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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

今年も直接ご依頼頂きました。ヤンゴン外国語大学とマンダレー外国語大学から日本企業へのインターン。

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昨年に続き、今年もヤンゴン外国語大学日本語学科とマンダレー外国語大学日本語学科からインターンの依頼があり、来年卒業する希望者に説明会及び面接、登録会をヤンゴン、及びマンダレーで行いました。

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ヤンゴン外国語大学からは82人、61人が登録、マンダレー外国語大学からは50名のうち16名が登録に来られました。
昨年から大学勉強期間が4年間になったこともあり、ほとんどがN2以上、N1の子もちらほら出て、多くの日本企業が関心を持っています。
以前は大学卒業後、日本に留学する学生も多かったですが、年々就職希望者も増えてきています。
前期は12月から3月、後期は6月から9月ということで、5月の一か月間のインターンですが、ミャンマー進出済み企業さまらにお声掛けさせて頂いたところ、27社の企業様にご協力頂けれることになりました。

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今月、それぞれの希望する企業と受け入れて頂けれる企業との面接をそれぞれ個別に行い、来月1か月間にインターンに挑みます。
弊社も国内人材部門と日本語教育部門でインターン受け入れ予定です。

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うちには、日本の外国語大学ビルマ語学科の日本人インターンが2名いますので、面白い展開になればいいなと思います。

 

筑波大学JapanExpertProgram入学説明会を行いました。

3月27日に筑波大学から野村准教授をお迎えし、ヤンゴンにて筑波大学JapanExpertProgram入学説明会を行いました。
弊社がミャンマーでのコーディネートを担当。

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英語と日本語の両方で、ヤンゴン外国語大学日本語学科長や日本語学校経営者向けと日本語を勉強しているミャンマー人の2部制で説明会が行いました。

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背景には世界の学生流動があります。企業のグローバル化に伴い企業はグローバルな視点を持った人材に注目。全世界での留学生が1995年170万人だったのが2015年には440万人に、さらに2025年には770万人になるとの予想。2020年予想の600万人のうち57%はアジア人学生になるそうです。(OECD調べ)

一方日本はというと少子化に加え、海外留学する日本人学生数は2010年から急激に低下。企業はアジアや海外展開が進展するも、日本人は内向きになるという現状から優秀な外国人材を取り込みたい企業が増えていると言われています。

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日本もこれらを問題視し大学の外国人留学生の取り込みに必死ですが、残念ながら成果をあげるまでには至っていないようです。数年前からここミャンマーでも各大学がプロモーションを行っているようですが、残念ながら弊社スタッフですら知りません。昨年はミャンマーにて早稲田大学・大学院が授業料免除、月12万円の奨学金がつくという好条件で募集しましたが、募集者一桁・・・と残念な結果に終わっています。

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今でも100万円近く支払い、日本の日本語学校に留学するミャンマーの人達は多く、金銭的な問題というよりは、プロモーションのやり方の問題と感じます。
また、もっと根本的な日本における大学事情や日本語学校、専門学校の位置づけなどの情報が不足しているのではとも感じています。

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今回はJapanExpertProgramの説明だけでしたが、筑波大学では日本語を必要としないプログラムも数多くあるそうで、再度、ミャンマーで大きなイベントを予定しているそうです。ミャンマーの若者に日本の教育制度や留学の仕方などの情報を、7年前に視覚障害者マッサージを理解してもらうため、ミャンマーのマスコミで打ち上げ花火を連発したように、ミャンマー国内の幅広い人々に情報発信していければと思います。

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尚、このJapanExpertProgramは、日本で働きたい、日本語関わる仕事をしたいと思っている留学生のために、筑波大学が日本語のスキルと専門分野の教育を集中的に行うプログラムを開設しました。将来的に日本とミャンマーを結ぶスペシャリスト育成のためのプログラムです。

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企業からはミャンマーに進出したいので、ミャンマー語が話せるなどの人材オファーをするも日本人は皆無。そこでミャンマーに進出したいのでミャンマー人で日本語を話せ文化も理解できているスペシャリストの要望が多いそうです。まさに市場が求めている人材育成のプログラム。
これまで日本語検定試験N1レベルが大学入学には必要でしたが、このプログラムはN3レベルから応募できる画期的なプログラムです。
興味あるミャンマーの方、是非ご応募ください!

*詳細は以下のホームページをご覧ください。

http://jp-ex.sec.tsukuba.ac.jp/ 

ヤンゴンでのジョブフェアに参加しました!

先週末、ヤンゴン・タマドウホールでジョブフェアが行われました。

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金・土・日 で弊社ブースで仮登録をしたミャンマー人求職者は2205名。

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これからデータをまとめますが、ざっとみた印象は二つ。
1.給料上がっているなー
2.シンガポールから帰ってきた候補者が以外に多いなー

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出展ブースはミャンマー企業が増えた印象で、幅広い分野が出ていました。
アメリカ大使館も出展していました。

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日本企業だけでなく、ミャンマーの企業全体での給料相場や上昇率など2205名のデータを分析したら様々現状把握できそうです。

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どこかのタイミングで発表したいと思いますが、データご希望の方は弊社までご連絡くださいませ。

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みなさん、セミナーにも興味を持って聞いていました!(我々は話していませんが・・・)

ミャンマーテニス協会へのテニスラケット寄付セレモニー

ヤンゴンでECサイト管理のアウトソーシング、システムのオフショア開発を行っている株式会社キャピタルナレッジ社が昨年に続き、ミャンマーテニス協会へのテニスラケット1652本などテニス関連商品の寄付セレモニーが行われました。

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昨年は日本のテニスメーカーのご協力で、テニスラケット558本、テニスストリングス438張を寄付。本年は、協力企業が増加。今年の輸送は加藤運輸株式会社が賛同。昨年をはるかに上回る テニスラケット1,652本 テニスストリングス 200張を寄付されました。

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使用済みで廃棄される試打ラケットを前回と合わせて2,210本を寄付したことになり、ミャンマーのテニス人口の約10%のラケットに到達。

テニスを始めるためのネックは何といってもラケット。まだまだ不足している状況ですが、ラケットがあれば今後どんどん普及していくかと思いますので、とてもいいプロジェクトです。国を変えていくにはまずは子供からですね。

キャピタルナレッジ社はテニスオンラインショップの大手で、ECサイトに特化した開発をミャンマーでされています。小口のアウトソーシング先としても受注されていますので、日本でサイト運営などにお困りの方は是非お尋ねください。

ca
株式会社 キャピタルナレッジ
http://www.capital-knowledge.co.jp/index.html 

NHKスペシャル 女たちの太平洋戦争 ~従軍看護婦 激戦地の記録~ギャラクシー賞8月度月間賞を受賞!

NHKスペシャル 女たちの太平洋戦争 ~従軍看護婦 激戦地の記録~ギャラクシー賞8月度月間賞を受賞!

NHK

2015年8月13日(木)にNHKで放送された「NHKスペシャル 女たちの太平洋戦争 ~従軍看護婦 激戦地の記録~」がギャラクシー賞8月度月間賞を受賞しました。

弊社は現在のビルマ側の取材コーディネートを担当させて頂きました。
この週は本当に見応えのあるドキュメンタリーが多かったですねー。

「女たちの太平洋戦争」英語版ですが、11月1日から、NHK world で複数回、放送されます。

日本向け介護人材育成学校が開校式を行いました!

ついに日本向け介護人材育成学校の開校式を迎えることができました。

ミャンマー医師会元会長や医科大学長らが所属するミャンマーの大手医療団体 GOLDEN ZENEKA CO.,LTD.の医療専門訓練センター(ヤンゴン)で、日本向け介護人材育成学校の開校式を行いました。

開校式でもミャンマー医療界の重鎮、ミャンマー医師会元会長がそろいました。

ミャンマーにて日本語と日本の介護基礎技術を教え、来年にも解禁される介護分野における「外国人技能実習制度」の運用 に備え準備を整えます。

独自の特徴は・・・

(1) 介護現場と日本の生活で頻繁に使う必須単語・用語を抜出、効率よく日本語と介護技術を学習。
(2) ミャンマー医療関係者が、介護職員初任者研修の90%の授業をミャンマーで行い、技能実習生中に介護福祉士取得を目指す。さらに、介護技術は一般社団法人 外国人介護サービス協会と連携し、「外国人安全介護技能士認定試験4級」取得をさせ、テキストはミャンマー語版オリジナルテキストを使用。
(3) 介護分野を担うメディカルボイス・ミャンマー語版(株式会社日本メディカル開発)を使い介護現場でのトラブルを解消。

など

技能実習生は介護人材に特化し、人材募集→専門教育→日本勤務中24時間支援→実習後の就職紹介までトータルでサポートするという世界でも類を見ない新しいシステムで、介護人材スタッフ、介護受け入れ企業双方の不安を一掃しサポートしていきます。

当日は、多くの地元メディア、NHK等からお越しいただきました。

一期生。面接で絞り込みすぎましたが、全員明るくてすばらしいメンバーが揃いました。

これから10か月間、寮生活をしながらここで頑張ります!

 

 

日本郵政グループCM「ミャンマーにて」篇の放送が始まりました!

弊社で全面的にロケコーディネートさせて頂いた日本郵政グループのCM。短い方がユーチューブにありました。

60秒編はこちらから メッセージー日本郵政グループ http://www.jp-message.japanpost.jp/


post

https://www.youtube.com/watch?v=y1Vopb2Phk0

情報省の撮影許可があっても郵便局の建物はダメという時代が長かったですが、今回はヤンゴン郵便局の全面協力。
時代は変わったなーと。

ヤンゴンでもこういった機材も一応あります。

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あっ、前回のブログ、後篇書いてなかった。
書かないと。。。

ヤンゴン NO.1フリーペーパーの Myanmore から取材受けました。

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ヤンゴンNO.1のフリーペーパーのMyanmore からGENKYについての取材を受けました。

Myanmore はサイトも充実していて、新しくできたレストランや移転したレストラン情報など、非常に参考になるサイトです。
http://myanmore.com/yangon/

フランス企業で働く記者からのインタビュー。

これまで何度か、日本人記者やミャンマー人記者からGENKYについてインタビューを受けてきましたが、質問事項もやはり違います。

「生きてる人でも、死んだ人でもいいので、この店に誰を一番招待したいですか?」

最初、意味がわからなくて語学の問題かと思って何度も聞き返したり、サンプルをもらいました。日本の首相を呼びたいですか?俳優を呼びたいですか?等々・・。

うーん、今考えても答えがないです。

「あと、このGENKYのマネージメントで重要視していることは何ですか?」

考えて、現場スタッフの一人ひとりが考えて行動すること。

と答えました。

「GENKYで働くことによってスタッフが得られるもの目指しているものは何ですか?」

S(成長)A(安心)T(楽しい)です。と答えましたら、英語とは関連がないので説明が難しかったです。

他にも、様々経営面で重視していること、とか他店との違いとか、そういった質問が多かったです。

いろいろ勉強になったインタビューでした。。。

GENKYは下記にも紹介されています。

http://myanmore.com/yangon/2014/02/genky-physiotheraphy-clinic/

記事を呼んで・・・、もうちょっとシンプルということでほめられているようではあるけど、もう少しサービスしないとなー。と反省した次第です。。。

 

 

20年前から介護現場に外国人を受け入れてきた病院の挑戦

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NHKの番組で20年前から介護現場に外国人を受け入れてきた病院を紹介

日本では毎年 生産者労働人口は100万人減少
介護現場は149万人(2012年)⇒249万人(2025年)が必要

問題が多発:
ホウレンソウがいらない
すみません を言わない
など現場で問題が多発

解決策:
少数派に多数派があわせる⇒女性の進出と同じ
専門のケアスタッフを配置日本人と同じ給料水準
食事会などで徹底的に意見を聞く

結論:
結果風通しがよくない離職率が低下。病院全体の効果あり。
皆が納得する制度作りが必要

これから地方出張。
いい番組見させて頂きました。。。

「ミャンマーを知るための60章」(明石書房)発売されました。

「ミャンマーを知るための60章」(明石書房)発売されました。

内容紹介
2011年3月の新政権発足以来、世界の耳目を集めているミャンマーとその魅力を、ミャンマーに長期滞在した日本人、また日本に留学や仕事で長く暮らしているミャンマー人の執筆者が、その経験と知識にに裏付けされた視点から紹介する一書。
私は第58章 物価の現実と所得水準 を担当させて頂きました。
このすごい執筆者の方々の中に混ぜて頂き光栄です。
1.歴史、2.自然、3.社会、4.文化、5.政治、6.経済
と、まさしくミャンマーを知るための60章の濃い内容です。
是非ご一読くださいませ!