J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

2020年10月17日 ETV特集「調査ドキュメント~外国人技能実習制度を追う~」

外国人技能実習生の実態について放送された、NHK-ETV特集を、最近は人材セミナーで紹介させてもらっています。

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コロナ禍で影響を受けた技能実習生を軸に、受け入れ企業や監理組合の実態だけでなく、送り出し機関や、海外での過剰な接待など、多くの視点で紹介されている秀作です。

まさに、こういったドキュメンタリーを作りたかった!という内容です。立場上コーディネートできませんが…。

番組を見て、その内容に全く違和感はなく、実際、私が10年前に中国の送り出し機関を視察した時に経験したことばかり。その現実をみて高度人材からはじめようと、10年前に決めました。

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弊社でも、ある日本の監理組合から、パガンに行きたいとリクエストがあったので、弊社グループ会社の旅行会社で見積出したところ、お金取るの?との質問。

無料での手配をお断りしたら、別の送り出し機関は手配してくれるので、そこと取引することにすると言われ、どうぞー。とお断りしたこともありました。

その旅行費用を負担させられるのが実習生かと思うと、心痛く感じたものでした。

番組はベトナムが舞台でしたがミャンマーもほぼ同じことが問題になっています。

ただ番組では、監理組合と受け入れ企業が悪、となっていましたが、そこだけ改善すれば解決するとは思えません。受け入れ企業、監理組合がきちんと責任もって受け入れることは大前提。

問題の根源は、来日前に外国人が考える日本での生活や仕事と現実が異なっている。聞いてきたこと、想像と現実が違うこと。そして日本へ行くまでの不透明さにあると思っています。

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その情報差異が小さければ小さいほど、日本での生活が上手くいっているのではとも感じます。

情報差異をいかに小さくできるか。送り出し機関が取り組みべき課題と感じ、21年度もこの点をミャンマーから発信していければと思います。

NHKオンデマンドで視聴できますので、ご覧になってない方はぜひ視聴してみてください!

第二創業元年!J-SATアカデミー2021年度新クラスがスタート!

第二創業元年!J-SATアカデミー2021年度新クラスがスタート!

J-SATアカデミー2021年度新クラスのオリエンテーションを行いました。

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ZOOMを使ったオンラインでのオリエンテーションでしたが、初日から地方からアクセス生徒も多かったですが、無事スタートすることができました。

ほとんどが日本語学習経験がほとんどないメンバーで、あえて構成して、あ・い・う・え・お からのスタート。

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1月生は募集開始初日に500名以上が問い合わせ。J-SATアカデミーは技能実習生も基本的に大学卒業生に限っていますが、この応募者数。

コロナ禍で国内就職が厳しい現状は、現場から生の話を聞くと、深刻さを実感します。

ミャンマー国内日系企業、日本国内日系企業。コロナ禍で益々J-SATの役割は重要度を増しています。

2021年はJ-SATは第二創業元年と位置付け、エンジン全開で突き進みます!

 

遺言書を書いてみました。

20年7月から【遺書自筆証書遺言書保管制度】がはじまり、法務局で遺書を預かってもらえることになりました。

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そこで、はじめて「遺言書」を書いてみました。

遺言書とともに、家内や子供らに、一人一人に向け、遺書も書きました。

書き出すと色々シンプルに想いがまとまり、人生100年として、折り返しの50歳を超えた自分の残り人生、何をすべきかが、かなりクリアになりました。

【死】という、現実に向き合うことで、【死】を意識して生活できるようになります。

プロジェクトを行う時、実行日から逆算してスケジューリングしていくのと同じ感覚のような。。。

おススメですので、まだ書かれてない方は是非!

法務局では文章チェックがあり、私の場合、1時間程で受理されました。

あっ、ちなみに 年末年始の断食も成功し(10日経過後もリバウンドなし!)、体重は学生時代に近づくほど健康体になっていますのでご安心ください!

本日仕事初め。本年も宜しくお願い致します。

新年あけましておめでとうございます。

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本日が仕事初め。
まずは各事業部毎に年初の目標発表。
私からは、J-SATの目指す方向がイメージしやすいよう理想図を披露しました。

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コロナ禍でヤンゴンでの年越しになりましたが、いい機会だと久しぶりに3日間のプチ断食を行い、静かな年越しとなりました。
コロナ禍でよかったこと、残念だったことを書き出してみました。

【良かったこと】
・立ち止まり社内全体、残りの人生の過ごし方が俯瞰でき修正できた。
・会社の業務改革ができた。
・会社の10年後、20年後が鮮明になり、その準備に着手できた。
・日本で会社経営することが垣間見れた。
・家族と半年一緒に生活できた。
・この特別な環境下だからこそ見えた”社員のすごさ”を感じることができた
などなど、まだまだありそうです。

【残念だったこと】
・コロナ禍におけるゲンキースタッフらの仕事が確保できなかった。
・予定していた売り上げに到達できなかった。
・毎月の誕生日会やスタッフパーティー、寄付旅行などができなかった。
・日本企業で働きたいミャンマーの若者らの期待にすぐに応えられなかった。
などなど、数はこちらの方が少なそうですが、一つ一つ重いです。
残念なところは、21年に倍返し!

困ったとき一緒にいてくれる人は本当の仲間。
その縁を大切にしないといけないと思います。

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ミャンマーのコロナ感染は9月から急拡大しましたが、先月から落ち着いてきました。アビガンがFDA認証されミャンマー国内で生産がはじまりました。ワクチンは早ければ2月から接種が開始されます。

今年は1~3月まで、J-SAT主催・共催イベントやプロジェクトが目白押し。
特に3月に大きなバーチャルイベントがありますので、コロナ禍でミャンマーに来れない方は是非ご期待ください!

それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。