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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

ゲンキークリニック開店1周年記念スペシャルプロモーション

施術師全員がミャンマーの視覚障害者であるGENKYクリニック。
おかげさまで無事1周年を迎えることができました。
あらためてお礼申し上げます。
感謝を込めて、サクラタワー店、チャイナタウン店 両店にて昨年好評だったスクラッチカードの抽選会を行います。
1セッションに1つのGENKYスタンプ、3セッションでスクラッチカード1枚進呈。
今回の景品はCITY MARTの商品券。1等は10万チャットの商品券。2等は5万チャット、3等3万チャット、4等1万チャット、5等5枚で1セッション無料券になります。
プロモーションの期間は2010年5月1日から9月30日まで。
スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております!

バリ島でのエステ・マッサージビジネスにみるGENKYの経営

ツイッター経由で知ったバリ島在住の方のブログに興味深い記事がありました。
(ツイッターはすごいですねえ。)
数年前からすでに飽和状態ともみえる、バリ島でのエステ・マッサージビジネス。
実際昨年後半にスミニャックエリアにオープンした、オリジナルなコンセプト重視の外国人経営のエステ・スパ数軒、どこも大変苦戦されているようです。
ヤンゴンはまだまだ競合店が少ないためGENKYはお蔭様で善戦させて頂いていますがあっという間に競合店が乱立してきますので、今から様々な対策を講じていく必要がありますが、すべてミャンマーにも当てはまります。私の現在の住居の先住人はロシア人でした。
「【バリ島在住ブログ】 ばりじゅん@楽園 リアルライフ http://balijun.blog3.fc2.com/blog-entry-64.html
エステ・マッサージ業界に限らず、現在のバリ島でのビジネスをサクセスさせるためのキー。
1.観光客ではなく在住外国人・アッパーミドルクラスの在バリインドネシア人(華僑も含む)をターゲットにしたサービス・価格設定
今、バリではやっているお店は、先進国のミドルクラス向けのサービスやシステム・雰囲気・味をインドネシアの都会価格で提供しているところ。
2.他島からのインドネシア人観光客を誘致するためのブランディング
インドネシア人もブランド好きで結構見栄っ張り。
本国では無名のアメリカのアパレルブランドでもインドネシアでのブランディングに成功して、大人気になっているなんていうケースも。
3.高級路線でいく場合は、中国・ロシア・インド向けのマーケティング・営業活動が必須
バリ島のような国際的な観光地では、その国の世界での国力・重要度が如実に反映されます。
この3年ほどで、バリでもやはりBRICS強し!です。
語学学校でのロシア語・中国語の習得熱も非常に高まっているようです。

ミャンマーのマンガ家

水祭り明けから本格的に販売を開始する日本のあられ。
ミャンマーではまだまだ珍しいPOPを使っての販売予定。
GENKYに続いてミャンマーの有名マンガ家に依頼して作画があがってきました。
ミャンマーではマンガ家が行うのはここまでで色は依頼者がつけるのが一般的。
この作画を原案に色をつけ配置を若干変更し完成です。
ミャンマー消費者の反応が楽しみです!

老人ホームでの近況報告(後編)

男性棟に戻ってみると、別の部屋に移動して、ミャンマーの薬草でできている、ハッカのようなにおいのするものをつけてやってくれと頼まれている様子、動きが良く取れない方、目の見えないマッサージの方、比較的元気で耳が遠い方の3人が、ああだっこうだと笑顔で助け合ってやっている姿は、実にほほえましいものがあります。
また、女性棟2階です。本日は2階の女性はかなりの方がチャペルでお祈りの儀式のようなものに出かけていました。が、もう一人、待ち構えていたかたにサービス。おわると、なにやらこれはみんなからの気持ちです、とお菓子の袋を持たせられています。
???お気持ちはうれしいのですが、ときどき腐ったものや、食べかけのものが入っていることがあるので、目の見えるあなたがチェックしてあげてね、と介助のWarさんにアドバイス。
このころ1階では、ベッドから落ちて以来腰の痛みがひどいと訴える方のマッサージ。
また、男性棟にいくと、1976年に東京大学で英語のMDをとったという、英語の上手な、
パーキンソンとアルツハイマーの男性が、うれしそうにサービスを受けていました。彼は、怒鳴ったり、さわいだりしてみんなをこもらせていましたが、ここのところ落ち着いて、我々との会話を楽しんでいます。お蔭様で、我々が、ゆっくりみなさんと接する時間が持てるようになったからではないでしょうか。

1階の女性棟では、リュウマチで節々が痛んで痛んでとおっしゃる方のサービスに入っていました。この方も時間がないから今日はマッサージできない,
などと申し上げた日にはかんしゃくを起こしたほど、このマッサージのファンです。
男性のマッサージの方をチャペルの前で座らせて、女性棟にお迎えに行っている間、チャペルから、今日はじめから順番を待って待ちきれずにチャペルに行っていたいた男性がでてきました。
今度こそは、という感じで、チャペルの前のいすでサービスを提供することになったようです。
2人の女性マッサージの方をお連れして引き上げようというとき、前回報告させていただいたあの女性が、来て来て!と呼んでいます。少しまだ表情は硬いものの、笑顔でさっさか歩いてきて、
私にマッサージしてないよ、と。
写真は撮ってくれるな!と怒りましたが、3分ほど、納得していただくまでマッサージしていただきました。
彼女は、旦那さんが暴力を振るう人で、そのために片方の耳がたたかれて聞こえないらしいんです。養子の子がいたが、逃げ出したということ。だれも、訪問しに来てくれる人はいいなくて、
この木曜日が楽しみだということです。明るくなって、話をしてくれるようになって本当に良かったです。

老人ホームでの近況報告(前編)

GENKYスタッフがお邪魔しているヤンゴン市内の老人ホーム。
うれしい近況報告を頂きましたので2回に分けて掲載させて頂きます。
いつものように、車で乗り付けると、すでに一人の男性で、元ボクサーだった方が、外で、男性マッサージの方を待っておられました。彼の手をとって、自分のベッドがある2階へがんがん連れて行かれました。マッサージの方も、その声ですぐいつもの方だとわかったようで、笑顔で応対。
実は、階段の下に、2階に連れて行かれる前に自分のところへ先にと、まちぶせしていた小柄の男性がいましたが、ときすでに遅し、、、彼は結局順番待ちに、、、
その間、介助のWarさんが2人の女性マッサージの方をいつものように女性棟へ.
一人は2階へ。
待っていた方が、マッサージより前に手相を見てあげましょう、となにやら運勢について2人で楽しそうに語っています。
介助のWarさんが、前回頼まれたとかで、鶏の羽を持参。何に使うかと思えば、1本の羽の先端部分の少しの毛を残してむしりとり、ココナッツの油(髪の毛にもつけるもの)をつけて耳かきにするんだそうです。ご存知でしたか?村人たちはみんなやっているが、ここでは手に入らない、ということだそうで、勉強になりました。もちろん彼女も飛び跳ねて喜んでいました。
もう一人のマッサージの女性は、はこれまたいつものように1階の女性棟へ。
順番が回ってくるのが遅くなると文句の多い常連さんから。この1か月で血の循環がよくなったので、足先の色が、ピンクになったと、大喜び。
我々のボランティアグループ(International Friendship
Group)の代表、マギー(スコットランド人)に、こんなに歩けるようになったとみせてくれました。久しぶりのうそのない笑顔です。
シスター、ドクターや私たちの誰もが少しずつ歩く練習をしてくださいとすすめても、痛いのだから無理だと怒ってばかりいたのに、今日は、’この子(マッサージしてくれている女性)が、少しずつでも歩く練習をしてください、私の後について、ゆっくり歩いてみてください、私が案内します。’
といってくれたから、がんばる、といって、笑顔で練習しているではありませんか!
もう、みんながびっくりです。
にっこり笑って、写真に写っているのがそれです。

彼女のあとは、なかなか来ないなあ、といって待っていた、車椅子の女性。腰や背中が痛くて、、、と。彼女には訪門客はまったくおらず、このマッサージの方が彼女の唯一の訪問者。大切なお友達だということです。

ミャンマーにおける視覚障害者マッサージ普及の可能性

GENKYスタッフがボランティアでヤンゴン市内老人ホームを週一回訪れています。
今回、コーディネートして頂いている担当の方から嬉しいご報告を頂きました。
ミャンマーで今後、視覚障害者マッサージが普及していく新たな可能性を教えてくれます。
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3人の方に老人ホームに来ていただいて、1か月以上経ちました。
同じ方に回っていただいたことで、みなさんも非常に落ちつついてサービスが受けられ、はじめから説明しなくていいなあ、ということです。
男性のほうは彼が来られるのを心待ちにしている4,5人の方に、集中的にやってもらっています。
女性のほうは、引っ張りだこで困りますが、10分では少ないのでなんとか、お一人に20~30分とれるよう努力してもらっています。
おかげさまで、痛みの訴えを聞いているしかなかった私たちですが、今は愚痴もきいてもらって、痛みも和らいで、非常に優しい顔つきになってきました。
また、その間に家族や友人が訪問に来てくれない方のそばにいて、ゆっくり過ごすことができ、その方たちにも感謝されています。一人一人の要望もゆっくりと聞いてあげれるようになりました。
ある、一人の女性は、数ヶ月前から急に、寂しさから食欲がなくなり、独り言が多くなり、横になってばかりいて、それがどんどんひどくなり、鬱になっていました。はじめは、Genkyの方がかかわってくださっても人が触ることが不快で、5分と続かずに、もういらない、と。
2回目は自分から来てくださいと、お願いし、この間は驚くことにニコニコ笑って部屋の入り口で彼女が来るのを待っておられました。
とても明るくなり、みていて、こちらもうれしくなります。
シスターたちも西洋の薬が一番、といっていて、あまりマッサージ好きじゃないんじゃないかしら、といっていましたが、あまりの変化に驚きを隠せないようです。
痛みをやわらげてくれるだけでなく、人からやさしく触られること、話を聞いてもらえることがいかに大切な薬か感じ始めています。
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ネパールから「よもぎの会」畑先生 来緬!

ティテパティよもぎの会(http://www.yomoginokai.jp/)の代表 畑美奈栄 さんにGENKYへご来店頂きました。
鍼灸按摩専門の訓練学校を20数年前にネパールで全くのゼロのところから立ち上げ普及させ、定期的に無料巡回医療などを行われている畑先生。今では訓練学校はネパール政府教育省の認可で運営され鍼灸は国家資格となっています。
40歳代後半で鍼灸専門学校に通い技術を学ばれ、そのままネパールへ行かれ今現在まで奮闘されている、すごい情熱とバイタリティをお持ちの方で、20数年前当時のご苦労されたお話から現在のカトマンズなどのお話など、いずれも迫力あるお話で勉強になることばかりでした。
GENKYや訓練学校で発生している、そして発生するだろう問題もすべてお見通しで様々ご指導頂きました。
デモンストレーション頂いた「棒灸」。すごい効力です。是非ミャンマーでも普及させて頂ければと思います。

GENKYクリニックがYangon Best Shop 10 に選出!

Myanmar International(MRTV3)の撮影スタッフがGENKYサクラタワー店にやってきました。今回は、ヤンゴンを代表する10店を紹介するという内容のプログラム。光栄にもその10店舗の1つにGENKYが選ばれました!
番組ディレクターは著名な映画監督でもあるZeyar Maung Maung氏。
英語で世界に向けて放送される予定です!

GENKY老人ホームに

ボランティアグループIFG(International Womens Group)のご好意によりGENKY盲人スタッフが毎週1回ヤンゴン市内老人ホームへ出張マッサージ行かせて頂くことになりました。
男性50名、女性100名ほどが暮らす老人ホームに3名の施術スタッフがお伺いします。マッサージが初めての方がほとんどですが好評で、多くの方々と接する機会もでき施術スタッフも喜んでいます。
施術スタッフがもっとたくさんいればより多くの施術スタッフを送ることができますし、さらに常駐することもできるのですが・・・。
盲人マッサージ訓練センターをはじめ、近い将来盲人マッサージ師が多く生まれてきますので、こういった活動を通して、どんどん視覚障害者と正眼者が触れ合う機会が増え、視覚障害者が雇用される場が生まれていけばいいですね。

日本人学校の生徒さん

先日GENKYに日本人学校の生徒さんが来られました。
視覚障害者スタッフや店のスタッフに色々な質問をされ、たくさんメモを取っておられました。学習発表会でミャンマーの視覚障害者のことを発表されるそうです。
GENKYに来られる前にはヤンゴン・チミダイン国立盲学校も見学。
視覚障害者スタッフも日本人の子供と触れ合うことができて嬉しそうでした。