J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

ミャンマー関連番組放送のお知らせ

弊社でミャンマーロケをコーディネートさせて頂いた番組のご案内です。

11月10日(日)NHK総合 深夜0時10分~0時39分(9日夜)
レギュラー番組への道『大写真発掘 ~ロバート秋山竜次~』

https://www.nhk.jp/p/ts/RJ5G2XZ4N3/episode/te/WKN2Y3X5L2/

秋山の依頼で、写真に残る「思い出の“あの人”」の発掘にも挑んだ。秋山が探してほしい“あの人”は、約30年前に自身が撮った写真に写る、ミャンマー人の“ジュニア”という人物。北九州の港近くに生まれた秋山。高校生のとき、ひょんなことからコンテナ船の船長だった“ジュニア”と仲良くなった。
果たして、ジュニアは今どうしているのか?秋山の手元に残る手紙と写真だけを手がかりに、番組スタッフはミャンマーへ向かう。現地の取材は、まさかの展開の連続。秋山も「やべぇ」を連発する。

GENKY KYAW SIN 新店舗【40ST Brunch】

GENKYの視覚障害者マッサージスタッフ3名がオーナーで経営する、GENKY KYAW SIN。40STに支店ができました。

こちらの店舗の責任者は、オーナーの一人であるサンリンアウン氏(SAN LIN AUNG:写真左)。
5名の視覚障害者と事務スタッフ1名(晴眼者)の6名で運営しています。

サンリンアウン(写真左)

新店舗ができて3ヵ月になりますが、以前このエリアにあったGENKYの近くということもあり、昔の客が戻ってきていて経営は順調そうです。

子供はもう3歳になり、親が面倒みているということでヤンゴン単身赴任中ではありますが、3歳ですが父親は全盲ということを理解していて、それをミャンマー語で周囲の人に話たり、父親がサンダルを探している様子をみたら、自ら見つけ出して渡してくれるんだそうです。

サンリンアウン氏はプライベートでは色々あったので、元気づけようと思い行ってきましたが、いつもの元気で明るいサンリンアウンでした!

近くに行かれた方はぜひ訪れてみてください!

GENKY KYAW SIN (40ST Brunch)
No.197, Ground fl,40th st (Middle block) , Kyauktada Township, Yangon
TEL:09-403-639363,09-752-965148
営業時間 09:00-21:00 (年中無休)

料金 60分:9000チャット 90分:13000チャット

もちろん、GENKY Kyaw Sin 8th Street 店 も 営業中です!

GENKY Kyal Sin 頑張ってます!!!

『視覚障害者マッサージ「GENKY」誕生秘話と現在』

5月にオンラインでお話させて頂いた

『視覚障害者マッサージ「GENKY」誕生秘話と現在』

のまとめサイトがアップされました。
丁寧に当日お話させて頂いた内容が記されています。

https://laphetye.jp/townevent-42?fbclid=IwY2xjawFF959leHRuA2FlbQIxMQABHe6qtavFrDRgcAmmweNNRcbe4HN9nw4y0dr3f7zvahHQHxlLfW5KuCxrRA_aem_597AzD-IfrokPLFlUQsHiQ

お話させて頂くということで、当時を久しぶりに振り返りました。

今から思っても、よくお店作ったなあ~
と自分で自分に感心しています(笑)

今のジェイサットもそうですが、もう一度作って欲しい
と言われても、正直作れる自信はありません!(断言)

ゲンキーをご存じない方も多いかもしれませんので、ぜひ一度ご笑覧くださいませ!

ゲンキーの視覚障害者スタッフは今?

コロナ前ゲンキーの2店舗で働いていた視覚障害者のマッサージ師は27名。

2020年3月のコロナ拡大により、マッサージ店の営業が禁止され、政変もあり厳しい状況が続いていました。

ミャンマー国内経済は今でも厳しい状況にあるも、手に職を持つ視覚障害者マッサージ師らは逞しく、現在は、うち7名が自ら独立店舗を経営しています。
ゲンキー直営店の目的は店舗運営ではなく、自立を促すための施設でしたので、この状況下が自立を促す結果となりました。

ゲンキー直営店から機材や家具を支援、今回は販促の力になればと、日本で制作した「うちわ」を皆さんにお配りしました。日本で制作された「うちわ」は、ミャンマーで制作するものに比べ、風量が多いと人気商品なのです。

皆さんはとても喜んでくれ、近々私自身も皆のところを周り、新たな視覚障害者支援プロジェクトを立ち上げる予定でいます。
一般の方々も厳しい生活を強いられる中、視覚障害者スタッフからは、生活支援をして欲しいなど一つも打診なく、逆に仕事を見つけており、逞しく誇らしくもあります。
晴眼者のジェイサット社員らも負けてられません!!!

マッサージ師27名の現状は下記の通りです。

1.自立してマッサージ師 7名
2.自宅でお客受けているマッサージ師 4名
3.ほかの店で働いているマッサージ師 11名
4.マッサージの仕事をせず、ボランティア活動をしているマッサージ師 3名
5.働いていないマッサージ師 2名

GENKY Kyal Sin 頑張ってます!!!

独立してGENKY暖簾分けした
【GENKY Kyal Sin】
が頑張ってます!

2020年3月末、新型コロナウィルス感染症がミャンマーでも広がり、厳しい感染症対策に続き2021年2月1日の政変。営業難しい期間が長かったですが、コロナ感染が収束傾向で今月に入り、約2年ぶりにミャンマー民間航空機着陸禁止も緩和。ワクチン接種していれば、隔離は1日と短縮されました。

生きていく上で生活を回す必要もあり、これまで地元に戻っていた視覚障害者マッサージ師らもヤンゴンに戻り、GENKYから独立したテッウーさん、サンリンアウンさんが新店舗を立ち上げました。

今は8名の視覚障害者だけで経営・運営行っています。
掃除もタオルの洗濯も誰も雇用せず自分らで行い、しばらく経費抑えて経営すると、経営者のThet Oo さんが笑顔で話してくれました。

コロナ感染拡大で営業できない日々も、固定客からは何とか再開できないかという声も多かったこともあり、日に日に来客数は増えているようで、秋頃には支店を出そうかと張り切っています!

ボディマッサージ 1時間 7000チャット(485円)、90分コースは10500チャット(726円)
ヤンゴンお住まいの方、出張でお越しの方、ぜひご利用ください!!!

Genky Kyal Sin Japan Myanmar Massage Center
No. 59, 8th Street, Lanmadaw Township
TEL:09-785759678, 09-457151432
営業時間:09:00-20:00 年中無休


モーティンセンター前の道を入ったところになります。

ゲンキー語学センター(GENKY LEARNING CENTER)

1995年に日本人から視覚障害者マッサージ技術を最初に教えてもらった一人。

2008年からは視覚障害者マッサージ店「GENKY」の中心メンバーとして、そして視覚障害者マッサージ訓練センターのリーダーとして、何でも挑戦する全盲のソーテーさん。(U Saw Htay https://j-sat.jp/nishigaki/2021/06080342433474.html)

コロナになって店舗経営できなくなると、動画でマッサージを教えたり、農園を作ったりと逆境にめげず、挑戦する姿勢と行動力は本当にたくましく、励みになり、勉強になります。

まだまだマッサージの営業許可が出ない中、今度は日本語を勉強開始、そしてそれを皆に伝えたいと、語学センターを作りました!

すでに生徒は70名を越えています!

ということで、弊校 J-SAT Academy のサクラタワー校の授業がオンライン化したことに伴い、机が余っていたので、彼の語学センターに寄付させて頂きました。

ヤンゴンから車で8時間以上の町、Sint Kaing にその学校はあります。
今はまだ行くことができませんが、いつか訪問してみたい場所です。

Genky Learning Center
Japanese and English Speaking

Sayar U Saw Htay
Myo Wun Kone Village tract, Yesu Village, Sint Kaing Township, Mandalay Region

 

 

社会貢献者表彰を頂きました。
2009年から活動するジェイサットの視覚障害者支援が評価され、公益財団法人社会貢献支援財団の「第56回社会貢献者表彰 」受賞者に選ばれ、2021年11月29日に帝国ホテルで行われた式典に参加しました。

授賞された方々の事業から、世界だけでなく日本国内における社会課題の多さに驚くも、解決するため活動されている方々との交流はとても貴重で勉強になりました。

この表彰は、国内外で社会のために尽くしている人の功績を称えるものとのこと。ジェイサッ
トは、ミャンマーでの日本語人材の育成や送り出しに尽力するほか、現地の盲学校の生徒・卒業生らを対象に、日本の技術を取り入れたマッサージ師の育成コースを設立。2009年に開業した視覚障害者が働く日本式健康マッサージ店「ゲンキー(GENKY)」の成功により、視覚障害者の社会的地位向上に貢献し、ミャンマー政府からも高い評価を受けていることが評価されたようです。

2009年以前、ミャンマーでは視覚障害者が働くマッサージ店がほぼゼロだった状態から、2021年現在は全国120店舗以上に増え、その多くの店のオーナーは視覚障害者自身です。マッサージ師育成コースは技術を習得した視覚障害者自身が行い、その費用には「ゲンキーGENKY)」の収益の一部が充てられるなど、寄付金や補助金に頼らない持続可能な仕組みが、短期間で全国に普及させた要因と思っています。

全国に視覚障害者マッサージ店ができ、マッサージ技術を覚えようとする視覚障害者が増えた一方、日本など先進国では医療技術の進歩により視覚障害者は減少傾向にあるのですが、ミャンマーでは事故や病気などによる後天性の視覚障害者が多いのが現状です。国内全体の正確な数字は発表されていないが、例えば、GENKYの視覚障害者マッサージ師64名のうち、半数に近い28名は後天性視覚障害者。ジェイサットでは、視覚障害者マッサージ業界を整備することは大切だが、根本的な視覚障害者を減少させる取り組みが必要と感じており、次のステップとして、盲目になる前に治療ができる体制を整える仕組みを、いかに寄付金や補助金に頼らず構築できるかを考えています。

この受賞の内定通知を受けたのは、奇しくも2021年2月1日のクーデター当日。海外からの技術協力を受けながら視覚障害者自身も参加し、寄付に頼らず自ら資金を生み出し継続する仕組みは、時間はかかったが、振り返れば一番の近道で確実な方法でした。そして何よりこれが実現できたのは、ミャンマーの人々の力があったおかげです。

現在、ミャンマーは困難な時期にあるが、ミャンマーの人々と向き合い、今できることを粛々と実行。ジェイサットでは、今後も人材育成を中心に、ミャンマーの適切な国づくりに寄与していきたいと思います。

塩崎先生とクンジャン先生夫妻にお会いしました。

全盲の塩崎先生とクンジャン先生夫妻にご夫妻が生活されている福岡でお会いしました。

クンジャン先生には、今もGENKYスタッフにオンラインで日本語教えてもらってます。

塩崎先生とミャンマーの視覚障害者らのために、オンラインでマッサージ技術講座などできないか協議しました。

途中、塩崎先生の定年後プータオ移住計画に盛り上がりましたw

いつも明るく前向きなご夫婦です。

GENKY のリーダー Ko Soe Htay

今もまだマッサージ店の営業再開許可が認められず、GENKYのメンバーは全員自宅待機になっています。

GENKYスタッフらへのオンライン日本語及びマッサージ技術教育を2021年1月から開始したのですが、携帯電話でのデータ通信が遮断されたため中断されてしまっていました。

そんな中、GENKYリーダーのKo Soe Htayから、日本語再開の提案をもらいました。

携帯電話でのデータ通信は場所により、まだ復旧していませんので携帯電話のグループ通話サービスを使って、自分が教えるとのこと。GENKYの視覚障害者チームに限らず、日本語を勉強したい視覚障害者ら対象に幅広く集め、30名以上集まっているとのこと。

GENKYの名前を使ってやりたいとのことでしたので、Ko Soe Htay 個人にクンジャン先生から教え、それをベースに Ko Soe Htay が皆に日本語を教えるになりました。

厳しいミャンマーの国内経済事情。

経済の復興だけでなく、精神を正常に保つことも大切な課題となっています。

そんな中でも

「GENKYファーム」(詳細こちら:http://www.yangonow.com/jpn/blog/?p=3165

「オンラインマッサージ講座」

など、次々を提案してくる Ko Soe Htay。

Ko Soe Htay を見習い、前にすすんでいきましょう!

GENKYスタッフらへのオンライン日本語及びマッサージ技術教育開始!

GENKYスタッフらへのオンライン日本語及びマッサージ技術教育開始!

genky

コロナ禍により、昨年3月より営業休止中のゲンキー・視覚障害者マッサージ。

市内のマッサージ店の中には、一部営業を再開させているところもありますが、その中の一部が摘発されたりと、まだまだマッサージ店の正式再開は、見通しが立たない現状です。

ボランティア活動として医師らにマッサージを施術したり、在宅マッサージを再開させているところもありますが、視覚障害者自身が感染した場合、隔離施設で誰が面倒をみるのか?設備が整っていないミャンマーでは、健常者の数倍の感染リスクが生じます。

感染しなくとも、視覚障害者マッサージという市場を2008年から作り、ここまで一定の成果が出た状況ではあるものの、視覚障害者マッサージが政府指示を無視して営業すると、風評被害、地位低下を招き、これまで10年以上作り上げたイメージが崩れ去ることになり、そのイメージ回復に何年かかるかわかりません。

マッサージ師らからは、再開を懇願していますが、ゲンキーとしては、政府の指示に合わせて行動していきたいと思っています。

弊社は幸いにも他事業がありますので、そこから給料等は捻出し、農業を行ったりしてきましたが、まだまだ試行錯誤が続いています。

今回は、新たなプロジェクト、「クンジャン先生によるオンライン日本語教育+マッサージ技術指導」を開始させました。

クンジャン先生は、ミャンマー・プータオ出身で、日本の盲学校への留学経験もあり、日本のマッサージ国家資格を取得されています。

現在は、以前ご紹介した 塩崎先生 https://j-sat.jp/nishigaki/2020/01161530132798.html と結婚され、福岡で生活されています。

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新年のあいさつで塩崎先生とやり取りし、今回のアイデアを先生にご提案したところ、快諾頂き、本日、第一回となりました。

とにかく、できることを、できる範囲でやる。

いろいろ挑戦していきたいと思います。

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