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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

学校法人エール学園、タンリン工科大学・工科大学マンダレーとの締結の意味

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大阪にて40年続く老舗専門学校のエール学園とタンリン工科大学・工科大学マンダレー、そして弊社J-SATの4者で、大阪商工会議所が派遣する「ミャンマー視察団」にあわせ、尾崎会頭(大阪ガス会長)立会いの下、提携調印式を行いました。

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エール学園は就職準備コースを設置されています。このコースは、日本語だけでなくビジネスマナーも教え就職率100%で専門課程は200社以上のインターンシップ先を確保するなど画期的な取り組みをされています。

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工科大学マンダレーでは弊社がミャンマー教育省とMOUを締結し、今年6月から日本語クラスをスタートさせており、12月には新しいクラスもスタートします。卒業までの在学中2年間でN3レベル習得を目座しています。タンリン工科大学でも同様のスキームを来月からスタートさせます。さらに、工科大学マンダレーでは来週12月1日に機械CADクラスをスタートさせます。

ミャンマーの方々は日本語に興味があるから勉強してるのではなく、就職したいから勉強しているのだと思っています。機械CADについても同様です。

今回の締結により
日本語勉強→技術習得(CAD)→就職
という一連の流れが完成することになります。

7年前に始めた視覚障害者マッサージ店のゲンキーは、まず就職の部分を作り収入を見せました。それから技術移転。まずは、モデルを作り結果を見せ。そうすれば皆やる気を出す。これが7年で50店舗まで増えた理由と思っています。日本語も同じ。

ただ単に日本語を教えるだけでもダメ。やはり最後までのスキームが必要と感じています。今回の締結はその第一歩と思っています。

我々は今年、日本に法人を作りました。これは日本にて営業するためではなく、ミャンマーから日本で働くミャンマーの人々のサポートデスクであり、初めてミャンマーの人を受け入れる企業様へのサポートデスクです。送りっぱなしではなく、日本就職後もきちんとサポートし、双方にとってよりよいシステム作りができればと考えています。

その第一歩となる今回の締結。ご準備頂いた、大阪商工会議所の方々、エール学園の方々、その他多く方々に感謝いたします。

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ここまでミャンマーに来て20年。これらを行うための準備期間と感じています。ここからが本番スタートです!引き続き、ご指導宜しくお願い致します。