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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

月初セミナー「新コロとは、野良犬との付き合い方を見本に!」

毎月第一営業日に行っている、全社員定例セミナー。

今月は新コロの影響で、ZOOMによるオンラインで実施。

テーマは「ファクトフルネスからコロナを正しく恐れる」

ミャンマーは新コロ感染者が出るのが他国より遅く、3月末までは、ミャンマー人は免疫力が違う!という人もいましたが、実際感染者がはじまると、危機管理能力の高さを発揮し、一機に自粛モードになりました。

自粛のメリハリはいいのですが、実態がわかりはじめた今、これからは新コロと共存して生活していくのが現実的になっています。

先日、医師及び医学生らが一般のミャンマー人に対し、コロナ知識度について調査を行った結果が保健省から発表されました。

〇87%はコロナ知識が少しだけ。
〇13%のみ、正しい情報は保健省からだけと理解している。
〇22%のみ、保健省から出している指示通り行っている。
〇45%が大勢の人たちが集まっているところを避けるべきと理解している。
〇67%が咳やくしゃみから感染と回答し、30%のみ近距離で感染する可能性があると理解。
〇47%が咳やくしゃみのとき、口を庇う。
〇11%のみ、濃厚接触により感染すると理解している。
〇63%が感染症対策の隔離政策に反対。
〇99%は国民の協力が必要と理解している。

最後は、さすがミャンマーというところですが。。。

そこで、正しく恐れることが大切と思い、その恐れ方を皆と共有しました。

5月1日午前7時(当地時間)現在,ミャンマー国内における感染者数は計151名で,うち回復者28名(うち退院者17名),死亡者6名。

ミャンマーにおける2019年1月1日から7月27日までの約7か月間で、デング熱感染者数は10,747人、死者数は48人。(感染者はもっと多いはず!)

狂犬病:年間70万人が犬にかまれ、1000~1200人が毎年死んでいる。

ちなみに世界では、
2018年、ヘビに噛まれて死ぬ人は世界で13万人、障害残る人は40万人。
2017年、マラリアは、87か国で感染者2億1,900万人、死者435,000人

ミャンマーでは、新コロよりも、野良犬の方が危ない!?かも。。。

野良犬とはソーシャルディスタンスが大切。そんな中、うまく共存しています。

私も昨年末に発症した「デング熱」。蚊は「デングウィルス」だけでなく「マラリアウィルス」も運んでいますが、うまく共存しています。

必要以上に恐れない。新コロは見えない野良犬と思って、うまく付き合うことが大切。

新コロを恐れず、新コロの波をとらえ、新コロで加速しましょう!