2008年05月29日
昨日、ヤンゴン郊外にある公立学校の先生にお会いしました。
6月2日から新学期が始まるのに備え、現在はその登録手続きに親や生徒が訪れているそうです。貧困層も多く住む地域の子供が通う学校で、多くの家が潰れたと聞いていたので、学校に通えない子供が増えているのかと聞いてみたところ、家は潰れても粗末な家なのですぐ直しているし、もともと物もほとんどなく、家は崩壊したがこの学校区域周辺部で死者はほとんど出ていない。授業料も年間5000チャット(500円)ぐらいあれば通え、以前からそれほど収入がない家庭が多いので、ほとんど平時の時と変わらないのではないかとの話でした。(平時の時から大変な生活が続いていますので…。)
ただ、小学校から高等学校まであるマンモス校なので、実際6月2日からの授業が始まらないと本当のところはわからないということでした。
校舎もかなりのダメージを受けたが、多くの他の場所と同様、ミャンマーのローカル企業が中心となって修復作業を行っている最中とのことでした。
そういえば、この地域で飢餓状態で、、、と叫んで義援金を募っていたNGOがあったなあ。
赤痢、コレラ患者報告も含め、平時との比較でないと正しくサイクロン被害を報告できないのではないでしょうか。
カテゴリ:生活