2009年04月13日
昨日の大雨からかパダウが咲きました。
今日からGENKYで働く視覚障害者の人たち9名は村へ帰ります。
昨日の最終日も大盛況で45分の1セッションを一人平均10名前後こなし、水祭り用のお金を稼いで1年を締めくくりました。
彼らは水祭り明けに配る予定のGENKYのチラシを村に持って帰りたいと言っています。9名のうち7名は全盲で読めませんが、村人に見せたいと。村では目が見えないということで生まれてから今まで色々あったようです。収入も今なら村人よりも多いし村人にチラシを見せて自慢するんだ。と。
モールミャイン近くから来ている2名は、GENKYスタッフの一人を水祭りに招待しました。彼は健常者で極貧の家庭で大学に通いながら働いていますが、お金は今月稼いだから心配するな!と全盲の施術スタッフに言われ今日からバスで一緒に向かいます。
子供を抱えた全盲夫婦もいつも子供の将来のお金を考えたら不安で仕方なかったけど、将来が見えてきて安心して水祭りが過ごせると喜んでいます。恋人がいて結婚資金を貯めるという施術スタッフや3ヶ月の子供と全盲の奥さんを村に置いて来ている施術スタッフなど、皆将来に希望が出てきたと言っています。と、健常者スタッフも嬉しそうに報告してくれます。
GENKY施術スタッフの目標月収「ミャンマー平均賃金の10倍」を来月到達するぞ。と誓い、昨晩全員で水を掛け合って終わりました。
水祭り明けの村から帰ってきた彼らと会うのが楽しみです。
カテゴリ:GENKYクリニック