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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

[GENKY][日本式伝統治療院]の名前の由来

[GENKY][日本式伝統治療院]の名前の由来
まず日本人にとってはちょっと不自然な「日本式伝統治療院」から。
在ヤンゴン外国人の人数から経営的にミャンマーの方々をメインにすることに決めました。さらに医療マッサージ店がほとんど知られていないこの国では医療マッサージが一般的な中華系の方々にまず来店してもらわないといけないといけませんでした。
そこで、中華系の方が日本風の店をした場合、中国語では日本の「本」という漢字と「式」という漢字が日本語漢字ではないため、すぐに日本人が経営しているのではないと気づかされます。そこで、逆の発想であえて日本式の漢字を表記することにより、中華系の方に日本人が経営しているのを知らせるためにあえて「日本式」という漢字を入れました。そして、「伝統」「治療院」という中華系の方が見ても意味がわかる漢字を並べてみたのです。
次に「GENKY」について。これも日本式ということを伝えるため、日本語にこだわりました。ミャンマーの方が覚えやすく発音しやすく、しかも同じ発音で変な意味を持たない言葉を捜しました。サクラなどは一般的すぎ、第一候補の「按摩」はミャンマー語発音で「アマ(お姉さん)」となってしまい風俗的なイメージになってしまうということで断念しました。
様々な言葉を捜す中で最終的には「GENKY」に落ち着きました。ゲンキという発音の言葉の力もあり、意味も的確で非常に気に入っています。
「GENKY」の言葉がミャンマー中、いやアジア中で知れ渡る日が待ち遠しいです。

GENKYでお経

水祭り明けGENKYクリニック再開前日。僧侶を呼んでお経をあげてもらいました。施術スタッフは水祭り前に稼いだお金を家の修理などにほとんど使い尽くしたとのことで、早く働きたい。と皆懇願していました。

今日から正月休み

昨日の大雨からかパダウが咲きました。
今日からGENKYで働く視覚障害者の人たち9名は村へ帰ります。
昨日の最終日も大盛況で45分の1セッションを一人平均10名前後こなし、水祭り用のお金を稼いで1年を締めくくりました。
彼らは水祭り明けに配る予定のGENKYのチラシを村に持って帰りたいと言っています。9名のうち7名は全盲で読めませんが、村人に見せたいと。村では目が見えないということで生まれてから今まで色々あったようです。収入も今なら村人よりも多いし村人にチラシを見せて自慢するんだ。と。

モールミャイン近くから来ている2名は、GENKYスタッフの一人を水祭りに招待しました。彼は健常者で極貧の家庭で大学に通いながら働いていますが、お金は今月稼いだから心配するな!と全盲の施術スタッフに言われ今日からバスで一緒に向かいます。
子供を抱えた全盲夫婦もいつも子供の将来のお金を考えたら不安で仕方なかったけど、将来が見えてきて安心して水祭りが過ごせると喜んでいます。恋人がいて結婚資金を貯めるという施術スタッフや3ヶ月の子供と全盲の奥さんを村に置いて来ている施術スタッフなど、皆将来に希望が出てきたと言っています。と、健常者スタッフも嬉しそうに報告してくれます。
GENKY施術スタッフの目標月収「ミャンマー平均賃金の10倍」を来月到達するぞ。と誓い、昨晩全員で水を掛け合って終わりました。
水祭り明けの村から帰ってきた彼らと会うのが楽しみです。

GENKYクリニック開店から10日経ちました。

GENKYクリニック開店から10日経ちました。
施術者全員がミャンマー視覚障害者で成り立っている「GENKYクリニック」。
まだ大々的な宣伝活動は行っていない段階で、口コミやリピーターが多く出ており順調な船出となり多くの関係者の方々に感謝致します。
客層の多くが40代~60代の方々。中華街のど真ん中の立地ということもあり中華系の方も多く、商売に厳しい彼らからいい店を作ってくれたとの言葉は本当にうれしい限りです。
客層の男女構成比はほぼ半々で。うち半分の方はマッサージへ行った経験はなく治療のため来店され効果があったとのことで再来店されており、視覚障害者の方々の「技術力の高さがGENKYクリニックの最大の特徴」が生かされています。
早く日本の技術者が入り、もっと圧倒的な技術力を磨き次々と独立して成功していく彼らの姿を見たいものです。
明日を最後に視覚障害者9名(水祭り明けにはさらに2名増員されます)及びスタッフは正月長期休暇に入り皆それぞれの田舎に帰ります。
ミャンマーでは視覚障害者支援がほとんど機能していないため、彼らはこれまで個別に活動を行ってきました。9名の方々は盲学校仲間で久しぶりに一緒に働き生活して収入も入り、皆今年の水祭りは格別だと。連日稼いだお金をどう使うか皆相談しています。店を抜け出しスーパーにデートに行ったスタッフもいます。男女とも全盲の彼らのデート。どんなんやろと思いますが、目が見えててもつまずくガタガタ道のチャイナタウンを、全盲の彼らは普通にどんどん歩いてバスに乗って移動しますし、全盲同士の結婚で生まれた1歳4ヶ月の子供が自ら母親を案内している姿には感動を覚えました。
あまり知られていないそんな彼らの素顔の一面をここで少しづつ紹介していこうと思います。
半年前にはまさか自分がそんなことをするとは思いも寄りませんでしたが、これも人生。二号店開店目指し水祭り明けからはエンジン全開でGENKYスタッフ一同頑張ります!

「GENKYクリニック」ついにオープン!

日本式伝統治療院「GENKYクリニック」が4月1日オープンしました。
施術スタッフは国立盲学校で日本式マッサージを学んだ視覚障害者で構成されています。施術料は45分3500チャット。
Genky Clinic
No.71, Hledan Street, Lanmadaw Township,Yangon
Tel:09-864-1219 09:00AM-09:00PM 年中無休
久しぶりにエッセイ書いてみました。「GENKYクリニック」についてです。
http://www.yangonow.com/jpn/magazine/essay/nishigaki_m/essay13.html

GENKYの看板登場!

ついに日本式伝統治療院「GENKY CLINIC」に看板が立てられました。
オープンは4月1日朝9時。
近所の住民などを招待した5日間の無料体験では最終2日間は予約ですべて埋まる盛況ぶりでした。
本日はミャンマー社会福祉省、国立盲学校、ヤンゴン市役所、ミャンマーの出版社、ジャーナリストの方々を招待してプレスリリースを行いました。
4月1日は朝9時から夜9時まで営業予定ですが、昨日の昼時点で8名の施術師全員すべての時間予約で埋まりました。
4月2日以降はまだご予約余裕がありますので、是非ご予約の上ご体験くださいませ!

日本式伝統治療院「GENKY」からのプロモーションのお知らせ

「GENKY」では4月1日開店を記念して先着100名様に通常1セッション3500チャットのところ、1000チャットにてご提供させて頂きます。

また、GENKYメンバー加入の方全員にGENKYオリジナル4色ボールペンを無料進呈。(会費無料)。会員の方には3回来店でデジタルカメラやウォークマン等が当たるスクラッチカード1枚プレゼント。空きクジなし。

皆様お誘いの上、ご来店くださいませ!

医療マッサージ店「GENKY」からのお知らせ

GENKYの外窓口にステッカーが貼られました。
外看板は3月30日に設置予定です。

GENKYクリニックの設立趣旨

「GENKY」の説明を忘れていました。
「GENKY(ゲンキー)」は盲学校や日本人からマッサージや整体の指導を受けたミャンマーに住む視覚障害者の方が施術師となり治療を行います。
日本の技術までにはまだまだ及びませんが、ミャンマーにあるマッサージ店よりは技術的レベルは高いと思いますので、是非一度ご体感ください。
まずは一般的に受け入れられやすい中華系の方々を対象にチャイナタウンに一店舗目を作りました。今後は視覚障害者の方自身の独立店舗を作っていければと思います。
GENKYクリニックの設立趣旨
1.ミャンマー全国に住む視覚障害者の方々の就業機会創出
2.ミャンマー全国に住む視覚障害者の方々の独立支援
3.ミャンマー全国に住む方々への健康支援
4.ミャンマー全国に住む方々と視覚障害者の方々の相互理解と交流
5.日本の方々とミャンマーの視覚障害者の方々との相互理解と交流
GENKYクリニックの運営形態
ミャンマー社会福祉省及び社会福祉省直轄国立盲学校の協力により、日本式経営を取り入れた治療院を運営。施術師全員は盲学校にてマッサージを勉強した視覚障害者、クリニックスタッフには地方の孤児や経済的に厳しくヤンゴン近郊の寺小屋で住み込み勉強していた若者達が主要メンバー構成になっています。
GENKYクリニックの将来展望
GENKY直轄店はGENKYの社会的地位と知名度の向上を目指し、視覚障害者の訓練センター的役割とし、技術を習得しやる気がある視覚障害者の方々に、故郷に戻り独立して頂きます。
ミャンマーでは営業許可取得が非常に難しいためGENKYの看板を使用して頂き、営業許可等経営面をサポートしていきます。
GENKYクリニックを宜しくお願いいたします。

医療マッサージ店「GENKY」からご案内。

医療マッサージ店「GENKY」からご案内。
施術師が全員ミャンマーの視覚障害者で構成する「GENKY」。
4月1日オープン予定を目指し、現在最終段階にあります。
そこで、3月25日より29日までの5日間の朝10時から夕方16時までをプレオープンとして試験的にオープンすることになりました。
「ヤンゴンナウ」「ブログ ミャンマーのつぼ」を見たと受付でお伝え頂ければ施術料は無料でサービスさせて頂きます。
施術台は8台しかありませんので、できれば事前に人数とご来店予定時間を「GENKY」までご連絡くださいませ。
「GENKY」についての詳細については、こちらのエッセイのコーナーもご覧ください。
皆様のお越しお待ちしております。
「GENKY」スタッフ一同
「GENKY -Japan Myanmar Physiotherapy Clinic」
No.71, Hledan Street, Lanmadaw Township, Yangon
TEL:09-864-1219
*ダウンタウンからですと、シュエパズンが見えるぐらいのところにあるで左へ曲がります。コニカ、Kyaw Suの向かいです。まだ看板は立っていませんので、緑と白のペンキで塗られた入り口が目印です。

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