J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

パダウが開花!

パダウが開花!

ここ数日、台風がミャンマーを襲い、デルタ地帯を中心に被害が出ています。
実家にてリモートワークしている社員の中には、浸水被害で休暇を取っているものもいます。

ここヤンゴンでも季節外れの大雨が2~3日続きました。

この時期、雨が降ると開花するという遺伝子が備わっているという ミャンマーを代表する花「パダウ」

 

「パダウ」が咲くと、心も華やかになり、そして正月間近と感じます。。

髪飾りにしたり・・

こんな使い方も・・・

今年もヤンゴンで「パダウ」が観れたことに感謝です。

ジェイサットアカデミー卒業生、朝日新聞で紹介!

2022年3月20日付朝日新聞朝刊でジェイサットアカデミー卒業生らを取り上げて頂きました。

ミャンマー出発便に搭乗するためには、出発72時間以内にPCR検査した陰性証明書が義務付けられていますが、一般の病院での検査は、多く人と接触し、感染の恐れがあるため、特別にジェイサットアカデミーの教室にて検査を行うことになりました。

今回日本に渡航するのは4名。2020年3月末から、それぞれの地元でオンライン授業を受講しているため、学校に集まったあは2年ぶり。

無事全員が陰性で翌3月21日、日本へ向けて旅立ちました。

もともと彼女らは、昨年はじまったビジネストラックにて2021年1月に来日予定でしたが、日本政府の水際対策で入国できず、そして2月1日には政変を体験。
様々な苦労がありましたが、よく頑張ったと思います。
もちろん、本番はこれからですが、全員が日本でいい経験を積んでくれたらと願います。

中小機構の人気コラムに投稿させて頂きました。

中小機構(独立行政法人 中小企業基盤整備機構)の人気コラム「コロナ禍と政変を経たミャンマーの今~海外をちょっとのぞき見コラム 第20回~ https://biznavi.smrj.go.jp/18073/)に投稿させて頂きました。*レポートは2022年2月23日時点の情報になります。
ご笑覧頂くださいませ。

弊社は、中小機構の国際化支援アドバイザーを担当しています。

中小機構では、はじめ国内外350名の専門家体制で、海外ビジネスに関するご相談を受け付けております。

ご相談内容に応じて、海外現地在住のアドバイザーからの最新の情報提供やアドバイスも行っております。ご利用は「何度」でも「無料」です。どうぞお気軽にお申し込みください。

海外展開ハンズオン支援

(https://www.smrj.go.jp/sme/overseas/consulting/advice/index.html)

本日の読売新聞朝刊に弊社コメントも引用して頂いています。

本日2022年3月17日の読売新聞朝刊「ミャンマー実習生「早く仕事を」…渡航解禁本格化へ」
弊社コメントも引用して頂いています。

ミャンマーでの入国手続きは順調ですが、ヤンゴンから日本への渡航フライトは、現在、全日空の直行便だけでなく、シンガポール経由、マレーシア経由、韓国経由での渡航が可能ですが、いずれも大変混みあっており、金額も高騰しています。

25年ぶりに竪琴を再開!!!

視覚障害者マッサージ店で、「置き物」として活躍していた 「竪琴」。
今から25年前、ミャンマーに来て1年経過した97年から「竪琴」を実は習っていたことがあり、その時、プロの楽器店 でオーダーして作ってもらった「竪琴」でした。

「竪琴」は週2回、朝7時に自宅まで来ていただいていました。
(先生、今どうしてるかな・・・)

コロナで視覚障害者マッサージ店の営業許可が停止されたままで再開の目途は立たず・・・「置き物」としての「竪琴」が事務所に戻ってきたのをきっかけに、修理してもらって、コロナ・政変でできた時間を練習に使おう!と思って、購入した店に持ち込みました。
もともとは、紐でチューニングする方式だったのですが、このチューニングが難しく・・・ギターのように簡単にチューニングできる方式に変えてもらいました。
オーバーホールしてもらった費用が12万チャット(7750円)

新品のようにピカピカになりましたっ!

よーーし、練習しよ!と思って、昔の楽譜を持ち出したんですが、チューニングからできず・・・しかも全く覚えておらず・・・。

「竪琴」の先生に最初から教えてもらおうと、現在、ある先生に相談しているところです。

また一つ楽しみが増えました~

オミクロン(デルタ?)に感染していました!

2月に入りヤンゴンでも感染爆発しているオミクロン株。

1月末から昨年の6~7月にデルタ株がまん延して国民全員が感染するのではないという勢いのように拡大していました。ただ、前回のデルタ株のような恐怖感は市民らにはなく、感染したらパラセタモール(解熱剤)を飲めば2~3日で治る・・・みたいな感覚ですので、日常生活は特に変っている様子はありません。

拡大しているということで、1月28日以降、ほとんど外出もしていなかったのですが、2月10日に市場とスーパーに買い出しに小一時間外出したら、やられました!

抗原検査キットは3000チャット(194円)、抗体検査キットは4000チャット(260円)

キレイに陽性でしたっ!

2月11日深夜から急に辛くなり、12日は39℃近い発熱と咳。ただ、その日は3月から外国人の日本入国規制緩和の報道があったのを受けて、一気に回復に!

ちょうど自動調理鍋「ホットクック」と燻製・魚焼き器の「けむらん亭」にハマっていて、料理を作りまくって、食べまくって、栄養採りまくっていた期間でしたので、栄養満点で、それもよかったのかと。
相変わらずの「強運」に感謝!

翌13日には咳は少し残るも微熱程度~平熱。もう終わりと思ったら、突然15日夜から味覚嗅覚がなくなりましたっ!

これが、味覚嗅覚障害かぁ~ と・・・(ネタがまた一つ増えました(笑))
味覚は18日朝に、ほぼ戻りました。

薬や検査キッド、食材や滋養強壮に効果満点そうな地鶏のスープの差し入れ等、社員の皆さんをはじめ、多くの方々に感謝です。(オミクロンではなくデルタなのかなぁ・・・)

美味しいものを美味しいと感じられる日常に感謝。
生きてること、健康に日常を過ごせることに感謝です。

くれぐれもオミクロン株にはお気をつけくださいませ~

ブログ・ミャンマーのつぼを修復しています。

2006年から書いている、このブログ、ミャンマーのつぼ。
ハッキングされ、写真と文章のリンクがなくなり、写真も大部分が紛失、過去の写真を見ながら修復しています。

写真を探すと当時が思い出され、よくこんなに出張していたな~と感心するとともに、ほんの数年前の出来事なのに、遠い昔の出来事のような感覚です。

ただこの作業のおかげで一つ一つの出来事が思い出され、振り返りの貴重な機会になっています。
面倒くさ~ と思いましたが、すべて必要必然ですね。

そんな中、このブログが出てきました。

世界中の人がこの感覚になれば…

2015年2月22日「宇宙から生命を見つめて~手塚治虫~」

(https://j-sat.jp/nishigaki/2015/0222012411736.html)

先日視聴したたNHKの手塚治虫さんの番組。
もう一度最後のところ確認したく、急に気になって、文字お越ししてみました。

手塚治虫さんが亡くなる1年前、つまり1988年の講演です。

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宇宙の進出で日本はスペースシャトル いつの日か恐らく上げると思います。
アメリカがスペースコロニーという つまり宇宙ステーションです。
この中に人間が生活している。
5年10年たつうちに 宇宙ステーションの中で男女の間にカップルが生まれる。
子供ができる。この子供は生まれながらにして地球を下にみて育つ。

この小さな地球 彼らからみたら 本当に一つの青い球体である地球の上に
何十億、100億近い人間がその当時はいると思いますけど
100億近い人間がいて自然を侵食している。
戦争が起こっている 食べ物が少ない。
青い海はどんどん汚染されている。
そういう状態を見たとき
「これだけのちっぽけな地球にそんなことをしてしょうがない。何とかしなきゃ」
という気持ちに子供ながら思う

それは一つの哲学なんです。
21世紀になりますとそういう哲学が生まれます。
それは人間が地球から飛び出して宇宙へ行って初めてできる哲学です。
今までは地球の上で我々はそういう主義とか哲学を作っていたんだけど
おそらく21世紀になりますと、そういう新しい地球を地球としてとらえる哲学
人間をどこの国とか民族人種を離れた人類全体を見る見方による哲学
そういったものが生まれて 我々の子どもたちは、一種の我々から見ると未来人でありますので 十分に見ることができる
それに期待したいと思います。

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新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

2020年3月末に始まったコロナ自粛に伴い業務のオンライン化に成功した弊社が翌年の2月1日、14名の新入社員を迎えたその日、クーデターで状況が一変。6~8月にはコロナ第3波が猛威を振るい、社員も8割以上が感染、社員や日本で活躍する弊校卒業生らのご両親が数名他界するなど、怒涛の如く難題が押し寄せました。長年続いた軍政時代に遡っていく感覚ですが、インターネットや海外送金が利用できる今は当時より恵まれたビジネス環境。2022年はコロナ禍同様環境に合わせるだけでなく、進化を目指して挑戦します。

また2021年2月1日は、日本から「社会貢献者表彰」受賞内定の連絡をいただいた日。翌日の全体朝礼では、社員全員に次の決意を伝えました。「J-SATは周りに振り回されず、J-SATにしかできない、J-SATが社会のためにできることに集中し、J-SAT流のやり方で社会に貢献しよう」。

同年10月に大阪産業局で開催したオンラインセミナーでは、定員の2倍近いお申込みがありました。新たな進出や取引を考える企業も多く、あらためてミャンマーには高いポテンシャルと大きな期待があることに気づかされました。

今、いちばん心配していることは、若者らへの教育です。2020年3月から学校はほぼ閉鎖。現在は一部再開されていますが、十分な教育環境とは言えません。特に大学はまだ厳しい状況ですが、日本企業がミャンマーで活躍するには優秀な人材が不可欠です。教育の空白を埋めるためにも、日本を避難と教育の場にしたい。ただお金を稼ぐだけではなく将来に備えたOJTの場になること、1人でも多く日本企業に就職して実務経験を積めることを願っています。

昨年からスタートした「ジェイサットナビ」。ミャンマー研究を代表する専門家やミャンマーと関わりのある人など多くの方々にご協力いただき、無事に始動できたことにこの場を借りて感謝をお伝えします。未来のミャンマーを知るには過去を知ること。同じことを繰り返しながら少しずつ成長しているミャンマーです。先行き不透明とは言われますが、結局、普遍的なものを理解することが最も大切なので、今後も有益な記事を掲載していきます。
ミャンマーは2022年も厳しいでしょう。しかしそれも永遠ではない。いずれまたミャンマーブームが訪れ、成長カーブを描く日がやってきます。ミャンマーの人々と向き合い、今の環境でも、J-SATだからできることを1つ1つ実行し、ミャンマーと日本に貢献していければと思います。

2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

本日仕事納め。

本日仕事納め。
色々あった2021年ですが、年内最終日にサクラタワー事務所へ出勤できたこと、多くの関係者の方々にあらためてお礼を申し上げます。

そして、今年最後に勤続10周年表彰もできてよかったです。

こんなご時勢に申し訳ないですが、今できることから着実に実行。
2022年もどうぞよろしくお願い致します。
仕事始めは2022年1月5日になります。
皆さまよいお年をお迎えくださいませ。

社会貢献者表彰を頂きました。
2009年から活動するジェイサットの視覚障害者支援が評価され、公益財団法人社会貢献支援財団の「第56回社会貢献者表彰 」受賞者に選ばれ、2021年11月29日に帝国ホテルで行われた式典に参加しました。

授賞された方々の事業から、世界だけでなく日本国内における社会課題の多さに驚くも、解決するため活動されている方々との交流はとても貴重で勉強になりました。

この表彰は、国内外で社会のために尽くしている人の功績を称えるものとのこと。ジェイサッ
トは、ミャンマーでの日本語人材の育成や送り出しに尽力するほか、現地の盲学校の生徒・卒業生らを対象に、日本の技術を取り入れたマッサージ師の育成コースを設立。2009年に開業した視覚障害者が働く日本式健康マッサージ店「ゲンキー(GENKY)」の成功により、視覚障害者の社会的地位向上に貢献し、ミャンマー政府からも高い評価を受けていることが評価されたようです。

2009年以前、ミャンマーでは視覚障害者が働くマッサージ店がほぼゼロだった状態から、2021年現在は全国120店舗以上に増え、その多くの店のオーナーは視覚障害者自身です。マッサージ師育成コースは技術を習得した視覚障害者自身が行い、その費用には「ゲンキーGENKY)」の収益の一部が充てられるなど、寄付金や補助金に頼らない持続可能な仕組みが、短期間で全国に普及させた要因と思っています。

全国に視覚障害者マッサージ店ができ、マッサージ技術を覚えようとする視覚障害者が増えた一方、日本など先進国では医療技術の進歩により視覚障害者は減少傾向にあるのですが、ミャンマーでは事故や病気などによる後天性の視覚障害者が多いのが現状です。国内全体の正確な数字は発表されていないが、例えば、GENKYの視覚障害者マッサージ師64名のうち、半数に近い28名は後天性視覚障害者。ジェイサットでは、視覚障害者マッサージ業界を整備することは大切だが、根本的な視覚障害者を減少させる取り組みが必要と感じており、次のステップとして、盲目になる前に治療ができる体制を整える仕組みを、いかに寄付金や補助金に頼らず構築できるかを考えています。

この受賞の内定通知を受けたのは、奇しくも2021年2月1日のクーデター当日。海外からの技術協力を受けながら視覚障害者自身も参加し、寄付に頼らず自ら資金を生み出し継続する仕組みは、時間はかかったが、振り返れば一番の近道で確実な方法でした。そして何よりこれが実現できたのは、ミャンマーの人々の力があったおかげです。

現在、ミャンマーは困難な時期にあるが、ミャンマーの人々と向き合い、今できることを粛々と実行。ジェイサットでは、今後も人材育成を中心に、ミャンマーの適切な国づくりに寄与していきたいと思います。