J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

速報!GENKY FARM パイロットプロジェクト始動!

GENKY のパイロットプロジェクトが80%成功した!と連絡来ました。

その名も 「ゲンキーファーム GENKY FARM」

農業しながらマッサージを行います!そしてその先は!!!???

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GENKYの創設メンバーの一人で、96年にはじめて日本式視覚障害者マッサージを学んだ6人の一人 で 強度の弱視で生まれ、30歳頃には完全に視力を失った Ko Soe Htay。

GENKYでもリーダーとして皆を引っ張ってくれ、また様々な改革や提案をしてくれています。彼の発案でスタートしたプロジェクトです。

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コロナが感染拡大し、2020年3月18日には政府からマッサージ店閉鎖指示。2020年10月21日現在、解除される見通しは立っていません。
5月頃から休業中、何か新しいサービスができないか話し合ってきました。

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ただ、視覚障害者に多いようですが、保守的な人が多いことから、なかなかアイデアが出てこず、Ko Soe Htay は、皆は怖がっているので、自分がまず先頭を切る。とマッサージ動画制作や、自著を書き始めるなどからスタートさせました。

ただ、試行錯誤を重ねるも行動制限もあり、なかなか上手くいきませんでした。

そんな中、6月、7月と過ぎ、ミャンマー政府のコロナ封じ込めが成功していたことから、市中感染者は見られず、一部、無許可で再開する店も出てきました。

GENKYスタッフらに対し、顧客から早く再開して欲しいと依頼が相次ぎ、もうすぐ解禁だろうということで、多くが新規事業よりも再開を待つようになってしまいました。

そこに8月末からのミャンマーコロナ感染拡大。ヤンゴンだけでも1日1000名以上の陽性者が出る日が続き、セミロックダウン。再開は半年後かと予想れる中、多くが危機感を持ち、Ko Soe Htay が、農業やりたい!と提案してきました。

GENKYの寮と同じ建物で陽性患者が見つかり14日間隔離。その後、生まれ故郷に戻り、GENKYで稼いだお金で買った土地と家。そこで農業をやりたいので、GENKYの名前を使わせて欲しいと。

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そして、こちらから事業化するための知識とアイデアを伝え、事業計画を作成。事業化可能と判断し出資。今回、第一回目の収穫ができそう!と先ほど連絡がありました。

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これに続く視覚障害者スタッフも出てくれば!

皆に  勇気と元気を与える GENKY FARM !!!

コロナをビジネスチャンスに!

GENKYも進化していきます!

新たな視覚障害者プロジェクト始動直前!

2020年6月13日現在、ミャンマー政府からマッサージ店の自粛解除は出されておらず、今もGENKYメンバーは、自宅待機を余儀なくされています。

レストランはすでに解除され、営業時の感染症対策も具体的な指針が出されています。早くマッサージ店も解除して欲しいところです。

そんな中、GENKYスタッフ幹部らとは先月から、自粛中何ができるかということをZOOMを使い定期的に協議していますが、ようやく一つの方向性が見えてきました。

ポイントは、

1.(晴眼者よりも)視覚障害者が有利なこと。
2.「健康」をキーワード。
3.規制緩和後もGENKYの副収入になれること。

いくつか具体的に動き始めました。しかも日本企業も巻き込んで!

「シンGENKY」にもご期待ください!

本日の全体朝礼より「人生を24時間に例えたら・・・」

本日の朝礼では、ミャンマーでも有名な、志村けん さんの本を社員らと共有。

彼は、人生は24時間で考えていました。
人生72歳=1日=24時間
72歳÷24時間=3歳@1時間

例えば、21歳の場合、
これを時間にすると朝7時。
なるほど、太陽が昇って、朝食食べてるころ。
これからってところですね。
でもまだまだ早い、いや若い!

人生のピークは42歳と言われています。
これを時間にすると14時。
日が一日で最も出てる時間帯。

私は今年50歳。

ちょうど人生の半分がミャンマーで過ごしたことになるメモリアルイヤー!

志村流でいえば、もうすぐ16時半過ぎ。
おやつが終わって、豪華な夕食の準備中。

イメージをテレビ番組で例えると、ダウンタウン東京進出前の 「4時ですよーだ」 かな。

でも、その後の
「素敵、圭・修5」
みたいなことになるので気を付けないと!
(関西の人ならわかって頂けるかと・・・)

自分が今 何時なのか このあと計算してみると勉強になります。

俯瞰でみるのは大切だと実感します。

健常者は視覚に頼り2次元で捉えがちですが、視覚障害者の方は、3次元で周りをとらえていて、つねに俯瞰している世界らしい。

次回朝礼はここからかな・・・

「目の見えない人は世界をどう見ているのか?」

Genky 50Street店、12Street 店とも一時閉鎖します。

Genky 50Street店、12Street店とも政府指示により本日から閉店となります。再開は未定ですが、4月いっぱいは閉鎖するようにとの指示が出ています。

決まり次第ご連絡させて頂きます。

コロナ感染者ゼロ継続中のミャンマーより

GENKYの4店舗目は古都バゴー!

視覚障がい者が働く店「GENKY(ゲンキー)」 の4店舗目は古都バゴー!

2009年3月に開業したGENKYの創業メンバー No.3 Ye Htut Win さんと No.8 Aye Thidaさん。
夫婦でゲンキープロジェクトに参加し、2年間ゲンキーで働いて貯めたお金で故郷バゴーに土地を購入。そこに家を建て独立。バゴーでマッサージ店を開業し、経営しています。

二人はゲンキー設立当初からファンが多く、指名No.1、No.2でした。今回久しぶりに施術してもらいましたが、テクニックは更に磨きがかかっていました。是非多くの方々に体感してもらいたいです。バゴーに行かれる方、チャイティヨ帰りの方はぜひお立ち寄りください!

1時間の施術料は、何と4000チャット!場所はヒンターコン・パゴダの隣です。

せめて5000チャットに値上げしたらと提案したのですが、村から時間をかけて来られる固定客が多く、1000チャットの差は大きいのでこのままの料金にしますとのことでした。

 

ちなみに6年生と2年生の子供がいて、エーティダさんは生まれつき全盲ですが、料理を作るのが得意。油の音などで調理するテクニックはすごいです。

2009年に彼女のことをブログに書いていました。

「将来の夢は、健常者と同じように平等に働きたい。健常者が一歩進むなら十歩進み、夫婦二人自分達の力で家を建て生活してたい。そして自分の子供には自分の子供時代のような経済的苦労はさせず、時代の先端の仕事をして社会に貢献できる子供、そして他の視覚障害者ののために尽力して欲しい願っており、そのために息子を全力でサポートし、子供に頼られる親になるため日々奮闘している。」

Ms.Aye Thida(エーティダ) NO.8

旦那のイェさんのことを書いた2009年のブログには

「2009年に友人であるZaw Htaw Oo(No.1)に誘われGENKYに参加。これまで息子の将来のことを考えると不安で仕方なかったが、今は希望の光が見えてきて毎日がうれしい。自らGENKYで稼いだお金で近々村に家を購入予定。息子には将来全国に住む盲人をサポートする仕事で活躍して欲しいと願っている。これからもマッサージ技術を磨いて多くの患者を治したいと思っている。」

Mr.Ye Htet Win(No.3)

あれから10年、夫婦の夢は着実に実現してきています!

Genky Alintan
Add : 11, Bokone 18 Qr, Hinthar Kone Pagoda Road, Bago
Ph: 09-262633248 , 09766114476

塩崎先生とクンジャンさんとの再会

全盲の塩崎先生と初めてお会いしたのは、10年前。

2009年に「GENKY(ゲンキー)を作り、視覚障がい者マッサージがヤンゴン市民に受けられるのを確信し、これをさらに普及させるためには訓練施設と国家資格が必要と感じて、ジャパンハートの吉岡医師に相談。ジャパンハートとして視覚障がい者プロジェクトを行っていただけることになりました。そして、ジャパンハートから専門家として塩崎先生が2009年にミャンマーに来られました。

その後、クンジャンさんとミャンマーで結婚。そして帰国されました。

久しぶりに塩崎先生とお会いし、様々情報交換。

弊社が新たな社会貢献プロジェクトを準備している中、視覚障がい者の立場として、様々助言を頂きました。このタイミングと内容。
ゲンキーを設立したときのように、偶然と偶然が重なり必然となっていくのを感じました。新プロジェクト、これからが楽しみです!

尚、塩崎先生は、現在、福岡の盲学校で教員を取られています。

GENKY テッウー氏が朝日新聞に紹介されました。

2019年8月30日の朝日新聞 そよかぜ にて「魔法の指先が開いた未来」とのタイトルで、GENKYから独立してマッサージ店を経営するテッウー氏が紹介されました。

不景気のヤンゴンで独立2年目に入り、従業員も倍増。順調な経営を行っています。

サクラタワーから徒歩5分ということで、私もよく利用させてもらっています。
ヤンゴン市内ダウンタウンにこられた方はぜひ!

No.241 35STREET Upper Block
電話:09 42727 3939
地図:https://goo.gl/maps/c3g5WCPQSuSzAP2C7

 

衆議院議員の先生らがJ-SATアカデミーに来られました。

自民党森山先生、盛山先生、赤澤先生、立憲民主党辻元先生、国民民主党原口先生ら、国対委員長・副委員長の衆議院議員先生らがジェイサットアカデミーの視察に来られました。

ジェイサットアカデミーからは、エンジニアクラス、技能実習生クラス、介護実習生クラスからそれぞれ代表1名づつ、そして日本語教師代表、事務方代表と それぞれミャンマー人スタッフが日本語でスピーチしました。

質問の受け答えもミャンマー人らが日本語で直接行い、法律を作る先生方に「いい外国人」に触れて頂ける、いい機会になったと思います。

後日、赤澤先生と辻元先生が、ゲンキーにご来店くださいました。

普段からマッサージに頻繁にいかれるとのことでしたが、ゲンキーの施術者にも満足して頂けたようです。

かなり痺れた時間でしたが、大変勉強になり貴重な体験をさせてもらいました。
これからもどんどん、「いい外国人」を広めていきたいと思います。

 

ゲンキー10周年記念セレモニーが盛大に行われました!

ゲンキー10周年記念セレモニーが盛大に行われました。

セレモニーでのスピーチは長く退屈なものが多いですが、登壇者はいずれも、創成期から関わって苦労した人らのもので、今では信じられないような環境下で作り上げた当時の話が多く、とても興味深いスピーチばかりで、私も当時を懐かしく思い出しました。

まずは、ミャンマー政府社会福祉省から、現在副局長になった Daw Maw Maw Oo氏。

彼女は2011年からこのチミダイン国立盲学校長に着任し、社会人向け視覚障害者マッサージ短期習得コース・サマースクールを立ち上げてくれた当時の校長です。ミャンマー政府側の代表として、GENKYができる部分とミャンマー政府として提供できる部分の役割分担、生徒募集から採用まで、ゼロから作り上げてくれました。彼女はサマースクール立ち上げ後、サガイン盲学校長に転勤となりました。サガイン盲学校では、GENKYと同じ仕組みをサガイン盲学校内に作り上げ、現地で多くの視覚障害者マッサージ師育成に貢献しました。
現在ヤンゴンには視覚障害者マッサージ店が60店舗ほどありますが、サガイン盲学校から近い第二の都市マンダレーにも30店舗ほどあり、いずれも繁盛し普及したのは、彼女がサガイン盲学校にて視覚障害者マッサージを浸透させ育成した功績が大きいです。

そして次のスピーチは Daw Yu Yu Swe 氏。

 

私がGENKYをやろう考えた時のチミダイン国立盲学校長。彼女がいなければ、ここまで視覚障害者マッサージは普及していなかったと言い切れます。GENKYの初期メンバー選出から政府からの営業許可まで、すべて無償で協力してくれました。その後、ミャンマー政府社会福祉省の課長となり、WHOやJICAなど多くの国際機関の窓口は彼女が担当するなど、省庁内で影響力を持ち、視覚障害者マッサージだけでなく、彼女の働きで、ミャンマーにおける障害者の社会的地位を大きく改善させています。
今回彼女のスピーチで私も初めて知ったことがありました。
我々が初めてGENKYをやりたいと相談したとき、彼女はこれまで多くの人から相談受けたが、お金目的の人が多く断ってきたそうです。GENKYの目的は、GENKYの店を増やすことではなく、視覚障害者の社会的地位を向上させ、そして視覚障害者マッサージを全国に普及させることであったので協力した。そしてそれは間違っていなかったとの話でした。

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無茶ぶりの私のリクエストを着実にこなしてくれ、さらにパワーアップしてくれたのが彼です。大手財閥企業オーナーの長男で今は大手建設会社の大社長ですが、日本で働いた経験もあり、日本式サービスとミャンマー政府や住民らをまとめあげてくれました。スピーチでは現場での苦労話が中心。開店前、改装工事をやりながも周辺住民からは反対の意見多数。「マッサージ店はいかがわしい」「眼の見えない人は歩けなく危なく住民には迷惑」などなど。開店後も「視覚障害は伝染するのか?」「眼の見えない人がマッサージなんてできるのか?身体つぶされないか?」などなど。今では考えられないことですが、これらはほんの一部で多くの問題がありました。今となっては懐かしい思い出ですが・・・。

最後には、今もGENKY視覚障害者マッサージ師の中心、Ko Soe Htay 氏。

今日の視覚障害者マッサージ店が普及したことを喜ぶとともに、サマースクールでの苦労話をスピーチしました。サマースクールで教えれる生徒数は12名が限界と思い、そう制限していたのですが、最初は40名近くが応募してきました。いずれも金銭的には厳しく、交通費もままならない家庭環境。合格できなかった視覚障害者家族にお小遣いをあげ、泣きながら帰る家族らがいて辛かったそうです。

当日は、サプライズで勤続10年の社員らに特別報奨金を贈呈。彼女は孤児院で育ち、今でもGENKYの店舗メンバーとして頑張っています。

両店舗の多くご利用頂いているお客様にもお越し頂きました。
中には、1マッサージ1スタンプ、30スタンプで1枚となるスタンプカードを30枚持っているお客様もおられ、リピーター客だけで80%を売り上げるGENKYの基礎となっています。

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GENKYで視覚障害者マッサージとして働いたのはこれまで64名(うち結婚したのは29名)。これまで働いたスタッフらも参加。うち数名が独立していますが、2店舗のオーナーや3階建てのマッサージ店のオーナーになって成功しています。

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久しぶりに会った仲間同士で終了後も皆楽しく談笑していました。
今回参加した全員が幸せになるほんと、いいプロジェクトだとあらためて感じました。

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このプロジェクトを言い出したのは私ですが、今回の参加者のうち、一人でも欠けたらここまで成功できなかったとあらためて感じました。皆が協力できたのも、GENKYだけのためでない、皆が自分のことだけでなく、社会全体のことを考えて行動した結果だと思います。
その気持ちを「J-SATグループの原子」として、あらためて全社員で共有したいと強く感じたセレモニーでした。

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普及活動をはじめて今年で10周年、 ミャンマー人視覚障害者マッサージが 全国100店舗まで拡大!

【プレスリリース】

ミャンマー人専門人材・派遣会社 株式会社ジェイサット(本社:ヤンゴン、以下 J-SAT)グループは、J-SATグループが行うミャンマー人視覚障害者マッサージの普及活動が今年で10周年を迎え、全国100店舗まで拡大しましたことをお知らせいたします。

2009年より実店舗「GENKY(ゲンキー)」を開設し、その店舗売上で「短期視覚障害者マッサージ技術習得コース」を開始、視覚障害者が実際に働くマッサージ店としてミャンマーで経営しております。

■視覚障害者マッサージの認知度・店舗ゼロから10年で全国100店舗まで拡大

これまでGENKYでは64名の視覚障害者が働き、7名が独立し店舗をオーナーとしてマッサージ店を経営、29名が収入を安定して得ることができ結婚しています。店舗売上で運営している「短期視覚障害者マッサージ技術習得コース」は9期生を迎え、すでに97名が卒業し全国の視覚障害者マッサージ店で活躍しています。2009年以前はゼロであった視覚障害者マッサージ店は今では全国100店舗以上にまで普及。2013年にはミャンマー政府からその活動が表彰される等、国内外で高く評価されています。

■全くのゼロからスタートした視覚障害者マッサージ

2008年5月、死者・行方不明者13万人以上出したサイクロン・ナルギス。たくさんの人々が仕事や生活でダメージが残る中、良質なマッサージ店を探すJ-SAT代表西垣が偶然出会った、チミダイン国立盲学校内にあった視覚障害者マッサージ。知名度のない視覚障害者マッサージは1時間500チャットと、今では考えられない値段で施術を求められていました。

当時、ヤンゴン市内にはきちんとしたマッサージ店はほとんどなく、これを盲学校の中だけに置いてはいけない、施術料金を引き上げないといけないと決意し、チャイナタウンに一号店をオープンさせたのが2009年3月のことでした。

オープン当初は、視覚障害者を全く知らないお客様がほとんどで、中には、視覚障害は触れると伝染しますか?と、心配する人も少なくありませんでした。今では、健常者が働く人気マッサージ店でも、メニュー項目に「Blind Massage」と加わるほど視覚障害者マッサージはミャンマー市民の間に広がっています。

■会員数は16,786名、30回以上の来店顧客数は643名!脅威のリピート率を誇るGENKYの特徴

視覚障害者が独立できる店舗作りをコンセプトに、障害者支援をあえて訴えない地域密着側マッサージ店を目指して経営。会員メンバー数は10年で16,786名に達し、マッサージ1回1スタンプ、30スタンプで到達するVIPメンバーは643名と圧倒的なリピート率で、視覚障害者マッサージ認知度向上に貢献しています。

■世界でも珍しい補助金、寄付金に頼らない視覚障害者支援

視覚障害者支援は寄付金を元手に運営するというスタイルでは全国に普及しないと考え、設立当初から補助金、寄付金に頼らない経営スタイルを追求しました。一般的な健常者のマッサージよりも敢えて高い施術料金をつけ、さらにサクラタワーというヤンゴン最高級のオフィスビルに店舗を構え、サービスでは日本流を取り入れることにより、一般的なマッサージとは一線を画す「視覚障害者マッサージ」というマーケットを作ることに成功。GENKYで働く視覚障害者は当時、外資系で働くミャンマー人と同等以上の給料を得られたことから、多くの視覚障害者がマッサージ技術を覚えることを希望。そのため、日本のNGOや財団などが相次いで視覚障害者マッサージ支援を開始したことにより、「視覚障害者マッサージ」というブランドだけで集客できる市場が完成し、全国に店舗が普及していきました。

■視覚障害者の大部分が小卒以下、後天性視覚障害者が約4割という現実からみる課題と将来展望

現在は全国に視覚障害者マッサージ店ができ、マッサージ技術を覚えようとする視覚障害者が増えましたが、その技術力には差があり、統一された資格が存在していません。ミャンマーでは健常者含め高校までの進学率は33%と基礎教育の場が作られておらず、視覚障害者の進学率は発表されていませんが、GENKYで働いた64名の視覚障害者の6割にあたる39名が小学校中退です。このような社会的環境で、国際的な基準を満たす資格の確立は難しいことから、状況に合わせた国家資格の設立が待たれるところです。

また、日本など先進国では医療技術の進歩により視覚障害者は減少傾向にありますが、ミャンマーでは、事故や病気などによる後天性の視覚障害者が多いのが現状です。正確な数字は発表されていませんが、例えば、GENKYの視覚障害者マッサージ師64名のうち約半分の28名は、後天性視覚障害者です。視覚障害者マッサージを整備することは大切ですが、根本的な視覚障害者を減少させる取り組みが今後は必要になってきています。

■視覚障害者マッサージ店GENKY(公式サイト: http://genkyclinic.com )

[ GENKY 50ST店 ]
No.83, 50St(Middle Block), Ground Floor,Pazundaung Township, Yangon
Phone  :09-8615036、09-441433579
営業時間:09:00AM-10:00PM 年中無休

[ GENKY 12ST店 ]
No.64, 12th Street(Middle Block), Ground Floor, Lanmadaw Township, Yangon
Phone  :09-73145681、09-441433578
営業時間:09:00AM-10:00PM 年中無休

[ Genky Kyal Sin店 ]
No.241, 35st Upper Block, Kyauktada Township, Yangon
Phone  :09-42727-3939
営業時間:09:00AM-10:00PM 年中無休

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【料金】
ボディマッサージ 45分  9,000チャット
60分 10,000チャット
90分 13,000チャット
フットマッサージ 45分  9,000チャット
60分 10,000チャット
ボディ(45分)+フットマッサージ(45分) 90分 15,000チャット

【10周年記念特別プロモーション】

プロモーション1:2019年6月2-9日まで 全コース 50%OFF! 半額です!
プロモーション2:全店舗 日本式ゲンキー特製うちわ プレゼント(先着順)
プロモーション3:シルバー会員、ゴールド会員、プレミア会員がスタート!
スタンプカード1枚 毎回1,000チャット割引
スタンプカード3枚 毎回2,000チャット割引
スタンプカード5枚 毎回3,000チャット割引

*詳細はゲンキースタッフまでお尋ねください。