J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

日本でのミャンマー人の実習生の状況

ようやくクローズアップ現代が放送されたので、それを受けて現状を報告してみたいと思います。
先日日本へ行き、まともな受け入れ機関(組合)の方と情報交換しお互い驚きました。

日本側の方が驚かれたのは韓国やシンガポール、台湾の実態。
これについてはクローズアップ現代で取り上げられましたのでご参照ください。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3528_all.html

少し突っ込んで説明を加えると、
韓国は政府同士で労働者契約し(2007年のデモで日本人の方が撃たれた2ヶ月後!)着々と準備を勧めていました。ここ5年で15000人以上のミャンマー人が韓国に渡っています。ちなみにミャンマー人の実習生の年間数は150名前後。
急いで日本政府は法整備を進めていますが、そもそも準備期間が違います。

日本の組合が驚かれるのは韓国でのミャンマー人の手取り。8~10万円/月ほど稼げます。これは日本とほぼ同じか日本よりいい賃金。
少し前に同じくある番組で、建設会社が外国人はすぐ辞めて帰国してしまう。日本に魅力がない。とぼやいていましたが、おそらく旧態然の給料だから、他国で働く方が稼げるから帰国したんだと思います。

アジア全体の所得が上がっており、10数年前のアジアでの日本の立ち位置とは明らかに変わっています。ただこの変化がわからない中小企業の経営者がほとんど というのが今の最たる問題だと考えています。

【なぜミャンマー人がここ半年で実習生として日本へ渡航したミャンマー人のほとんどが脱走しているのか。】

これは私も驚き、なるほどと思いました。

要は、

現在、ミャンマー人を採用している会社は、中国人もフィリピン人もベトナム人も働かない仕事をミャンマー人に依頼しています。ミャンマーは賃金が安いので中国人やベトナム人よりも安くていいと思っている会社が多く、(ミャンマーでのミャンマー人平均賃金は8千円なので×5倍の4万円でも十分と思っている。)誰も働いてくれる人がいないからミャンマー人を呼んでいるという会社が多いそうです。

賃金が安くて 他の外国人がやらないような仕事。
しかも、その実態をミャンマーの送り出し機関は正確に伝えていない。
「昔より安くで日本へ行けますよ!」
と囁きます。

しかし、現実は厳しくミャンマー人労働者は逃げ出し、各地の入管はミャンマー人に対して厳しくなり、まともな日本企業はミャンマー人採用を見送る動きになっています。

もちろん悪い会社ばかりでなく、今年3年間で溶接工として働きミャンマーに戻り、弊社で実習生の実態を教える担当をしているミャンマー人もいます。

では、どうやってミャンマー人によい労働環境を提供してもらえる企業を探すか。

まずは、ミャンマー人がアジアでどの立ち位置にあるか。

中国人にもベトナム人にもフィリピン人にも勝てる部分がミャンマー人にもあります。

それらを理解して頂けその環境を作ってくれる会社。

そんな会社にどんどんミャンマーの方を派遣していければと思います。

ミャンマー人の特性を考えた結果、まずは技術ビザでの日本採用という依頼が増えてきています。技術大学など医学部と同レベルの難関でしかも5年間無事卒業できるまではテストで半分がふるい落とされるというところを潜り抜けたエリートであっても仕事がない、月給1万円で働いているという状況が今のミャンマーです。

地頭のいい人材が中小日本企業にも喜んできてもらえる状況があるのがミャンマー人材の一番の優位性ではないでしょうか。

ただ、この技術ビザはいわゆる受験の勝ち組しかいけません。受験で失敗しても(私もそうですが)、逸材は学歴だけではありません。技術生の延長線としての実習生という形で実習生派遣ができないか。
これが弊社の今目指すところです。
まずは技術大など地頭のよいミャンマー人を通してミャンマー人の仕事ぶりと能力の高さを示し、中国人やベトナム人の代わりではなく、ミャンマー人として正当な評価をして頂き、日本人の代わりとしてミャンマーの実習生が受け入れる環境ができばと夢見ています。

今月末、日本の大手信用金庫からミャンマーのセミナーを依頼されています。
ミャンマーの投資環境をお話するのかと思いきや、ミャンマー人の人材活用について話してほしいとの依頼。1年ほど前は中小企業でも海外投資ブームがあったが、今は景気が少しよくなり国内拠点を固めようとしたところ、求人しても集まらない。日本人の代わりとしての外国人雇用を考え始めている状況とのこと。

アジアも日本も大変革が起こり始めているようです。
乗り遅れないようにしなければ!

第2回研究会ご案内 『東南アジアにおける製造業の現状』

「東南アジアにおける製造業の現状」と題しまして、ミャンマーと中国(上海)を中心に東南アジアにおける産業・金融・消費財等の諸環境や現地の最新状況について講演していただきます。また、企業の皆様が海外展開する際にお役に立つ大阪府の支援施策についてもご講演いただきます。


1.日 時 平成26年7月2日(水)14:00~16:40
2.会 場 たかつガーデン 3F ローズの間(http://www.takatsu.or.jp/
大阪市天王寺区東高津町7番11号  TEL 06-6768-3911
3.定 員 30名
4.講演題目および講師
14:00~14:30 「大阪府の海外展開支援施策」
大阪府商工労働部 成長産業振興室 立地・成長支援課
国際経済交流促進グループ 総括主査  西田久人 氏
14:30~15:20 「中国・上海の現状」
大阪府商工労働部 成長産業振興室 立地・成長支援課
国際経済交流促進グループ         岩原 彩 氏
15:20~15:30  休憩
15:30~16:40 「ミャンマーにおける製造業」
ミャンマー ビジネスサポートデスク
J-SAT Consulting Co.,Ltd.             西垣 充 氏
5.主催 生産技術研究会、(一社)大阪府技術協会機械加工部会、産技研技術開発協力会、
金型綜合技術研究会
共催 (地独)大阪府立産業技術総合研究所(予定)
6. 申込方法
参加ご希望の方は参加申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXまたはメールにて
6月25日(水)までに下記事務局へお申し込み下さい。
事務局:生産技術研究会
〒594-1157 和泉市あゆみ野2-7-1 (地独)大阪府立産業技術総合研究所内
TEL&FAX:0725-53-1652  E-mail: goto@dantai.tri-osaka.jp

詳細ご案内はこちら 第2回研究会「東南アジアにおける製造業の現状」

2014年6月27日(金)「ミャンマー最新情報と優秀なミャンマー人を日本で活用して  採用難を乗り切る手法解説」セミナーのご案内

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今回のセミナーは、自動車整備業、建築業や建築関連業、物流や倉庫業、飲食業、介護事業者、各種サービス業、ソフトハウス、あるいはミャンマーに進出したい企業で通訳・広報として日本語が堪能な人を採用したい企業の方は必見です。

「セミナー後は懇親会。もちろん私も参加させて頂きます!」

第1部では、西垣が「ミャンマーの最新情報やビジネスチャンス」と題して、ミャンマー経済の現状や今後のビジネス展望などについて、最新情報に基づき、講演。

第2部として、「優秀なミャンマー人を日本で活用して採用難を乗り切る手法解説」と題して、船井総合研究所で、長い間上席コンサルタントとして、東証一部上場の大手企業から中堅・中小企業まで幅広い企業の支援を行ってきた青野正完氏に、アルバイト、技能実習生、就労ビザ取得による正社員採用など、優秀なミャンマーの人材を活用する各種手法を解説していただきます。

■ 日時: 6月27日(金)15:00~17:00 (セミナー)
その後希望者と講師による懇親会を日本橋界隈で開催します。

■ 会場: アクセス日本橋セミナールーム
東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル6F
東京メトロ銀座線 三越前駅 A4出口(コレド室町3) 徒歩1秒
ホームページ▶http://sg-biz.com/nihonnbashi/

■ 会費:3,000円(税込み) MYANMAR JAPON最新号付き
(当日受付でお支払いください)

■ 懇親会費:希望者のみ 実費精算(4,000円程度の見込み)

■ 定員:30名

■ 申込:下記の「参加申込みフォーム」に記入いただき、送信してください。
↓↓↓↓

https://asp.jcity.co.jp/FORM/?userid=sgbiz&formid=138

視覚障害者マッサージ短期集中講座卒業式

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「GENKYゲンキー」の売上に加え、今回はシンガポール在住のミャンマーの方から寄付して頂いた資金やゲンキーの客からの寄付などによる3月に開講した、社会人向け短期集中視覚障害者マッサージ講座。

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盲学校に通わず成人してしまった視覚障害者を募集、国立盲学校の夏休みを利用して、国立盲学校が場所の提供と点字教育、ゲンキーが資金調達と指導者派遣を担当。
社会福祉省の全面協力で今年で3年目。
今年もも参加頂き12名の視覚障害者マッサージ師が卒業しました。

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今回は指導するマッサージ師としてゲンキーからだけでなく、他店のマッサージ師にも参加してもらいました。これまで援助されてる側から援助する側に。
お金を稼ぐことも大切ですが、「社会の一員として活躍する」 が最も大切。
ヤンゴン管区の社会福祉省担当官から報奨金ももらい、充実感がある印象を受けました。
卒業生のうち数名は地元に戻って開業、その他もゲンキーをはじめ、マッサージ店への就職が決まっています。
12名のうち女性は3名。ゲンキーが開業して5年目、ある程度ミャンマー国内では視覚障害者マッサージが浸透してきたとは思いますが、まだまだがマッサージ=いかがわしい と ご両親が思われる場合が多いようです。
やるべきこと、まだまだあります。IMG_20140606_103453

最後はやっぱりカラオケ大会。好きですねー。一人ぐらいならまだしも5人は歌いました。

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翌日校長先生がお礼にと、関係者に豪華な夕食をご馳走してくれました。
国立盲学校の校長はミャンマー政府社会福祉省の高級官僚。
ミャンマーの役人はやりますよ~。

ジェイサットで日本人スタッフを募集します。

ジェイサットで日本人スタッフを募集します。

募集内容:日系企業のミャンマー進出サポート業務等。
       人材紹介領域の業務中心
応募条件:ミャンマーが好きで弊社の会社概要・経営理念を理解して頂き、一緒に事業を推進して頂ける方。長く働く覚悟のある方。
応募条件:30歳以下、男女、語学力問わず。PC操作(ワード・エクセル)英語ができれば尚可。
その他:制度としてはありませんが、日本語の話せるミャンマー人スタッフが多くいますので、彼らから語学を勉強することができます。
雇用条件:要相談
勤務地:ヤンゴン
募集方法:応募理由と履歴書をinfo@j-sat.jpまで送付ください。
       または直接6/28(土)東京 浜松町で開催の下記イベントにお越しください。
       「ミャンマー就職・転職フェア」 http://www.kyodo.co.jp/myanmar/jobfair-2014-jun/
締め切り:人材が見つかり次第締め切
日本の自動車修理工場への就職、ガンバレー!

ジェイサットビジネス日本語学校の卒業生が日本の修理工場に正社員採用の就職面接。
4ヶ月前は「あ、い、う、え、お」もわからない状況から朝10時~夕方5時まで月曜日から金曜日まで毎日日本語を勉強。もちろん宿題も大量。多くが技術大学卒ということで、頭はトップクラスということもあり、早いは早いですが、とはいえ面接ですべての日本語での会話となると、そこは4ヶ月、まだまだではあります。。隣で見ていてビクビクでした。

家族年収20万円ぐらいの生徒が多く、学校に通うために仕事ができない状況ですので日本語を勉強する強い気持ちを持っています。

面接の合格発表は今月中旬。決まれば彼らの人生、家族、一族の人生が一変します。
彼らの希望の将来への扉が開きますように・・・。

貰うより与える方が気持ちいい

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ミャンマーでは誕生日には、プレゼントをもらうのではなく、皆にご馳走します。色々支援をしてもあまり感謝されなかったりもします。日本とは真逆ですから最初は違和感がありましたし、最近ミャンマーに来られた人はわからない感覚だと思います。
功徳を得る機会が得られたから、その機会をつくってあげたって感覚なんですよね。
でも、最近感じ始めたのが、実はもらうより与える方が気持ちいいってこと。
その方がうれしいものなんですね。
これまで言葉では、いろいろ言われてきましたけど、肌感覚でそれを実感するようになってきました。
うちの会社でも、実は視覚障害者支援のマッサージ店、ゲンキーが一番社員の定着率が高い。実は事業の中では最も給料が低く、日曜祝日出勤なんですけど。でも皆に聞いたら、やりがいがあるからこの仕事が好きっていっています。
基本はそこですね~。

昨日は弊社スタッフの結婚式でした。もちろん、ここでも結婚する人がご馳走します。そこは日本も同じですね。

ミャンマー・タイ 進出企業・現地市場視察セミナー 2014

ミャンマー・タイ 進出企業・現地市場視察セミナー 2014

2014年5月18日~22日 主催:株式会社船井総合研究所

株式会社船井総合研究所の執行役員が随行、縮小ニッポンが再成長するヒントを掴む!ASEANセミナー2014 世界が注目する国で“儲け”の源泉を発掘!

ミャンマーパートは不肖 西垣も終日随行させて頂きます!

shisatsu

「ラミレス、群馬で描く第二の夢」 の記事を読んで。

休暇中に気になってメモしていたものをアップします。

日本経済新聞4月11日付の新聞にヤクルト、巨人、DeNAなどで活躍した ラミレス選手のインタビュー記事がありました。

外国人選手にとって日本では理解できないようなことを要求されることもあるが、「しょうがない」と割り切って、言い訳などせずに「はい、分かりました」と素直に受け入れ、「がんばります」と前向きにトライすること。要するに「郷に入れば郷に従え」の精神で、日本で実績を積み上げてきた。この3つが成功のキーワードとのこと。

1年ほど前、大学時代の教授に20年ぶりにお会いしたことを思い出しました。
すでに退官されているも、今も経営の研究しておられます。
先生から、経営を農法を例えて考えるようにと師事を受けました。
つまり、日本の野菜をミャンマーで育てようとしてもそのままでは育たない。
いくら品種改良した有能な種でもミャンマーの土壌にあわせないとダメで、その違いを理解して初めて育つものだ。それをミャンマーでは忘れてはいけないとのアドバイスを思い出しました。その例えはこれまでのどの例えよりもしっくりしています。

ミャンマーにきて苦戦されている日本企業も多いようですが、成功の最大の秘訣はシンプルで、わかっていても、なかなか実践できない「郷に入れば郷に従え」です。

優秀なミャンマー人の外国流出についての適否

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これまで日本へのミャンマー人派遣は反対でした。
優秀なミャンマー人が国外で流出したら国内産業の妨げになると思っていました。
それはそれで事実なのですが、国内人材紹介会社の経営してから、あまりにも優秀な人材がたくさん余っている現実を目にしてきました。
幼稚園のときから受験勉強にあけくれ難関大学学部を卒業しても就職先がない、あっても給料が低い。そんな若者があまりにも多すぎます。ミャンマーは今海外投資が急速に入ってきていますが大量採用はまだまだ数年かかりそうです。
それに、長年続いた格差社会。貧しい家に生まれれば這い上がるチャンスはありません。いくら勉強ができても雇用される先がないので限界があります。

海外に出て行けば、優秀なミャンマー人でも 下働きで安い給料で働かせられるかもしれない。実習制度など、厳しい仕事で低賃金でははありますが、3年働けば300万円貯金してミャンマーに帰国できます。
このお金は個人一人ではなく、家族、一族に多大なインパクトを与えます。
出稼ぎにいくミャンマー人の3年間は”犠牲”になるかもしれない。でも、その経験と300万というお金の及ぼす影響力は計り知れません。
地道でミャンマーで働いてもまだまだ限界があるのが現実。人生を変えるにはどこかでまとまったお金が必要。
ミャンマー国内で仕事を作り出しても給料は安い。賃金が安いから企業は進出してきているところも多いので、そう簡単には給料はあげてきません。

様々地方にいって、リサーチやら取材やらで現場をみてきて、そんな結論に達しました。
ということで、私はミャンマー人の出稼ぎ支援(実習生送り出し)をしようと思ったのでした。まだまだこれからですが、「夢を昇る国」に一歩でも近づけ今の限界を打破する社会作りの突破口になるものと確信に近づいてきています。

さて、今日は日本での正社員採用依頼があったミャンマーエンジニアら50名の第一次面接!面接は通訳係が一番大変ですね・・・。