J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

2019年もご支援ご指導ありがとうございました!

昨年のブログ締めくくりは、「寄付旅行」 でした。

今年も社員らが給料をコツコツと寄付しており、お金は集まっています。

寄付先を検討したのですが、寄付大国のミャンマー。寄付金額の大小があるも、ヤンゴンから日帰りでアクセスできる場所は、どこもそれなりに寄付者がいました。

そこで、社員とJ-SATアカデミーの生徒、卒業生に、出身地で寄付したい場所を公募しました。いくつかの候補地から社内で検討、北シャン州の紛争地帯にある小学校に寄付することになりました。
J-SATアカデミー生の実兄がこの地の小学校の校長をしており、教科書すら入手困難のようで、校長が都市部まで購入にいくような状況。ミャンマーはまだまだやるべきことが山盛りです。

戦闘激しく、今も危険な状況なため、外国人はもちろんミャンマー人社員らもいけない地域で、今年は社員全員では訪問できませんでしたが、J-SATらしい寄付地になったと思います。

2019年はJ-SATアカデミーが拡張、日本の人材不足事情もあり、おかげ様で多くのご依頼を受けました。TBSのNews23では異例の3夜連続で扱って頂き、今年のJ-SATのObjective 「成長」にふさわしい年となりました。

見捨てず、弊社をご支援して頂いた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

10年前、2009年最後に書いたブログを見てみました。「30年ぶりに行われる選挙年を前に、ヤンゴンの人々の服装が変わってきて海外ツアーが出始めた」と書いてました。

https://j-sat.jp/nishigaki/2009/1231093145241.html

あれから10年、来年は今年構築した下地をバネに、飛躍する年と位置付けています。

ジェイサットはヤンゴン事務所、日本事務所とも12月27日が仕事納め、仕事始めは1月7日になります。長い長い正月休暇になりますが、リフレッシュし、2020年はさらにパワーアップし突き進んでいきたいと思います。

  

仕事納め後は恒例の大納会。
アルコールなしも、歌って踊って、PCが当たるなどの外れなしクジもあり、大いに盛り上がりました。

最後に2019年度J-SAT受賞者をご紹介。

来年も引き続き、ご支援ご指導のほど宜しくお願い致します。
よいお年をお迎えくださいませ。

【受賞者】

Rookie of the Year:Than Zin Tun

的確な判断で真面目に黙々と仕事する姿勢は、誰もが認める新人賞。

 

Employee of the Year:Enaka Ryoji

日本人初めての受賞。皆の3倍働いてると誰もが納得の受賞。

Employee of the Year:Han Htoo Aung

連日の空港送り出しからネーピード出張など時間外労働ばかりも黙々と仕事する姿はすごかった。

President of the Year:Khin Su Han

最大グループ国内人材派遣を見事にまとめあげた人望は尊敬に値します。

MVP:Thet Su Oo

マーケティングから営業から大車輪の大活躍で、堂々のMVP受賞。

番外編:

ゲンキー勤続10年表彰:Naing Win

2009年10月から今日まで頑張ってくれてます。

祝 社内結婚 Saw Hein Kyaw とShwe Yee Htike

残念ながら、出張につき結婚式に出席できませんでしたが、先月めでたく結婚!おめでとうございます!

ミャンマーの人材を沖縄のホテルに紹介

入域観光客数の増加によって特に深刻な状況にある沖縄県内ホテル事業者の人材不足解消の取り組みとして、株式会社琉球銀行(頭取:川上 康)及び株式会社人材派遣センターオキナワ(代表取締役社長:當山 司)と連携して取り組むことになりました。

2019年10月ミャンマーにて海外試験として初めて行われた外国人就労の在留資格「特定技能1号」の宿泊業技能測定試験に合格したJ-SATアカデミー生2名が、株式会社カヌチャベイリゾート(代表取締役社長:白石 武博)に内定。

これを皮切りに、沖縄のホテル向け専用クラスをミャマーで設置。1年間のクラスでは、日本語や宿泊業の専門用語だけでなく、沖縄の文化、風習なども伝えていきます。

琉球銀行と人材派遣センターオキナワは沖縄側の対応窓口となり、県内のホテル事業者からの相談や取りまとめを行い、就労後の教育制度を紹介の条件として企業に求めるなど、これまでにない、川上から川下まで、ブローカーが介在しない、「見える化」した外国人採用を提案してきます。

2019年12月24日、琉球銀行本店にて、記者会見が行われました。

(左から)ハロージャパン協同組合の島袋義彦代表理事、ジェイサットの西垣充代表、琉球銀行の川上康頭取、カヌチャベイリゾートの白石武博社長、人材派遣センターオキナワの當山司社長

当日の記者会見では、内定した2名とスカイプでJ-SATヤンゴン事務所を結んで自己紹介や質疑応答が行われ、沖縄からの熱い期待を感じました。

記者会見の反響は大きく

RKC(琉球放送)の夕方ニュース番組に取り上げられたり、各誌に取り上げられました。

琉球新報

沖縄タイムス

『新完全マスター 単語 N3重要1800語』ミャンマーにて発売決定!

【日本語は違法コピー版ではなく、オリジナルテキストで勉強しましょう!】

ミャンマーではまだまだ多くの違法コピーした日本語教材が流通していますが、日本に関わるミャンマーの方には、最初から違法なコピー版の癖付けをするのではなく、正規ライセンスを取得しているオリジナルテキストで勉強スタートして頂けること願っています。
J-SAT Media がお届けする日本語テキスト新刊が2019年発売されます!
ミャンマーでは、まだ違法コピー本も見かけない
『新完全マスター 単語 N3重要1800語』3000チャット

ミャンマー語への翻訳も多く、N3を目指すミャンマーの方々には使いやすいテキストになっています。ぜひご購入ください!

【お問い合わせ】09-426221916 もしくは 09-899042786

名古屋、大宮周辺にお住まいの方々ぜひ!

名古屋、大宮周辺にお住まいの方々ぜひ!

〇名古屋 ワールド・ビジネス・フェスタ ―海外進出・輸出セミナー and 個別相談会―

日時:2019年12月10日(火曜)9時30分~18時00分 (受付開始9時00分)
場所:愛知県産業労働センター(ウインクあいち)10階

https://www.jetro.go.jp/events/nag/01d0164bd70cec27.html

「ワールド・ビジネス・フェスタ」は世界各国の現地で活躍するジェトロのコーディネーター(専門家)が集合し、1日で世界各国の最新のビジネス情報をセミナー・個別相談会でご提供するイベントです。
名古屋会場では、アジアの新興国9カ国・地域の最新ビジネス情報をセミナー形式でお届けします。また、セミナーと同時開催でコーディネーターによる個別相談会を開催します。基礎的な質問から、具体的な質問までコーディネーターが現地でのビジネス経験を基に無料で丁寧にお答えします。

〇ジェトロ埼玉開所記念 令和元年 ワールド・ビジネス・フェスタ in 埼玉

日時:2019年12月13日(金曜)9時00分~17時50分(受付開始8時50分)(予定)
場所:大宮ソニックシティビル 地下1階第1展示場

https://www.jetro.go.jp/events/stm/189935096c4a4bb4.html

「ワールド・ビジネス・フェスタ」は世界各国の現地で活躍するジェトロのコーディネーター(専門家)が集合し、1日で世界各国の最新のビジネス情報をセミナー・個別相談会形式でご提供するイベントです。
埼玉では初の開催となる今回は、世界9か国・地域(香港・パリ・台湾・ドバイ・ホーチミン・バンコク・ヤンゴン・メキシコ・サンフランシスコ)のコーディネーターが大宮に集結し、各国・地域の市場情報や販路開拓のポイント等をわかりやすくお伝えします。
また、セミナーと同時開催でコーディネーターによる個別相談会を開催します。基礎的な質問から、具体的な質問までコーディネーターが現地でのビジネス経験をもとに丁寧にお答えします(事前予約制相談無料)。

ミャンマーからみる技能実習制度と特定技能制度の改善提案

2019年4月から導入された新しい在留資格「特定技能」。深刻な人手不足と認められた14の業種に、外国人の就労が解禁されるとスタートし、今年度は47000名受け入れと期待されましたが、2019年9月20日現在、2062人が申請し、取得したのは、300人にとどまっているようです。

まだミャンマーではどの業種の試験も始まっていないので、今の時点で評価するのは難しいですが、海外から紹介する立場から、想定される問題点をいくつかあげてみます。

1.受験希望者が全員受験できないのでは?(日本語能力試験のように希望者すべて受験できる訳ではない。)
2.受験者がすべて受験業種の就職希望する訳ではない。(併願してくる可能性)
3.受験者がすべて就職希望する訳ではない。(実力試しの候補者が受験する可能性)
4.合格者がすべて日本企業が欲しい人材という訳ではない。
5.一部特定技能評価試験合格にはN2に近いN3レベルが必要(ビザ取得まで時間がかかる)
6.業種によっては5年間のみ勤務可能。(技能実習生から行けば、プラス3年働ける)
などなど。

特定技能制度を優先させたい受け入れ企業がよく言われるところは、悪徳送り出し機関を使わず受け入れできる。というところ。実際ベトナムでは、技能実習生を予定していた候補者が、送り出し機関に支払う必要ないため、軒並み特定技能希望に移っているという話を聞きます。とはいえ、送り出し機関が利権構造になっているベトナムでは、直接日本へ行かれると、限定した送り出し機関に手数料が入らなくなるということで、二国間協定が結ばれるも具体的な試験実施にはまだどの業種も至っていない現実があるようです。また、送り出し機関がお金を取れない日本語学校へ留学し、その後特定技能に切り替えられることもベトナム政府(ベトナムの送り出し機関)は危惧しているとも聞きました。

「送り出し機関=悪」の視点は悪くないですが、「送り出し=悪=締め出し」だと、日本から直接やってくるブローカーなどが新たに介在し、悪徳ブローカーが出てきた場合も、送り出し国政府としては対策ができない、自国民が何人、どんな仕事についているか状況が把握できない状況に陥ります。すでに「技術・人文・国際」の就労ビザでの日本勤務が決まったミャンマー人エンジニアなどが、送り出し機関を通さずビザが発給されることから、ミャンマーの送り出し機関を通さずミャンマーにて無許可で人材紹介を行う業者や個人が多く現れており、ミャンマー政府内では対策を講じていると言われています。

「送り出し機関=悪」は否定できない現実ですが、受け入れ企業にとって、技能実習制度は、監理団体への費用が大きな負担になっているのも現実で、技能実習制度より特定技能の方がまだマシと言われる最も大きな要因になっているようです。ただ、その特定技能は、転職可能で転職ブローカーが出てくることが予想され、受け入れ企業は二の足を踏んでいるところも少なくないと想像できます。

「技能実習制度」は問題点ばかりがフォーカスされていますが、現実的には、「特定技能制度」でいきなり入国してきても、すぐ働くことは正直難しく、研修計画を事前に作成している「技能実習制度」の方が受け入れ初期段階部分は適していると現場の方々は話されています。

「技能実習生」と「特定技能」いずれも一長一短あり、ミャンマー人側、日本企業側、両側からみた場合、その中間ぐらいの制度がいいのではと感じます。

送り出し側への改善は、外国人労働者から直接ヒアリングし、違反者には厳しく処罰する。受け入れ側の改善は、「技能実習制度」において監理団体を通して受け入れ可能とするのではなく、特定技能制度における登録支援機関のように門戸を広げればいいと感じます。監理団体が増えれば管理費の単価は下がりますし、特定技能による受け入れ検討している企業が、自ら登録支援機関の取得を目指す企業が増えていることから、監理組合に多額の費用を支払うのであれば、自社で努力するところも増えるのではないでしょうか。

技能実習生=悪、特定技能制度=善 ではなく、どんな制度を作っても悪用する業者がなくなることはありません。外国人採用・活用こそ、透明性が一番重要と感じます。

GENKY テッウー氏が朝日新聞に紹介されました。

2019年8月30日の朝日新聞 そよかぜ にて「魔法の指先が開いた未来」とのタイトルで、GENKYから独立してマッサージ店を経営するテッウー氏が紹介されました。

不景気のヤンゴンで独立2年目に入り、従業員も倍増。順調な経営を行っています。

サクラタワーから徒歩5分ということで、私もよく利用させてもらっています。
ヤンゴン市内ダウンタウンにこられた方はぜひ!

No.241 35STREET Upper Block
電話:09 42727 3939
地図:https://goo.gl/maps/c3g5WCPQSuSzAP2C7

 

【弊社コーディネート】W杯2次予選 日本対ミャンマー ヤンゴンより生中継!

ワールドカップアジア2次予選 日本VSミャンマーがミャンマー・ヤンゴンにあるトゥワナサッカースタジアムで行われました。当日は、日本への生中継が行われましたが、こちらの現地コーディネートはJ-SATが担当させて頂きました。

軍用機のオーバーランによるヤンゴン入りのドタバタからはじまり、試合前日には東京を襲った台風15号により、全日空直行便が運航されるも、成田空港まで多くがたどり着けなく、試合直前までバタバタではありました。

試合はともかく、今回の気づきは、一流の人ほど仕事は大変だという当たり前のこと。

代表選手、取材する皆さん、我々裏方、みなそれぞれ立場は異なるも、一流であればあるほど当然大変。

特に代表選手は、試合だけでなく試合終わってからミャンマー出国までのスケジュールといったら・・・人を感動させるには、(感動する)人の数倍のことをしているからこそ、人を感動させることができるのだと、あらためて感じました。

ミャンマーには中継車もそれなりにしっかりしたものがあります。

最近は人材関係についての仕事が多いですが、テレビ番組制作も同様多く、年内もいくつかすでに番組ロケが決まっています。
番組制作・取材関係でのご用命は、J-SATまでお問い合わせくださいませ!

幹部候補、管理者向けセミナーと日本語教師セミナーをJ-SAT主催で開催

週末、土日にJ-SAT主催でセミナーを行いました。

まずは、土曜日。

日本の大手企業から中小企業まで、金融機関やメーカーなどを中心に研修されている株式会社人財アジア 岡村進社長 をミャンマーにお招きし、J-SATジョイント研修を開催。

有料セミナーにも関わらず130名を超える参加者が集まりました。
参加者のほとんどが日本企業で働いており、半数以上が部下を持つ管理者で、日本語も不自由なく話ミャンマー人幹部など、日本人直属と思われる会社幹部が多く参加していました。

研修会の内容は、日頃業務上で悩んでいる具体的な内容が多く、現場を容易に想像できる参加者にとって、これまでヤンゴンによくある理論などを教えるセミナーとは異なり、具体的で実践的な問答が飛び交う研修内容に、参加者は一様に感謝し満足しておおられ、アンケート結果からは次回開催も求める声が大半でした。

岡村社長は日本でもトップ層に研修を行うプロ中のプロで、このレベルの方がミャンマーにお越し頂けるだけでありがたく、「財務諸表」や「株式と会社の関係」に強い関心を示すなど、ミャンマー人の底力を再認識した研修会でもありました。

日曜日は、

J-SAT主催日本語教師講座「効果的な会話活動をめざして」を開催。首都大学東京の岡村先生にお越し頂き、約100名の日本語教師の方々にお集まり頂きました。

参加者はインターネットなどを使った授業などに強い関心を持っていました。
ミャンマーでも来年から5Gが導入されそうで、今後はネットを有効活用した授業を作っていく必要を強く感じた授業でした。

J-SATでは日系企業から頻繁にアンケートを取っていますが、その結果から中間管理職不足は大きな課題の一つになっていることが伺えます。また、日本語学校や日本への送り出し機関が急増するヤンゴンでは、日本語を教える日本語教師不足とその質が大きな問題になっています。

J-SATではミャンマー全体の視点から、日本企業がミャンマーにて円滑に活動できるよう、引き続き、様々な解決策を提案していきたいと思います。

特定技能・登録支援機関は1700社以上、ミャンマー送り出し機関は200社!

特定技能・登録支援機関は1700社以上、ミャンマー送り出し機関は200社!

今年4月からはじまった特定技能制度。「外国人材は儲かるぞ」「ベトナムの次はミャンマーだ!」という風潮が強く、ベトナムや中国で送り出し機関を行っていた業者や関連企業だけでなく、全く関係ない業種の方も相次いて参戦、進出検討されています。

日本で働くミャンマー人が急増しており、それに比例してミャンマーにある日本向け送り出し機関は1年で約2倍となる200社に迫る勢い。日本側の登録支援機関も今年4月からはじまりましたが、すでに1700社を超えています。弊社も登録支援機関認定受けましたが、まだまだ特定技能の制度設計自体がこれからの段階。

数多ある送り出し機関、組合や登録支援機関の見極めが、益々重要になってきそうです。

第9回ジェイサットアカデミー交流会

第9回ジェイサットアカデミー交流会が開催されました。

準備期間が短い中、しっかり日本の歌を歌い上げ、スピーチコンテストは日本語力だけでなく、その内容も素晴らしい、今回も感動する交流会でした。

スピーチコンテストは今回も素晴らしく、短期間での日本語学習能力だけでなく、その内容が素晴らしいものでした。
見学頂いた方から、「日本の若者にないものを見せてもらいました。」と感想がありました。彼らは日本の若者に伝え、日本の若者から彼らにないものを学べば、日本ミャンマー双方の未来は明るいものになるものと確信します。

第9回交流会初級レベルスピーチコンテスト 1位
サイタンタイットゥさん(男性)  Yクラス (4ヶ月目)

 https://youtu.be/pNrOECkHhho(動画)

第9回交流会中級レベルスピーチコンテスト 1位
ピョンピョンチ―さん  実習生クラス (10ヶ月目)

https://youtu.be/6j3KvBK0g2Q(動画)

今回も素晴らしい交流会ありがとうございました。

最後は盆踊り!