2018年10月07日
ミャンマー社会福祉省とJ-SATとの共催 「第2回介護セミナー」をバゴーで開催しました。
パテインで行った第一回よりは参加者は少なかったものの、バゴー管区の社会福祉省ディレクターら担当役人に加え、労働省やバゴー管区選出、教育・労働・高齢者対策などの担当する国会議員の方にもご参加頂きました。
正式に日本での介護実習生派遣が始まったことをうけ、セミナーでの質疑応答では労働省の担当官から日本への介護送り出しまでの費用や訓練、受け入れ態勢など具体的な質問が飛び交いました。
ただ単に送り出すのではなく、今後ミャンマーでもも高齢化の波がやって来るが、そのための準備期間はまだあり、海外で研修を行うのは有効な対策ということが、理解して頂けました。また、シンガポールや台湾などからも引き合いはあるが、日本のことはミャンマー国民はよく知っており、安心できる国だ。との労働省役人の方からコメント頂きました。
デモンストレーションが最も盛り上がり、とてもわかりやすく、参加者からは、介護のことについて、よくわかった。きちんとした技術が必要で、日本式は素晴らしい と感想を話されていて、目的であった日本で介護実習を行う意味が伝わったようです。
世界中で介護人材争奪戦がはじまろうとしていますが、まずは、ミャンマー政府関係者に【介護研修=日本】というイメージをつけてもらう活動を今後も続けていきたいと思います。
追記:当日のセミナーは朝日新聞、NNA誌でも後日紹介されました。
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