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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

ミャンマーの新ビザシステム~ヤンゴン空港にて

ヤンゴン・ミンガラドン空港にて2010年5月から始まったアライバルビザを取得する場所ですが、入管審査へ行く手前。健康状態報告の書類を提出する右側にアライバルビザを手配するためのカウンターができています。
ここであらかじめ用意していた書類、もしくはここに書類がありますので書類を記載しビザ代を支払うことになります。
*書類はミャンマー大使館のホームページからもダウンロードできます。
http://www.myanmar-embassy-tokyo.net/visainfo/voa.pdf
シンガポールからの便で外国人は少なかったですが、数人はこの新しいビザのシステムを利用されていました。
基本的に入国審査でブラックリストのチェックに引っかからなければ入国されているようですので、これまで事前にビザを取得して入国していた条件とほぼ同じことになります。

ミャンマーの新しい到着ビザのシステムについて

これまでミャンマーへ入国する際は事前にビザを取得する必要がありましたが、2010年5月1日より、事前に申請、許可をもらわなくともヤンゴン空港とマンダレー空港にてビザが取得できるシステムに変更されました。
(1)査証の種類と料金
1.TOURIST VISA USD30 28日間滞在可能(延長不可)
2.BUSINESS VISA USD40 71日間滞在可能(延長可)
3.ENTRY(Social) VISA USD40 28日間滞在可能(延長可)
4.TRANSIT VISA USD18 24時間滞在可能
(2)査証申請時に必要なもの
1.パスポート(残期間6ヶ月以上)
2.査証申請書(航空会社が配布・事前にネットでの取得可能)
3.6ヶ月以内に撮影した写真2枚(4cm x 6cm)
4.ミャンマー出国する際の航空券
5.300米ドル/個人もしくは600米ドル/家族 相当の外貨(提示のみ)
6.入国カード
7.BUSINESS VISAの場合はInvitation Letterが必要。
(3)その他
1.宿泊地(ホテル等)は正確な名前と住所の明記が必要
2.ミャンマーの法律に従うという署名が必要
3.渡航禁止地域へは事前に許認可が必要
4.7歳以下の子供は査証代無料
*ジャーナリスト査証等特殊なビザについては以前通り事前に許可取得が必要になります。
*上記はUnion of Myanmar Travel Associationより発表された書類をもとにまとめたものです。実際の運営は2010年5月1日から始まったものであり、今後予告なく変更される可能性もありますのでその点十分ご留意願います。

ヤンゴン日本人学校


ヤンゴン日本人学校耐震校舎竣工式が行われました。
在ミャンマー連邦日本国大使館付属ヤンゴン日本人学校は、昭和39年(1964年)に開設された、日本人学校としてはバンコク校に次いで伝統のある学校です。
中国四川大地震に端を発した校舎の耐震調査では使用中の建物の一部が全く耐震性がないことがわかり、この度多くの方々の支援により第一期工事が終了しました。
本年度4月時点で幼稚部19人、小中学部45人が学んでいます。
ヤンゴン日本人学校ホームページ(http://yjs.fc2web.com/

正月休暇に入ります。

本日仕事納め。ミャンマー暦正月のためサネイ・ヤンゴン事務所は、4月10日から21日まで正月休暇に入ります。期間中頂いたメールのお返事は4月22日以降になりますので、あらかじめご了承くださいませ。GENKYクリニック・Sakura Tower店, Chinatown店とも4月12日から21日まで正月休暇。22日からは通常営業となります。
総選挙が行われ節目になる2010年。来年度も引き続き宜しくお願い致します。

バルーチャン水力発電所と日本落日

ミャンマーの新聞でバルーチャン水力発電所の50周年記念という特集記事が2日続けて掲載されました。本日2010年4月1日が記念日とのこと。
バルーチャン水力発電所は日本の戦後賠償第1号の事業であり、1982年には第一発電所への円借款供与、1986年には第二発電所への円借款による能力増強工事を行うなど日本とミャンマーの関係を象徴する案件であり、建設コンサルティング会社と建設会社が組んでODAを実行する後のモデルになった第一号と言われる、日本にとっては象徴的な発電所です。
(1954年4月にビルマ政府と商業ベースでの契約書に調印。日本の建設業にとって戦後初となる海外工事。鹿島建設:http://www.kajima.co.jp/news/digest/dec_2006/kiseki/index-j.htm
そして2003年には施設・設備を改修するため日本の無償資金協力する予定が欧米の圧力により停止。以降、日本とミャンマーの関係が後退するようになったとも言われ、日本とミャンマーの関係には深く関わるバルーチャン発電所。
バルーチャン水力発電所の第三発電所には1年近くも前から中国人技術者が頻繁に立ち入りしており、すでに作業を行っているという話も聞きます。第三発電所は日本が調査を行ったにも関わらず・・・。
欧米は政治問題を挙げて色々発言していますが、一方でミャンマー国内への影響力を着々と強めており、そういった現場を頻繁に目撃、耳にします。
日本政府といえば、人道支援が・・・の一辺倒。他国のようにしたたかに戦略的に動いておられるのかわかりませんが、ミャンマー国内における日本の影響力低下が著しいのを肌で感じる日々です。
トングー・ロード―ビルマ賠償工事の五年間 (1963年) (岩波新書)を読みました。
日本人が命を懸けて作ったバルーチャン発電所も今や中国のバルーチャン発電所となろうとしています。
戦時中、日本軍上層部の一部は撤退寸前までメイミョ(ピンウールイン)に芸者を呼び寿司を食べていたと、元日本兵の方から聞きました。発電機が回り、エアコンが効いた事務所と自宅を往復し、ヤンゴンやネーピードだけを往復している方々が中心になって繰り出されているような日本の今の対ミャンマー戦略。
65年前の悪夢の再現にならぬよう、宜しくお願い致します。

ヤンゴン⇔パガン寝台列車について

ヤンゴン⇔パガン寝台列車について、当初日本で人気であった寝台列車と思い情報を流してしまい、多くの方々にご迷惑をおかけいたしました。あらためてお詫び申し上げます。
鉄道事情に詳しい方に実際のところ報告して頂きました。
「新型車(改造)」ではありましたが、すべてミャンマー製の車両でした。車体も台車(車輪)も
ヤンゴン~バガン間の列車は、全ての車両と、ヤンゴンの駅の隣で点検中の車両も含めて確認いたしましたが、どれも日本製(ブルートレイン)ではありませんでした。
スペシャルスリーパーのうちの一つは、昔、ダゴンマンで使用していたものを内装を張り替え、外の塗装も塗り替えて走っています。
もうひとつのタイプのものも、一見、日本のブルートレインのように(中国からの寝台車も同様)片側に通路があるタイプですが、こちらもミャンマー製のものでした。
(※座席や、寝台などのパーツが「日本製」という意味なのかもしれません。個々のパーツまでは、日本製なのかどうなのかは確認する手段はありませんでした)
レストランカーも、従来のミャンマー製の座席車を改造してテーブルを設置しているものです。(冷房は無)
日本製の(快適な)車両ではなかったものの、ヤンゴン~バガンへの移動手段としては、新たな選択ができたのでいいと思います。夜行バスは安いですが狭いしキツイですから。
ホテルが一泊分浮くのと、翌朝8時(多少遅れはあり)に到着することで、その日もまる一日観光に使えます。
3回見に行きましたが、まだガラガラでした。
外国人ツーリスト用と言っているだけあって、一般のミャンマー人の乗車をある程度制限しているのかもしれません。

ヤンゴンで日本のドンクのパンが食べれます!

神戸に十数年生活しドンクやフランス人の下でパン修行した職人が手作りで焼いたパンがヤンゴンで食べられます。
材料はニュージーランド産無塩バターやオーストラリア産小麦粉、フランス産モルトなど、すべて無添加のものを用いた安全で美味しいパンです。
ミャンマーの人は甘いパンを好むので、ヤンゴンで日本にある味のパンが入手困難だったのでとっても貴重。
店は構えておらず、オーダーのみ受付。毎週火曜日と金曜日の朝3時から仕込みに入りパンを焼くそうで、前日までに注文。配達料は1回3000チャット。ただし、Bahan Townshipと5点以上の場合のみ。20点以上の注文は無料で配達してくれます。
パンは今のところ3種類
パンドミ:2000チャット
フランスパン:1500チャット
ミニフランスパン(10個入り):2000チャット
注文は:ティンミャンマーランゲージセンター まで
THIN Myanmar Language Center
No.164, Room 2D, 1st Floor, Barggayar Road, Sanchaung, Yangon
TEL:504834, 09-5072440, 休日:木曜日
地図 http://www.geocities.jp/thinayeayeko/

ヤンゴン⇔パガンの直通寝台列車の運行開始!

ヤンゴン⇔パガンの直通寝台列車の運行が本日3月10日からスタートします。
ミャンマー初の外国人観光客に向けた列車。
Ordinary US$30:1車輌62席X2車輌
Upper Class US$40 : 1車輌40席 エアコン付き
Special Sleeper 1 US$50: 1車輌4席部屋X4車輌 エアコン、トイレ付き
Special Sleeper 2 US$50 : 1車輌4席部屋X4車輌 エアコン、トイレ、シャワー、キッチン付き
上記以外に食堂車もあります。
運行スケジュール:
毎日 ヤンゴン16:00発 パガン08:00着
毎日 パガン16:30発 ヤンゴン08:30着

ミャンマーのカーナビ

Millicom という会社ご存知でしょうか?
ミャンマーで唯一GPSサービスを行っている会社です。
GSMの電波を使ったナビで、このシステムを積んだ車の位置はとネットもしくはGSMで接続されたパソコンでチェックできます。会話もできます。といってもGSMでつなげますので正確には携帯電話で話しているようなものです。
搭載した車のルートは別売のSDカードに記録することができ、GSMで繋がれてなくともルートが保存されています。
一般的には商用で主に企業が営業車や物流車に設置し利用しているようです。経営者の管理用に使われているようです。
カーナビとして使用することも頑張ればできます。
地図データをパソコンに保存しておき、そのデータと自分の現在地はリンクさせることができます。まあ、現在地を把握するだけですが。
初期費用はGSM、GPSのアンテナやマイク、ワイヤーなどのセット代として60万チャット。月々の使用料は必要なく、GSMのチップを各自で用意しなければなりません。かかる費用は自分が使うGSMの使用料金。
日本なら携帯電話に付属している機能で、これが高いのか安いのかよくわかりませんが運転手の管理には使えるツールです。
ちなみミャンマー国内にて東芝の販売代理店などを行っているミャンマーの会社が国内販売をしています。

便利な日本からハノイ経由、ヤンゴン行き

今月就航したベトナム航空のヤンゴン⇔ハノイ便により、日本からミャンマーへ行くルートの選択肢が増えました。
ちなみに、水祭り期間中はヤンゴン発の便はどのルートも満席状態ですが、今ならハノイ便は空いてますので日本へ行くことも可能です!
西欧人やタイ人観光客が増えて、ヤンゴン⇔バンコク間が確保しにくい状況ですので、かなり便利です!
VN955便 成 田(11:00発)->ハノイ(14:30着) (毎日)
VN701便 ハノイ(16:10発)->ヤンゴン(18:10着) (火、木、土、日)
VN700便 ヤンゴン(19:00発)->ハノイ(21:30着) (火、木、土、日)
VN954便 ハノイ(00:05発)->成田(06:50着)    (毎日)