J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

コロナ対策で労働者の海外派遣手続きが停止されました。

ミャンマー政府労働省から、海外への労働者派遣に関わる手続きと新規の申請受け付け中止や、日本語学校の閉鎖等が3月18日から実施されるとの通達が3月17日15時にありました。

新型コロナウイルス感染症対策の一環で、相変らずの突然通告ではありましたが、1週間前ぐらいから、その噂がありましたので、J-SATアカデミーではその対策も事前に行っており、18日中に何とかスムースに在宅学習に切り替えることができました。

カリキュラムは予定通りに行えるような仕組み作りを行い、来日が今回の在宅学習で遅れないよう、スマホなど活用しフォローしていきます。毎週試験もあり、在宅学習終了後には、編入試験もありますので、生徒らは気を抜けません!

生徒らは(先生も)、宿題が多すぎて(準備が多すぎて)通常授業の方が楽!と、口々に話しています、(笑)

幸い、水祭りは中止ですので、勉強に集中できますし・・・。

生徒らは、来日後に勤務しながら日本語の在宅学習が待っていますのでその練習、弊社としても遠隔管理・学習は、5G時代が到来するミャンマーでは、日本語教育の幅が広がります。

コロナで大変ではありますが、これを機会としてJ-SATアカデミーは、様々前進していきたいと思います。

尚、刻一刻と状況が変わってはいますが、コロナがなくともミャンマーの4月はミャンマー歴正月で10連休です。今回の労働省の処置により、エンジニアや技能実習生、特定技能生らのミャンマー側出国手続きが1カ月ほど遅れることになるかと思われます。ただ、これは4月末に政府手続きが再開した場合で、まだまだ予断は許しません。

ジェイサットアカデミー第10回目交流会

ジェイサットアカデミー第10回目 交流会が開催されました。

今回もスケジュール厳しい中、素晴らしく感動的な交流会でした。スピーチコンテストの入賞者をご覧くださいませ!

初級レベル大会優勝者
第1位
名前  :イ- ユェ アウン
クラス :実習生クラス-8
学習期間:6ヶ月目
テーマ :私の一番好きな映画

リンク :  https://youtu.be/BGtkMxMU1FI

第2位
名前  :プ- ミャッ チェ リー
クラス :介護クラス-8
学習期間:5ヶ月目
テーマ :私の夢

リンク : https://youtu.be/V54dpzUnk5I

中級レベル大会優勝者
第1位
名前  :ミン コ テッ
クラス :Kクラス
学習期間:8ヶ月目
テーマ :心に残っている言葉

リンク : https://youtu.be/CDcK7K7VBKU

第2位
名前  :ト- ジン ミィン ウー
クラス :エンジニア-27クラス
学習期間:10ヶ月目
テーマ :私を変えた出来事

リンク :  https://youtu.be/3PS25Uwnt7Y

J-SAT Academy 卒業の技能実習生がテレビに登場!

J-SATアカデミー卒業生が森崎ウィンさんと対決!

技能実習生として日本で研修するJ-SATアカデミー卒業生が、都内ホテルでの業務に励む様子ご紹介した番組が、ミャンマーの放送局MNTVにて1月4日(土)の20時~21時に放送されました。

人気番組「Win’s Shooow Time! 」の中で紹介され、森崎ウィンさんとベットメイク対決。番組では、日本での生活や働くことの意義や仕組みや魅力についても紹介されています。

ミャンマーの人は日本を知っていますが、日本で働くことや生活を知る人はとても少ないです。同じ職種の仕事でも日本とミャンマーでは業務が異なる場合も多いです。

日本で働きたいミャンマーの人の多くは、日本へ行くことが目的になっていて、どんな仕事をしたいか、何をやりたいか、が曖昧な場合が多いと感じます。

日本での目的が具体的であればあるほど、日本での仕事ぶりが評価される場合が多く、こういった動画が日本の仕事を伝える一番のいい方法ですので、こういった番組がどんどん制作され、日本で働きたいミャンマーの人が見てくれたらと思います。

週刊東洋経済にインタビュー掲載して頂きました。

週刊東洋経済の年末恒例企画、2020年大予測。外国人労働者受け入れのところで、インタビューして頂き、記事を掲載して頂きました。

外国人材受け入れ政策は「川下から川上へ」、「新制度を見直す前に、既存の技能実習制度の見直しを」、外国人採用がわからない・難しい等々、様々な問題を解決するには「見える化」が大切。などなど、ミャンマーで人材を集め、育成し、紹介している立場から感じる部分をまとめて頂きました。

文字数が限られる中、伝えたいことはたくさんありお伝えしましたが、伝えたいことを簡潔にまとめて頂けました。プロは違います。

ミャンマーから海外へは年間20数万人が出稼ぎに行っています。うち、日本に行く人材は数パーセントに過ぎません。数パーセントだからこそ、きちんとしたミャンマーの人には日本を選んで欲しいと思います。

ミャンマー政府認可の日本送り出し機関だけでも260社を超えました。ライセンスを取得せず、ミャンマー政府へ無許可で高度人材を日本に紹介している業者などもいます。弊社が紹介できるミャンマー人材は限られていますが、人数少なくも、モデルとなるような理想的な海外人材活用を、ここミャンマーから世界に発信していき、普及させていければと感じます。

 

KOBEグローバル人材アライアンス登録企業:J-SAT

外国人材会社の活用術セミナー(1/24)開催のお知らせ(神戸市)

2019年9月に開始した、「KOBE グローバル人材アライアンス」とは、

神戸市が主体となり、外国人採用を採用したい企業と海外人材会社をつなぎます。弊社J-SATは登録企業として参加させて頂いています。

ミャンマー国内には、ミャンマー政府公認の日本への送り出し機関は250社を超えており(2020年1月現在)、毎月10数社設立されている状況です。ミャンマー人を受け入れたいが、どうしたらいいかわからないという企業の悩みに、行政として対応する画期的な取り組みです。

今回は登録している人材会社のプレゼンテーションを通して、成功報酬型の 「 人材会社の 活用術」 について掘り下げていきます。

私、西垣も当日参加させて頂き、少し取り組みをお話させて頂く予定です。

▼日時: 2020 年 1 月 24 日(金) 14:30~17:00
▼場所:神戸商工貿易センタービル 14 階 大会議室
(神戸市中央区浜辺通5-1-14)
▼主催: 神戸市、ひょうご・神戸国際ビジネススクエア
(神戸市海外ビジネスセンター、ひょうご海外 ビジネスセンター、ジェトロ神戸)
▼協力:神戸 商工 会議所 兵庫工業会 神戸市 機械金属 工業会 三井 住友 銀行 みなと銀行
▼参加費無料、定員50名

申し込みはこちら→ https://www.kobe-obc.lg.jp/news/788/

ミャンマーの人材を沖縄のホテルに紹介

入域観光客数の増加によって特に深刻な状況にある沖縄県内ホテル事業者の人材不足解消の取り組みとして、株式会社琉球銀行(頭取:川上 康)及び株式会社人材派遣センターオキナワ(代表取締役社長:當山 司)と連携して取り組むことになりました。

2019年10月ミャンマーにて海外試験として初めて行われた外国人就労の在留資格「特定技能1号」の宿泊業技能測定試験に合格したJ-SATアカデミー生2名が、株式会社カヌチャベイリゾート(代表取締役社長:白石 武博)に内定。

これを皮切りに、沖縄のホテル向け専用クラスをミャマーで設置。1年間のクラスでは、日本語や宿泊業の専門用語だけでなく、沖縄の文化、風習なども伝えていきます。

琉球銀行と人材派遣センターオキナワは沖縄側の対応窓口となり、県内のホテル事業者からの相談や取りまとめを行い、就労後の教育制度を紹介の条件として企業に求めるなど、これまでにない、川上から川下まで、ブローカーが介在しない、「見える化」した外国人採用を提案してきます。

2019年12月24日、琉球銀行本店にて、記者会見が行われました。

(左から)ハロージャパン協同組合の島袋義彦代表理事、ジェイサットの西垣充代表、琉球銀行の川上康頭取、カヌチャベイリゾートの白石武博社長、人材派遣センターオキナワの當山司社長

当日の記者会見では、内定した2名とスカイプでJ-SATヤンゴン事務所を結んで自己紹介や質疑応答が行われ、沖縄からの熱い期待を感じました。

記者会見の反響は大きく

RKC(琉球放送)の夕方ニュース番組に取り上げられたり、各誌に取り上げられました。

琉球新報

沖縄タイムス

『新完全マスター 単語 N3重要1800語』ミャンマーにて発売決定!

【日本語は違法コピー版ではなく、オリジナルテキストで勉強しましょう!】

ミャンマーではまだまだ多くの違法コピーした日本語教材が流通していますが、日本に関わるミャンマーの方には、最初から違法なコピー版の癖付けをするのではなく、正規ライセンスを取得しているオリジナルテキストで勉強スタートして頂けること願っています。
J-SAT Media がお届けする日本語テキスト新刊が2019年発売されます!
ミャンマーでは、まだ違法コピー本も見かけない
『新完全マスター 単語 N3重要1800語』3000チャット

ミャンマー語への翻訳も多く、N3を目指すミャンマーの方々には使いやすいテキストになっています。ぜひご購入ください!

【お問い合わせ】09-426221916 もしくは 09-899042786

第9回ジェイサットアカデミー交流会

第9回ジェイサットアカデミー交流会が開催されました。

準備期間が短い中、しっかり日本の歌を歌い上げ、スピーチコンテストは日本語力だけでなく、その内容も素晴らしい、今回も感動する交流会でした。

スピーチコンテストは今回も素晴らしく、短期間での日本語学習能力だけでなく、その内容が素晴らしいものでした。
見学頂いた方から、「日本の若者にないものを見せてもらいました。」と感想がありました。彼らは日本の若者に伝え、日本の若者から彼らにないものを学べば、日本ミャンマー双方の未来は明るいものになるものと確信します。

第9回交流会初級レベルスピーチコンテスト 1位
サイタンタイットゥさん(男性)  Yクラス (4ヶ月目)

 https://youtu.be/pNrOECkHhho(動画)

第9回交流会中級レベルスピーチコンテスト 1位
ピョンピョンチ―さん  実習生クラス (10ヶ月目)

https://youtu.be/6j3KvBK0g2Q(動画)

今回も素晴らしい交流会ありがとうございました。

最後は盆踊り!

 

ミャンマーにおける労働者の現状

本日付けのMyanmar Times誌に興味深い記事がありましたので、意訳します。

ミャンマーにおける労働者の現状がコンパクトにまとまっています。

「あるミャンマー人既婚女性の話です。家庭の事情から、大学2年生で休学しミャンマーにある家具工場で働いたのが4年前。給料は当時、月給80000チャット(約7000円)。結婚し夫婦合わせての月給は250,000チャット(約20000円)でした。この給料での生活は厳しいことから、マレーシアで働く兄に誘われ、2017年、ブローカーに手数料一人90万チャット(72000円)を支払い、ミャンマー最南端のコータウンから観光ビザでタイに入国。夜中ボートで移動したり、森の中を5時間歩くなど1週間かけてマレーシアへ入国。最初は縫製工場で不法就労を開始しました。
その後、転職し、今は小さな町のレストランで朝6時~15時まで働き、月給1450リンギット(約38000円)、15時以降働けばもっと給料稼げるらしい。旦那は車修理工場で月給2100リンギット(約55000円)。夫婦二人はあと2年稼ぎ、ミャンマーに戻って自分で商売を始めるつもりです。

ミャンマーは2015年総選挙で政権交代が実現。国が変わると思い、当時マレーシアに出稼ぎしていたミャンマー人労働者の多くがミャンマーに戻りましたが、稼いだお金で商売するも成功している人は少ないようです。働き口を探すも賃金は低く、就職口も思ったほど増えないなどの理由から、以前マレーシアで働いていたときの社長に連絡し、最近またマレーシアに戻る人が増えています。マレーシアでは本当に仕事ができる人、働いてくれる人が少なく、現地の経営者はミャンマー人労働者を欲しがっているそうだです。マレーシアでは経験がなくても月1100リンギット(約30000円)はもらえる。ミャンマー政府が発表する正式な海外就職あっせん料はUSD850+65000チャット(約94,000円)。

ミャンマー政府労働省の公式発表では、2017年は海外就職者数15万人だったものが、昨年2018年度は23万人に増加。今年2019年度は1~5月だけで12万人と、一日約1000名のミャンマー人労働者が海外に流出している計算になります。]

ヤンゴン外国語大学にて就職フェアを実施しました。

2019年7月13日(土)、ヤンゴン外国語大学にて本校の日本語学科最終学年を対象とした就活フェアをJ-SATが主催・運営し開催しました。

 

ヤンゴン外国語大学の就職フェアはJ-SATが2017年度から初めて実施しており、5月に実施したインターンシップに続く就職に特化したイベントになります。

当日はミャンマーに進出済み日本企業20社が参加し、出展ブースを通して学生へ会社説明や面談を実施。各企業は、パンフレット資料や企業スタンドを持ち込み、学生へアピールしていました。

参加企業の多くは日本人なら知っている企業ですが、ミャンマーの学生には馴染みがあまりないことから、個別に説明会を行う機会を設けています。教室を用いた説明会では、各企業がパワーポイントや動画を使った説明会を実施し、参加した多くの学生が興味を持っていました。

参加した日本語学科の学生は合計94名。学生数の約8割に達し、これは過去にはない傾向でした。ちなみに昨年度は学生数の半分以下でした。昨年までは、卒業したら、日本語学校に進学するため日本へ行く、もしくは、日本に直接就職することを希望する学生らが多かったのですが、日本への就職先が一度も勉強したこともないIT企業であったり、アルバイトなどの経験も全くなしに、いきなりの日本での就職で困惑し、1年以内に帰国してしまう先輩らがいたことも原因かもしれません。卒業後の人生キャリアプランの作り方が描けるようになってきたこともあるかと思います。

今後も、学生に日系企業を知る場の提供、企業様には採用活動の一環など、双方のマッチングに繋がるような機会提供を今後も実施していきたいと思います。