J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

第二弾!日本語教師対象特別セミナ―を開催! 
昨年のスリーエーネットワーク社との共催セミナーに続いて、ミャンマー人日本語教師向け特別セミナーを開催います。1週間前ですが、すでに定員越え、130名の参加応募頂いていますが・・・日本を代表する日本語研究・異文化研究の第一人者による特別セミナー。日本でもなかなか実現しない特別セミナーです。
【J-SAT主催 ヤンゴンにおける日本語教師対象の特別セミナー】
日時:2019年2月16日(土)9-13時
場所:サクラタワー20F(入場無料)
*日本語教師対象:日本語レベルN4以上。
1、「教師に期待するものーUNESCOの動向に学ぶ」
講師: 嶺井明子 元筑波大学教授
2、「日本語教師のための便利なウェブサイト」
講師: 砂川有里子 筑波大学名誉教授 国立国語研究所 客員教授
3、「日本事情とは、何を、どのように、何を目指して、教えるのか?」
~「日本事情教育」の“広さ”と“深さ”について考える~
講師: 砂川裕一 群馬大学 名誉教授 国際交流基金日本語国際センター 所長
今年の締めくくりは恒例の寄付旅行

毎月の社員自らの給料から集まった寄付金額は4585000チャット(約33万円)と企業様から頂いた寄付金を寄贈するため、サクラタワー事務所に4時半集合。大型バス3台で片道4時間の乳児から10年生までを預かる孤児院へ行きました。

GENKYで働く視覚障碍者スタッフも自ら稼いだ給料から寄付するため代表者3名も参加。
予定出発時間15分前に全員集合し早めのスタートはさすがです!

この孤児院は寄付のみで運営されており、0~15歳までの孤児約600名が生活しています。毎月3-5名増え続けているそうで、そのペースは増加傾向にあるようです。

施設を管理する僧侶に原因を聞いたところ、経済的格差ではなく、内戦と性教育の欠如とのこと。中絶はしたくない若い女性が出産後病院から逃げ出すとことが増えているようで、13歳で出産した後、子供をこの施設に預け村に戻った女性もいたそうです。

孤児を減らすためにはとの質問には、「経済力向上・親のモラル向上・教育の向上」と3つのあげていました。貧困だけの問題ではなく、とにかく教育の質が原因と強調されていたのが印象的でした。

寄付を終え、ヤンゴン市内に戻り、GENKY従業員も加わり、カラオケ大納会!

大会前には2018年MVP社員とEmployee of the Year社員の発表。
今年のMVPは受付のリーダーとして大活躍したWai Wai Monさんでした。

その後は、社員らによるカラオケ大会。

ほんと、みんなカラオケ好きですね~。

これで2018年の行事はすべて終了。9連休という長期年末休暇になります。
休日出勤が多いJ-SATですので、少し長めに設定しています。

この年末休暇を利用し80%以上の社員が海外含む旅行に出かけることは、本当にうれしい限りです。J-SATで働くことにより、自ら成長し、一部を寄付し、そして旅行を楽しみプライベートも充実。その仕事に感謝してくれる企業の方々と候補者たち。

今年の大納会前、社員全員の前に次の話をしました。
「今日訪ねた孤児院には両親から捨てられた生後22日の乳呑児がいました。あの子は何も悪いことしていない。世の中は生まれたときから不平等。J-SATで働くことができた私も含め、社員全員はこの事実を認識しないといけない。今日はJ-SATで働いたお金で、その子のサポートができた。世の中で生きていくにはそれぞれ役割分担があって、J-SATの役割は皆理解している通り。そのことを軸に2019年も頑張っていきましょう!」

来年もよい寄付旅行ができるよう、社員一丸となってがんばります!

J-SATは本日仕事納め。

J-SATは本日仕事納めになります。

明日は恒例の全社員寄付旅行。その後は大納会の予定。

日本では人手不足が深刻化。5年前から地道に作ってきた日本向け人材紹介事業が大きく動き出し、J-SATアカデミーがサクラタワーに移動した年でした。日本国内では外国人受け入れ拡大法案が来年4月から施行されることもあり、来年は大きく飛躍しないといけない年となります。

毎年この時期感じている、来年は「勝負の年」
スーチー政権と同じと語ってきた通り、与党は総選挙前の重要な年。J-SATも時代の波に合った事業とはいえ、競業企業が続々と来襲してきている正念場の年でもあります。
大切なことは初志貫徹。「Raise Your Dream」を忘れず、J-SATの由来である J=Japan, S=Seicho,、A=Anshin、T=Tanoshii の会社作りを目指す。つまり、社員が成長でき、安心でき、楽しい職場作りと仕事作りを目指していきたいと思います。

多くの方々のご支援、ご指導を受け成長してきたJ-SAT。経営理念でもある「適正な社会発展のための、新しい価値とビジネスモデルの創造」を軸に、J-SATらしい事業展開を行い、関わって頂くミャンマーの方々、日本の方々、そして社員全員、三方すべてが成長でき、安心でき、楽しくなれる社会育成の一助となれるよう、来年も社員一丸となって頑張っていきます。

来年は1月4日が祝日のミャンマーカレンダーの影響もあり、仕事始めは1月7日となります。
本年も大変お世話になりありがとうございました。
来年も引き続き、ご支援、ご指導の程宜しくお願い致します。
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。

週間東洋経済「2018年12月8月号」に掲載して頂きました。

週刊東洋経済12月08日号「Hote Issue【核心を聞く】」のコーナーに登場させて頂きました。ぜひご一読くださいませ。

受け入れる方法から、受け入れた後に議論が移ってくれたらと思います。

 

ミャンマー初!「みんなの日本語 初級1」日本語教師向けセミナー開催!

ミャンマー人日本語教師向け日本語教育講座の一般公開セミナーとしてはミャンマー初めてのセミナーをスリーエーネットワーク社のご厚意で開催することができました。

日本からは「みんなの日本語」の監修者で制作の中心者である石澤弘子先生をお迎えしてのセミナーは、制作の背景やその意図など、制作者ならではの説得力ある内容に、とても勉強になりました。

 

奇しくも、日本の国会にて海外人材受け入れ拡大法案成立した日にスタートというのも偶然ではなく必然のように思われました。日本で成功する外国人材のポイントは日本語力。その日本語力を育てる、日本語教師の質が最大のポイントになります。

これまでは、教えてもらった先生と同じ教え方をするというのが主流で、正しいとは言いにくい教え方が普及してきました。

『みんなの日本語 初級1』は、1日1課三時間、5週間で25課を学習するため作られ、『初級2』は、職場で働きはじめ5週間で25課を学習するために作られたそうです。
さらに日本語教師として
「生徒にわかりますか?と質問してはいけない(質問されない授業をする」
「生徒から質問されない授業(質問されないように教える」
「教科書を使わせない(学生には下ではなく前を向かせ教科書を使わない授業、教科書は復習用」
等々、現場ならではの教育法が伝えられました。

今回の『みんなの日本語』教師講座には、ヤンゴンでは183名、マンダレーでは102名の日本語教師の方々にご参加頂きました。

セミナーを共催して頂いた、株式会社スリーエーネットワーク社、後援して頂いた、国際交流基金、AOTS、MAJA(ミャンマー元日本留学生協会) の方々にあらためてお礼申し上げます。

教科書購入者も多く、今後は一流の国を目指しコピーを廃絶、オリジナル教科書をどんどん普及していければと思います。

 

下記プレスリリース文章です。

外国人のための日本語学習教材の出版社 株式会社スリーエーネットワーク(本社:東京都千代田区)と提携し、『みんなの日本語 初級I』を2018年7月25日からミャンマーで販売しているミャンマー人専門人材・派遣会社 株式会社ジェイサット(本社:ヤンゴン、以下 J-SAT)は、『みんなの日本語』発行20周年、J-SAT設立20周年を記念し、ミャンマー人日本語教師を対象に、マンダレーとヤンゴンにて『みんなの日本語 初級I』教え方セミナーを開催します。

みんなの日本語初級1(ミャンマー版)

■世界中で使われている日本語教材『みんなの日本語 初級I』の教え方から教育法を変える

『みんなの日本語』は世界中で広く使われている日本語教材として知られており、ミャンマーでも9割以上の日本語学校で使用されています。ミャンマーの教育法は暗記教育が中心で、日本語の教え方もミャンマー独特な暗記方法での教育法が一般的になっています。そのため、より実践的な会話力などが弱いといわれており、教え方が大きな課題としてあげられてきました。

今回は、『みんなの日本語 初級』監修者である、石澤 弘子先生から、『みんなの日本語』の特徴、効果的な教え方を、ミャンマーで日本語を教えている先生方に具体的にお話して頂きます。

■セミナースケジュール
<マンダレー>
2018年12月8日(土)9~12時(受付開始8時30分~) Hotel Mandalay
<ヤンゴン>
2018年12月9日(日)9~12時(受付開始 8時30分~)Sakura Tower 20階
2018年12月9日(日)14~17時(受付開始 13時30分~)Sakura Tower 20階
参加費:無料
※ セミナー3回開催されますが、いずれもミャンマー語通訳付で内容は同じです。
講師 :石澤 弘子(元・目白大学、元・AOTS、『みんなの日本語 初級』監修者)

〇株式会社スリーエーネットワーク
1973年に主に産業技術研修生のための日本語教科書『新日本語の基礎』(財団法人海外技術者研修協会編)を発行する会社として発足し、今年45年目を迎えました。今まで日本語教材を中心に英語教材や外国語教材も出版してきましたが、中でも『みんなの日本語』シリーズは日本語総合教科書として、国内外で広く採用されています。

■ミャンマーでの日本語学習者が10年で10倍に急増中
日本語学習者にとって馴染み深い日本語能力試験(通称 JLPT)は、2015~2017年までは、7月にマンダレー、12月にヤンゴンと、各都市で年1回ずつのみ本試験が行われていましたが、応募者増加に伴い、2018年度よりヤンゴンとマンダレーでそれぞれ7月と12月に行われることになりました。今年7月の受験申込者数は20,000人を超え、ミャンマーは世界でも5番目に受験者が多い国になりました(参考:1位 中国、2位 韓国、3位 台湾、4位 ベトナム、5位 ミャンマー※)。急増した原因としては、技能実習制度をはじめ、日本への就労、就学目的が一般的と考えられています。ミャンマー国内経済が低迷する中、今後さらに増加すると予想されています。

※ JLPT(日本語能力試験)受験者数参考

■日本語学校は急増するも不足する日本語教師
日本語学習者が急増する中、日本語学校も次々と設立されてきており、すでにミャンマー国内に300校近くあるという報告もあります。一方で、日本語教師不足が深刻で、日本での外国人雇用、外国人留学生が急増する中、日本国内でも日本語教師の採用は困難になっており、ミャンマーでも日本人の日本語教師を採用することは難しい状況になっています。また、ミャンマー人日本語教師も足りておらず、日本語が十分に話せなくとも日本語を教える学校も出てくるなど、その質が問題視され始めています。ミャンマー国内には、日本語教師を養成する学校は存在しておらず、このような環境の中、国際交流基金は今年12月から日本語教師育成プログラムを行うことになりました。

■『みんなの日本語』コピー版を一掃、オリジナル教材の普及
世界で広く採用されている日本語教科書『みんなの日本語』は、これまでもこの教材はミャンマーでも発売されていましたが、すでに広まっているコピー版との価格差から伸び悩んでいました。「日本語を初めて勉強するところから、コピーではなくオリジナル教材で学んで欲しい」目的で、J-SATは外資系としては初めて出版ライセンスを取得。コピー本にはない解答集やCDをつけ、コピー本とあまり変わらない4,500チャット(約400円)で販売を開始しました。すでに『初級II』も販売開始しており、今後は『新完全マスター』(日本語能力試験対策シリーズ)など人気教材を中心に順次ミャンマーで出版し、コピー教材の一掃を加速させていきます。

「みんなの日本語初級Ⅰ」の教え方セミナーを行います。

「みんなの日本語初級Ⅰ」の教え方セミナーを行います。

海外求人が国内求人を超えたミャンマー。日本への就労も飛躍的に伸びています。ただ急増している中、大きな問題になっているのが日本語力。ミャンマー国内には日本語を教える技術が浸透しておらず、大きな課題になっています。
そこで、今回、日本語を教えるミャンマー人教師を対象に、日本語を教える技術の必要性に気づいて頂くことを目的に、日本語教科書として世界で使われている「みんなの日本語初級」の教え方セミナーを行うことになりました。
 
スリーエーネットワークが「みんなの日本語初級」を発行して20年、J-SATグループ創立20周年、
そして今回「みんなの日本語初級」ミャンマー版の発行を記念して、ヤンゴンとマンダレーでセミナーを開催することになりました。
 
本セミナーでは石澤弘子講師 (元目白大学、元AOTS、「みんなの日本語初級」監修者)による講演であり、現在、日本語を学んでいるミャンマー人の先生方にとって、「みんなの日本語初級」について一層理解でき、現場で使える効果的な教え方を学べる機会となります。
 
尚、本セミナーはヤンゴン、マンダレーにて開催、参加無料になりますが、会場都合により、本セミナーの定員は各80名となりますので、ご参加をご検討されている方は、早めにご連絡を頂きたく存じます。
 
お知り合いの方に、本セミナーについてご興味を持っている方がおりましたら、情報共有をして頂けると幸いに存じます。
 
<対象>
現在、日本語を教えている先生、これから日本語を教える予定の方。
<会場・日時>
マンダレー
日時:2018年12月8日(土曜日) 9時~12時(受付開始8時30分~)
場所:Hotel Mandalay (Hnin Si Phyu Room)
ヤンゴン
日時: 2018年12月9日(日曜日) 9時~12時(受付開始8時30分~)
日時: 2018年12月9日(日曜日) 14時~17時(受付開始13時30分~)
場所: Sakura Tower(Sky Bistro)
<持ち物>
・J-SAT発行「みんなの日本語初級Ⅰ」、「みんなの日本語初級Ⅰ翻訳・文法解説ビルマ語版」
※お持ちでない方は、当日会場にてお買い求め下さい。
<お申込み方法>
電話番号(09-451812881)または、下記リンクにて申し込み頂けます。
フェイスブック:https://www.facebook.com/jsatacademy
<締め切り>
定員は各会場80名になりますので、集まり次第締め切らせて頂きます。
 

共催 J-SAT スリ―エーネットワーク

協力 独立行政法人国際交流基金(The Japan Foundation)

後援 一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)

   ミャンマー元日本留学生協会(MAJA)

 何かご質問等ございましたら、
E-MAIL(seminar@j-sat.jpもしくはお電話(9-451812881、01-255683)へご連絡ください。

 

新在留資格「特定技能」。ミャンマーでの影響は?

本日、外国人材の受け入れ拡大に関わる”外国人材法案”の改正が閣議決定したとのニュースが各メディアを賑わせています。

今朝の「NHKおはよう日本」から抜粋してみました。

これまで外国人が日本で働く制度は、就労目的とした高度な人材に出されていた在留資格、そして労働力として働く、技能実習生や留学生アルバイト でした。

ここに新しい資格「特定技能」が加わるというのが今回の改正案のポイントになっています。

詳細は法案成立後に決まるようですが、現在は14業種が検討されています。

この14業種とは、◎建設業 ◎造船・舶用工業 ◎自動車整備業 ◎航空業 ◎宿泊業〇介護 〇ビルクリーニング 〇農業 〇漁業 〇飲食料品製造業 〇外食業 〇素形材産業 〇産業機械製造業 〇電気・電子情報関連産業

◎は2号の対象として検討されており、1号は5年、2号は在留期間に上限なし とされています。

現在、コンビニや居酒屋など多くの場所で外国人が働いていますが、この人たちの主流は日本語学校などに通う留学生。政府は2008年「留学生30万人計画」を策定しましたが、2017年6月末ですでに291,164人。
留学生から就労へつなげる予定が、現実には一昨年から昨年にかけて、留学生から就労目的のビザに切り替えるのに、不許可率が19.7%(出展:法務省)。

ちなみに、ミャンマーから日本の日本語学校などに留学申請交付率は19.6%(出展:東京入管)。つまり、ミャンマーの人が日本語学校に留学希望しても10人に1人しか就職できていないということになります。

ミャンマー人在留人数は22,519人。(2017年12月末 法務省統計)

技能実習生:6,684人(3年前との比 10.6倍)
留学:5,753人
定住者:2,433人
技術・人文・国際:2,316人(3年前との比 3.8倍)
永住者:2,001人
家族滞在:698人
日本人の配偶者:402人
企業内転勤:132人
高度専門職:9人
その他:2,091人

今後、ミャンマーからも「特定技能」での日本での就労が増えそうです。
ただ、技能実習生であっても技術・人文・国際であっても、特定技能であっても、求められる人材は同じ、日本語力やビジネスマナーも含めた日本で働く能力。

J-SATアカデミーはここに注力して人材育成に励みます。

日本メコン首脳会議・総理大臣公邸での晩餐会に招待されました。

日本メコン首脳会議が明日から開催されるのに先立ち、総理公邸にて各国首脳を招いた晩餐会が開催されました。3年に一度の日本開催で、安倍総理は今回が10回目の会議ということで、「両国の人材の育成と交流を積極的に推進する」と述べられました。

ミャンマーからはスーチー国家最高顧問、タイ・プランユット首相、ラオス・トーンルン首相、ベトナム・フック首相、カンボジア・フンセン首相、そして日本は安倍首相が参加された夕食会。

日本の国会議員や各国大使ら総勢60名が参加される中、各国ゆかりのある中小企業もということで、民間企業として、ミャンマーからはJ-SATが招待されました。

今回これほど長くアウンサンスーチー氏が日本に滞在することは驚きです。それは丸山大使の功績によるものが大きいと、晩餐会での会話でも実感し、日本にとって、丸山大使がこの時期に着任していることを誇りに思います。

ミャンマーで生活していると、インパール作戦という歴史は常についてきます。多くの犠牲者が出た原因は、大本営が現場を正確に理解していなっかった、従わなかった、といわれています。現場のことを伝えた司令官は更迭。それらが悲劇を広げたとも言われています。

戦後73年。今回の日本は違います。現場の正確な情報を伝える司令官がいて、それに呼応する大本営がいる。それを強く感じた晩餐会でした。

今回、晩餐会に招待された人々を見て、我を振り返り、私が招待されたのではなく、J-SAT社員全員が招待され、そして日本のため、ミャンマーのためにその役割、使命を果たしなさいと言われたと感じました。

ミャンマーでもすぐに国営放送で伝えられました。

今回ご招待頂いたことに感謝し、ここから新しい日緬両国の発展に寄与するため企業活動することを誓います。

ミャンマーの大学に通う学生向け就職フェア

ミャンマーの大学は、9月末に卒業試験が行われ、卒業証書をもらうのは2月頃。早い人は10月から働き始めます。新学期は12月から始まります。

こういったスケジュールから、9月前後の8月と10月は毎年就職フェアが多く行われます。

今年はチャットの下落などの影響もあり、景気の低迷から一部就職フェアが中止になるなど影響が出ていますが、不景気なほどいい人材が確保できると言われている通り、こういった時期だからこそ、逆にいい人材が確保できます。

今年もヤンゴン経済大学や共同組合大学をはじめ多くの大学から直接お声をかけて頂き、出展させて頂きました。

法則通りに各大学での就職フェアや民間企業主催の就職フェアでは、いい人材が多く登録に来られました。

弊社でも、この時期だからこそ育成すべく、いい人材を積極的に採用していければと思います。

ミャンマー社会福祉省とJ-SATとの共催「第2回介護セミナー」

ミャンマー社会福祉省とJ-SATとの共催 「第2回介護セミナー」をバゴーで開催しました。

パテインで行った第一回よりは参加者は少なかったものの、バゴー管区の社会福祉省ディレクターら担当役人に加え、労働省やバゴー管区選出、教育・労働・高齢者対策などの担当する国会議員の方にもご参加頂きました。

正式に日本での介護実習生派遣が始まったことをうけ、セミナーでの質疑応答では労働省の担当官から日本への介護送り出しまでの費用や訓練、受け入れ態勢など具体的な質問が飛び交いました。

ただ単に送り出すのではなく、今後ミャンマーでもも高齢化の波がやって来るが、そのための準備期間はまだあり、海外で研修を行うのは有効な対策ということが、理解して頂けました。また、シンガポールや台湾などからも引き合いはあるが、日本のことはミャンマー国民はよく知っており、安心できる国だ。との労働省役人の方からコメント頂きました。

デモンストレーションが最も盛り上がり、とてもわかりやすく、参加者からは、介護のことについて、よくわかった。きちんとした技術が必要で、日本式は素晴らしい と感想を話されていて、目的であった日本で介護実習を行う意味が伝わったようです。

世界中で介護人材争奪戦がはじまろうとしていますが、まずは、ミャンマー政府関係者に【介護研修=日本】というイメージをつけてもらう活動を今後も続けていきたいと思います。

追記:当日のセミナーは朝日新聞、NNA誌でも後日紹介されました。