J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

Genky 50Street店、12Street 店とも一時閉鎖します。

Genky 50Street店、12Street店とも政府指示により本日から閉店となります。再開は未定ですが、4月いっぱいは閉鎖するようにとの指示が出ています。

決まり次第ご連絡させて頂きます。

コロナ感染者ゼロ継続中のミャンマーより

ミャンマーでのコロナウイルス現状について(2020年3月6日朝)

ミャンマーでのコロナウイルス現状について、問い合わせが多いですので、こちらに記載しておきます。(3月6日朝現在)

本日現在、日本滞在者の入国禁止等の制限は行われていません。

ヤンゴン市内のホテルや大型施設に入館の際は検温が行われており、平温以上だと基本入館禁止となるようです。

シャングリラホテルの場合、37.5℃以上の場合、ホテルに所属している医療従事者の検診があり、隔離。もしチェックイン時の場合はチェックインできません。チェックイン後であっても、外出後ホテルに戻った際に37.5℃以上の場合、客室には入ることはできなくなります。ホテルでの隔離後、体温下がらない場合は所定の病院への搬送となるようです。

ちなみに弊社が入るサクラタワーでも検温行われており、37.5℃以上だと入館禁止となります。

検温チェックする人がたまに不在になったり、31℃でもOKとなっとなったり、それはそれで・・・ですが、コロナについて様々噂はあるものの、生活上はあまり支障は出ていません。

ミャンマー入国の際に提出する検閲申告書は下記のものです。

イミグレーションへ行く前に、この申告書を担当官に提出、簡単な問診があります。
ミャンマーへの乗り入れ便について、乗客減少により減便や運航停止されていますので、最新の情報入手を心がけてください。

昨晩、在ミャンマー大使館からニュースメールが入りましたので下記転記しておきます。

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在留邦人の皆様へ
当地滞在中の皆様へ

2020年3月5日発信

1.2月28日から新型コロナウイルス感染症対策のためとして,ミャンマーの空港(国際線のみ)において下記の措置がとられておりますので,ご留意下さい。
(1) 当国に到着するすべての国際線旅客は,検疫申告書を提出する必要があります。
(2) 到着後の体温検査において体温が38度以上あり,咳,くしゃみ,息切れの症状がある場合には,検疫のルールに従い指定病院に隔離されます。

2.当地におけるコロナウイルスの感染確定例があるとの情報には接していませんが,発生の可能性は今後も排除されませんので,最新情報の入手に努めるとともに,咳エチケットや手洗い等を心掛け,体調管理には十分留意して下さい。
また,当地保健・スポーツ省では新型コロナウイルスに関し以下のウェブサイトで情報提供を行っております。高熱,せき,くしゃみ,息切れの症状がある場合には,早めに最寄りの医療機関に相談することを勧めています。
【ご参考】保健スポーツ省新型コロナウイルスウェブサイト
https://mohs.gov.mm/Main/content/publication/2019-ncov
(保健省連絡先)
中央伝染病部門:067-3431432, 067-3431434, 09-429228991, 09-459149477
公衆衛生緊急オペレーションセンター 067- 3420268
ヤンゴン空港健康検疫部門 09-799983833
ヤンゴン地域公衆衛生局 09-449001261, 09-794510057
マンダレ―地域公衆衛生局 09-2000344, 09-43099526

本お知らせは,在留届にメール・アドレスを登録された方,「メルマガ」に登録された方及び外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録をされた方に配信しています。

■問い合わせ先:在ミャンマー日本国大使館領事部
電話:95-1-549644~8
FAX:95-1-549643
メール:ryoji@yn.mofa.go.jp

寄付旅行先から写真とビデオレター

弊社には社内に寄付BOXが設置されています。

毎月の給料などから、社員一人ひとりが自分の気持ちで寄付をしていて、集まった寄付を毎年最終営業日に社員全員で寄付旅行へいっています。

多くの会社では全社員で社員旅行へいきますが、J-SATは「人がやらないことを最初にやる!」ことを常に心がけるようにしています。

そこで全社員ただ旅行するのではなく、自ら寄付したお金を寄付し、ミャンマー国内の現状を社員自らが見て体感することを目的にしています。

ミャンマーは寄付大国ということもあり、ヤンゴンから日帰りでいけるところの多くは、どこかの寄付が入っていました。「人がやらないことを最初にやる」J-SATとして、検討した結果、社員やJ-SATアカデミー生の出身者から候補地を募ることにしました。

多数の応募があり検討した結果、シャン州北部チャウメ町モマ村にあるモマ小学校へ学校遊具を寄付することになりました。

この小学校の校長が、J-SATアカデミー生の実兄で、当地は教科書を購入するのも難しいような治安状況のようで、校長と予算に合わせ様々話し合った結果、学校遊具を寄付することになりました。

そして、完成したという報告とともに、動画と写真が送られてきました。

2020年度もいい寄付ができるよう、社員一同がんばります!

社内研修でビエンチャンへ!

【ミャンマー人社員の成長=J-SATの成長】

として成長してきたJ-SAT。

海外視察も積極的に行っていますが、今年最初の研修先はビエンチャン。

ビエンチャンとなった経緯はというと・・・

昨年、ブラインドサッカー・ラオス代表を私財し育成してきた島野代表監督がミャンマーに来られました。その際、ビエンチャンの中国化、中国ラオス高速鉄道の話を聞き、これはミャンマーの少し先の姿で勉強になると思い、即決しました。

全行程島野監督のアレンジで、送り出し機関やラオス日本センター、JETROなどを訪問。観光地も含め、ラオス政府の方々にご案内頂く贅沢な視察となりました。

来年開通するラオス中国高速鉄道プロジェクトの現状など、これからミャンマー中国高速鉄道プロジェクトが始まるミャンマー視点では、さらに勉強になるものでした。

このプロジェクトに関わる中国人5万人が旧正月に帰省し、コロナが原因でビエンチャンに戻れずプロジェクトが止まっている現実をみて、社内体制を一層強化する必要性を、一緒に来た社員らと情報共有しました。

今回参加した社員らは、来月の全社員の前で、月初セミナーでの発表が義務付けられています。
どのようにビエンチャンを捉え発表するのか楽しみです。

鉄道開通後の変化をまた見に来ます。島野監督、ありがとうございました!

ジェイサットアカデミー第10回目交流会

ジェイサットアカデミー第10回目 交流会が開催されました。

今回もスケジュール厳しい中、素晴らしく感動的な交流会でした。スピーチコンテストの入賞者をご覧くださいませ!

初級レベル大会優勝者
第1位
名前  :イ- ユェ アウン
クラス :実習生クラス-8
学習期間:6ヶ月目
テーマ :私の一番好きな映画

リンク :  https://youtu.be/BGtkMxMU1FI

第2位
名前  :プ- ミャッ チェ リー
クラス :介護クラス-8
学習期間:5ヶ月目
テーマ :私の夢

リンク : https://youtu.be/V54dpzUnk5I

中級レベル大会優勝者
第1位
名前  :ミン コ テッ
クラス :Kクラス
学習期間:8ヶ月目
テーマ :心に残っている言葉

リンク : https://youtu.be/CDcK7K7VBKU

第2位
名前  :ト- ジン ミィン ウー
クラス :エンジニア-27クラス
学習期間:10ヶ月目
テーマ :私を変えた出来事

リンク :  https://youtu.be/3PS25Uwnt7Y

GENKYの4店舗目は古都バゴー!

視覚障がい者が働く店「GENKY(ゲンキー)」 の4店舗目は古都バゴー!

2009年3月に開業したGENKYの創業メンバー No.3 Ye Htut Win さんと No.8 Aye Thidaさん。
夫婦でゲンキープロジェクトに参加し、2年間ゲンキーで働いて貯めたお金で故郷バゴーに土地を購入。そこに家を建て独立。バゴーでマッサージ店を開業し、経営しています。

二人はゲンキー設立当初からファンが多く、指名No.1、No.2でした。今回久しぶりに施術してもらいましたが、テクニックは更に磨きがかかっていました。是非多くの方々に体感してもらいたいです。バゴーに行かれる方、チャイティヨ帰りの方はぜひお立ち寄りください!

1時間の施術料は、何と4000チャット!場所はヒンターコン・パゴダの隣です。

せめて5000チャットに値上げしたらと提案したのですが、村から時間をかけて来られる固定客が多く、1000チャットの差は大きいのでこのままの料金にしますとのことでした。

 

ちなみに6年生と2年生の子供がいて、エーティダさんは生まれつき全盲ですが、料理を作るのが得意。油の音などで調理するテクニックはすごいです。

2009年に彼女のことをブログに書いていました。

「将来の夢は、健常者と同じように平等に働きたい。健常者が一歩進むなら十歩進み、夫婦二人自分達の力で家を建て生活してたい。そして自分の子供には自分の子供時代のような経済的苦労はさせず、時代の先端の仕事をして社会に貢献できる子供、そして他の視覚障害者ののために尽力して欲しい願っており、そのために息子を全力でサポートし、子供に頼られる親になるため日々奮闘している。」

Ms.Aye Thida(エーティダ) NO.8

旦那のイェさんのことを書いた2009年のブログには

「2009年に友人であるZaw Htaw Oo(No.1)に誘われGENKYに参加。これまで息子の将来のことを考えると不安で仕方なかったが、今は希望の光が見えてきて毎日がうれしい。自らGENKYで稼いだお金で近々村に家を購入予定。息子には将来全国に住む盲人をサポートする仕事で活躍して欲しいと願っている。これからもマッサージ技術を磨いて多くの患者を治したいと思っている。」

Mr.Ye Htet Win(No.3)

あれから10年、夫婦の夢は着実に実現してきています!

Genky Alintan
Add : 11, Bokone 18 Qr, Hinthar Kone Pagoda Road, Bago
Ph: 09-262633248 , 09766114476

【ミャンマーを知るための60章(明石出版)】第5刷決定!

【ミャンマーを知るための60章(明石出版)】第5刷決定!

ミャンマー研究者オールスターが集まった、「ミャンマーを知るための60章」。編集部から連絡があり、第5刷が決定したそうです。

久しぶりに自分のパートを読んでみました。

私のパートは「物価の現実と所得水準★見えない消費力の源、出稼ぎ労働★」。

シティーマートの社長や役員にヒアリングした直後の執筆でしたので、「シティーマートに一般ミャンマー人が来始めたのは、2008年ナルギス被災で国際NGOによる寄付で高品質を知った後」など、そのエピソードは6年経過した今読んでも、我ながら面白かったです。

執筆者総勢69人で、ミャンマー研究者オールスター。歴史や文化、経済などミャンマーのすべてがこの本に濃縮されています。このメンバーに入れるだけで光栄です!

7年前に出版されたものですが、普遍的なものが多く、今でも十分楽しめ勉強になります。読まれていない方はぜひご一読ください!

J-SAT Academy 卒業の技能実習生がテレビに登場!

J-SATアカデミー卒業生が森崎ウィンさんと対決!

技能実習生として日本で研修するJ-SATアカデミー卒業生が、都内ホテルでの業務に励む様子ご紹介した番組が、ミャンマーの放送局MNTVにて1月4日(土)の20時~21時に放送されました。

人気番組「Win’s Shooow Time! 」の中で紹介され、森崎ウィンさんとベットメイク対決。番組では、日本での生活や働くことの意義や仕組みや魅力についても紹介されています。

ミャンマーの人は日本を知っていますが、日本で働くことや生活を知る人はとても少ないです。同じ職種の仕事でも日本とミャンマーでは業務が異なる場合も多いです。

日本で働きたいミャンマーの人の多くは、日本へ行くことが目的になっていて、どんな仕事をしたいか、何をやりたいか、が曖昧な場合が多いと感じます。

日本での目的が具体的であればあるほど、日本での仕事ぶりが評価される場合が多く、こういった動画が日本の仕事を伝える一番のいい方法ですので、こういった番組がどんどん制作され、日本で働きたいミャンマーの人が見てくれたらと思います。

週刊東洋経済にインタビュー掲載して頂きました。

週刊東洋経済の年末恒例企画、2020年大予測。外国人労働者受け入れのところで、インタビューして頂き、記事を掲載して頂きました。

外国人材受け入れ政策は「川下から川上へ」、「新制度を見直す前に、既存の技能実習制度の見直しを」、外国人採用がわからない・難しい等々、様々な問題を解決するには「見える化」が大切。などなど、ミャンマーで人材を集め、育成し、紹介している立場から感じる部分をまとめて頂きました。

文字数が限られる中、伝えたいことはたくさんありお伝えしましたが、伝えたいことを簡潔にまとめて頂けました。プロは違います。

ミャンマーから海外へは年間20数万人が出稼ぎに行っています。うち、日本に行く人材は数パーセントに過ぎません。数パーセントだからこそ、きちんとしたミャンマーの人には日本を選んで欲しいと思います。

ミャンマー政府認可の日本送り出し機関だけでも260社を超えました。ライセンスを取得せず、ミャンマー政府へ無許可で高度人材を日本に紹介している業者などもいます。弊社が紹介できるミャンマー人材は限られていますが、人数少なくも、モデルとなるような理想的な海外人材活用を、ここミャンマーから世界に発信していき、普及させていければと感じます。

 

塩崎先生とクンジャンさんとの再会

全盲の塩崎先生と初めてお会いしたのは、10年前。

2009年に「GENKY(ゲンキー)を作り、視覚障がい者マッサージがヤンゴン市民に受けられるのを確信し、これをさらに普及させるためには訓練施設と国家資格が必要と感じて、ジャパンハートの吉岡医師に相談。ジャパンハートとして視覚障がい者プロジェクトを行っていただけることになりました。そして、ジャパンハートから専門家として塩崎先生が2009年にミャンマーに来られました。

その後、クンジャンさんとミャンマーで結婚。そして帰国されました。

久しぶりに塩崎先生とお会いし、様々情報交換。

弊社が新たな社会貢献プロジェクトを準備している中、視覚障がい者の立場として、様々助言を頂きました。このタイミングと内容。
ゲンキーを設立したときのように、偶然と偶然が重なり必然となっていくのを感じました。新プロジェクト、これからが楽しみです!

尚、塩崎先生は、現在、福岡の盲学校で教員を取られています。