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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

ミャンマーのコロナ対策は民間主導で封じ込め

ミャンマーでのコロナ感染者は全国で現在8名。4月30日まで外国人に対するビザ発給停止が発表されました。自宅隔離者が近所に住んでるという弊社ヤンゴン事務所社員が数名います。

全国で消毒が始まっており、私の住む場所でも、夜中に行われたようです。感染者の行動記録は細かく公表されてます。軍が出動しており、軍の存在感を示すためだとも一部では囁かれてますが、感染者が爆発的に増えたら医療崩壊する日本と違い、すでに医療インフラが充分でないミャンマー、感染者が出たらすぐに崩壊します。

そのため感染者を出さないことを最優先に考えていて、日本などとは対策方法が異なるのだと思います。そのことは国民もわかっていて、Facebookなどでは、『早くロックダウンして欲しい』との書き込みをよく見ます。

タイへ出稼ぎしてた帰国者で、迷惑をかけるので、森で生活するという投稿もありました。もちろん、全員ではありませんが。この国では政府に頼れないので、自ら動かなければ仕方ないという考えが、良くも悪くも根付いてます。

寄付大国であり、災害があったら寄付行列ができる国です。指示されて動くのではなく、自らの判断で動く。コロナ感染対策で最も求められているものだと感じます。早く収束しますように。