J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

J-SAT ACADEMY 受験した全生徒の合格率は83%を達成!

昨年2017年12月に行われた日本語検定試験が発表されました。

今回は過去最高、受験した全生徒の合格率は83%を達成。

日本語勉強開始して9か月目のエンジニアクラス(工科大卒)はN3を19名受験し17名合格。

日本語勉強開始して6ヶ月目のエンジニアクラス(工科大卒)はN4を17名受験し17名合格。

日本語勉強開始して9ヶ月目の介護クラスはN3を16名受験し13名合格。

日本語勉強開始して6ヶ月目の介護クラスはN4を5名受験し5名合格。

日本語検定試験を合格するために勉強しても上記成績は至難の業ですが、うちの学校は日本で働くことを中心にした学校。

実はこれには伏線があります。
この7月に日本語検定試験を受けたのですが、日本語N3レベルぐらい話せるのにN4に多くが落ちるなど、散々な成績でした。
日本語検定試験の過去問も含め、ほとんど何もしてこなかった結果でした。
ということで、月曜日から金曜日 9-15時まで行われる授業はそのままに、15時以降に日本語検定試験対策を、交流会の練習とあわせて行うことになりました。
その結果がこの好成績です。

日本語検定試験N3取ることが目的ではなく、あくまでも日本で問題なく働けることが重視することに変わりはありませんが、こういった目に見える結果も大切とあらためて感じました。

先生方、生徒のみなさん、本当にありがとうございます!

第6回 J-SAT ACADEMY 交流会

昨年、J-SAT Language Shool から J-SAT ACADEMY に登記を変更させました。

内容は、日本語学校ではなく、ビジネスマナーや働く心構えなど、授業内容が職業訓練学校になってきたのが大きな理由です。

恒例のJ-SAT ACADEMY の交流会が先月盛大に行われました。
今回はこれまでで過去最高の8クラス生徒数160名の参加で盛り上がりました。

この交流会のために、生徒や先生方は授業後、各クラスの出し物の練習を1ヶ月以上行ってきました。歌を歌うクラス、踊るくらす、AKBの振り付けを行うクラスなど。

クラス紹介では全8クラスが紹介。日本語勉強し始めて3か月でも3分以上の日本語スピーチする記憶力はほんといつも驚かされます。

スピーチコンテストでは、日本語勉強スタートして6ヶ月目や9か月目で5分間のスピーチをすべて暗記して話します。話せるだけでなく、内容も圧巻です。
一人の生徒は、「親を裏切った」という話。何かと思えば、親にウソをついて学校をさぼったという内容でした。さぼって、親の畑仕事を手伝ってしまい、一緒に働く父親の姿を見て、ウソをついたことを今も後悔しているという内容でした。

最後は、全員で盆踊り。

シニアボランティアとして非常勤講師として来緬して頂いた先生が踊りの専門家で、先生のおかげで実現した盆踊りでした。
21世紀音頭で幕を閉じました。

 

この交流会の意味はたくさんあるのですが、こちらの期待するものは一つは、クラスの結束。うちのクラスはすべて全日制で10ヶ月日本語を同じメンバーで勉強します。このイベントを通してクラスが結束します。そしてリーダーが出てきます。
全員、日本で働くことを目座す生徒らは、日本で働き始めてもクラスでお互い励ましあって、リーダーを中心に解決して欲しいことを期待しています。

また、エンジニアクラス、介護クラス、技能実習生クラス、どのクラスも同じJ-SATの学生で卒業生。日本での生活を同じ学校の卒業生ということでチームワークでの乗り切って欲しいと願っています。

日本で働く卒業生らも皆、この交流会が懐かしく、励みになっていると聞きます。

 

一人でも多くの日本の人々に見て頂きたいイベントでした。
先生方、生徒の皆さん、本当にありがとうございました。

タンリン工科大学 ビジネスマナー講座がスタート。

先月から始まったティラワ経済特区(SEZ)近隣近郊のタンリン工科大学における日本のものづくり技術講座(AMEICC寄附講座)。

日本製のPLC(論理制御装置)を使用した自動制御の実践力を高める演習の集中講座が終わり、今週からは日本企業からも要望が強い、ビジネスマナー講座が始まりました。

講師は普段からミャンマー人の新卒らに指導をしている弊社J-SATの中山が担当。

例えば報・連・相をそのまま教えても、ここではなかなか伝わりません。
生活背景が違うこともあり、日本での内容をそのまま翻訳しても伝わりにくいのが現状です。
日本のものを基準とはしていますが、その前段階知識やミャンマーに置き換えた事例など、日々の経験から作り上げてきた中山の講座は、ミャンマーでは唯一無二のビジネス講座なのかもしれません。

就職を控えた最終学年の6年生の中から選抜された、機械工学、電気工学などティラワ経済特区(SEZ)に進出している日本企業が求める学部に在籍し、日本企業での就職を希望するトップ50名。

一人でも多く日本企業に入り、活躍できることを期待しています。

福岡市とヤンゴン市は姉妹都市を締結しています。

福岡市とヤンゴン市は昨年12月姉妹都市を締結しました。福岡市が水道整備支援を以前から行っており、それがきっかけと言われています。
それに伴い、今年はヤンゴン市、福岡市 双方で様々なイベントが行われました。

まずは2017年7月14日 福岡市にて行われた「ヤンゴンビジネスセミナー ~姉妹都市締結記念事業~」がキックオフ。西垣も登壇させて頂きました。当日は100名を超える賑わいでした。

そして、その後も
● 福岡アジア美術館コレクション展「ようこそ,ミャンマー美術へ!」 【市民向け】
● 福岡市民向けイベント「Meet Yangon」【市民向け】
● 学校給食でのミャンマー料理提供 【市民向け】
● ミャンマーウォーター出展 【企業向け(ヤンゴン開催)】
などが行われ、

10月末から福岡の企業50社ほどが集まり高島市長らミャンマー視察団が福岡からヤンゴンに来られました。視察団は弊社にもお越頂き、1時間ほど人材セミナーをさせて頂いたり、大学訪問のお手伝いをさせて頂きました。

メインイベントとして11月3日、今年できたジャンクションシティにて大きな和太鼓の演奏や「一風堂」などが出展してラーメンを振る舞うなど、大きく盛り上がり終了しました。

福岡県が運営する福岡アジアビジネスセンターのミャンマーアドバイザーを担当させて頂いている関係で様々絡ませて頂けたことはありがたく、また両国でそれぞれの認知度が上がったことはミャンマーで活動する一日本人として嬉しい限りです。

最後に3年前の歴史的総選挙日に来緬してから3年連続となる 「福岡県グローバル青年の翼」の方々にお越し頂きました。

こちらのプログラムは来緬前からミャンマーや日本の勉強をし、そして当地を訪れるというすばらしいプログラムで、参加者は高い意欲を持つ人が多く楽しみにしています。

今年も夕食会に参加させて頂き、私自身も勉強させて頂きました。

2017年度だけでなく、これをスタートに様々交流がすすむことを期待しています。

大阪で2本セミナーさせて頂きました。

今年も大阪ビジネスサポートデスクを担当させて頂いています。

2017年10月末に「ミャンマーへのビジネス展開と海外人材活用の秘訣」 と題してお話させて頂きました。

続いて、11月中旬に大阪投資育成にて「成功するミャンマー進出と外国人材採用法」と題してセミナーを行いました。

セミナーについては、下記のところに記載されていますのでご覧ください。

http://shien.toushiikusei.net/e7687.html

セミナーには、日本担当しているHRアジアの筆本社長

東京事務所のワインワインアウンも登壇しました。

進出関連でも人材中心にお話するのは下記理由からで、最近この話からセミナーはスタートさせます。

2016年度にJETROが海外に進出している日系企業に対して行われたアンケートによれば、ミャンマーにおける経営上の問題点の上位5つは、
1.電力不足・停電85%
2.従業員の賃金上昇75.3%
3.原材料・部品の現地調達の難しさ70%
4.従業員の質65.8%
5.人材(中間管理職)の採用難60.3% となっています。

上位5つのうち、3つが人材関係です。電力については、発電機などでカバー、原材料・部品は輸入することで対応していますが、残りは人材に関してになります。逆に言えば、人材に関して成功することが、ミャンマーで成功することにつながると考えられます。

ということで、来月ついにミャンマー人材関係の本を出版することになりました。
発売日決まりましたらご報告いたしますので、ご予約、ご購入の程よろしくお願い致します!

 

 

 

ティラワ経済特区(SEZ)近隣近郊のタンリン工科大学において日本のものづくり技術講座(AMEICC寄附講座)を開講

ティラワ経済特区(SEZ)近隣近郊のタンリン工科大学において日本のものづくり技術講座(AMEICC寄附講座)を開講

ティラワ経済特区(SEZ)に進出している日本企業がインターン受け入れや講座講師も担当し就職支援も

 即戦力となる優秀なエンジニアを採用したいティラワ経済特区進出日系企業から積極的な協力する意向が表明され、この度ティラワ経済特区(SEZ)近隣のタンリン工科大学にて、日本のものづくり技術講座を開校することになりました。講座修了生の中から優秀な学生は、ティラワ経済特区(SEZ)の日系企業でインターンシップを受けるプログラムも行い、学生の意識改革と実務能力向上に協力します。

2017年11月15日に行われる開講式には、日緬両政府の高官や産業界代表なども出席する予定です。

●タンリン工科大で日本のものづくり技術講座開講の経緯

2015年11月にクアラルンプールで開催された「ASEAN ビジネス投資サミット」において、日本の安倍首相より、アジアにおいて今後3年間で4万人の人材育成を支援する産業人材の育成構想が発表され、これを受け、日本政府は、日・ASEAN 経済産業協力委員会(以下、AMEICC)に対して、ASEANにおける産業人材育成支援のための予算を拠出しています。このたび、この拠出金を活用した事業として、AMEICCは海外産業人材育成協会(以下、AOTS)と連携し、11月から、ティラワ経済特区(SEZ)近隣のタンリン工科大学で日本のものづくり技術や日本企業のビジネスマナー等を学生に教える寄付講座を開校します。本事業においては現地日系企業のJ-SATがコーディネートとして参加、協力し事業を実施していきます。

大学卒業後、即戦力となる優秀なエンジニアを採用したいティラワ経済特区進出日系企業からは、本講座に積極的に協力する意向が表明され、その成果に大きな期待が寄せられています。タンリン工科大学(TTU)のテインギ学長は「ティラワ経済特区(SEZ)に就職する学生を増やしたい。中でも、日系企業で即戦力となる学生を育成するのが本学の重要な役割」と述べるなど、産学連携による若手高度人材の育成に関係者の期待が高まっています。

●講座内容

講座に参加するのは、就職を控えた最終学年の6年生の中から選抜された、機械工学、電気工学などティラワ経済特区(SEZ)に進出している日本企業が求める学科を専攻する50名づつ、計3グループ 150名を対象にします。

第1グループは、11月15日に開講し、2週間の集中講座と12月からの毎週1回の学期中講座に分かれ、日本の大学教授、企業の生産現場に詳しい専門家らが講師を務めます。また、日本企業からも要望が強い、ビジネスマナー講座なども取り入れ、より実践的な講座内容を特徴としています。

 開講初日には、「日本のものづくり技術とグローバリゼーション」をテーマに、日本から東京電機大学近藤正幸特任教授が来緬し講演をします。また2日目からは、日本製のPLC(論理制御装置)を使用した自動制御の実践力を高める演習を行います。このほか、ティラワ経済特区進出企業の視察ツアーや、日系企業の理解促進のためのジョブフェア開催なども計画されています。

さらに、タンリン工科大学の講師陣も希望に応じ講座を傍聴してもらい、指導方法等を学んでもらうことで、本講座終了後もティラワ経済特区入居企業の協力を得ながら、自立的に講座が継続されるよう工夫します。

ティラワ経済特区(SEZ)進出日系企業の人材ニーズ

2014年以降、日本はミャンマー政府と協調し官民一体となってティラワ経済特区(SEZ)の開発を進めてきました。現在、製造業を中心に37社が現地で操業を開始しており、建設中の企業数は70社あり、今後、本格的な操業開始が見込まれています。

こうしたティラワ経済特区進出日系企業が必要としている人材は、基礎的な工学知識を備え生産現場で中核を担える人材で、かつ、企業で働く上で必要となるビジネスマナー等の職業倫理を身につけた人材といえます。

比較的産業人材が集約しているヤンゴン市から人材を確保するにしても、ヤンゴン・ティラワ間の交通インフラが脆弱なハンデ等もあり、人材の確保に悩んでいるティラワ経済特区進出企業は多く、今回の本講座による地元の優秀な人材の確保に期待が寄せられています。

 

<参考>

AMEICC寄付寄附講座

ASEAN域内の大学等に寄付講座を開設し、講義、インターンシップ、ジョブフェアの実施を通して現地日系企業で即戦力となる学生の育成、並びに日系企業への就職を促す仕組み作りの支援を行い、日系企業の事業活動の円滑化及び日アセアン協力関係の深化に貢献します。

日・ASEAN 経済産業協力委員会(AMEICC)

「東アジア共同体」の中核となるASEANの経済発展に向け、日アセアンの産業協力を実施する委員会。具体的には、日・アセアン経済大臣会合(AEM-METI)の下部組織として、大臣会合での議論を踏まえ、メコン広域開発への協力、自動車や化学等の個別産業の制度調和への支援等、作業部会を通じて実施します。事務局はAOTSバンコク内に設置され、AOTS本部も支援業務として産業人材育成を目的とした、1)大学寄付講座事業、2)インフラビジネス獲得支援人材育成事業、3)ASEAN進出日系企業を通じた産業人材育成事業を実施しています。

一般財団法人 海外産業人材育成協会(AOTS)

一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)は、1959年に設立され、主に開発途上国の産業人材を対象とした研修および専門家派遣等の技術協力を推進する人材育成機関です。

これらの事業を通じて、日本と海外諸国相互の経済発展に貢献するとともに、友好関係の増進にも寄与します。

設立:                1959年(昭和34年)8月10日

基本財産:          7億円

事業内容:          主に開発途上国の産業人材を対象とする研修および専門家派遣の実施

事業規模:          約97億円(2017年度予算)

実績人数(累計):日本および海外での研修 約38万人、専門家派遣 約8600人

事業所:            東京(本部)、大阪、愛知、バンコク、ジャカルタ、ニューデリー、ヤンゴン

職員数:             約170名

 ●タンリン工科大学

1986年設立。学生数4700名。

土木工学、建築工学、電気工学、電子工学、電力工学、機械工学、情報工学、化学工学、石油工学の全9学部からなるミャンマーを代表する工科大学の一つ。ティラワ経済特区から約3km東に位置し、ティラワ経済特区進出企業の人材輩出先としても期待されています。

 ●株式会社ジェイサットコンサルティング

1998年創業。資本金10万ドル。従業員130名。リサーチからビジネスマッチング、視察手配、会社登記、運営管理などから人材派遣等ミャンマー進出支援の一括サポートを行うJAPAN SAT CONSULTING CO.,LTDをヤンゴンに設立。各地方の商工会議所、地方銀行、信用金庫からの依頼も多く、大阪府ビジネスサポートデスクやJETROプラットフォームコンサルタントを担当するなど、これまで350社以上の進出支援実績を持ちます。進出済み日系企業の80%が同社人材紹介を利用するなど、ミャンマーに進出した日系企業へのミャンマー人材支援で圧倒的シェアを持っています。また、日本語学校を運営したり、視覚障害者によるマッサージ店経営を行うなどソーシャルビジネスも手掛け、幅広くミャンマーの発展に寄与しています。

代表取締役:西垣 充

Room 1210, 12A Floor, Sakura Tower, Sakura Tower No.339,Bogyoke Aung San Road, Kyauktada T/S, Yangon,

Myanmar

Tel  : +95-1-255925【代表】

Fax  : +95-1-255925

E-mail: info@j-sat.jp

URL  : http://j-sat.jp

<本事業に関する問い合わせ先>

 

一般財団法人 海外産業人材育成協会(AOTS)ヤンゴン事務所

所長 江口健一郎

The Association for Overseas Technical Cooperation and Sustainable Partnerships【AOTS】

Room 401, 4th Floor, Yuzana Hotel, No.130, Shwe Gon Taing Road, Bahan Township, Yangon, Myanmar.

Tel: +95-1-8604922

E-mail:  info@hidajapan.com.mm

URL:http://www.aots.jp

富山県と日本政府(経済産業省)のセミナーのお手伝いさせて頂きました。

今年から新しくできた祝日のおかげで10月に5連休という大型連休が誕生。

就業率が上がり所得が上がっているからか、連休中は国内旅行、海外旅行する人々で関係する場所はどことも満員。空港はチェックインだ大混雑、高速バスは大変な状況でヤンゴン市内出るまでに4-5時間かかったそうです。

5連休明け早々、弊社では2本イベントの仕事。
今は人材支援、取材コーディネート、コンサルティング・リサーチが軸ですが、実は19年前に設立した会社の当初の事業はイベント会社。(今月のセミナーで振り返っておかげで当時を思いだしました)

週明け初日の月曜日に富山県からのイベント。

富山県から副知事と企業が視察及び事業パートナーを探しに来られました。

日本語人材総動員、通訳13名。といってもほぼ弊社社員で対応。フリーを集めるのだと至難の業ですね。

富山県は海外人材受け入れには積極的で様々な支援を行っている県でもあります。ということで海外人材派遣部門も登場。ミャンマー企業の招待企業のリストアップや招待はコンサルティング部。ホテルとの会場打ち合わせは旅行部門。資料の翻訳は日本法人に。会社としては総動員して全力でサポートさせて頂いています。

その数日後は日本政府がブースを出し、セミナーを行うイベント。日本のインフラの売り込みイベント。

会場はあまり設備がないので、イスや机から通訳ブース、翻訳機など用意。

展示ブースでは韓国政府やタイ、中国などの企業が積極的に展開していました。

今月末は40社ほどが来緬する福岡市からの視察。
来月はジャパンエキスポ。
その前に大阪府主催でセミナー行いますので、大阪在住の方はぜひセミナーへ!

 

大阪府主催ミャンマーセミナーのお知らせ

現地デスク発!! シリーズ☆大阪府海外ビジネスセミナー
「ミャンマーへのビジネス展開と海外人材活用の秘訣」
~ミャンマー・大阪ビジネスサポートデスクによる最新情報提供~

セミナーの前半では、ミャンマーでの事業21年目を迎え、多数の日系企業進出の支援、「政府公認」の人材紹介・派遣業に携わり、ミャンマー全国で構築した幅広い人脈、深い経験を持つ講師より、ミャンマーのビジネス環境、及び海外人材活用についてお話しいただきます。
後半では、大阪からミャンマーに進出しEC運営・システム開発等のアウトソーシングを手がける講師より、ミャンマー進出の決め手、同地での事業展開に関する経験談をお話しいただきます。
ミャンマーをはじめとした東南アジアへの事業展開をご検討の皆様、海外人材の活用をお考えの皆様のご参加をお待ちしています。

【日時】 平成29年10月30日(月)
18:30~20:00(セミナー)、20:00~21:00(交流会)
【会場】 MOBIO 309号室(クリエイション・コア東大阪 北館3F)
東大阪市荒本北1-4-17(近鉄東大阪線「荒本駅」下車5分)
【内容】
1.「ミャンマーのビジネス環境と海外人材活用について」
ミャンマー・大阪ビジネスサポートデスク 西垣 充 氏
(株式会社ジェイサットコンサルティング 代表取締役)
2.「ミャンマー進出の決め手と経験談について」
株式会社キャピタルスポーツ 代表取締役 新谷 和敬 氏

【参加費】 無料(交流会に参加の場合は1,000円)
【対象】 府内中小企業、支援機関など
【定員】 30名(先着順・定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
【主催】 大阪府、MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)
【協力】 大阪・海外市場プロモーション事業推進協議会

http://m-osaka.com/jp/mobio-cafe/detail/001208.html

大阪府では上海の駐在員事務所のほか、世界9地域で民間企業等に委託をして大阪ビジネスサポートデスクを運営しています。これらの海外拠点では、国際ビジネス相談、取引候補先企業リストアップ、現地出張支援等の海外ビジネス支援を行っています。

「ヤンゴンビジネスセミナー ~姉妹都市締結記念事業~」に登壇させて頂きました。

福岡市は、2016年12月7日にミャンマー連邦共和国ヤンゴン市と姉妹都市を締結しました.これを契機に今年福岡市とヤンゴン市では関連イベントがいくつか計画されています。

そのスタートを切る「ヤンゴンビジネスセミナー ~姉妹都市締結記念事業~」に登壇させて頂きました。

会場は、Fukuoka Growth Next 1Fイベントスペース。
ここは、福岡市が廃校となった「旧大名小学校跡地」を活用してスタートアップ支援を期間限定で開始した場所。
福岡市で最古の小学校、一番の繁華街に位置するということもありとても便利な立地。

小学校をそのまま事務所や喫茶店、セミナー会場などに再利用しています。
照明を新たに設置するなどして、お洒落な空間になっています。

セミナーの打ち合わせも「(旧)放送室」

さて、セミナーですが、ヤンゴン市でのビジネスに関心のある地場企業 を対象に定員の80名を超える参加者で大盛況でした。
具体的に進出を考えている方から、これから進出、もしくはミャンマー人材を日本に呼びこみたい方々など、様々な参加者が揃いました。

今年は、福岡市やヤンゴン市で様々な締結記念イベントが予定されており、福岡アジアビジネスセンター業務の登録アドバイザーさせて頂いている弊社としても、様々関わっていければと思います。

ヤンゴン外国語大学日本語学科最終学年の 学生にむけての就職フェア開催

2017年7月21日付でプレスリリース行いました。

ミャンマーにて日系企業向け進出支援・人材紹介を行う株式会社ジェイサットコンサルティング(ミャンマー、代表取締役:西垣 充)は、2017年7月15日(土)にヤンゴン外国語大学日本語学科最終学年の学生にむけて就職フェアを開催しました。
当日はヤンゴン外国語大学の体育館(大ホール)に特設面接ブースを設置、20社の在ミャンマー日系企業が参加しました。

当日参加した日系企業からは、「他国で実施されている就職フェアと違い採用ターゲットを絞った中で候補者との面談が可能で、優秀な候補者と効率的に面談することができ、非常に有益な就職フェアになった」とのコメントや、学生に対しても日本語力の高さと有名大学だからこその基礎能力の高さに、幹部候補生としての素養を感じた候補者が多数いたことに驚きの声を挙げていました。

日本語学科最終学年の学生のみを対象としていましたが、告知を聞きつけた現在の三年生なども就職フェアに参加し、来年の就職活動に向けて日系企業の話を聞いている姿も印象的で、面接ブースとは別に教室では参加企業がワークショップを実施、会社概要や取り組みなどの映像やプレゼンテーションを見て理解を深めたり、同大学のOBが仕事内容を説明するなど、学生の皆さまには様々な日系企業の就職選択肢があることを知る機会となりました。

ヤンゴン外国語大学内にて日本語学科学生対象のみで学内で就職フェアを行うことは初めての試みで、全国でも初めて。卒業前に就職先が内定することが一般ではないミャンマーでは注目される取り組みになります。

■ヤンゴン外国語大学就職フェア実施の背景
ミャンマーでは就職時期が学生の進路によって異なり、日本のような一括的な就職活動がありません。また学生への就職支援も少ないため、企業・学生間のミスマッチングに起因する早期転職や退職などの問題が深刻化しています。そのような現状を踏まえて、ミャンマーの中でも有数の日本語教育機関である、ヤンゴン外国語大学日本語専攻の最終学年に在籍する学生に対し、日系企業との面接や就職前に仕事を体験するワークショップに参加できる機会を提供したいという想いがありました。また日系企業においても、優秀な人材の早期採用の実現を期待しています。ミャンマーに於いて大学へ通う目的とは、卒業することのみが目的となりがちであるため、本就職フェアを通じ、就職することの意義を感じてもらうため今回初めての試みとして就職フェアを実施いたしました。

■ヤンゴン外国語大学就職フェア実施にむけての取り組み
就職フェア当日にむけて、6月21日(水)にヤンゴン外国語大学にて、日本語専攻の最終学年の学生を対象に事前説明会を実施しました。
就職フェア概要説明や、性格検査・職業適性検査である内田クレペリン検査、英語・日本語による個別面談を実施し、約40名近い学生が参加。今回参加する学生らはとても意欲的で、半数以上の候補者がすでに日本語能力N2(ビジネス会話レベル)を取得しています。
また、事前説明会後には内田クレペリン検査の結果を集計し、参加日系企業に学生の履歴書・内田クレペリン考察資料を各企業に配布させていただいています。学生側においても参加日系企業の求人情報や就職フェア当日のワークショップ内容を事前に共有しており、当日は効率良く自身の興味のある企業にアプローチしやすいような仕組みになっています。

■就職フェア当日内容について
当日は午前8時半よりヤンゴン外国語大学にて就職フェアを開催。日本語学科長やJ-SAT人材担当責任者の森川 晃らのスピーチのあと、午前9時おり面接が行われました。面接ブースでは、学生は自身の興味のある企業のブースで個別面談を行い、ワークショップブースでは各参加企業独自のワークショップを行い、同大学日本語専攻卒のミャンマー人スタッフによる会社概要説明や、社会性のあるテーマを定めたディスカッション、仕事体験型ワークショップ等を企画しており、とても充実した就職フェアになりました。

■ヤンゴン外国語大学

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ヤンゴン外国語大学は1964年に設立された国立大学です。ミャンマーを代表する二大外国語大学の一つで、15学部4,000人の生徒が在籍しています。日本語学部生は1学年60人程度。またミャンマーに於いて日本人留学生を受け入れる数少ない教育機関として知られています。