2024年06月10日
東洋経済オンラインへの新しい記事が公開されました。
「外国人との対話を十分に行わない日本人の悪癖(東洋経済オンライン)」
「○○人」と一括りではなく「個人」として付き合え
ちょうど帰国していた際に立ち寄った京都、そこで感じたことを人材の現場とつなげて書いてみました。
公民館の取り組みはとても面白く、全国に広がって欲しいと感じます。
カテゴリ:会社関係,取材関係,実習生・グルーバル人材
2024年06月10日
東洋経済オンラインへの新しい記事が公開されました。
「外国人との対話を十分に行わない日本人の悪癖(東洋経済オンライン)」
「○○人」と一括りではなく「個人」として付き合え
ちょうど帰国していた際に立ち寄った京都、そこで感じたことを人材の現場とつなげて書いてみました。
公民館の取り組みはとても面白く、全国に広がって欲しいと感じます。
カテゴリ:会社関係,取材関係,実習生・グルーバル人材
2024年06月08日
福井県から受託し、ヤンゴンのジェイサットアカデミーで行われている福井クラス(全12回)のうち、5回目となる「福井弁講座」をNHKに取材して頂き、当日放送されました。
これまでジェイサットアカデミーから多くの介護技能実習生を日本にご紹介して来ました。現場で働く卒業生らに、「事前に勉強してきたらよかったのは何ですか?」と聞けば、多くが「方言!」と答えていました。
来日前に1年間みっちり日本語勉強し、N3レベルである程度日本語ができるますが、勉強しているのは標準語。しかし、多くの人材が求められているのは地方。さらに介護現場はお年寄の方なので、方言が主流で、様々苦労しているという声がありました。
今回、福井県から受託した目玉講座がこの「福井弁講座」
すぐに話せる訳ではありませんが、少なくとも、「自分が勉強した日本語とは別の日本語がある」と来日前に知るのは、地方定着する意味でもとても重要だと思っています。
そのような重要な講座を担当して頂くのは、何と現役の民間放送局のアナウンサー!
福井放送の中村謙太アナウンサーは、ご自身のユーチューブでも「福井弁」を扱った動画を多く配信されている、プロ中のプロ!
ユーチューブ「なかむ~の福井弁講座」FBC 福井放送公式チャンネル
https://www.youtube.com/playlist?list=PLUZqIKpjJjR6-JuFG9JQTNCnZLwYV2d-i
授業はとてもわかりやすく、さらに実践的で、生徒らにも大好評!
多くの地方でも求められることで、日本全国に広がればと期待しています!
カテゴリ:会社関係,取材関係,実習生・グルーバル人材
2024年06月07日
東洋経済オンラインに、第二回が掲載されました!
タイトルは
「外国人労働者が日本を働き先として選ばない理由」
日本よりも韓国が賃金も文化も魅力的という現実
https://toyokeizai.net/articles/-/754524
ネット上では、コメント機能があるヤフーニュースにも取り上げられ、掲載と同時に次々とコメントが書かれました。
ヤフー上でのコメント数は280ほど、編集部からは、「初日に4万近いPV、二日目も同じぐらいのPVで、外国関係の内容の記事でこれだけのPVは快挙です。」とのコメントも頂きました。
コメント内容を読むと、ちょっと凹んでしまうこともありますが、多くの方に見て頂けるのはありがたいことです。
次回もぜひ伝えたい内容を書いてみたいと思います!
カテゴリ:会社関係,取材関係,実習生・グルーバル人材
2024年04月18日
ミャンマーは昨日、4月17日が元旦でした。
今年は水祭り休暇を利用して、屋久島を訪れており、縄文杉をはじめ、屋久島の自然から多くを教えてもらっています。
土壌環境が厳しいからこそ、初代、二代目、三代目とそれぞれの役目を果たしながら命をつないでいる大木。決して真っすぐ伸びなくても、時には倒木を使って、時には何本かが集まって成長している姿。
逆に、真っすぐ綺麗に育った木は途中で伐採され、長く残っていないようで、J-SATもかくあるべきだと、勝手に解釈したミャンマー正月でした。
正月期間中も様々当地の情報が入ってきますが、自身の役割を果たし、二代目、三代目に繋いでいければと思います。
本年もどうぞよろしくお願いします。
カテゴリ:会社関係
2024年04月16日
この度、東洋経済オンラインに記事を連載して頂けることになりました。
日本で働くミャンマー人らの現状、現場の話を中心にお伝えしていければと思っています。
第一回:
外国人の安定雇用には日本人の「平等意識」を捨てよ
真の「平等」を理解し、外国人を安定的に雇用する
リンク先:https://toyokeizai.net/articles/-/747807
カテゴリ:会社関係,取材関係,実習生・グルーバル人材
2024年02月28日
https://www2.pref.fukui.lg.jp/press/view.php?cod=ad64e61707370217O8
福井県では、外国人介護人材の確保を促進するため、新たにミャンマーの送出機関と連携し、同国からの技能実習生を受け入れられるよう準備を進めています。
このたび、本県に受け入れるミャンマー人介護人材に対し、日本語や介護技術の教育に加え、県内の介護施設で働く上で必要な本県の風土や方言などを入国前に教育する「福井クラス」を現地に設け、外国人材の安定的な確保と、入国後も本県で安心して生活でき、長く活躍する人材の受け入れを促進します。
ついては、下記のとおり、開講式を行いますのでお知らせします。
1 日 時 令和6年2月28日(水)13:00~13:30
(ミャンマー時間 10:30~11:00)
2 場 所 福井県庁2階中会議室
(県庁とミャンマーをオンラインで結び、開催します)
3 内 容(開講式)
・あいさつ
池上栄志 福井県健康福祉部長
土屋秀樹 福井県社会福祉協議会専務理事
西垣 充 (株)ジェイサット代表取締役
・ミャンマー人技能実習生紹介(12名)
・技能実習生 代表抱負
※開講式終了後は、「福井クラス」授業
4 「福井クラス」の概要等
・本県の介護施設で働く予定のミャンマー人技能実習生12名に対し、現地で日本語・
介護教育に加え、福井県の方言や文化、本県で既に働いている外国人技能実習生など
どオンライン交流などの授業を実施
・今年秋頃に入国し、県内の高齢者施設で実習を開始する予定
福井県ホームページ:
https://www2.pref.fukui.lg.jp/press/view.php?cod=ad64e61707370217O8
福井新聞でも大きく取り上げて頂きました。
カテゴリ:会社関係,取材関係,実習生・グルーバル人材
2024年01月23日
アフガニスタンで人道支援活動を続けてきた中村哲さんの活動を20年以上に渡り記録してきた谷津監督をJ-SAT単独でヤンゴンにお招きし、J-SATアカデミーの在学生を対象に、映画「荒野に希望の灯をともす」の上映会及び谷津監督による特別講演会を行いました。
谷津監督との出会いは2001年に遡ります。2001年に初めて日本の番組コーディネートを担当した際のカメラマンが谷津監督でした。取材時に同行し、中村医師の活動やタリバンの話を聞く中で、現実と報道の違いに驚き、そして、ミャンマーの現状を正しく日本に伝えないと!と、、その後ミャンマーにおける日本の番組コーディネートを事業の一つとして、これまで150以上の番組制作に関わってきました。
昨年、宮古島を訪問した際、中村哲さんのファンというバーのオーナーにお会いし、宮古の若者らに知って欲しいと願っておられました。そこで谷津監督のことをご紹介し、宮古にお越し頂き、映画を宮古で映画を上映しよう!となりました。
宮古島での上映の打ち合わせのため、久しぶりに谷津監督に東京でお会いしました。映画の話や中村医師の普段の姿をを聞く中で、ぜひJ-SATの社員や日本での就労を目指すJ-SATアカデミーの生徒たちに「等身大」の中村医師の話を聞いてもらいたいと思い、宮古とともに、ミャンマーにお越し頂きたいと思い、ヤンゴン特別講演を依頼。そして、今回の特別講演が実現しました。
上映及び講演会は、まずJ-SATアカデミーの在校生及び教師314名を対象に行われました。生徒らには、自らの置かれている状況と重なる部分が多く、涙する生徒も多く見られました。谷津監督からは、中村医師が「利他」の精神を最も実践した人物でした。私(谷津監督)は70カ国以上を取材で訪問しましたが、ミャンマーが利他(ミャンマー語のプラヒータと合意語)の精神が最も浸透している国であること、日本の方々にその心を伝えてほしいというメッセージが届けられました。
私も以前映画をみたことはありましたが、コロナ、政変後見ると全く違う印象を持ちました。最も印象に残ったのが、自然災害で用水路が土砂で埋まり、長年の経験や実績が一瞬で振り出しに戻る大災害の場面。
自分たちとは関係ない力により一瞬で振り出しに戻された経験を重ね涙が溢れました。そんな中でも、中村医師は再び立ち上がり、より大災害前よりも良いものを完成させるシーンを見て、どんな状況であっても「希望」を持ち続ける大切さと、それを裏切らない結果を示す映像。先行き不透明な状況ですが、ミャンマーで踏ん張る人々のためにも「希望」を少しでも見せ続けないとと、強く心に誓いました。
講演会は、弊社の社員向け、
在留邦人向けにも行いました。
在留邦人向け上映会は、後援として「在ミャンマー日本大使館」、協賛として「日本ミャンマー商工会議所」「ヤンゴン日本人会」にご協力を頂き、講演後、多くの方から感謝して頂きました。
中村医師は当然凄い方ですが、谷津監督がおられなければ、その功績は埋もれていたと思います。谷津監督と知り合えたことに感謝するとともに、これからも多くの方に中村医師そして谷津監督のことを知ってもらえたらと願っています。
尚、講演会はYahoo News、NNA でも記事として配信されました。
https://www.nna.jp/news/2611708
2024年01月08日
福井県下の企業の皆様へ
福井県は、高度外国人材等を海外で育成し、受け入れる企業を支援します。
(ふくい高度外国人材等活躍応援事業)
J-SATは福井県と連携協定を締結しました。
今回、高度外国人材等(ミャンマー人材)を現地(ミャンマー)で育成(日本語教育や福井県の地域性等についての研修)し、受け入れる場合に人材紹介に係る費用等を福井県が支援します。
これに伴って、参加企業募集セミナーを開催いたします。
【日 時】令和6年1月22日(月) 14:00~15:10
【開催方法】オンライン(Microsoft Teams)
【内 容】・ふくい高度外国人材等活躍応援事業の概要について
・ミャンマーの現状とミャンマー人材の優位性について
・ふくい高度外国人材等活躍応援事業における人材の育成内容およびスケジュール等について」
【申込方法】下記のいずれかの方法でお申し込みください。
(1)専用フォーム(←こちら)へ記入・送信
(2)セミナーチラシ裏面の参加申込書を記入、(FAX:0776-20-0648)へ送信
※本事業への参加申込にあたっては、セミナーへの参加は必須ではありません。随時お申込みいただけます。
詳細はこちら↓↓↓↓
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/rousei/kigyoushien/koudogaikokujinzaikatuyaku.html
カテゴリ:セミナー,会社関係,実習生・グルーバル人材
2024年01月06日
カテゴリ:会社関係,取材関係,実習生・グルーバル人材
2024年01月04日
今年の仕事始めは、何と数年ぶりに日本での仕事始め!!!
7日にはヤンゴンに戻り、今夜から来緬して頂く日本電波ニュースの谷津監督の準備をすすめます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
新年の挨拶は J-SAT通信 から引用させて頂きます。
昨年末、前年に引き続き、社内パーティを催すことができました。昨年の地方治安の悪化を受けて、出産を機に地方でリモートワークをしていた社員たちもヤンゴンに移動し、ほぼ全社員が集結したパーティとなりました。家族を地方に残し、不安を抱えつつ新年を迎えた社員も少なくありませんでしたが、今を生き抜き、未来に向けて力強く歩むJ-SATの社員たちと共に、社としての責任を全うすることを改めて誓いました。
昨年9月、ミャンマー国軍は、在外ミャンマー人労働者から所得税を徴収すると発表しました。日本で勤務する人材にもこの規定が適用されるため、ミャンマー人の受け入れに障害が生じないことを切に願っています。税金は当局の収入に寄与する一方で、日本での収入は人材の家族にとって貴重な収入源です。ミャンマー国内では約70%の人々が第一次産業に従事していますが、治安の悪化により、特に漁業や農業が厳しい状況に置かれており、多くの家庭が海外で働く家族からの仕送りに頼っているのが現状です。もし海外への扉が閉ざされれば、日々の生活に大きな影響が出るでしょう。多くの若者が海外就労を目指していますが、家族や経済的事情から出国できない人々も多く、それにより更なる厳しい生活を余儀なくされる可能性があります。国民生活と政治・経済の正常化がバランスを取りつつ、進めることが肝要だと考えています。
ミャンマー経済の権威である政策研究大学院大学の工藤年博教授は、「国軍の権力掌握後、多くの高校や大学の教員が辞職し、高等教育を受けられない若者が急増している。雇用状況の悪化と共に、職場での技術習得の機会も減少している。このままでは、教育や訓練を受けられなかった若者世代が生まれる恐れがある」と述べています。「ミャンマーの若者を日本で留学・研修・就労させることは、将来のミャンマーの発展に不可欠である」とも付け加えています。
J-SATは、今年も未来のミャンマーを作る人材を育成し、日本に紹介し続ける意向です。昨年12月に行われたJLPT日本語能力試験には、東南アジアで最も多い10万人が応募しました。日本に興味を持つ若者が急増しているのは喜ばしいことですが、韓国への人材移動が増えることを危惧しています。経済発展が進む国ほど人手不足が深刻化しており、日本の隣国である韓国も例外ではありません。ミャンマー国内における韓国のイメージでは、ドラマや音楽による親しみや日本より高い給料が魅力的であること。これまで、韓国からの求人は男性が中心で、政府間の送り出しに限られていましたが、昨年末から民間企業への送り出し事業参入が許可され、介護分野などで女性労働者の受け入れが検討されています。今年度はミャンマー人をさらに多く受け入れる予定のようです。韓国語は、日本語同様、ミャンマー語と文法が似ており、学習しやすいことも韓国への渡航を目指すハードルを下げています。
ミャンマーの方々に、日本への興味を継続的に持ってもらうためには、日本企業の良さや特徴を、特に地方に住む若者たちに伝えていくことが急務だと感じています。現在、「技能実習制度」が廃止され、「育成就労制度」という新制度が議論されている。これまでの国際貢献から外国人材の確保と育成に代わるものですが、これを境に日本での外国人活用は大きく変わることが予想されます。ただ、昨年末に発表された技能実習制度に代わる新制度(育成就労制度)の方向性を示す最終報告書を見る限り、日本目線から設計されていると思わざるをえない内容が多く、海外目線を感じられない部分も多く見受けられます。日本の人々が思っている以上に東南アジアの国々は発展しており、日本政府が昨年8月に表明した2030年代半ばまでに全国平均を時給1500円に引き上げるという目標は、ミャンマーの人々からも安すぎると驚かれています。
J-SATは、ミャンマーで活動する企業として、海外から見た日本の現状や現場での問題点を発信し続け、日本とミャンマー双方にとって正しい発展に寄与する活動を今年も続けていきたいと考えています。
今年もご指導とご鞭撻をよろしくお願いいたします。
カテゴリ:会社関係