J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

福井の介護施設で活躍中です!

福井市にある介護施設「新生会」で研修する、J-SATアカデミー介護技能実習生5名。施設に着任し半年が経過し、その活躍が毎日新聞に取り上げられました。

この施設からは、採用前から頻繁にミャンマーにお越し頂き、採用後も来日までに数回現場担当の方も含めお越し頂いています。

様々準備して頂きましたが、外国人材受け入れに完璧はなく、着任当初は様々問題もありました。一つ問題が発生したらそれを解決、と根気よく対応して頂き、人材は安定してきました。課題も多々見つかり、これらをミャンマー側にフィードバックし、できる限り日本へ行く前に解決できるよう、我々も挑戦が続きます。

経済発展にはインフラ整備が重要を再認識

3月末から取り組んでいるJ-SATアカデミーのオンライン授業やコロナ期間中の取り組みがNNAの見出しで大きく紹介されました。

当初の予想を上回るミャンマーのオンライン化普及。記事にもありますが、平均年齢28歳という若さとスマートフォン普及率に加え、日本のODAによるネットインフラ構築が想定以上に効いているように感じます。ミャンマーのネット環境は、ハードはファーウェイ、ソフトはKDDIですから、最強です!

しかもデータ通信料金は1.2GBで100円と安く、地方からヤンゴンに来て滞在しながら学校に通う方より、実家からオンラインの方が圧倒的に安く授業を受けることができます。

日本語学習だけであれば、オンラインのみでもある程度可能ではありますが、日本で働く訓練はオンラインではなかなか難しく、上手く両立していくことが求められそうです。

先月号のJ-SAT通信でもお伝えしましたが。日本企業で働きたい登録者の登録もオンラインで行っています。

日本企業との面接もオンライン。技能実習生やエンジニア(高度人材)採用では、以前から日本にある日本企業とヤンゴンのさくらタワー事務所をオンラインでつなぎ面接や会社説明会を行っていましたが、今回は、候補者がほぼ地方に戻ってしまっている状態ですので、各自の自宅から参加。

意外にもこれがよかった。ラカイン州から、サガイン管区、エーやワディ管区等々、地方様々な場所から同時にオンラインで面接。自宅からのオンラインということで、候補者の家庭環境も垣間見れ、何より、時間通りにログインし、服装もきちんとできているかである程度スクリーニングができます。ヤンゴン事務所での面談は我々が準備をしていましたが、日本にいけば自ら行わないといけないのは当然。いい面接になっています。

日本でもミャンマーでも、コロナ禍で大変な状況になっています。もちろん弊社も打撃を受けています。が、ここまでオンライン化できたのは、コロナなしでは成し遂げられませんでした。

2008年10万人以上が亡くなったと言われるサイクロン・ナルギス。【ミャンマーを知るための60章(明石書店)】で書きましが、シティマートなど輸入品を扱うショッピングセンターに、今のように一般の人が普通に通うようになったのは、この被災への寄付品で、品質のよい商品に触れたことがきっかけになった。と当時、シティマートの社長が話していました。

コロナのおかげで会社が成長できた!と数年後振り返りができるよう、さらにエンジンかけていきます!

J-SATは、社員一人一人がイノベーション!

来週からようやく学校が再開されるミャンマー。J-SATの社員の多くが来月からヤンゴンに揃ってきます。

そこで、8月の月初社内セミナーは気合を入れて「2030を予測する」!。としました。

誰も正確予測はできませんが、方向性は見えてきていますので、社員一人一人が自分で考え、決定し、実行できるよう、2030年の会社と自らの立ち位置を全員で共有し、変化の先にある未来を考えます。

【J-SATは、社員一人一人がイノベーション!】

J-SATは23年目に突入しています。創業当初から心がけていることは、事業のフルコピーはしないこと。ベースはもちろん参考にしますが、そこからさらにバージョンアップする。逆にコピーはよくされましたが、されてもバージョンアップで突き放す。
わが社の経営理念は「多様なビジネススキルを組み合わせ、新しい価値とビジネスモデルを創造すること。」(J- -SATの経営理念・名前の由来はこちら→https://j-sat.jp/company/vision.php

コロナ以前のビジネスモデルは一度すべてリセットしました。今できることを考えるのではなく、J-SATでは、今までやってきたことをベースに新しいものを作り出していきます。

ということで、世界初!のプロジェクトの準備が始まりました!

お披露目できるのはまだ少し先ですが、あっと驚く仕掛けを準備していますので、ご注目ください!

2020年も後半戦突入!楽しくなってきました!

新たな視覚障害者プロジェクト始動直前!

2020年6月13日現在、ミャンマー政府からマッサージ店の自粛解除は出されておらず、今もGENKYメンバーは、自宅待機を余儀なくされています。

レストランはすでに解除され、営業時の感染症対策も具体的な指針が出されています。早くマッサージ店も解除して欲しいところです。

そんな中、GENKYスタッフ幹部らとは先月から、自粛中何ができるかということをZOOMを使い定期的に協議していますが、ようやく一つの方向性が見えてきました。

ポイントは、

1.(晴眼者よりも)視覚障害者が有利なこと。
2.「健康」をキーワード。
3.規制緩和後もGENKYの副収入になれること。

いくつか具体的に動き始めました。しかも日本企業も巻き込んで!

「シンGENKY」にもご期待ください!

JETRO主催6月15日WEBセミナーに登壇!

2020年6月15日(月曜) 15時00分~16時50分
【WEBセミナー】アジア6カ国から緊急報告 -豊富な高度人材とコロナの影響-

定員制限なし、無料です! この機会にぜひご参加ください!

〇急増する日本語学習者、ミャンマーのもつ潜在的ポテンシャル:
講師:J-SAT Co., Ltd. General Manager 森川 晃 氏

ジェトロでは、高度外国人材の活用に取り組む企業の皆様を対象に、「アジアの高度人材活用」をテーマにしたWEBセミナーを開催します。新型コロナウイルス感染拡大により、海外への渡航が難しい中、その高度人材の豊富さから企業の皆様の関心が高い、アジア各国(中国、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、ミャンマー)の高度人材に関する情報(高等教育機関、就活事情、採用手段等)とコロナによる影響を踏まえた情報を、現地より解説します。

 

日経MJにJ-SATアカデミーオンライン授業!

2020年6月5日発売の日経MJにJ-SAT Academyのオンライン授業を取り上げて頂きました!

写真はオンライン授業受講中の弊校生徒。
見てわかる通り、外です!!!

ほとんどの生徒は地方出身者で、現在地方にいます。
少し前ならミャンマーでオンライン授業など考えられなかったのですが、日本のODAのおかげでミャンマー国内のネットは快調!しかも安い!(日本が高すぎのような・・・)

経済発展にインフラが重要ということがよくわかります。

オンライン授業は生徒も先生も大変ですが、メリットも多くあります。その一つがこのように、生徒の生活が見えること。どんなところで生まれ育ったのか。

生徒も先生もオンライン学習頑張ってます!

 

 

本日発売の朝日新聞に紹介して頂きました。

本日、2020年6月20日付 朝日新聞朝刊 国際面 にて、4月末に取材して頂いたオンライン面接などが紹介されました。

オンライン面接は想定外なメリットも多く、今後も続けていく予定です。

ミャンマーやベトナム、インドネシアの厳しい状況が伝えられており、ミャンマーも例外ではないですが、日本語学習者数がついにベトナムを上回ったことから強い期待が寄せられています。

ミャンマー国内では日本入国は来年になる、というような噂が広がっていて、不安に思っている人、あきらめている人も少なくありません。

一日も早くミャンマーの人たちが日本へ入国できる日を切に願っています。

シンJ-SATヤンゴン事務所は稼働しています!

J-SATヤンゴン事務所はミャンマー政府にCOVIT19対策の安全性を確認して頂き、2020年5月12日に営業許可を頂きました。

2020年3月18日からJ-SATアカデミーの日本語教育が遠隔授業になり、そこから怒涛のスピードで、できる限り業務をオンライン化、非接触型にすることに着手。ミャンマー暦正月である4月の10連休も、社員ら一部を含め休日返上で連日打ち合わせ。(アリババがSARSの隔離中にタオバオを作ったように!)

「J-SATの本質を変えないために、作り変える!」

社内にあったデータサーバーをサーバー上に移設し、新システムは既存のやり方に合わせるのではなく、現状を見て将来を見据えたゼロベースから構築、試行錯誤を重ねています。

今月から本格的に新システムを運用開始し、一日のミャンマー人求職登録者数は、新型コロナ感染拡大前に戻るだけでなく、以前を超える日も出始め、シンJ-SAT第二形態に進化しました。まだまだ改善の余地はありますので、精度を高め第三形態へ、ミャンマーの人と日本企業を繋げていきたいと思います。

そして、こちらも新コロ感染拡大以来、はじめての日本の番組ロケが無事終わり、さらにはじめてのミャンマー進出リサーチ案件が入ってきました。

昨年12月に行われたJLPT日本語検定試験では、日本語能力試験応募者は38,558名、技能実習生候補とも言われるN4とN5の受験者数は29,718名まで増加。ベトナムでのN4とN5受験者は21,089名と、ついにベトナムを抜きました。

まだしばらくコロナ余波が続き、第2波、第3波もおそらく訪れるとは思いますが、ミャンマーは国も国民も、まだまだ成長し続けます!

弊社では今年度も公的機関のミャンマー関連を担当しています。ぜひご活用ください!

ジェトロ・ヤンゴン事務所
中小企業海外展開現地支援 ヤンゴン・プラットフォーム
https://www.jetro.go.jp/jetro/overseas/mm_yangon/platform.html

 

中小機構 海外展開ハンズオン支援
https://www.smrj.go.jp/sme/overseas/consulting/advice/index.html

大阪府 大阪ビジネスサポートデスク
http://www.pref.osaka.lg.jp/keizaikoryu/promotiondesk/

福岡県 福岡アジアビジネスセンター
https://www.f-abc.org/

 

 

本日の全体朝礼より「人生を24時間に例えたら・・・」

本日の朝礼では、ミャンマーでも有名な、志村けん さんの本を社員らと共有。

彼は、人生は24時間で考えていました。
人生72歳=1日=24時間
72歳÷24時間=3歳@1時間

例えば、21歳の場合、
これを時間にすると朝7時。
なるほど、太陽が昇って、朝食食べてるころ。
これからってところですね。
でもまだまだ早い、いや若い!

人生のピークは42歳と言われています。
これを時間にすると14時。
日が一日で最も出てる時間帯。

私は今年50歳。

ちょうど人生の半分がミャンマーで過ごしたことになるメモリアルイヤー!

志村流でいえば、もうすぐ16時半過ぎ。
おやつが終わって、豪華な夕食の準備中。

イメージをテレビ番組で例えると、ダウンタウン東京進出前の 「4時ですよーだ」 かな。

でも、その後の
「素敵、圭・修5」
みたいなことになるので気を付けないと!
(関西の人ならわかって頂けるかと・・・)

自分が今 何時なのか このあと計算してみると勉強になります。

俯瞰でみるのは大切だと実感します。

健常者は視覚に頼り2次元で捉えがちですが、視覚障害者の方は、3次元で周りをとらえていて、つねに俯瞰している世界らしい。

次回朝礼はここからかな・・・

「目の見えない人は世界をどう見ているのか?」

月初セミナー「新コロとは、野良犬との付き合い方を見本に!」

毎月第一営業日に行っている、全社員定例セミナー。

今月は新コロの影響で、ZOOMによるオンラインで実施。

テーマは「ファクトフルネスからコロナを正しく恐れる」

ミャンマーは新コロ感染者が出るのが他国より遅く、3月末までは、ミャンマー人は免疫力が違う!という人もいましたが、実際感染者がはじまると、危機管理能力の高さを発揮し、一機に自粛モードになりました。

自粛のメリハリはいいのですが、実態がわかりはじめた今、これからは新コロと共存して生活していくのが現実的になっています。

先日、医師及び医学生らが一般のミャンマー人に対し、コロナ知識度について調査を行った結果が保健省から発表されました。

〇87%はコロナ知識が少しだけ。
〇13%のみ、正しい情報は保健省からだけと理解している。
〇22%のみ、保健省から出している指示通り行っている。
〇45%が大勢の人たちが集まっているところを避けるべきと理解している。
〇67%が咳やくしゃみから感染と回答し、30%のみ近距離で感染する可能性があると理解。
〇47%が咳やくしゃみのとき、口を庇う。
〇11%のみ、濃厚接触により感染すると理解している。
〇63%が感染症対策の隔離政策に反対。
〇99%は国民の協力が必要と理解している。

最後は、さすがミャンマーというところですが。。。

そこで、正しく恐れることが大切と思い、その恐れ方を皆と共有しました。

5月1日午前7時(当地時間)現在,ミャンマー国内における感染者数は計151名で,うち回復者28名(うち退院者17名),死亡者6名。

ミャンマーにおける2019年1月1日から7月27日までの約7か月間で、デング熱感染者数は10,747人、死者数は48人。(感染者はもっと多いはず!)

狂犬病:年間70万人が犬にかまれ、1000~1200人が毎年死んでいる。

ちなみに世界では、
2018年、ヘビに噛まれて死ぬ人は世界で13万人、障害残る人は40万人。
2017年、マラリアは、87か国で感染者2億1,900万人、死者435,000人

ミャンマーでは、新コロよりも、野良犬の方が危ない!?かも。。。

野良犬とはソーシャルディスタンスが大切。そんな中、うまく共存しています。

私も昨年末に発症した「デング熱」。蚊は「デングウィルス」だけでなく「マラリアウィルス」も運んでいますが、うまく共存しています。

必要以上に恐れない。新コロは見えない野良犬と思って、うまく付き合うことが大切。

新コロを恐れず、新コロの波をとらえ、新コロで加速しましょう!