J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

【琉球銀行と共催】沖縄県内事業者向け外国人材活用セミナー in 那覇

2019年に琉球銀行川上頭取らがミャンマーを訪問していた際、ジェイサットアカデミーを視察されたことをきっかけに、琉球銀行は同年12月に県内ホテル事業者の人材不足解消に向けた取り組みとして、ジェイサットや人材派遣センターオキナワらと連携を発表。沖縄でのホテル勤務を希望するミャンマー人の発掘・育成から県内企業への紹介まで一貫した体制を組みブローカーを排除する仕組みを構築しました。

多くのメディアで取り上げられ注目を浴びたプロジェクトでしたが、翌年にコロナの影響で長らくプロジェクトは休止となりました。2023年に入り観光需要回復に伴い再び人手不足が深刻化。今回再始動することになりました。

技能実習制度を廃止し、新制度へ移行するための有識者会議が行われていますが、伝え聞こえてくるのは「転職の緩和」。

都市圏や大企業に有利で地方企業での定着が難しいと言われている特定技能制度と同じ状況になることは想像に難くなく、沖縄など地方では、今からその対策が求められます。日本国内にいる転職志向の強い人材を採用するのではなく、海外から直接継続的に連れてくるルートも作る、さらに定着してもらうためには、育成前から沖縄の特徴をメリット・デメリットともに正確に伝え、単に日本に来たい人を排除し、納得してもらうことが大切になります。

ジェイサットでは、専用クラスを設置し、来日前に基本的な日本語のほか、敬語や専門用語、マナー、沖縄の文化・風習なども教える専門クラスを作る予定にしています。

「ビルマ 絶望の戦場」書籍化!

昨年NHKで放送され大反響を呼んだ「ビルマ絶望の戦場」
こちらが書籍化されました。
NHKスペシャルに入らなかったものがBS1スペシャルで、そしてBS1スペシャルでも入らなかったものが今回の書籍版に入っています。

さらに今回は取材実現の経緯も記載頂いていて、弊社のことも少し触れて頂いています。
ぜひ一度ご購読くださいませ!

日本語教材新刊発売再開!

2021年の政変以降、対ドルのチャット安が続いています。

先日、新紙幣20,000チャット札が発行されると発表されたことをうけ、一日で20%も下落、今日現在で1ヵ月前より30%下落しています。ちなみに政変前と比べると約300%の下落!!!

紙やインクは輸入に頼っているミャンマー国内での印刷業界への影響受けていて、見積を取るたびに料金は変わり、そもそも「印刷お断り」も長く続きました。

そんな状況で遅れに遅れていた日本語教材印刷ですが、昨今の日本語教育ニーズの高さもあって、何とか新刊発売に辿り着きました。

印刷費が高騰する中、日本語学習者急増もコピー本の勢いが増していますが、なるべく低価格で発売し、コピー本撲滅するための日本語教材発売事業。

「日本語を覚える最初が偽物のコピー本であって欲しくない!」との想いから行っている事業になります。

特に「ポイント&プラクティス」は日本でも新しい出版物で、コピー本はまだ当地では発売していないかと思いますので、コピー本が普及する前にオリジナル書籍が広がるよう頑張ります!

J-SATは日本の携帯電話SIM販売サービスを開始します!!!

沖縄を代表する企業であるレキオス社の多大なるご支援のおかげで、この新事業がスタートしました。

J-SAT通信の記事にもある通り、2021年に東京で行われた「社会貢献者表彰」の式典でレキオスの宜保社長と同じテーブルであったことがきっかけでした。
来日する外国人材には欠かせないインフラであるデータ通信は、クレジットカードを持たないミャンマー人には契約のハードルが高く、いつも頭を悩ませていました。
レキオス社のご厚意で社名を入れた[J-SAT SIM]という名前もつけれましたが、多くの来日するミャンマーの方々に使って頂きたく社内で公募し≪J-SIM≫とさせて頂きました。
日本で生活するには何かと電話番号を記載することも多く、電話付データ通信でドコモ回線、しかも特別に値段も抑えて頂けましたので、多くのミャンマーの方にご利用して頂けるよう営業していきたいと思います。
ジェイサット協同組合のサイトができました!!!

ジェイサット協同組合のサイトができました!!!

今年3月に【特定監理事業認定】を受け、監理団体として技能実習生を受け入れ、企業などで技能実習を実施できるようになりました。

これを受けてジェイサット協同組合のホームページを作りました!!!

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https://jsatcorp.co.jp

 

インスタグラムでも随時更新していく予定です。

↓  ↓  ↓  ↓   ↓  ↓   ↓

https://www.instagram.com/jsatacademy/

今のミャンマーに日本は何ができるのか?

7月2日に全世界で実施された日本語能力試験(JLPT)。
ここミャンマーでも、ヤンゴンとマンダレーで実施され、試験会場付近が大渋滞になるほど受験者は多く、後日発表された応募者数は10万人を超えていました。

コロナ前の2019年12月の各国応募者数は下記の通り。
中国 158474人
ベトナム 48,669人
ミャンマー 38,558人
インドネシア 19,570人
フィリピン 13,744人
ネパール 3,847人
モンゴル 2,891人
カンボジア 1,856人

ベトナム人が最も技能実習生として来日していた時の2倍の数字が今回のミャンマーの受験者数ということになります。
ベトナムの人口はミャンマーの人口の約2倍ということを考えると、対ベトナム比、約4倍の割合で日本語勉強している人がいる計算となります。

ただ、ここまで日本熱が高まっているにも関わらず、来日ミャンマー人は比例して増えていません。日本国内を出張し聞いていると、その大きな原因が2つあることに気づきました。

1.ミャンマー国内が内戦状態であり、ミャンマー人が来日するのは難しい。
2.ミャンマー人を受け入れると軍事支援になる。

1.については、クーデター以降、パスポート新規発給が約2週間止まりましたが、それ以外は大きな支障はなく、日本の水際対策によって来日できない期間はありましたが
それ以外は問題ありませんでした。

2.についてですが、ミャンマーの人々が被害を受けていることは事実ですが、では
日本は何ができるのか?が、まだまだ具体的に示せていないように感じています。
そんな中の答えの一つが、このJETROの記事になるかと思っています。

【日本語能力試験応募者が10万人超え、日本での就労に高い関心】
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/07/1d05cf88c57ee741.html

「国軍の権力掌握以降、ミャンマーでは多くの高校や大学の教員が辞職したこともあり、高等教育を受けられない若者が急増している。雇用状況も悪化し、職場で技術を習得する機会も減っている。このままでは教育・訓練を受けなかった若者世代が誕生してしまう。このような苦境に立つミャンマーの若者を日本に留学・研修・就労などさまざまなかたちで受け入れ、人材育成を図ることは将来のミャンマーの発展にとって重要だ。もちろん、人不足の日本にとってもありがたい。国軍は関与しない分野で、日本企業・学校としても受け入れやすいのではないか」

工藤氏の言葉、ぜひ多くの日本の経営者に届いて欲しいと願っています。

令和5年度も複数の公的機関の業務を受託させて頂いてます。

令和5年度も複数の公的機関の業務を受託させて頂いています。

ぜひご活用ださいませ!!!

●JETRO 中小企業海外展開現地支援 ヤンゴン・プラットフォーム


https://www.jetro.go.jp/jetro/overseas/mm_yangon/platform.html
「ジェトロ・ヤンゴン事務所では、当地の官民協力機関等と連携した支援プラットフォームを整備・構築し   、ミャンマーにおける中小企業のビジネス展開をサポートします。
プラットフォーム・コーディネーターを配置し、各種情報提供、個別相談への対応を一層強化するとともに、現地の官民協力機関とのネットワークを活用し、ビジネスパートナーの紹介・取次ぎなど、現地日系企業の皆様からご要望の高かった各種サービスを一元的に提供します。」

●中小企業基盤整備機構 中小企業アドバイザー(経営支援)


https://www.smrj.go.jp/index.html
中小機構が行うハンズオン支援(専門家継続派遣事業、戦略的CIO育成支援事業)、事業再構築ハンズオン支援、生産工程スマート化診断、経営相談事業等における専門家として、中小企業及び小規模事業者の抱える様々な経営課題又は新事業展開等に関する助言及びこれに関連する業務

●大阪産業局 ビジネスサポートデスク


https://www.obda.or.jp/jigyo/ibo/overseas.html
大阪産業局では、タイ・ベトナム・インドネシア・インド・ミャンマーに「ビジネスサポートデスク」を設置し、市場調査・取引先候補企業のリストアップ・現地出張支援・オンライン商談支援等のサービスを低価格で提供しています。また、「現地出張支援」や「オンライン商談支援」では、現地企業とのアポイント調整から通訳等の手配まで、ワンストップでサポートします。

●福岡ビジネスサポートデスク


https://www.f-abc.org/
福岡県内中小企業が積極的に海外展開できるよう、情報提供から現地サポートに至るまでワンストップで支援を行う、福岡県が設置した機関です。海外ビジネスに関する全般的な情報提供や相談対応に加え、海外ビジネスの経験豊富な日本国内外の登録アドバイザーによる現地法規制・商習慣に関する情報提供、現地パートナーの調査、商談設定など、きめ細かく支援を行います。

新年明けましておめでとうございます!

10日間の正月休暇を経て4月18日から新年度がスタート!
今年は久しぶりにヤンゴンに滞在。
停電も多いので、ホテルでゆっくり読書の正月休暇。
ある社長に教えて頂いた「あきない世傳 金と銀」全13巻を購入。

前半体調崩したこともあり、まだ途中ですが、
「天秤の先に信用と誠実がある商い」
「商いは、お金に命を吹き込むことができる」
等々、正月に相応しい金言の数々と、
真似をされても堂々とした対応と対策。

いい正月を過ごさせて頂きました。

J-SATとしての今年度の目標は「希望を見せる」
商いで得た利益を生かす新たな事業、楽しみです!
本年もご支援ご指導の程どうぞよろしくお願い致します。

オンラインセミナーに登壇させて頂きました!

3月13日には鹿児島県庁主催の外国人オンラインセミナー、3月15日には大阪産業局主催のWEBセミナー「クーデター下での会社経営」についてご説明させて頂きました。

鹿児島県庁主催のオンラインセミナーは、久しぶりのライブ配信。
編集できないので(苦笑)ちょっとビビりながらのオンラインセミナー。
鹿児島県下で働くミャンマー人がここ1年急増しているそうで、ポストベトナム人材として、インドネシア、フィリピンとともにミャンマーもお声掛けして頂きました。

セミナーはNHKにも取材され、ミャンマー人材のことを説明して頂きました!

大阪産業局主催WEBセミナーでは講演2として、株式会社キャピタルナレッジ 代表取締役社長 新谷 和敬 氏が「クーデター下での会社経営」について解説。2013年9月にミャンマーに進出し、現在120名体制のミャンマー現地法人を経営、コロナ~クーデター後も含め、具体的でわかりやすい解説でした。

270名を超える参加者の内、新規進出を検討する企業は30社以上、セミナー後も500回近く動画が再生され、厳しい状況下でもミャンマーへの注目の高さが伺え、今後に繋がるありがたいセミナーとなりました。

次は半年後のセミナー。何か話すネタあるかなぁ・・・

 

 

ミャンマーに来た経緯とは…

ミャンマーに来たきっかけは、最も聞かれる質問されるかもしれません。
ヤンゴンのフリーペーパーで5年程前に3回に分けて掲載して頂いて、その記事を「ヤンゴンナウ」にリンク先をしていたのですが、その「ヤンゴンナウ」が変更になってしまい、行方不明になっていました。

ということで、ここにあらためて記載しておきます。

第一回

第二回

第三回