2017年10月03日
今年から毎月最初の営業日に全社員向け月例セミナーを行っています。
先月は「死から考える生き方」、その前は「プロフェッショナル」「自分に合う仕事とは」、その前は「人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされる」などなど。
今月のテーマは「私がなぜミャンマーに来た~現在に至る20年」
先日、日本政府から3週間弊社に研修に来られた方がおられ、私からだけでなく、弊社スタッフからも弊社の振り返りをお話する機会が何度かありました。
国内人材紹介事業を立ち上げた時、登録者が3か月間一人も来なかった話や、日本のアラレをチェンマイから輸入し、営業チームを作り、浴衣を着てシティマートやオレンジでプロモーション活動をしていた話に盛り上がりました。
そういえば、こういった話は今弊社で働いているスタッフにも知ってもらいたいと思い、ちょうど今月から新卒6名が入社するタイミングでしたので、古い写真とともに振り返りました。
私がトレーダースホテルで営業マンとして出稼ぎしながら社員の給料支払っていた話や400名の縫製工場を運営していた話、サイクロン被災やデモの時代の話。冬の時代から突如仕事がやってきて、今の幹部3人が事務所に泊まり込み、交代で仮眠を取りながらメールを返信し、最後には手配不能というメールを返したこと。などなど、通常1時間のセミナーですが、いつの間にか2時間経過していました。
そんな中、視覚障害者のマッサージ店ゲンキー、国内人材紹介業、あられ販売などを責任者として育てた現GMのミミチョーさんが、当時の苦労やそこから今までに至る経緯をミャンマー語で語りました。その内容は興味深く、皆もほとんど知らなかった内容だったと思います。実は、最も感動したのは当の本人で、話しながら、最後、涙していました。一つ一つ地道に階段を登ってきた彼女の話は重みがありました。
振り返ると大きく動いたのは2012年。あらゆるものがこの年にスタートしています。そして今の原型が見えたのは2015年。今の新政権と同じです。
我が社はもうすぐ設立20年になりますが、実は2年目のまだまだ若い会社と同じで、やるべきことが山盛りなのは当たり前。
初心を忘れず、一歩一歩着実に前進していければと思います。
カテゴリ:会社関係