J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

仕事納めの2013年12月31日

本日仕事納め。
朝礼から一喝させて頂きました。
旅行手配の初歩的なミス。
それを交渉をしたものの無理だったとあきらめてすぐに代替案に走っていました。
何とか交渉してギリギリフォローできました。
あきらめたらダメですね。ミャンマーだから・・・とか、相手が・・・とか。
何度もいってるのですが、弊社の手配ではルーチンですが旅行で来られる方は一生に一度しか来ないミャンマーかもしれない。だからその思いは決して忘れてはダメで・・等々。SEA GAMEで金メダル目指すのか、オリンピックで金メダルを目指すのか。
ミャンマーとか東南アジアという枠組みで考えるのではなく、基準をもっと上のところにおき、もう一段上のところを皆で目指し成長しましょう!
と。
そして、フェイスブックにあった
【『致知』Facebook一日一言】
「人間だからミスはするもんだよ」
 と言う人がいますが、
 そう思ってやる人は、
 必ずミスをします。
 100回やっても、
 1000回やっても
 絶対俺はちゃんとできる、
 という強い気持ちを持って臨んで、
 初めてプロと言えるんです。
 …………………
 王 貞治
(福岡ソフトバンクホークス会長/
 日本プロ野球名球会会長)
 月刊誌『致知』2009年8月号より
と、自問も含めて、切々を朝から皆に伝えました。
大晦日に一年の垢を落として、2014年はさらに社員全員がレベルアップできるよう頑張ります。
今年一年ありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
よいお年をお迎えくださいませ。

ヤンゴンにてKDDIが管理・運営するレンタルオフィス

家賃が高騰しているヤンゴン。とはいえ、多くが既存のものが高騰しているだけですので、ハード面、ソフト面は以前のまま。値段だけは国際価格以上・・・。
ローカルアパートなどがほとんどで、しかも家賃は1年前払いは当たり前という状況。
発電機がついていてもすぐに回してくれない。(燃料入れているとか)
水回りが悪くて排水が・・・
ネットの回線が・・・
こんな’ミャンマーあるある’が当たり前の状況で、事務所が決まらず、進出の大きなネックになっているのが今のヤンゴン。
そこで安心なのが、KDDIが管理・運営するレンタルオフィス。
既存のものではなく新しく作られたオフィススペースですので、その当たりは全く違います。
通信会社ですのでネットは快適。日本人が常駐されているので何かと安心です。
今月からキャンペーンが始まりました。
①賃料価格の一部見直し、最大で約20%割引
②1年間契約でさらに10%割引を実施


レイアウト変更も実施して様々なタイプのお部屋をご提供しているそうです。


コピー機なども備えつきなので何かと便利です。
既存のオフィスで困られている方、これからオフィスを借りようとしている方、一度訪問してみてはいかがでしょうか。

オタフク風邪と宇宙兄弟

オタフク風邪発症しました。子供のときになったみたいですが、2度感染することもあるそうです。大人になってのオタフク風邪は本当につらい。39~40度台を3日間、解熱剤使ってさげても辛い・・・。結局完治まで1週間ぐらいかかりました。
途中熱が下がったときに、以前購入した56話まで入った2枚組DVD「宇宙兄弟」(1500チャット=150円)みてました。

そういえば、少し前、日本の宇宙飛行士がミャンマーの子供らに講演したいのでスポンサーを探してほしいという依頼があったのを思い出しました。
このアニメみていて、ミャンマーの子供らに宇宙飛行士紹介したいな~。今のご時世なかなかスポンサーを探すのが難しく暗礁に乗り上げています。
早く稼いで、ポンッと弊社でスポンサーできるよう、頑張らないと。と そんなこと強く誓ったオタフク風邪休暇でした。。。

日系企業のミャンマー進出を妨げるのは日本人!?

昨日、西垣さんが講演したセミナーのこと批判されてるんじゃない。って指摘されました。もう2か月以上前のことなのですが、ちょっと見てみたら驚いてしまいました。

SankeiBiz【飛び立つミャンマー】
http://www.sankeibiz.jp/smp/macro/news/130628/mcb1306280501003-s.htm
「最近出席した投資セミナーでも間違った説明があったが、現時点でIT関連の100%子会社であっても、登記申請後3カ月では絶対に営業許可を得ることはできない。許可なく営業した場合、ミャンマー当局の取り締まりは決して甘くないので、十分注意されたい。」

確かに!この記事の日付からも日本アセアンセンターと在日ミャンマー大使館の共催で行われたセミナーでITやコンサルティング業などサービス業を例にあげれば、会社法での設立ですと約1か月で仮登記が出て約3か月で本登記が出るという話をしました。私の話した内容はすべて同時通訳で英訳されミャンマー政府一団に伝わっていましたので間違っていたらすぐご指摘を受けるはずなのですが、特にそんなこともありませんでした。
一応確認ということで、本日ヤンゴンにあるミャンマー投資委員会の担当官に確認してきました。
この記事を投稿した日本の会社はミャンマーへ進出するIT企業に特化していくつかの日本企業の進出支援をしていると聞いているので、実態はよくご存じと思ったのですが驚きです。
「通常、登記→営業許可→銀行(中央銀行)の口座開設-という3つのプロセスがある。第1段階の登記とは、役所が設立予定の会社名が登録されているかどうかを確認する作業だが、短縮されたのはこの部分だ。登記後に営業許可が出るまでは現状でも4~6カ月かかる。営業準備を進めることはいいが、営業そのものは許可されていないので、要注意だ。」

ええええ!!!ちょっと驚きのコメントです。会社名の確認は短縮されて今はヤンゴンでできますし早ければ1時間で完了です。

同じセミナーで、ミャンマー国家計画・経済開発省副大臣が「ミャンマー政府として現在仮登記は申請後14日間、本登記は45日間を目標に行っている。本登記には様々なステップがあるので時間を要すが、投資促進の意味も含めて仮登記で本登記とほぼ同様の企業活動を認める処置を取っている」と述べていたのですが、聞いていなかったのかなぁ。と。
特に仮登記については、講演後の質疑応答でも「仮登記と本登記の違いについて」とあり、ミャンマー国家計画・経済開発省投資企業関係局 局次長が詳しく説明したはずです。日本語への同時通訳もありましたが、それを聞いていればこんなコメント出てくる事態おかしいのです。
実際、かなり迅速化しており、先日は3週間弱で仮登記が出ました。本登記も3か月ぐらいです。もちろん、業種によるのですが、現在、会社法によるIT業務の100%外資の企業設立は最も設立しやすい業態の一つです。

「通常、登記→営業許可→銀行(中央銀行)の口座開設-」 ここの文章、かなりめちゃくちゃで、ど、ど、どこが通常やねん。とツッコミ入れてしまいます。銀行口座は、政府指定の国内民間銀行でも使用でき、仮登記が終われば口座開設できます。

ここの文章、あえて言うなら、仮登記→銀行(国内銀行)口座開設→営業許可でしょうか。営業許可という部分も微妙で業種によって異なりますが、ITの場合は特にライセンスというものは必要なく、銀行口座は仮登記が出れば口座開設が可能となります。正式的には本登記と営業許可(Permit to Trade)は3か月後ぐらいで出ますのでそこから営業できることになりますが、ミャンマー投資委員会の見解では、仮登記が終わった時点から営業してもよく、仮登記発給後すぐに口座を開設し営業、販売、その口座に入金があっても問題ないとのこと。

この記事を読むまでは、会社設立コンサルティング費を釣り上げるために、わざと会社登記を1年ほどかかるようにしているのかと思っていたのですが、ここまで堂々と記事を書いてしまうところをみると、変に編集されてしまったのか、根本的にわかっていないのか、誤解をしているのか、でも実際会社設立支援はされているようですし、なかなか理解不能な感じです。

理由はともあれ、誰でも簡単に訪問でき質問できる担当役所、ミャンマー投資委員会に確認すればすぐわかるのですが、こういったコンサルティング会社がたくさんあると聞きます。周辺アジア諸国で同様なビジネスをして、今度はミャンマーでひと稼ぎ。という会社も少なくないようです。2年前にはミャンマー進出コンサルティング会社など皆無でしたから。ミャンマーでの会社設立の情報もまだまだ少なく、また会社登記の方法は大きくは変わらないのですが、申請提出書類など頻繁に微妙に変わりますので、その当たりをついて、ミャンマーではこうです。と言われたら、日本から進出される方もそうかなと思ってしまうのだと思います。

ミャンマーに進出を決めたが、実務のところでつまずいている会社が多いと聞きますし、日本人同士で足を引っ張りあって本当に残念です。
ミャンマー進出において会社設立はそれほど難しくありません。当たり前ですが会社設立後が困難です。会社設立の話を重点的にする人ほど、怪しいのではと思ってしまう今日この頃です。
しかし、この内容を掲載してしまうSankei Bizもどうかと・・・。
長くなってしましました。。。

ミャンマーに不満を言うなら早く離れましょう。

ヤンゴンには100名ほどの日本の若者がいると聞きます。
日本人同士集まって、ミャンマーやミャンマー人スタッフに対して、不平、不満を言って、グチをいって、「そうそう」ってうなずいてお酒を飲んでいるという話を聞いたことがあります。
旅行や短期滞在ではわからない部分も多く見えてきて、仕事がうまくいかなくなると、自分のことは棚に上げて、こういった外的要因が原因でうまくいかないと言い始める、一つのパターンがあります。まあ、こういった日本人の多くは2年もしたらミャンマーを離れるのですが・・・。
ミャンマーの人にとってはいい迷惑だろうですね。誰も頼んでミャンマーに来てもらった訳ではないのですから。会社の指示でミャンマーに来て働いている方は別として、自分の意思でこのミャンマーに来て、ミャンマーの文句を言うのは理不尽ですね。ミャンマーの方もそんな方は求めてもいませんので、早くミャンマーを離れた方がいいかと。
と、ふと久しぶりに夕食を自宅で食べられる余裕ができて、そんなこと考えた日曜日です。

ミャンマーでの会社登記完了のスピードが確実にUPしています!

弊社では業務としてミャンマーでの会社登記業務も行っており、今も数社ご手配をさせて頂いております。先日は緊急依頼があり、3週間で仮登記を出してほしいとの厳しい条件でのご依頼がありましたが、日本企業の方にも書類を急いでもらい1週間弱で書類をそろえ、申請書類がすべて揃って2週間ちょっとで仮登記が発給させました。
受けた以上はやりきるぞと、皆必至で担当スタッフは何日か会社泊まりましたので、今後は1か月ちょっとの時間は絶対に頂こうと思った次第ですが、発給最短記録を更新しました。今回は100%外資系の駐在員事務所 という形でしたので、もちろん業種、業態によって費やされる時間は変わりますが、通常サービス業の100%外資系ですとそれぐらいで上がってくるものと予想されます
尚、本登記は、申請後2か月後ぐらいには出てきます。
投資委員会ヤンゴン事務所ができたおかげでヤンゴンにて申請できるようになりましたし、便利になってきました。

CBバンクのクレジットカード決済

CB銀行の営業がクレジットカード決済申請の営業に事務所にやってきました。
相変わらず、話しているスタッフは1名だけですが大人数。
米国制裁後、ミャンマーではクレジットカードの使用が原則禁止されていましたが、制裁解除に伴い、2013年8月現在、ミャンマー国内のホテルやレストラン、旅行会社などを中心に約350社のミャンマー現地法人との契約を完了。現在はVISA、MASTER、Union Payの3つのクレジットカード決済が可能で年内にも国内にてミャンマー人向けクレジットカードを発給させる予定とか。

端末機械はUSD250。ドルの場合は使用手数料は4.35%、チャットの場合は3.95%。カード会社は儲かりますよね~。
端末も電話回線でOK。ということで回線チェック。何気にこの人Iphone5 です~。

これまで現金決済が主流であったものがクレジットカードでの購入、分割払いでの購入が可能になり、国内の消費構造は2014年以降激変しそうです。分割払いが原則可能になり、これからミャンマーの人々も消費マインドに洗脳されていくのですね。。

エアサプライ ライブ イン ミャンマー2013

HTOOグループが主スポンサーになり、ミャンマーの歌手に多くがカバーされているAirSupplyのコンサートがヤンゴンMyanmar Convention Center でのコンサートに行ってきました。売上金はチン州やカチン州に住む学校に通うのが困難な子供らの奨学金に充てられるそうです。チケット代は50000チャット, 30000チャット、20000チャット。当日までに完売。
ミャンマーでは、Jason Mraz 、Michael Learns to Rock に続く、3組目の海外アーティストのコンサート。

完売とはいえ、当たり前ですがダフ屋が出てチケットを販売。
会場周辺には屋台もたくさん出て、ジュースから寿司まで売られています。ビールがないかと聞いたら、もちろん売ってます。闇ということで下から出してみましたが、その様子を一応警察も見てるも、見てみないふり。まーいっか。と。

会場入る前には一応セキュリティーチェック。瓶や缶、ペットボトルは持ち込めず、ビニール袋に移し替えさせられます。
そして会場入り口には記念撮影のスペース。

コンサートは予想に反し、ほぼ定刻のスタート。最初はロックバンドIron Crossによる国家斉唱。全員立ち上がります。で、前座のLay Phyu, Ah Nge, Y Wine, Myo Gyiのステージ。そしてAir Supply の約90分のステージ。

相変わらず写真撮りまくりの会場。Ipadで堂々と動画を長時間撮影している人もいます。二人が会場に降りてくるパフォーマンスがあるも、みな写真を撮りまくり。いいですねー

二人のうちの一人(名前がわかりません。。。)が、一人になりMC。父親が第二次大戦でビルマ線に参加。200人いた部隊のうち199人が戦死。一人生き残ったのが父親だというMC。そして、そのことを歌にしたのをはじめて披露するということでした。
何かこのMCとこの歌を聴くためにこの会場に来たのかなって、勝手に思いました。
相変わらずミャンマーは戦争が絡みます。。。

ステージは本当にすばらしいもので、これからもどんどん、世界の様々な歌手やバンドがヤンゴンに訪れてもらいたいものです。

ベネッセコーポレーションが全国のミャンマーの小学校に教具を寄付。

日本の最大手の通信教育企業である「株式会社ベネッセコーポレーション」と、ミャンマーに多くの系列会社を有し、今回のコラショ教具の開発生産パートナーであるEARTH GROUPの、「EARTHINDUSTRIAL(M)CO.,LTD.」の学びへの思惑が合致。

加えて、グローバルに商物流開拓を積極的に推進し躍進し続ける「株式会社住友倉庫」様の支援を得て、”途上国教育支援への民間連携”活動で、ミャンマーにある全国の僧院校に対して日本の小学生向け教具15万米ドル相当分を寄付しました。

 

地球儀(世界を観る)や、目覚し時計(時計の見方)、顕微鏡(微細の世界)など、ミャンマーの小学校には不足している教具が多く、現地から感謝され、有名な高僧が来られセレモニーが行われました。

企業進出サポートし、さらに地元に還元できる、ミャンマーで行う理想的な仕事です。
だからミャンマーを離れられません!

日本へITエンジニアを派遣している会社、どないやねん。

先日、日本で働きたいというミャンマー人ITエンジニアが弊社を訪れました。
日本企業から日本語が話せるITエンジニアの派遣依頼がありましたので面接。
4名来たミャンマー人のうち、一人はすでに日本への渡航が決まっているミャンマー人。残りの3名も日本へ行きたいとのこと。いずれも日本語が話せるシステムエンジニア。
しかし、この3名今も企業に勤務中。日本語もITの技術もその会社に教えてもらったのに、それは人としてどうですか?と。
まともな会社であれば、そんな形での転職は断ると思いますよ。と。自分がやったことは跳ね返ってくるのは当然。日本行きが決まっている彼女も、倫理を無視しても採用したい日本企業で働くのですから、日本で苦労することは目に見えています。
しかし、彼女らを一概に責める訳にもいきません。
彼女らに囁く会社も悪いです。倫理無視で自らの利益のみ追及し、結局労働者はポイ捨て。捨てたらまた人が育てた人材を横取りして自分で金儲け。
日本へ働きに行くミャンマー人。以前は逃亡する人も多く問題になりましたが、多くの原因は常識外れのピンハネしていたブローカーのような日本人ら。損したのは実際働いていたミャンマー人。
現在は、他社で育成した人材を横取りして売りつけるという、単純労働ではなくIT技術者派遣という名のブローカー。自社で育てたとか、すでに退職していた人らならまだいいのですが。
人材派遣・紹介を生業としていくものとして、人から後ろ指さされないビジネスをしないといけない、と、あらためて彼女らの話を聞いて思いました。
他社で育てた人材を横取りして商いしているような企業と一緒にされてはたまりません。