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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

アフターコロナのミャンマーは?J-SATは?

在宅勤務の全社員向けへのメッセージの一部を再編集して記載させて頂きます。

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いつ新型コロナウィルス感染症が収束するのか、以前に戻るのかと思っている人は多いと思います。おそらく元には戻らないし、収束しないと思っています。インフルエンザのように蔓延し、季節によって今後も流行すると思います。

では、いつになったら以前のように仕事ができるようになるのか。元に近い形になるのは、ワクチンが完成したときだと思います。一部では9月に完成と言われていますが、一般的に普及するのは1年後かもしれません。

すでに完成しているのは検査薬。これが安価になり普及すれば、検査し陰性の人だけが出勤可能となると思います。今、サクラタワー事務所に入る前に熱を測っているようにコロナ検査をする。もしくは、今の中国のようにスマホでチェックが浸透するかもしれない。もしくはバーコードを全員付着用するかもしれません。いずれにしても、一部元に戻るのは6~7月頃かとも想像しています。

勤務の仕方については、WITH コロナ を意識して行わないといけないと思います。つまり、以前の状態にはワクチンができても戻らない。なるべく人と接しないやり方を作らないといけない。これはマイナスではなくプラスです。効率がよくなります。以前よりも人数を必要としません。自分の仕事がなくなると心配するかもしれませんが、その人は別の業務ができます。

今、在宅勤務(テレワーク)であまり仕事のない人は不安かもしれません。
そういう人には、なぜJ-SATで働くのだろうか、何を目標にするか、サクラタワー事務所に戻ったら何を具体的にしたいか、そういったことを考え計画するいい機会です。この機会に自分の人生をどうしたいか、キャリアをどうやって作るか、しっかり考えて欲しいと思います。そして、そのための勉強をする。本を読む、映画を見る、音楽を聴く。とにかく、色々考えて知識を入れる時間にしましょう。

アフターコロナは、今と違う世界です。大切なのは、今までのお客様がどう変わるか、だと思っています。例えば、多くのレストランが大変なことになっています。売り上げ激減。でもお客様はレストランにはいかず、家で食事をするためスーパーにいったり、宅配での食事に変わっただけ。人が使うお金は少し減ったかもしれないがゼロではありません。移っただけです。レストランだけではなく、すべてこのように考えないといけません。

コロナ危機が促す反グローバル化と国内回帰などとも言われています。
アフターコロナは、反グローバリゼーションではないと思っています。コロナ危機がなくても、いずれ表面化したであろう問題が多いからです。それらが早まっただけだと感じています。

グローバル化がさらに進む業務、逆に内製化、自動化できる業務、それらが明確化されるだけです。

弊社の業務関係でいくと、海外人材がいらないという業界や会社、逆にもっと海外人材欲しいという業界や会社。それが明確に分かれるということ。日本人が採用できず、最低賃金で雇用できればと外国人採用をしていた会社は根本的な見直しが必要になるかもしれません。これも、実はコロナがなくても数年後には表面化していたことです。

ある日本人AI専門家の話を思い出しました。日本はAIの分野で世界に取り残されている。日本のAIは既存のものをいかにAIを使い効率化するかに注力している。一方、中国、欧米は既存のものは無視して、ゼロからAI開発している。例えば、自動車。日本はハイブリット車などの開発に向かう。中国・欧米は電気自動車に向かう。将来どうなるかは一目瞭然。しかしながら既存の会社の関係上、日本はできなかった。

今回のコロナにより、不謹慎ですが、逆に世界から日本は生き残るチャンスを得たのではないかとも感じました。

非常時だからこそ、国家、会社、社員それぞれの違いが見えやすくなっています。コロナによって、自然環境が良くなり、自然は昔の状態を取り戻してきています。インドからヒマラヤが見えたり、イタリアにあるベネチアの運河は綺麗になり、魚が戻ってきたそうです。アフターコロナの見晴らしがよくなりました。

次のステージに向けて、新しい世界に適合していきましょう!