J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

豊橋設計社とともに、工科大学マンダレーに機械CADクラスを開設します。

1998年からミャンマーで日本企業の進出・人材・就職支援を行う株式会社ジェイサットコンサルティング (ミャンマー、代表:西垣 充、以下 J-SAT)と、1992年から愛知県豊橋市にて機械設計を主にした機械・電気電子・ソフトウェア設計会社の株式会社豊橋設計(愛知県豊橋市、代表内山幸司、以下豊橋設計)と、ミャンマーを代表する技術大学マンダレー(TUM)が機械CAD運営実施について、 2016年7月20日に正式契約したことをお知らせいたします。機械CAD技術習得を希望する在校生に対し、CAD設計という専門性の高い分野でeラーニングを制作し、2013年からミャンマーに進出、ミャンマー人エンジニアを育成する豊橋設計の高い技術スキルで教育、世界で通用するエンジニアを育成します。授業は新学期の2016年12月1日からスタートします。

豊橋設計社からはプロジェクターとスクリーンが寄贈されました。

■ミャンマー新政権の教育改革と世界的需要が高まる機械CAD技術
2016年4月に新政権が樹立したミャンマー。ミャンマーに進出しミャンマー日本商工会議所に登録する企業は4年前の6倍、310社を越えており、新政権発足後、さらに加速しています。2010年に民政移管したミャンマー政府は教育改革を推し進めており、これまで大学運営について、中央政府に権限が集中していたものを 各大学に移行。2015年からは、大学に合格した学生は住居登録している地区近くの希望学部がある大学に通わないといけなかったものが、学生が自由に大学 を選べるようになるなど、様々な改革が行われています。これらの動きにともない、マンダレー技術大学では今年6月から日本語クラスを独自に作るなど活発な活動を続けており、世界的に需要が高く生徒らからも希望の多い機械CADクラスを全国の大学に先駆けて設置することになりました。

■日本国内での技術者採用厳しく2013年にミャンマーに進出した豊橋設計

豊橋設計は、幅広い業種の大手メーカーから自動車工場に導入するロボットや大型プラントの配管、造船や製鉄所などの設備設計を詳細な図面に落としこむ作業などを行っています。2013年にはいち早くミャンマーに進出し日本の業務の一部をヤンゴンにて行っています。ミャンマーでは当初から新卒者を採用し、一から教育して業務をおこなっています。近年、日本国内での設備投資の活発化に伴い仕事の依頼は急増するも、日本国内での採用環境は厳しく優秀な人材を獲得することが難しくなっており、ミャンマー人エンジニアの一部は日本本社でも勤務しています。

■協業3社の強みを生かした技術移転システム

今回の機械CAD授業は3社の強みを最大限生かしたシステムで運営されます。豊橋設計は、愛知県や熊本県で自動車部品加工専用工作機械・自動車部品組立専用工作機械・半導体製造装置の設計、3DCADを用いたCADスクールを運営しており、長年培ったノウハウと自社ミャンマー人エンジニアが講師を担当。J-SATは設立1998年の老舗ミャンマー進出コンサルティング会社で子会社にミャンマー国内、国外への日系企業への人材派遣・紹介サービスの最大手で大学側との調整など授業全体を管理。パソコンやネット回線などハードウェアも提供します。ミャンマーを代表とする工科大学マンダレーは、場所と人材を提供。さらに、ミャンマーエンジニア協会の理事でもあるシンソー学長の幅広い人脈でミャンマー全国に機械CAD技術を普及していきます。

■SOLID WORSを利用した機械CAD教育の内容

業界屈指の操作性と豊富な3次元設計機能を備え、データ互換性・拡張性に優れたSOLID WORSの3DCADを利用。将来機械CADの仕事に就きたい在校生を対象とし、各大学が選抜。機械CAD教育は長年豊橋設計が作り上げてきたオリジナルテキストを利用し、豊橋設計の日本本社で働くミャンマー人エンジニアが講師として教えます。機械CADの基礎を中心に実務と中心とした200時間の授業を、平日の授業終了後や長期休暇中に短期集中的に教えます。将来的には、豊橋設計が保有するe-ラーニングも活用し全国の技術大学にも展開していく予定です。

 ■日本の3DCAD設計現状

数年前まで、3DCADでの設計は製品開発設計ツールとして使われて来ましたが、昨今では工作機械、製造装置、プラント設備等、分野に関係なく製造業全般で普及するようになりました。しかしながら、今まで2Dの設計しかしてこなかった設計者は3D設計に馴染めず、企業とし導入したくても操作できる人材が不足していることも現実です。日本の大学、専門学校は時代の流れで、ほとんど3DCADで授業を行っていますが、3Dで慣れてしまうと、製造現場で使う2D図面が読めなくなるという問題もあります。ベテランは2D、若い人は3Dという、3D設計に移行する過渡期にあります。この過渡期を乗り越え、将来日本のものづくりを発展させるためには、若い人材が2D図面を理解できて、3DCADが操作できる技術を身につけなければなりません。3DCAD操作ができるだけでは、設計者として力不足です。

工科大学マンダレーでは3D設計の過渡期から発展期にある日本の製造業が求める、2D図面が理解でき、3DCAD操作ができる技術をつけさせたいと考えています。授業では2D図面から3D、3Dモデルから2D図面への展開ができる人材を育成します。

 ■日本からの遠隔認定試験

豊橋設計ではミャンマー子会社の3DCAD端末画面を豊橋設計本社コントロール室から、見ることができます。(写真は2名の指導者が全画面をリアルタイムで見ながら指導しています)業務指示、会議、遠隔操作指導を日本から行っています。

工科大マンダレーではこのシステムを使い、日本の技能検定試験と同じ品質の機械設計製図CAD検定を、日本の本社から実施します。遠く離れたミャンマーでの授業端末を日本からリアルタイムに見ることができ、その授業端末を遠隔で操作することもできます。

■ミャンマー全国の大学と提携し、就職に直結させるJ-SAT
J-SATは2015年度、ミャンマーの大卒者に、管理職やエンジニア、会計など600名以上日本企業に進出させている実績があります。また2014年より教育省の協力のもと、ミャンマーの主要国立大学でキャリアセミナーを行っており、2016年7月も全国17大学にて最高学年約5,000名にセミナーを開催中。各大学において就職支援も行い、これまでの経験で培った大学と連携し、ミャンマー進出済み日本企業や、日本にてミャンマー人エンジニアを必要とする日本企業に就職できるよう積極的に支援しています。少子高齢化が深刻化し、あらゆる業界で人手不足が進む日本から、J-SATの子会社でミャンマー人高度人材送り出し機関であるMIBTIでは、長年正社員として雇用できる技術ビザを取得し日本で働くことができる、 ミャンマー人エンジニアの問い合わせが急増しています。J-SATでは今年6月から工科大学マンダレーとマンダレーコンピュータ大学で、今年8月からは工科大学タンリンでも日本語授業を受託しています。

○工科大学マンダレー Technology University Mandalay(TUM)
http://www.tum.edu.mm/

工科大学マンダレー(TUM)は1955年に設立された国立大学です。生徒数は現在約5,000名10学部あります。技術大学マンダレーはミャンマー第二の都市マンダレーにあり、工科大学、高等専門学校の上ビルマ地区における中心学府でミャンマーを代表する工科大学。近年は第二言語習得を強化し、学内に語学専用の局を設立。外国企業からの依頼が多いため、英語、中国語クラスに加え、今年6月からは日本語クラスを開設しています。

 

 

 

 

バンコクでミャンマーセミナーやります。

特別講演

『難解なミャンマー市場にて抜け駆け成功する方法を一挙公開 〜 豊富な事例と経験からミャンマー進出の現実と課題をお伝えします』

JAPAN SAT CUNSULTING CO., LTD

代表取締役 西垣 充氏

    国内人材派遣部門 統括マネージャー 森川 晃氏

日時:2016年715日 (月曜日) 16:0018:00 (15:30受付開始)

会場:パーソネルコンサルタント社 セミナールーム

金額:1000バーツ+VAT (定員50名 先着順)

お申込み:takeshima@personnelconsultant.co.th / 092-256-7715 (竹島)

―――― 講演内容 ――――

【内容】

◆ミャンマー進出の課題と克服ポイント

 ・2016年に政権交代。旧政権との違いとは?

 ・工業団地はティラワだけじゃない!シンガポール資本の注目の工業団地を公開!

 ・タイ企業にとっても影響与える“カンチャナブリ~ダウエイ”、“メ

ーソット~ヤンゴン“ 最新情報!

・会社設立は、実は簡単。会社設立後どこの会社も陥る落とし穴とは!

 ・成功している会社はマスコミ出演拒否! 知られざる成功している企業の特徴、事例を公開!

◆日系企業の8割が利用するミャンマー人材派遣・紹介会社から見る現場報告

 ・最近の日系ミャンマー進出予定。進出済み企業の特徴と傾向とは?

・進出済み日系企業の最新の賃金と福利厚生報告

・ミャンマー人の退職率を下げる秘策とは?

・優秀なミャンマー人材採用方法には盲点があった!そこを克服する秘策とは?

・大卒登録者15000名以上のインタビュー結果から見る最新ミャンマー人材動向!

◆ミャンマーでのインターネット事情について

 ・ミャンマーのInternetの実力は?

 ・ミャンマーのどこでも“モバイル”ソリューション

 ・ミャンマーの海賊版率

 ・ミャンマーのIT人材動向

 ・PC1台から太陽光パネルまで・・・

―――― 講師プロフィール ――――

【講演者の紹介】

西垣 充 にしがき みつる)氏

株式会社ジェイサットコンサルティング 代表取締役

森川 晃(もりかわ あきら)氏

株式会社ジェイサットコンサルティング 統括マネージャー

96年にヤンゴンに赴任、98年に起業後、現在に至るまで一貫してヤンゴンに常駐し会社を経営している。西垣を中心とジェイサットグループの社員数は106名(ミャンマー国内)。うち日本人スタッフ7名、日本語検定1級(N1)保持ミャンマー人正社員10名。

ミャンマー法人設立19年目で、長年メディアが規制されていた軍政時代において、独自の政府ルートで取材許可を取得し、ミャンマー全国や政府内に幅広い人脈を構築。長年にわたるリサーチを通してミャンマー資本企業やミャンマー進出済み欧米、中国企業、ミャンマー人のデータを収集。

ミャンマー進出済み日系企業の多くが利用する人材支援事業において最新の日系企業の動向をつかみ、ミャンマーに特化した進出支援300社以上の豊富な実績と経験と各事業部を使いトータル的な視点から支援を実現している。

大阪府商工労働部や福岡県商工労働部のミャンマー案件を担当。JETROプラットフォームコーディネーター(ミャンマー)も務める、ミャンマーを代表する老舗コンサルティング会社。

福田 浩喜(ふくだ ひろき)氏

KDDI Myanmar Co., Ltd. Managing Director

1983年KDDI(旧KDD入社)。ニューヨークに14年、ハノイに6年の海外駐在を経て、2015年4月にKDDIミャンマー(ヤンゴン)赴任。KDDIミャンマーはKDDIの海外展開100拠点目。一方で、2014年よりミャンマー最大通信キャリアであるMPTとJoint OperationをはじめたKSGM(KDDIと住友商事の合弁会社)と共に、通信に強いSI会社として活動中。設立4年目を迎え、社員数72名、うちミャンマー人59名、日本人13名を束ね、ミャンマーに進出される多くの日系企業様の、オフィス構築、工場構築を、内装からITインフラ構築、人事給与、会計ソフトまで、ワンストップソリューションでサポートしている。2015年8月からは、24時間365日対応のIT保守サービス(Help Desk)『Club KMM』を立ち上げたて、ミャンマーで24時間活動のSI会社となる。

筑波大学説明会に大入り、立ち見!

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筑波大学は2016年6月26日ヤンゴン・サクラタワーにてミャンマー人向けの留学説明会を単独で開催しました。今年卒業予定の大学生や日本語を勉強する学生など200人以上が参加、立ち見が出るほどに盛況でした。

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当日はミャンマーのジャーナル10誌、ミャンマーのテレビ4局が取材に来るなど、ミャンマー国内での注目度も高く、日本語ができなくとも留学する方法などについて、セミナー終了後も筑波大学関係者に詳しく質問する参加者で長蛇の列ができていました。

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翌27日はヤンゴン工科大、工科大学モービー校、工科大学タンリン校、西ヤンゴン工科大、ダゴン大、ヤンゴン外国語大の6校の学長や国際関係担当者らが参加し説明会を開催。6大学のうち、3大学は学長自らが出席するなど、提携を含めた積極的な意見交換が行われました。

筑波大には現在、学生約1万7千人のうち海外からの留学生が3000人。日本企業は国内での人材確保が難しくなっている中、茨城県内の企業からもミャンマー人留学生をグローバル人材として活用したいという声も年々増えており、幅広い分野で留学生を受け入れたいことから、国立大学単独としては珍しい説明会になりました。

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今回のイベントコーディネートは弊社J-SATが大学やマスコミとの調整など含む全体イベントコーディネートを担当。説明会当日に参加したミャンマー人らにアンケートを取ったところ、大学から紹介されて参加したという学生が約6割を占め、9月に授業が終わることを受けて、海外への大学進学先が卒業後の選択肢の一つとして考えている学生が多く、新卒就職事情が厳しいことも浮き彫りとなりました。

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これまで、日本の大学からミャンマーの各大学へのアプローチは特定大学に限られ、少なかったことから、ミャンマーの大学が日本の大学との連携についての関心が高いことが明らかになりました。タイや韓国の複数大学はすでに幅広い大学と提携を結んでいることから、今後日本とミャンマーの大学の交流が進み、人材交流が活発化することを、多くの日本企業が望んでいると思われます。

ミャンマー国立大学での日本語授業がスタート

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6月1日 マンダレーコンピュータ大学と技術大学マンダレー校でJ-SATが受託した日本語授業がスタートしました。マンダレーコンピュータ大学は在校生の半分が大学院生で残りの学生もコンピュータ大学希望の成績優秀者のみが入学できる難関大学です。当日は生憎の雨の中、朝9時からということで心配されましたが、希望者50名全員出席し、「あ、い、う、え、お」からの授業がスタートしました。

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技術大学マンダレー校は、勉強したい第2外国語について昨年学内の学生に向けにアンケートを実施。「圧倒的に日本語を学びたいという結果でした(シンソー学長)」とのことで、今回J-SATが日本語学校を受託することになりました。同校では今回の日本語クラスに定員50名のところ200名近い学生が応募。授業初日には学長自らが挨拶するなど、大学としての期待が強く感じられました。

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いずれの大学も新学期が始まる今年12月以降はもう一クラス増設する予定。日本語コースは卒業2年前から日本語授業を開始し、卒業時には日本語検定試験レベルN3を目指します。ミャンマーの新卒は卒業後、語学学校や会計などの専門学校に行くか、そこから就職活動を行うことが一般的です。これまで日本語が話せるITエンジニアらを日系企業が採用しようとした場合、採用後自社教育していたのが一般的でした。

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今回受講している学生らは、卒業時にはすでに日本語N3レベルが身についていることから、卒業前に就職活動を開始。J-SATとしては求職企業を積極的に生徒らに紹介し、日本やタイ同様、卒業と同時に就職するシステムを作っていければと思います。

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外国人介護人材受け入れはいつになるのか・・・。

外国人介護人材受け入れ可能になるという「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案(内閣提出、第189回国会閣法第30号)」が会期中の国会での可決が難しくなったという情報が飛んでいます。

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送り出しの立場からすると、既存の技能実習制度と外国人介護を同じにすることから問題のような気がします。技能実習制度の場合、お金を稼ぐのが実習生第一の目的であるのは疑う余地はありません。
お金を稼ぐことが目的で建設現場や工場、農水産業の現場で3年間という区切りのある中での仕事であれば続くと思いますが、介護は全く異なってくると思います。

介護現場ですと、まず、日本語ができないと仕事ができません。そして、技術より心が大切になってきます。普通に考えると、お金目的だけで介護職は3年間続かないと予想できます。
同じ技能実習生といっても、介護職の場合は候補者を集め、本当に介護職が3年間勤まる心を持っているかどうか、というところが、とても重要になってくることになります。

弊社では、日本へ行き介護技術を勉強したいミャンマーの方々を、全国のミャンマー医師会・看護師会を通し集めています。
それだけでなく、日本は過酷な現場ですので、日本語教育を始める前に1か月間の地方の介護施設で体験をしてもらうスキームを取り入れています。

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先日、この現場に行ってきました。ヤンゴンから4時間ぐらい離れた介護施設。集団で働き生活。皆であらゆることを協力しなければなりません。話を聞いてみると、入居者の入歯がなくなったとのことで、トイレの便器の中に手を突っ込んで探したスタッフもいました。頼もしいものです。

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実はこの研修前1か月間は介護の基礎知識の勉強をミャンマー語で行います。
現在介護施設で研修している二期生は合計19名。入学当初はは28名でした。研修に参加しなかった9名のうち、5名は日本ではなくミャンマーでの介護職就職を希望。残りはシンガポールやフランスに行くといって日本語勉強クラスにはすすみませんでした。

高齢化で困っているのは日本だけではありません。
台湾やオーストラリアなどもミャンマー介護人材を求めてやってきています。

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日本は外国人介護人材受入後のことを心配していますが、それは当然のこと。日本が受け入れるといっても、本当に介護技術を学びたい人が日本を選んでくれるかは別の問題。日本での研修を魅力的にすることが実は最も大切だと感じています。法案審議の議事録をみましたが、そこに言及している質疑はみられませんでした。しかも、法案通過せず先送り・・・世界の流れに逆行しています。

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弊社が研修を行っている介護施設では、増築を予定していました。周辺の街から介護施設の拡張の希望が多いからだそうです。ミャンマー国内で介護人材が新たな雇用の受け皿になる日は我々が想像するより早そうです。

ミャンマーコンピュータ大学と工科大学マンダレーの2国立大学とMOU調印しました。

2016年5月4日J-SATとミャンマーコンピュータ大学、工科大学マンダレーが日本語授業を受託するMOU調印式がそれぞれの大学にて行いました。

日本企業での勤務を希望する在校生に対し、授業の中で日本語教育を行うだけでなく、大学卒業後スムーズに日系企業に就職できるようサポートします。

■ミャンマー新政権の樹立と教育改革がもたらす魅力ある大学づくり
2016年4月に新政権が樹立したミャンマー。ミャンマーに進出しミャンマー日本商工会議所に登録する企業は300社を越えており、4月の新政権発足の影響もともないさらに加速する見通しです。
ただ、本格的に採用を行う進出企業は一部であり、営業開始準備を未だすすめているところも少なくありません。長年米国制裁などの影響で民間企業数が圧倒的 に少ないこともあり、大学進学率が10%を満たないミャンマーの大学の卒業はおろか、難関の工科大学やコンピュータ大学を卒業しても、就職先がない状況が これまで続いています。
このような状況下、2010年に民政移管したミャンマー政府は教育改革を推し進めており、これまで大学運営について、中央政府に権限が集中していたものを 各大学に移行。2015年からは、大学に合格した学生は住居登録している地区近くの希望学部がある大学に通わないといけなかったものが、学生が自由に大学 を選べるようになるなど、様々な改革が行われています。これらの動きにともない、各大学独自に就職相談会を開催、語学を学べるクラスをつくり就職率を上げる、ISOを取得するなど、大学がそれぞれ独自特徴を持ちはじめ、生徒の質の向上、受験者数の向上を目指し魅力ある大学作りを始めました。

■ミャンマー人材に日本語力を求める日系企業
日系企業で働く場合、日本で勤務する場合はもちろん、ミャンマーで勤務する場合であっても日本語力を求める企業は多いです。特にIT分野では、優秀で安価なシステムエンジニアを使って日本のオフショアア拠点として進出する企業が最近急増しており、直近3年間では大手IT企業から中小企業まで100社近くが進出しています。これまではIT人材を採用する場合、自社で日本語教育を行っているところが多かったが、大学在学中に日本語を習得できれば日系企業への就職には有利になり、大学側からの期待も大きいことがわかっています。

■人材不足の切り札として期待される外国人人材
少子高齢化が深刻化し、あらゆる業界で人手不足が進む日本では、2015年度、日本で働く外国人が90万人を突破しました。特に中小企業にとっては戦略的 に外国人を受け入れることが、人口減少が続く中でも企業が成長する条件と位置づけている企業も増え始め、J-SATの子会社でミャンマー人高度人材送り出 し機関であるMIBTIでは、2015年から技能実習生の就労期間が制限されず、長年正社員として雇用できる技術ビザを取得し日本で働くことができる、 ミャンマー人エンジニアの問い合わせが急増しています。

■日本語教育の内容
大学卒業後、日本企業にて働きたい在校生を対象とし、各大学が選抜。日本語教育期間は2年間で1日90分<1コマ(45分)×2コマ>週2日。日本語力は 卒業までに日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる、日本語検定試験N3レベル到達を目指します。日本語テキストはJ-SATが運営 する日本語学校で使用しているオリジナルテキストを使用し、日本語教師もジェイサットのスタッフが担当します。

■就職に直結させる日本語教育
J-SATは2015年度、ミャンマーの大卒者に、管理職やエンジニア、会計など600名以上日本企業に進出させている実績があります。また2014年より科学技術省の協力のもと、ミャンマーの主要国立大学でキャリアセミナーを行っており、2016年7月も全国16大学にて最高学年約5,000名にセミナーを予定。各大学において就職支援も行い、これまでの経験で培った大学と連携し、ミャンマー進出済み日本企業や、日本にてミャンマー人エンジニアを必要とする日本企業に、日本語教育を受けた人材を、卒業と同時に就職できるよう積極的に支援していきます。

○マンダレーコンピュータ大学University of Computer Studies, Mandalay(UCSM)
http://www.ucsm.edu.mm/

マンダレーコンピュータ大学(UCSM)は1997年に設立された国立大学です。生徒数は現在900名。(うち450名は大学院生)ミャンマー国内ではヤンゴンコンピュータ大学と 並び、学部と大学院を持つコンピュータ専科大学で、特に上ミャンマーにある12コンピュータ国立大学(*)の総本山としてミャンマーを代表するコンピュー タ大学。
これまでDepartment of English(英語科)、Department of Burmese(ビルマ語科)があったが、新たにDepartment of Japanese(日本語科)を今回設立。

*Computer University, Myitkyina, Computer University, Bhamo,
Computer University, Kalay
Computer University, Monywa, Computer University, Mandalay,
Computer University, Pakokku
Computer University, Lashio, Computer University, Kengtung,
Computer University, Taunggyi
Computer University, Panglong, Computer University, Meiktila,
Computer University, Magway

○技術大学マンダレー Technology University Mandalay(TUM)
http://www.tum.edu.mm/

工科大学マンダレー(TUM)は1955年に設立された国立大学です。生徒数は現在約5,000名10学部あります。技術大学マンダレーはミャンマー第二の都市マンダレーにあり、工科大学、高等専門学校の上ビルマ地区における中心学府でミャンマーを代表する工科大学。近年は第二言語習得を強化し、学内に語学専用 の局を設立。外国企業からの依頼が多いため、すでに英語、中国語を設立済み。今回は日本語を開設し、将来的には韓国語、タイ語も作る予定で企業と協議を進めています。

J-SAT直営日本語学校で日本人日本語教師を募集いたします。

業務拡大につき、弊社運営の日本語学校にて働いて頂ける日本人日本語教師を募集いたします。

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弊社は日本語検定試験合格を目指す日本語学校ではありません。
弊社日本語学校に入るために、日本語学校では異例の入試倍率4倍の難関を合格したミャンマー人が生徒。彼らは生活、人生をかけて日本語を8-12か月、朝から晩まで日本語漬けで勉強します。
日本企業で働きたいミャンマーの方に熱意をもって日本語教育を教えて頂ける方、弊社の理念に賛同して頂ける方を希望しています。
弊社サイト(http://mibti.jp) をご覧頂き、賛同頂ける方は是非ご応募ください。

勤務地:ヤンゴン市内
勤務時間:9時ー17時
休日:土日祝日
資格:日本企業で働きたいミャンマーの方に熱意をもって日本語教育を教えて頂け、弊社の理念に賛同して頂ける方。日本語教師育成講座など受講済みの方が望ましい。
年齢・性別:不問
勤務開始:2016年8月(応相談)試用期間3か月
給料:経験による
その他:海外保険、日本からの渡航費、ビザ費は弊社でご負担いたします。
※採用が決まり次第、募集を中止します。

≪申込および問い合わせ先≫
担当 西垣 info@mibti.jp

 

今年も直接ご依頼頂きました。ヤンゴン外国語大学とマンダレー外国語大学から日本企業へのインターン。

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昨年に続き、今年もヤンゴン外国語大学日本語学科とマンダレー外国語大学日本語学科からインターンの依頼があり、来年卒業する希望者に説明会及び面接、登録会をヤンゴン、及びマンダレーで行いました。

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ヤンゴン外国語大学からは82人、61人が登録、マンダレー外国語大学からは50名のうち16名が登録に来られました。
昨年から大学勉強期間が4年間になったこともあり、ほとんどがN2以上、N1の子もちらほら出て、多くの日本企業が関心を持っています。
以前は大学卒業後、日本に留学する学生も多かったですが、年々就職希望者も増えてきています。
前期は12月から3月、後期は6月から9月ということで、5月の一か月間のインターンですが、ミャンマー進出済み企業さまらにお声掛けさせて頂いたところ、27社の企業様にご協力頂けれることになりました。

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今月、それぞれの希望する企業と受け入れて頂けれる企業との面接をそれぞれ個別に行い、来月1か月間にインターンに挑みます。
弊社も国内人材部門と日本語教育部門でインターン受け入れ予定です。

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うちには、日本の外国語大学ビルマ語学科の日本人インターンが2名いますので、面白い展開になればいいなと思います。

 

恐るべし!ミャンマー人材採用に威力を発揮する「内田クレペリン検査」!

4月1日から新人6名が入社しました。
ついに新年度がスタート。弊社もこの日を目標に準備をしてきました。
今季は事業をさらにミャンマー人材関連に集中。ミャンマー人材のスペシャリストをさらに深堀していきます。それに伴い、新人6名は全員人材部門に配属。さらに、別部署からも人材部門に移動。事務所のレイアウトを一部変更、人数が増えましたが逆に事務所はすっきりしました。
とはいえ、候補者が溜まると熱気はすごく、息苦しさを感じるような活気あるオフィスは健在です。

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今回の新人採用には新しい試みをしました。
弊社がミャンマー国内代理店を行う、内田クレペリン検査。
これまで内田クレペリン検査を当地で実施、ミャンマーの方々の驚愕の結果にミャンマーでの有効性に自信を持っていました。
活用頂いている、ある在ヤンゴン日系工場では、内田クレペリンの検査結果を基に配置転換。生産性が上がるという結果がすでに出ています。
弊社でも検査結果を受け、受付の子の処理能力が普通の日本人以上のものを持っているとの結果で部署移動。新しい部署でさっそく効果をあげています。

これまで弊社で人材採用する際、履歴書をみて面接が一次審査。その後内田クレペリンを使用し採用に役立てていました。が、今回は、履歴書、人物に会う前に検査を実施。
そこで驚くべき検査結果が出ました。42名の候補者のうち、何と15名がマルA。日本人大卒の人でも取れない結果で、他の東南アジアではほとんど出てこない人物が1/3もいました。しかも、2/3は男性!(弊社採用は5名男性、1名女性)
いつも最終面接には女性ばかり残るのに(弊社だけではないと思います)、驚きの結果でした。驚きはそればかりではありません。処理能力が高い人物から面接したのですが、一番高いのは、茶髪の地方大学普通の学部大学卒、英語は少ししか話せない若者。二番目に高かったのは、貧相な顔(ごめんなさい)で、見た目仕事はできない典型のような外観。三番目は、真面目そうな育ちの良さそうな子でした。
ええええ。と思いましたが、質問したら、キレキレの回答。恐るべし内田クレペリン検査

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面接には、内田クレペリン検査の内田社長らも同席という豪華な面接。
内田社長も。「あの面接の状況でテストの結果がなければ、誰を取るか、決断に苦慮しそうな実感を持てました。もちろん検査は万能ではありませんが、面接を補う情報としての価値は、日本以上に高いのかもしれません。ミャンマーの大卒は英語の文法と単語はよく知っているので○Aの子はすぐに話せるようになりますので、英語力は気にしなくてもいいかもしれません」
とお話されていました。

弊社の幹部は女性がほとんど。ほかの日系企業も多く女性が活躍していて、男性は・・・という声がよく聞こえて来ます。が、女性の方が面接は上手ですし服装もしっかりしている人が多い。一方、男性は面接苦手な人も多く、きちんとした評価を受けてこなかっただけかもしれません。

ミャンマーの男性の底力はいかに???来週から本格的に勤務が開始。内田クレペリン検査で好成績をあげた彼らの活躍は、注目に値します!!!

マンダレーの日本語学校が倍増してました。

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マンダレーコンピュータ大学やマンダレー技術大学での特別講義にあわせて、マンダレーにある日本語学校を訪問していました。

日本留学や技能実習生での日本への渡航が簡単になり、日本語学校などに紹介したら一人10万円強のコミッションが日本から出るとあって、日本語学校の設立が急増、ここ1年で2倍以上の17校まで増えてるようです。

ところが、いくつか訪問して話を聞いてみると、将来もバラ色な話でもないようで、留学生の就労時間違反での摘発(週28時間以上の就労)、難民申請中のミャンマー人不正就労での逮捕 などの情報がフェイスブックで拡散されていて、留学をキャンセルする人が相次いでるとのこと。
当たり前といえば当たり前なのですが、それらを事前きちんと説明して来なかったのと、行けば何とかなる。というのが通説になっていたのが原因のようです。

きちんと説明していないという意味では技能実習生も同じ。
額面の給料は伝えているようですが、社会保険や所得税なども説明し手元にいくら残る。ということをきちんと説明しないで日本についてから話が違うと揉めることもあるようです。ミャンマーではほとんどの人が社会保険や所得税を支払っていませんし、過少申告も当たり前の世界。
ミャンマー人は技能実習生の逃亡が多いと言われていますが、このあたりをきちんと説明するだけでもかなり違うと思います。

先日、東京のミャンマー大使館の公式フェイスブックで技能実習生の監視団体JITCOがミャンマー大使館を訪問したという記事がありました。

35%残業代払うといって実際は25%。なので逃げるのは当たり前。聞いていたのと(給料が実際もらえる金額など)現実が違う。いろいろ切られて(所得税や住宅手当など支払わされて)疲れただけで手元になにも残ってない。日本行くため借金になって、それも返せない。そんなコメントがあふれていました。

大学では、「10年後何をしたいか想像してから卒業後の進路を決めましょう」という話をしていました。海外に行っても手元に残るお金はよくてもUSD800(10万円)。ミャンマーでの給料が高騰してきていますので、日本に行かなくても数年すればその給料に到達できる可能性は高く、逆に日本に行き日本語だけ上手くなって経験はアルバイトだけだと、ミャンマーに戻ってきても仕事に就くのは難しいというのが現状です。

日本への大学留学や語学留学も高校卒業と同時に行けばロスがなくいいのになぁと思います。日本の大学や日本語語学学校はミャンマーの大卒に求人をかけていますが、それですと日本の大学を卒業したら25-26歳もしくはそれ以上。大学院ならいいのですが。日本の大学を4年出てさらに、外国の大学に4年間行く人は少ないので・・・はと感じています。

せっかく頑張ってきたミャンマーの方々が無駄な時間を過ごさないよう、きちんとした情報を提供していく仕組み作りが必要だなと感じています。