J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

ミャンマーの大学に通う学生向け就職フェア

ミャンマーの大学は、9月末に卒業試験が行われ、卒業証書をもらうのは2月頃。早い人は10月から働き始めます。新学期は12月から始まります。

こういったスケジュールから、9月前後の8月と10月は毎年就職フェアが多く行われます。

今年はチャットの下落などの影響もあり、景気の低迷から一部就職フェアが中止になるなど影響が出ていますが、不景気なほどいい人材が確保できると言われている通り、こういった時期だからこそ、逆にいい人材が確保できます。

今年もヤンゴン経済大学や共同組合大学をはじめ多くの大学から直接お声をかけて頂き、出展させて頂きました。

法則通りに各大学での就職フェアや民間企業主催の就職フェアでは、いい人材が多く登録に来られました。

弊社でも、この時期だからこそ育成すべく、いい人材を積極的に採用していければと思います。

ミャンマー社会福祉省とJ-SATとの共催「第2回介護セミナー」

ミャンマー社会福祉省とJ-SATとの共催 「第2回介護セミナー」をバゴーで開催しました。

パテインで行った第一回よりは参加者は少なかったものの、バゴー管区の社会福祉省ディレクターら担当役人に加え、労働省やバゴー管区選出、教育・労働・高齢者対策などの担当する国会議員の方にもご参加頂きました。

正式に日本での介護実習生派遣が始まったことをうけ、セミナーでの質疑応答では労働省の担当官から日本への介護送り出しまでの費用や訓練、受け入れ態勢など具体的な質問が飛び交いました。

ただ単に送り出すのではなく、今後ミャンマーでもも高齢化の波がやって来るが、そのための準備期間はまだあり、海外で研修を行うのは有効な対策ということが、理解して頂けました。また、シンガポールや台湾などからも引き合いはあるが、日本のことはミャンマー国民はよく知っており、安心できる国だ。との労働省役人の方からコメント頂きました。

デモンストレーションが最も盛り上がり、とてもわかりやすく、参加者からは、介護のことについて、よくわかった。きちんとした技術が必要で、日本式は素晴らしい と感想を話されていて、目的であった日本で介護実習を行う意味が伝わったようです。

世界中で介護人材争奪戦がはじまろうとしていますが、まずは、ミャンマー政府関係者に【介護研修=日本】というイメージをつけてもらう活動を今後も続けていきたいと思います。

追記:当日のセミナーは朝日新聞、NNA誌でも後日紹介されました。

兵庫県での外国人留学生セミナー【2018年10月20日】

神戸山手大学と(一社)日本インバウンド教育協会の主催による、外国人留学生対象のセミナー&就職相談会が10月20日兵庫国際交流会館で行われます。

神戸山手大学は外国人留学生の就職支援に力を入れているそうで、さまざまな企業様から話を伺う中で、「日本で就職したい留学生」と「留学生を雇用したい企業様」の間に、さまざまな障壁があることに気づかれたそうです。

そこで、留学生と企業様のマッチングイベントを実施。通常の合同企業説明会にとどまらず、留学生、企業様の双方がWin-Winとなるべく、セミナーも取り入れる形式となっています。

私も留学生向け と 企業向けの両方でお話させて頂くことになりました。

企業説明会は積極的に採用したい兵庫県内の優良企業を中心に約15社が参加予定。
また、在留資格、就労ビザに関する相談会などもあり、日本で働くために必要な情報が色々聞けるチャンスになっています。

ジェイサットアカデミー卒業し企業でがんばっている人材も当日登壇予定。

就活中の留学生だけでなく、日本で就職を考えている留学生など、大学コンソーシアムひょうご神戸加盟校の留学生が対象になっています。

申し込み不要ですので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

日時 2018年10月20日(土)13:30~17:00
会場 兵庫国際交流会館3F(神戸市中央区脇浜町1丁目2-8)
▼アクセス
http://www.consortium-hyogo.jp/access/index.html
内容 セミナー (13:30~14:30)
企業説明会(14:40~17:00)
参加対象 大学コンソーシアムひょうご神戸加盟校の留学生
申込 不要
お問い合わせ 神戸山手大学 キャリアセンター(主催)
Tel:078-341-3056

ホームページ:http://www.consortium-hyogo.jp/event/2018/181020_seminar.html

 

タイ盲人協会からポンチャイ先生再び!

タイ盲人協会から来て頂いたポンチャイ先生。

ゲンキーには過去何度か来て頂き、足マッサージを主として、技術移転してもらっています。

ポンチャイ先生はミャンマーは戦車があって危険なところと長年思っていたようですが、スデダゴンパゴダをはじめ、素晴らし場所と素晴らしいミャンマーの人に感動して、今ではミャンマーをとても気に入って頂いています。

今回からは、ゲンキーに新しく入った新人らを中心、細かな技術指導を行ってもらいました。

ポンチャイ先生は英語もミャンマー語もダメですので、タイ語⇔ミャンマー語の通訳に来てもらっての指導。タイ国境出身で、普段はタイ人観光客のガイドをしている隣人が喜んでやってくれています。

今後も半年を目安に来緬してもらい、ゲンキーのスタッフ技術向上を支援して頂きます。

東大阪商工会議所のセミナーでの外国人活用セミナー

東大阪商工会議所主催の海外人材セミナーで登壇させて頂きました。

「外国人を実際に活用するポイント」と題して、中小企業が外国人を実際どのように採用し活用するのかというところをポイントに、

大阪外国人雇用サービスセンター と ハローワーク の担当官から行政としての視点 からの説明。
技能実習生受け入れ管理組合が技能実習生の受け入れ方の説明。弊社から高度技能外国人材の活用についての説明。

とそれぞれの立場から大枠でとらえることができるセミナーでした。

当日は定員70名満席。

もっと深い話がそれぞれできればよかったですが、時間的に厳しく消化不良でもありました。。。

ミャンマー社会福祉省とJ-SATの共催「介護セミナー」スタート!

ミャンマー社会福祉省とJ-SATの共催『介護セミナー』を9月1日エーヤワディ管区パテインで行われました。

ミャンマー政府からは、ティンゾウモー社会福祉省エーヤワディ管区ディレクターをはじめ、高齢者支援に関わる社会福祉省職員、介護施設関係者、国際NGOや地元高齢者を支援するNGO関係者など約80名が参加しました。

セミナーでは、ミャンマー政府から約1時間に渡り、ミャンマー政府が行っている高齢者支援が説明され、2010年から急速に60歳以上が人口に占める割合が増え始め、2050年には全人口の24.5%が60歳以上に達し、出生率は1.6%まで下がることを説明。将来やってくる高齢化社会に向けて、今から準備をしなければならないことが示されました。

プレゼンの中では、高齢化がすすむ日本へ行き技術や運営方法などを学ぶことも大切との説明もありました。

ジェイサットからは、日本式介護の説明からはじまり、介護士経験15年の花房いずみ氏によるベッドから車イスへの介助法や衣服の着せ替え法、老化を防ぐ体操など、日本式の介護法を出席者も参加しデモンストレーションが行われました。

出席者からは、「ミャンマーの高齢化がいがいに早くやってくることに驚き、今から準備をしないといけない」という声が多かった他、「高齢化がミャンマーより進む日本から学ぶことは多い。」との意見もありました。

ミャンマー社会福祉省とジェイサットは、同様のセミナーを1年かけて全国各地で行う予定で、将来のミャンマー高齢化社会に向けての準備を促すとともに、今月にもはじまるミャンマー人の日本への技能実習制度を使い、日本で介護技術を学び、帰国後ミャンマーで生かす方法を伝えていきます。

J-SAT主催 第二回ヤンゴン外国語大学(YUFL)での就職フェア

昨年に続き、J-SATが主催となった日本企業向け就職フェア【第二回ヤンゴン外国語大学就職フェア】を行いました。

ミャンマーに進出している日本企業15社と、ヤンゴン外国語大学日本語学科に所属し、日本企業で働きたい最終学年生31名とフランス語学科など他学科と1-3年生の日本語学科生19名の合計50名が参加しました。

事前にJ-SATの社員が面接を実施、さらに内田クレペリン検査も参加者全員に事前に行っていることもあり、各社真剣な面接が行われました。

同時刻に別教室を使い、個別に詳細な企業説明会も行いました。

参加した企業様からは、参加学生のレベルが高く、一度に日本語人材が多く面接できたと非常に好評でした。

さらには、日本語でミャンマーの若者に面接などを通して様々ヒアリングができ、各社にとっては将来の顧客になる企業も多く、マーケティングという意味合いでもとてもよかったと評価頂きました。

まだまだ学校卒業後就職活動を行うことが一般的なミャンマーにおいて、J-SATでは数年前から在学中に就職活動するよう学生らにはセミナーやインターンシップなどで促しており、今回のような在学中に就職を考える機会を、今後も全国の大学で展開していく予定です。

J-SAT主催セミナー1000名以上が参加!

毎年恒例のJ-SAT主催キャリアセミナー。今年は「交渉術」について。

ミャンマー特有の交渉術について、それぞれの業界から3名の講師をお迎えしセミナーを行いました。
まずはU Aye Kyaw氏。誰もが知る人事関連教育の第一人者でミャンマー政府への指導も行っています。そして、年収2000万円を誇る企業で働くミャンマー人人事責任者として、おそらく頂点に立ち、ミャンマー人の憧れDaw Shwe Yee女史。最後に、叩き上げの事業家Aung Thamardi Gold and Jewelley Shop 創業者のU Aung San Win氏。

それぞれ違うキャリアを歩んできた経験からくる「ネゴシエーション(交渉術)」
概論が多いセミナーにおいて、具体的で実践的なセミナーはミャンマーの人々にも響いたようで、参加者の97%がアンケートで今後の自分の仕事に役に立つ と回答していました。

会場は1000名近くのミャンマーの若者が集まり、最後は立ち見も出るほど大盛況。きちんと事業部だけで運営管理、仕切れるようになり、J-SATにとっても、貴重な社員教育の場になっています。

さて次回はどんなメンバーでどんなセミナー内容になるのか。企画案が楽しみです。

 

福岡アジアビジネスセンターでの海外人材活用セミナー

福岡県が運営する福岡アジアビジネスセンターは、県内中小企業の皆様が積極的に海外展開できるよう、情報提供から現地でのサポートに至るまでワンストップで支援を行っています。

今年も弊社がアドバイザーを受託させて頂いており、外国人材採用についての問い合わせが多いことから、セミナーを開催させて頂くことになりました。

セミナーでは、弊社からエンジニアを採用して頂いている企業様ご協力頂きました。具体的に採用経緯やその手順、採用後の苦労などお話して頂き、とてもわかりやすく、参加された方も参考になったと思います。

船の設計を行っているこの会社の従業員数は10名。技術者は6名。うちミャンマー人スタッフが3名と技術者の半分がミャンマー人。船の高度な設計を行い、日本語も仕事では問題ないほど話せているようです。ミャンマー人を採用し売り上げは150%アップしたとのこと。

もちろん、そこに至るまで、外国人を受け入れるということで様々ご苦労されていますが、会社として日本を楽しんでもらおうと、会社として様々工夫されています。

また、2か月前に日本にやってきたミャンマー人スタッフも登壇。

日本語勉強し始め一年弱にも関わらず、普通に話す日本語力に会場は驚かれていました。
現在同社で働くミャンマー人エンジニアは女性ということもあり、将来はミャンマーに戻るかもしれないが、ネットがあればミャンマーでも問題なく仕事できるので、当初考えてなかったが、将来はミャンマー法人設立もあるかもとのお話でした。リスクが少なく、最も効率的に海外進出できる好例かと思います。

 

沖縄にてミャンマー人材シンポジウムを行いました。

日本と送出国が 技能実習を適正かつ円滑 に行うために連携を図ることを目的として、送出国との間で二国間取決め(協力覚書)がミャンマー政府との間で締結しました。

これにより、益々日本とミャンマーでの人材交流がすすむことになると思います。

今年の水祭り期間中は沖縄を訪問していました。
生まれて初めての沖縄。沖縄について知らないことばかりでとても勉強になる中身の濃い4日間を過ごさせて頂きました。
ご案内頂いた関係者の方がにあらためてお礼申し上げます。

主目的は沖縄の方々にミャンマー人材を紹介することにありました。
沖縄は全国でも失業率が高いことで有名で、それにより海外人材には積極的ではなかったようです。ところが、人口143万人に対して939万人の観光客が訪れるようになり、さすがに人材不足で大変な状況になってきていました。

ちなみに私はバンコクからピーチ航空で沖縄へ。飛行時間は4時間半。乗客はほぼ満員、日本人は10%以下という感じでした。

沖縄で働く外国人は少ないようでしたが、そんな中でもネパールの方が多く働いていたようです。ミャンマーの人はまだということで、海外人材活用でミャンマー人材活用セミナーを開催して頂きました。
初めての海外人材活用シンポジウムということで、沖縄タイムス、琉球新報ともに取り上げて頂きました。参加者は金融機関や始業関係、県の方々を中心に、80名を超え、関心の高さがうかがえました。

「足元の人材不足対策だけでの雇用ではなく、彼らが母国に帰ってからの人生も含めた長期的視点での海外人材採用」、「送り出し機関と受け入れる側とのしっかりした連携が大切」などに同調して頂け、とてもいいスタートを切ることができました。

今回アレンジして頂いた沖縄の方々は一応に、「沖縄のために」「ミャンマー人材を通しての民間外交」を挙げておられ、「ミャンマーのために」と送り出す弊社とも同じベクトルを向いていることを感じ、また気候だけでなく、沖縄の多様な文化を受け入れてきた歴史など、ミャンマーの人に合っていると、弊社ミャンマー人スタッフも感動していました。

ぜひいい事例を作り、沖縄とミャンマー いい関係づくりができればと思います。

追伸:沖縄みやげ といえば 「ナンポーの紅芋タルト」
弊社スタッフにはこれが大人気。ミャンマー人材シンポジウムよりも「紅芋タルトが最重要!」と社員からのメッセージもありました。。。ミャンマーへのお土産にはぜひどうぞ!