J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

ヤンゴン外国語大学にて就職フェアを実施しました。

2019年7月13日(土)、ヤンゴン外国語大学にて本校の日本語学科最終学年を対象とした就活フェアをJ-SATが主催・運営し開催しました。

 

ヤンゴン外国語大学の就職フェアはJ-SATが2017年度から初めて実施しており、5月に実施したインターンシップに続く就職に特化したイベントになります。

当日はミャンマーに進出済み日本企業20社が参加し、出展ブースを通して学生へ会社説明や面談を実施。各企業は、パンフレット資料や企業スタンドを持ち込み、学生へアピールしていました。

参加企業の多くは日本人なら知っている企業ですが、ミャンマーの学生には馴染みがあまりないことから、個別に説明会を行う機会を設けています。教室を用いた説明会では、各企業がパワーポイントや動画を使った説明会を実施し、参加した多くの学生が興味を持っていました。

参加した日本語学科の学生は合計94名。学生数の約8割に達し、これは過去にはない傾向でした。ちなみに昨年度は学生数の半分以下でした。昨年までは、卒業したら、日本語学校に進学するため日本へ行く、もしくは、日本に直接就職することを希望する学生らが多かったのですが、日本への就職先が一度も勉強したこともないIT企業であったり、アルバイトなどの経験も全くなしに、いきなりの日本での就職で困惑し、1年以内に帰国してしまう先輩らがいたことも原因かもしれません。卒業後の人生キャリアプランの作り方が描けるようになってきたこともあるかと思います。

今後も、学生に日系企業を知る場の提供、企業様には採用活動の一環など、双方のマッチングに繋がるような機会提供を今後も実施していきたいと思います。

ゲンキー10周年記念セレモニーが盛大に行われました!

ゲンキー10周年記念セレモニーが盛大に行われました。

セレモニーでのスピーチは長く退屈なものが多いですが、登壇者はいずれも、創成期から関わって苦労した人らのもので、今では信じられないような環境下で作り上げた当時の話が多く、とても興味深いスピーチばかりで、私も当時を懐かしく思い出しました。

まずは、ミャンマー政府社会福祉省から、現在副局長になった Daw Maw Maw Oo氏。

彼女は2011年からこのチミダイン国立盲学校長に着任し、社会人向け視覚障害者マッサージ短期習得コース・サマースクールを立ち上げてくれた当時の校長です。ミャンマー政府側の代表として、GENKYができる部分とミャンマー政府として提供できる部分の役割分担、生徒募集から採用まで、ゼロから作り上げてくれました。彼女はサマースクール立ち上げ後、サガイン盲学校長に転勤となりました。サガイン盲学校では、GENKYと同じ仕組みをサガイン盲学校内に作り上げ、現地で多くの視覚障害者マッサージ師育成に貢献しました。
現在ヤンゴンには視覚障害者マッサージ店が60店舗ほどありますが、サガイン盲学校から近い第二の都市マンダレーにも30店舗ほどあり、いずれも繁盛し普及したのは、彼女がサガイン盲学校にて視覚障害者マッサージを浸透させ育成した功績が大きいです。

そして次のスピーチは Daw Yu Yu Swe 氏。

 

私がGENKYをやろう考えた時のチミダイン国立盲学校長。彼女がいなければ、ここまで視覚障害者マッサージは普及していなかったと言い切れます。GENKYの初期メンバー選出から政府からの営業許可まで、すべて無償で協力してくれました。その後、ミャンマー政府社会福祉省の課長となり、WHOやJICAなど多くの国際機関の窓口は彼女が担当するなど、省庁内で影響力を持ち、視覚障害者マッサージだけでなく、彼女の働きで、ミャンマーにおける障害者の社会的地位を大きく改善させています。
今回彼女のスピーチで私も初めて知ったことがありました。
我々が初めてGENKYをやりたいと相談したとき、彼女はこれまで多くの人から相談受けたが、お金目的の人が多く断ってきたそうです。GENKYの目的は、GENKYの店を増やすことではなく、視覚障害者の社会的地位を向上させ、そして視覚障害者マッサージを全国に普及させることであったので協力した。そしてそれは間違っていなかったとの話でした。

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無茶ぶりの私のリクエストを着実にこなしてくれ、さらにパワーアップしてくれたのが彼です。大手財閥企業オーナーの長男で今は大手建設会社の大社長ですが、日本で働いた経験もあり、日本式サービスとミャンマー政府や住民らをまとめあげてくれました。スピーチでは現場での苦労話が中心。開店前、改装工事をやりながも周辺住民からは反対の意見多数。「マッサージ店はいかがわしい」「眼の見えない人は歩けなく危なく住民には迷惑」などなど。開店後も「視覚障害は伝染するのか?」「眼の見えない人がマッサージなんてできるのか?身体つぶされないか?」などなど。今では考えられないことですが、これらはほんの一部で多くの問題がありました。今となっては懐かしい思い出ですが・・・。

最後には、今もGENKY視覚障害者マッサージ師の中心、Ko Soe Htay 氏。

今日の視覚障害者マッサージ店が普及したことを喜ぶとともに、サマースクールでの苦労話をスピーチしました。サマースクールで教えれる生徒数は12名が限界と思い、そう制限していたのですが、最初は40名近くが応募してきました。いずれも金銭的には厳しく、交通費もままならない家庭環境。合格できなかった視覚障害者家族にお小遣いをあげ、泣きながら帰る家族らがいて辛かったそうです。

当日は、サプライズで勤続10年の社員らに特別報奨金を贈呈。彼女は孤児院で育ち、今でもGENKYの店舗メンバーとして頑張っています。

両店舗の多くご利用頂いているお客様にもお越し頂きました。
中には、1マッサージ1スタンプ、30スタンプで1枚となるスタンプカードを30枚持っているお客様もおられ、リピーター客だけで80%を売り上げるGENKYの基礎となっています。

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GENKYで視覚障害者マッサージとして働いたのはこれまで64名(うち結婚したのは29名)。これまで働いたスタッフらも参加。うち数名が独立していますが、2店舗のオーナーや3階建てのマッサージ店のオーナーになって成功しています。

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久しぶりに会った仲間同士で終了後も皆楽しく談笑していました。
今回参加した全員が幸せになるほんと、いいプロジェクトだとあらためて感じました。

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このプロジェクトを言い出したのは私ですが、今回の参加者のうち、一人でも欠けたらここまで成功できなかったとあらためて感じました。皆が協力できたのも、GENKYだけのためでない、皆が自分のことだけでなく、社会全体のことを考えて行動した結果だと思います。
その気持ちを「J-SATグループの原子」として、あらためて全社員で共有したいと強く感じたセレモニーでした。

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日刊工業新聞で取り上げて頂きました。

2019年4月29日(月)付の日刊工業新聞 主張のコーナーで「ミャンマーからの直言」として取り上げて頂きました。

10連休という特別な日の初日の掲載、ありがとうございました!

普及活動をはじめて今年で10周年、 ミャンマー人視覚障害者マッサージが 全国100店舗まで拡大!

【プレスリリース】

ミャンマー人専門人材・派遣会社 株式会社ジェイサット(本社:ヤンゴン、以下 J-SAT)グループは、J-SATグループが行うミャンマー人視覚障害者マッサージの普及活動が今年で10周年を迎え、全国100店舗まで拡大しましたことをお知らせいたします。

2009年より実店舗「GENKY(ゲンキー)」を開設し、その店舗売上で「短期視覚障害者マッサージ技術習得コース」を開始、視覚障害者が実際に働くマッサージ店としてミャンマーで経営しております。

■視覚障害者マッサージの認知度・店舗ゼロから10年で全国100店舗まで拡大

これまでGENKYでは64名の視覚障害者が働き、7名が独立し店舗をオーナーとしてマッサージ店を経営、29名が収入を安定して得ることができ結婚しています。店舗売上で運営している「短期視覚障害者マッサージ技術習得コース」は9期生を迎え、すでに97名が卒業し全国の視覚障害者マッサージ店で活躍しています。2009年以前はゼロであった視覚障害者マッサージ店は今では全国100店舗以上にまで普及。2013年にはミャンマー政府からその活動が表彰される等、国内外で高く評価されています。

■全くのゼロからスタートした視覚障害者マッサージ

2008年5月、死者・行方不明者13万人以上出したサイクロン・ナルギス。たくさんの人々が仕事や生活でダメージが残る中、良質なマッサージ店を探すJ-SAT代表西垣が偶然出会った、チミダイン国立盲学校内にあった視覚障害者マッサージ。知名度のない視覚障害者マッサージは1時間500チャットと、今では考えられない値段で施術を求められていました。

当時、ヤンゴン市内にはきちんとしたマッサージ店はほとんどなく、これを盲学校の中だけに置いてはいけない、施術料金を引き上げないといけないと決意し、チャイナタウンに一号店をオープンさせたのが2009年3月のことでした。

オープン当初は、視覚障害者を全く知らないお客様がほとんどで、中には、視覚障害は触れると伝染しますか?と、心配する人も少なくありませんでした。今では、健常者が働く人気マッサージ店でも、メニュー項目に「Blind Massage」と加わるほど視覚障害者マッサージはミャンマー市民の間に広がっています。

■会員数は16,786名、30回以上の来店顧客数は643名!脅威のリピート率を誇るGENKYの特徴

視覚障害者が独立できる店舗作りをコンセプトに、障害者支援をあえて訴えない地域密着側マッサージ店を目指して経営。会員メンバー数は10年で16,786名に達し、マッサージ1回1スタンプ、30スタンプで到達するVIPメンバーは643名と圧倒的なリピート率で、視覚障害者マッサージ認知度向上に貢献しています。

■世界でも珍しい補助金、寄付金に頼らない視覚障害者支援

視覚障害者支援は寄付金を元手に運営するというスタイルでは全国に普及しないと考え、設立当初から補助金、寄付金に頼らない経営スタイルを追求しました。一般的な健常者のマッサージよりも敢えて高い施術料金をつけ、さらにサクラタワーというヤンゴン最高級のオフィスビルに店舗を構え、サービスでは日本流を取り入れることにより、一般的なマッサージとは一線を画す「視覚障害者マッサージ」というマーケットを作ることに成功。GENKYで働く視覚障害者は当時、外資系で働くミャンマー人と同等以上の給料を得られたことから、多くの視覚障害者がマッサージ技術を覚えることを希望。そのため、日本のNGOや財団などが相次いで視覚障害者マッサージ支援を開始したことにより、「視覚障害者マッサージ」というブランドだけで集客できる市場が完成し、全国に店舗が普及していきました。

■視覚障害者の大部分が小卒以下、後天性視覚障害者が約4割という現実からみる課題と将来展望

現在は全国に視覚障害者マッサージ店ができ、マッサージ技術を覚えようとする視覚障害者が増えましたが、その技術力には差があり、統一された資格が存在していません。ミャンマーでは健常者含め高校までの進学率は33%と基礎教育の場が作られておらず、視覚障害者の進学率は発表されていませんが、GENKYで働いた64名の視覚障害者の6割にあたる39名が小学校中退です。このような社会的環境で、国際的な基準を満たす資格の確立は難しいことから、状況に合わせた国家資格の設立が待たれるところです。

また、日本など先進国では医療技術の進歩により視覚障害者は減少傾向にありますが、ミャンマーでは、事故や病気などによる後天性の視覚障害者が多いのが現状です。正確な数字は発表されていませんが、例えば、GENKYの視覚障害者マッサージ師64名のうち約半分の28名は、後天性視覚障害者です。視覚障害者マッサージを整備することは大切ですが、根本的な視覚障害者を減少させる取り組みが今後は必要になってきています。

■視覚障害者マッサージ店GENKY(公式サイト: http://genkyclinic.com )

[ GENKY 50ST店 ]
No.83, 50St(Middle Block), Ground Floor,Pazundaung Township, Yangon
Phone  :09-8615036、09-441433579
営業時間:09:00AM-10:00PM 年中無休

[ GENKY 12ST店 ]
No.64, 12th Street(Middle Block), Ground Floor, Lanmadaw Township, Yangon
Phone  :09-73145681、09-441433578
営業時間:09:00AM-10:00PM 年中無休

[ Genky Kyal Sin店 ]
No.241, 35st Upper Block, Kyauktada Township, Yangon
Phone  :09-42727-3939
営業時間:09:00AM-10:00PM 年中無休

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【料金】
ボディマッサージ 45分  9,000チャット
60分 10,000チャット
90分 13,000チャット
フットマッサージ 45分  9,000チャット
60分 10,000チャット
ボディ(45分)+フットマッサージ(45分) 90分 15,000チャット

【10周年記念特別プロモーション】

プロモーション1:2019年6月2-9日まで 全コース 50%OFF! 半額です!
プロモーション2:全店舗 日本式ゲンキー特製うちわ プレゼント(先着順)
プロモーション3:シルバー会員、ゴールド会員、プレミア会員がスタート!
スタンプカード1枚 毎回1,000チャット割引
スタンプカード3枚 毎回2,000チャット割引
スタンプカード5枚 毎回3,000チャット割引

*詳細はゲンキースタッフまでお尋ねください。

 

情報誌 Ja-Net でジェイサットアカデミーや日本で働く卒業生の記事を掲載して頂きました。

「にほんご」を通してスリーエーネットワーク編集室と読者の皆様を結ぶ情報誌 Ja-Net でジェイサットアカデミーや日本で働く卒業生の記事を掲載して頂きました。

日本語教育関係者日本語に興味ある方々、ぜひダウンロード(無料)ください!

●●●●目次●●●●●●●●●●●●●

【巻頭寄稿】
「アジア最後のフロンティア」と呼ばれるミャンマー
―ミャンマーの若者が、今日本で新しい価値を創り出す―
株式会社ジェイサット 代表取締役 西垣 充

【学習者の目】
徳島の山里にたたずむサテライトオフィスから
ピェッピョーアウンさん(ミャンマー)

【あちこち日本語ご紹介 国内編】
-滋賀県 彦根市-
外国人介護技能実習生対象の日本語指導

【あちこち日本語ご紹介 海外編】
-ミャンマー ヤンゴン-
日本で働く力をつける教育

【教材紹介】
『中学生のにほんご 学校生活編
ー外国につながりのある生徒のための日本語ー』
『改訂版 分野別カタカナ語彙トレーニング』
『新完全マスター単語 日本語能力試験』
確認テストと学習コンテンツのご案内

【なんでも情報BOX】
近刊紹介、セミナー情報、読者アンケートのお願い

ミャンマーの若者に向けた国営放送の番組に出演しました。

ミャンマー国営放送(MRTV)とNHK国際放送(NHK World Japan)の共同制作で、日本に働きにいきたいミャンマーの若者に向けた番組が制作、放送されました。

 

今月4月からはじまった特定技能制度。ミャンマーでも注目度は高く、ミャンマー国内景気がよくないこともあり、ミャンマーでは日本へ働きにいくことがブームになっています。しかしながら、注目が集まるとともに、様々な問題が発生していて、法定外の手数料を請求されていたり、偽物の在留資格が発行されたりと混乱も起こしています。

日本に働きにいけば100万円ぐらいの借金は簡単に返済できる、日本語学校に留学して稼げる、日本語話せなくても何とかなる、と思っているミャンマーの若者はまだまだ多く、この番組をきっかけに現実を理解してもらえたらと思います。

NHKにてビルマ語放送のディレクターをされているキンエイゲーさんが司会、ナレーター。

国際交流基金にて日本語教師育成を行っている佐藤先生

そして日本で働くためにのコメントとしてJ-SAT西垣 が参加。

ボイスオーバーだと思って、気楽に日本語で話していたのですが、まさかの字幕。
番組みていたら、まだまだ伝えたいことはたくさんありましたが、とりあえず、日本語が大切だというのだけでも伝わればと思います。

こういった番組はどんどんやってもらい、日本で働くことの実態やメリットデメリットがミャンマーの人に正確に伝わった上で、日本を働く場所に選んでもらえたらと思います。

インサートでは、J-SAT事務所が多く使われていましたw

ヤンゴン事務所は4月13~17日まで正月休のため休業させて頂きます。

ミャンマー正月休暇前にお坊さんを事務所にお迎えし、お経をあげて頂きました。

ヤンゴン事務所は4月13~17日まで正月休のため休業させて頂きます。期間中頂いたメールのご返信は18日以降になる場合がございますので、あらかじめご了承くださいませ。

 

よいお年をお迎えくださいませ。

海外人材受け入れ拡大には透明性と開示性を!

韓国への出稼ぎ労働に必須の韓国語能力試験(EPS-TOPIK)が、今年度は中止になったようで、日本に働きにいくには?という問い合わせが増えています。

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ミャンマー労働省からは、2018年度ミャンマーから韓国へは6105人が就労したと報告がありました。(日本は3889人)
2018年度募集は1万人でしたが、今年度は1500人になるようです。ミャンマーだけでなくベトナムなども同様のようで、韓国政府が各国に大幅に減らすことを指示したようです。

シンガポールでも、国内の経済情勢によって外国人就労人数を調整します。海外から見れば、それは仕方ないと理解できる範囲です。

日本の外国人受け入れ政策について批判されることが多いですが、原因の一つは「わかりにくさ」にあると思います。

規定はあるも、最終的な判断は各都市の入国管理官の判断に委ねられているように感じます。

先のブログで、東京入国管理局におけるミャンマー人留学生のビザ交付率が4.1%になったと記載しましたが、どうやら全国でそうなった訳ではなく、地方では昨年に比べ厳しくはなっているものの、ミャンマー人留学生のビザは問題なく発給されているようです。

東京の日本語学校に行きたいミャンマー人だけ問題が多かった訳ではなく、同じ条件なのにビザ交付率が変わっているのではないでしょうか。
入国管理局によって違う「明確な理由がわからない」それが問題だと感じます。

最近ではあらゆる分野で言われている、透明性(Transparent) や 開示性(Disclosure)。海外人材受け入れには、欠くことのできない要素と感じます。

短期視覚障害者マッサージコース1期生の結婚式

視覚障害者マッサージ普及を目的に開講した、3か月短期集中視覚障害者マッサージコース。GENKYのスタッフが中心となり、視覚障害者マッサージ師として自立できるよう、2010年から盲学校に通えなかった視覚障害者を対象、現在は9期生のコースが行われています。

その記念すべき1期生の結婚式に出席してきました。ミャンマー伝統音楽団が演奏する華やかな結婚式で、お相手は、同じく視覚障害者マッサージ師でもある視覚障害者の女性。お二人とも幸せそうで、盲学校の職員もうれしそうでした。

思い起こせば、2008年5月、死者・行方不明者13万人以上出したサイクロン・ナルギス取材コーディネートや当時管理していた400名の縫製工場被災処理に疲れ、きちんとしたマッサージ店を探していた時に偶然出会った、盲学校内にあった視覚障害者マッサージ。1時間500チャットという考えられない値段で施術していました。当時はヤンゴン市内にはきちんとしたマッサージ店はほとんどなく、これを盲学校の中だけに置いてはいけない、施術料金を引き上げないといけないと思い、チャイナタウンに一号店をオープンさせたのが2009年3月のことでした。

視覚障害者マッサージ店という新しいマーケットを創造し、今では視覚障害者がマッサージするのは当たり前になったミャンマー。寄付がなくても運営できるモデルを構築できたのが、普及した大きな要因と思っています。とはいえ、当時は10年後に全国100店舗にまでなるとは全く想像できませんでした。
新婚夫婦をみて、いいプロジェクトだとあらためて感じた結婚式でした。

余談ですが、同じテーブルには、占い師の先生がおられました。アウンサンスーチー氏も見る有名な先生で、全国で占い師を育成しています。生活自立支援の一環として、視覚障害者や戦争孤児にボランティアで占いを教えてるそうで、今日結婚した女性も教え子で、彼女は占い当たりますよー と話してくれました。なるほど、ミャンマーでの占い師育成は、自立支援に最適ですね!

 

ミャンマー人の学生ビザ交付率は僅か4.1%!

今年4月に入学する留学生へのビザ交付率が発表されました。

こちらは東京入国管理局の数字。

ミャンマー人の学生ビザ交付率は4.1%。579名申請し交付されたのは24名のみ。(うち16名は弊社J-SATからになります。)

不許可の要因の多くは、経費支弁の書類偽造と言われています。
授業料支払いできるか、残高証明を提出しないといけませんが、この書類が偽造されているケースが多いようです。

残念なことは、今もミャンマー人の多くは、日本で働くには「日本語学校へ留学」というイメージが定着していることです。N5があれば申請できますので、日本語学校に通い、紹介手数料を支払えば簡単にいけると思っている人が多いようです。

経費支弁として100万円以上の残高証明を提出しないといけませんが、日本に働きに行こうという人の多くは資金的余裕がありませんので、偽造書類に手を出してしまいます。その結果が、今回のような結果になっているのかと思います。

技能実習生制度を使えば日本に働きにいけるのですが、行った人の様々な問題を聞き、また響きも良い「留学」を選ぶ人が多いようです。今回不許可になった人の多くは、技能実習生を目指すことになるのですが、ご存じの通り、一度入国管理局に文章偽造してしまえば、技能実習生でもビザが出るはずがありません。ただ、ほとんどのミャンマーの人はそれを知りません。

今月から「特定技能」が新たに始まりました。ミャンマー人も期待していますが、こういった不許可になった方々は行くことはできません。もちろん、それを知らないミャンマー人がほとんどと思います。

外国人材受け入れ拡大に伴い、多くの支援策が議論されていますが、最も根本的なところである、送り出し国への支援もぜひご検討頂きたいところです。
日本で働くためにはどういった方法があるのか?それぞれの特徴を相手国政府任せではなく、きちんと日本として伝えていくことが、外国人との共存社会を作るための第一歩ではないでしょうか。