J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

ミャンマーにて『道をひらく』(PHP研究所)販売決定!

毎月10日に配信している【J-SAT通信】でもご紹介しましたが、J-SATが出版代理店となりPHP研究所が出版する『道をひらく』『松下幸之助物語』が年内にもミャンマーにて販売されることになりました。

ミャンマー国内で唯一、出版ライセンスを所有する外資系企業として、これまで日本語学習者向けの教材『みんなの日本語』『日本語総まとめ』などの販売を手掛けてきましたが、いよいよ一般書にもその分野が広がってきました。

私が1998年にミャンマーで起業した際、1996年からヤンゴンで暮らす中で、情報不足が諸外国との経済発展の違いと感じて、一番最初に行った事業が出版事業でした。当時は検閲が厳しく、一般紙の出版も1か月以上検閲に時間がかかる時代で、また外国人名義での出版は許可されませんでしたので、1年半で限界を感じ撤退しました。

あれから20年、インターネットが普及するも、今もミャンマーに必要なものは良質な情報、と感じています。現在、ミャンマー進出済み日系企業や日本での就労を希望するミャンマー人が急増する一方、いざ就労を始めると、日系企業で働く考え方や仕事に対する向き合い方に苦戦している声が人材から多く聞かれます。

彼らと接する企業からも、相対的に考え方がまだまだ未熟であると感じている声も少なくありません。『道をひらく』は、松下幸之助氏が歩んだ人生体験から、人生を歩む上でいかに「素直に生きること」が大事であるかことが綴られており、人生、仕事、考え方の基本を提示してあげられる貴重なバイブルになると確信しています。私自身も、2000年代の経済的に厳しい時代、この本の冒頭にある「道」の部分から何度も勇気をもらいました。

J-SATでは、ミャンマーの若者が自らの道を切り開き、将来のミャンマーの発展に繋がることを期待して、両書もミャンマー人にとって手に取りやすい形で普及できるように販売していきます!