学です。当日は生憎の雨の中、朝9時からということで心配されましたが、希望者50名全員出席し、「あ、い、う、え、お」からの授業がスタートしました。
技術大学マンダレー校は、勉強したい第2外国語について昨年学内の学生に向けにアンケートを実施。「圧倒的に日本語を学びたいという結果でした(シンソー学長)」とのことで、今回J-SATが日本語学校を受託することになりました。同校では今回の日本語クラスに定員50名のところ200名近い学生が応募。授業初日には学長自らが挨拶するなど、大学としての期待が強く感じられました。
いずれの大学も新学期が始まる今年12月以降はもう一クラス増設する予定。日本語コースは卒業2年前から日本語授業を開始し、卒業時には日本語検定試験レベルN3を目指します。ミャンマーの新卒は卒業後、語学学校や会計などの専門学校に行くか、そこから就職活動を行うことが一般的です。これまで日本語が話せるITエンジニアらを日系企業が採用しようとした場合、採用後自社教育していたのが一般的でした。
今回受講している学生らは、卒業時にはすでに日本語N3レベルが身についていることから、卒業前に就職活動を開始。J-SATとしては求職企業を積極的に生徒らに紹介し、日本やタイ同様、卒業と同時に就職するシステムを作っていければと思います。
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