J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

在宅勤務になり半年、10月から反撃開始!

2020年3月27日からミャンマー事務所は在宅勤務を開始し、ついに半年を経過。

9月21日から特定業種を除いて出勤禁止と指示がありましたが、すでに半年間、在宅前提でのシステムが稼働しており、朝8時のオンライン全体朝礼から普通に始動。

ゲンキーマッサージ店はもう半年閉鎖中ですが、社員一人一人の頑張りで、ここまで視覚障害者スタッフも含め、社員全員雇用調整せずに乗り切ることができました。

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22年前にアパートの一室を事務所にし、中2階で寝泊まりしながらスタート、ほぼミャンマーでのキャッシュフローだけで運営してきました。コロナ禍により、自らの会社という意識を持つ社員が増え、さらに一人一人のコスト意識が高くなったと感じています。皆が同じ想い、志をもって動けるこの組織は本当に感謝しかありませんし、それがJ-SAT最大の武器です。

比較するものではありませんが、振り返れば2007年の日本人が亡くなったデモや2008年の20万人が亡くなったと言われるナルギスよりは、客観的にみたらマシかなあと、不謹慎ですが感じています。。

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今はインターネットである程度仕事もできます。規制が解除されればミャンマーに来ていただける日本人も多くいます。以前は、数カ月したらミャンマーに再び興味を持ってもらえる、という雰囲気皆無でしたから。

そんなに大変なことが起こっていても、今となれば、ああ・・・あの時は・・・程度ですので、今回もミャンマーはすぐに復活してくると感じています。

9月28日からミャンマー人エンジニア、技能実習生、特定技能生の日本入国が再開。

10月1日から、J-SATは、満を持して、ついに反撃スタートします!

10月1日は、恒例の全社セミナーの日。
今回はこの2冊から。

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 今のような状況は3年続くと仮定して、ここ半年は守り固めと将来へ向けての仕込みを重点的に行ってきました。

業務以外に時間ができた社員らははビジネスや語学などインプットを強化し、社員一人一人が10年先が考えられる組織作り、幹部社員は新世界に合わせるべく業務改革、そして私はインプットと仕込み。

それらをひたすら続けてきた半年間でした。

コロナのお陰で、2028年のJ-SATの姿が、靄がかかっていた風景から視界がはっきりみえる風景が見えるようになりました。

2028年に向けて、3本の矢だけでなく、数十本の矢をこの半年間仕込んできました。

ここから来年8月ぐらいまで、どんどん放っていきますので、次に何が飛び出すか、楽しみにしていてください!

さあ 反撃開始!!!

最後に・・・、3月末在宅勤務になって決めた、5キロ減量 も 何とか達成!!

今の Stay Home では Nintendo Switch のこの二つのソフトのお世話になってます。。。

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大阪府と大阪産業局主催ミャンマーWebセミナーのお知らせ

大阪府と(公財)大阪産業局では、Withコロナを前提とした国際情勢を見据え、各海外拠点におけるビジネスの現状などについて、Webセミナー(全6編)を配信しています。

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第5回目となる今回は「ミャンマー」より現地の最新情報をお届けします。
日 時:令和2年10月7日(水) 15:00~16:30

場 所:オンライン
内 容:第1部「コロナ禍の現状と今後をヤンゴンから最新報告 」
(講師:J-SAT Co., Ltd 代表取締役 西垣 充 氏)
第2部「進出日系企業からみる最近のトレンドとは」
(講師:株式会社ジェイサット ゼネラルマネージャー
森川 晃氏)
第3部「実例から読み解く、ミャンマー人材定着の秘訣とは」
(講師:J-SAT Co., Ltd 日本事務所 櫟本伸子氏
または、ワインワインアウン氏(調整中))

費 用:無料
定 員:200名
申込締切:令和2年10月6日(火)17:00
申込方法:こちらのリンク先からお申込みください。https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=31675
主 催:大阪府、(公財)大阪産業局
共 催:関西広域連合、大阪商工会議所
後 援:(独)日本貿易振興機構 大阪本部、
(独)中小企業基盤整備機構 近畿本部、
(一財)大阪国際経済振興センター

問合せ:公益財団法人大阪産業局 国際ビジネス支援チーム

足で稼ぐミャンマーリサーチ案件ならJ-SATへ!

ヤンゴン市内ではコロナ感染拡大が続いており、ミャンマー政府は9月10日にヤンゴンほぼ全域にて自宅待機措置、健康上の理由及び緊急事態以外で、ヤンゴン地域外に出域することを9月11日から10月1日まで禁止する旨発表しました

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こんな状況ではありますが、ミャンマーへの進出、リサーチ依頼は、コロナ禍によるサプライチェーンの見直しからか、5月頃からコンスタントに続いています。

弊社J-SATの特徴は、インターネット情報も政府データはあくまでも参考資料。軍政時代からの名残りもあることから、徹底した現場主義、足で稼ぐリサーチを心がけています。

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代理店探しやパートナー候補リストアップの依頼が多いですが、家庭調査もたまにあります。日本とは違い、コロナ感染症対策が厳しいミャンマーにて、2020年8月のこの状況下、1000件以上の全国個別調査。想定外のことも度々起こりましたが、臨機応変に対応し期日を守り納品完了。この環境で個別訪問調査ができる会社はなかなかないのではないでしょうか。とやり遂げた社員らを称賛していますw

といいつつ、今遂行しているリサーチの一つは、企業リストアップはほぼ完了、あとは直接訪問しての聞き取り調査ですが、こんな状況で来月からの再開となりそうです。

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目まぐるしく変化するミャンマー。人々の考えて方も変化していますね~。直接ヒアリングとその変化に驚かされます。特に地方の変化は、地方に直接行ってヒアリングしないとヤンゴンからではわかりません!今回のリサーチ結果も過去のもの。頻繁にアップデートしていかないといけないですね。

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リアルな現場のミャンマー関連調査のことならJ-SATへ!

 

ミャンマーからの「レジデンストラック」による入国手続きについて

ミャンマーから日本への「レジデンストラック」による入国手続きについて、公表されているものと、弊社で手続きすすめている現状とを合わせ、独自にまとめてみましたのでご参照くださいませ。

現在ミャンマーは入国拒否の対象地域ではありませんが、先月末より急速に感染が広まってきています。その為今後変更になる可能性がありますが、あくまでも本日2020年9月10日現在のものになります。

2020年9月1日、日本国政府は、ミャンマーに居住するミャンマー国籍者のうち、短期滞在(商用)及び、在留資格認定証明書を持つ、「経営・管理」、「企業内転勤」、「技術・人文知識・国際業務」、「介護」、「高度専門職」、「技能実習」、「特定技能」、「特定活動(起業)」のビジネス上必要な人材等について、入国後14日間の自宅待機等の措置を条件に日本への入国を認めること(いわゆる「レジデンストラック」の開始)が発表されました。

これを受けて、在ミャンマー日本国大使館においては、9月8日(火)から査証発給が開始されました。詳細は、こちら、在ミャンマー日本国大使館の発表をご覧ください。

https://www.mm.emb-japan.go.jp/profile/japanese/news/2020/new-193.html

申請書類については、大使館のサイトから確認、ダウンロードできます。

ミャンマーの誓約書
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page25_002004.html

<PCR検査について>

誓約書に記載してある通り、

ア 出発前のPCR検査及び陰性証明書は不要。
イ 到着時のPCR検査は免除。

とあります。
ただ、あくまでも日本政府側の対応であって、ミャンマー政府が必要と判断すれば状況変わる可能性もありますので、最新情報の確認が必要です。
※9月10日現在、ミャンマーにてPCR検査を任意に希望される場合でも、保険省や労働省の推薦状がなければPCR検査を受けることはできません。

※9月16日付でミャンマー政府労働省より日本へ「レジデンストラック」での渡航でもPCR検査は必要との指示が出ました。

<入国前について>

入国前14日間の検温が義務付けられていますので、こちらもきちんと記録しておく必要があります。

<入国後について>

入国時にPCR検査は義務付けられていませんが、万一に備え、民間医療保険(滞在期間中の医療費を補償する旅行保険を含む。)に加入していることが推奨されています。

入国後14日間の移動手段は
・自家用車 ・受入企業・団体所有車両 ・レンタカー ・ハイヤー
のいずれかのみ利用が可能となり、入国後14日間、自宅又は宿泊場所で待機、不特定の者との接触を行わないことになります。つまり、国内線を利用する場合は、東京近辺等の宿泊施設など14日間滞在した後利用となります。

<Wi-Fiの設置について>

接触確認アプリ及び地図アプリの導入を推奨されています。スマホはミャンマーから持参してもらい、空港から自宅までと自宅でのWi-F環境を準備した方がいいです。

<ヤンゴンから日本へに航空機について>

2020年9月30日までミャンマー国際線民間航空機着陸禁止と発表されています。全日空の直行便での来日が便利ですが、2020年10月も全日空はヤンゴン線全便運休を発表しており、10月末までは救援便を利用した場合のみ来日が可能となります。

全日空救援便運航予定日:9月27日、10月23日、10月30日
*救援便はあくまでも予定となります。

*9月27日の救援便は運休となりました。

こういった海外人材活用のモデルケースを多く作りたいものです。

J-SATアカデミー卒業生が奮闘しています!

うれしいですねっ!

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リンク先:https://www.facebook.com/JICAKansai/posts/3359917464074434

JICAの中小企業・SDGsビジネス支援事業(普及・実証・ビジネス化)事業を活用し、ミャンマーへビジネス展開されている、東大阪市に所在する株式会社大同工業所さん。ミャンマー人を採用して頂き常に将来のビジネスに目を向け前進しています。

この会社は医療機関などで輸血用血液製剤を保管する医療機器を取り扱っていて、まさにミャンマーに求められている事業で将来が楽しみです。

外国人材活用は、当たり前ですが簡単ではなく、人間ですので成功フォーマットいうものも存在しておいません。一つ一つ経験を積んでいく以外に方法はないかと感じます。

いい事例ばかりではないですが、こういった事例があるからこそ、この事業の良さを再認識します。

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JICA関西のFacebook公式サイトで公表されていますので、そちらぜひご覧ください。

リンク先:https://www.facebook.com/JICAKansai/posts/3359909707408543

 

ミャンマー取材はジェイサット(J-SAT)にお任せください!

コロナ対策がいまだ厳しいミャンマー。

ミャンマーは国際線旅客機着陸禁止が9月30日まで延期中。ヤンゴン市内での市中感染が8月末から急増しているということで、明日9月8日からヤンゴン市内全飲食店対象に、各タウンシップ判断で店内飲食禁止とヤンゴン市から発表されました。

学校は政府立ち入り検査後再開可能との政府発表のため、一部の公立校がまだ再開許可が出ていない中、J-SATアカデミーも3月からオンライン授業を継続中。マッサージ業は政府が営業許可を一切認めていないことから、GENKY(ゲンキー)マッサージ店も3月から今も休業中です。

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そんな中、ミャンマー国内取材については、8月1日から許可が認められはじめました。ただ、コロナ感染症対策を行った上での取材が原則で、さらに外国人がミャンマーに入国する方法は救援便以外方法はありませんので、ミャンマーの取材チームで取材代行を行っています。

ミャンマー取材はジェイサット(J-SAT)にお任せください!

EMSが止まっており、DHLでも1~2週間かかる現状で、以前は郵送以外で素材を届ける方法など考えられませんでしたが、今のミャンマーはネット事情がよく、ネットでの素材配信が可能。インフラ整備の大切さをまた実感!

今回は、そんな状況下で行った取材コーディネート番組になります。放送時間は短いと思いますが、ヤンゴンへ実質行くことが困難な現在、ぜひ今のヤンゴンをお感じくださいませ!

9月8日からは「レジデンストラック」によるミャンマー人日本入国がスタート。(入国前2週間の検温が義務付けられていますので早くて今月末入国か)

それを受け、9月8日から在ミャンマー日本国大使館では査証受付がスタートされます。一歩一歩着実にすすんでいます!

2020年9月10日(木)10:00~22:54 カンブリア宮殿

『700回記念SP 絶体絶命のピンチに挑む”逆境のプロ 最大の危機は最大のチャンスだ! エイチ・アイ・エス 会長兼社長 澤田英雄』

国際交流基金の日本語教材をミャンマーで販売開始!

【新刊】 コミュニケーションできるようになる、生きた日本語を学べる新しい教科書

「まるごと 日本のことばと文化」入門編ミャンマー語版が出版

 ミャンマー人専門人材紹介会社 株式会社ジェイサット(本社:ヤンゴン、以下 J-SAT)は、国際交流基金と共に、コミュニケーション目的型の新しいタイプの日本語教科書「まるごと 日本のことばと文化」のミャンマー語版を2020年9月1日(火)に発売いたします。

ミャンマーと日本の関係が密になっていくにつれて、日系企業で働いたり、就労や留学のために日本に行くミャンマー人が年々増えています。つまり、職場、学校、コミュニティで、実際に生きた日本語を使ってコミュニケーションするようになることが求められていると言えます。

このような高まる期待におこたえすべく、国際交流基金とJ-SATが協力をし、コミュニケーション目的型の新しいタイプの日本語教科書「まるごと 日本のことばと文化」のミャンマー語版を出版します。文法や文型の知識だけ増やしても日本語を自由に使えるようにはなりません。「まるごと」は、日本語が使われる場面ごとに必要とされる「can do」を目標にして、日本語を使ってできることをひとつひとつ増やしていくことをサポートします。また、コミュニケーションの土台となる日本の文化も、フルカラーの写真やイラストを通して楽しみながら学べるように工夫されています。

 

「まるごと」のもう一つのメリットは、インターネット上の音声サンプルなどの副教材や自習をサポートするeラーニングを自由に活用できることです。「まるごとのことば」というサイトでことばを調べたり、「まるごと日本語オンラインコース」に参加して自学自習で学び続けることもできます。

 ・まるごとのことば: https://words.marugotoweb.jp/

・まるごと日本語オンラインコース: https://www.marugoto-online.jp/info/

 ミャンマーが求める新しいタイプの日本語教科書「まるごと」入門編は、にほんごの仕組みを体系的に学ぶための「りかい」と聞く・話す練習の実践のための「かつどう」の2冊からなります。学習者が購入しやすいよう、できるだけ価格設定をおさえて2冊セットで10,000ミャンマーチャット(約800円)で販売します。

今後、初級(A2)、中級(B1)レベルの出版も視野に入れて、利用者のみなさまの声を聴いていきたいと考えております。

 ■書籍概要

・教材名:「まるごと 日本のことばと文化」入門A1りかい編・かつどう編

・発行者:J-SAT Co.,Ltd.

・発行日:2020年9月1日

・価格 :りかい編 200頁 5,500チャット(約440円・オールカラー)、

     かつどう編 148頁 4,500チャット(約360円・オールカラー)

・取り扱い書店:ミャンマーの下記店舗

Yangon – Sarpay Beikman, Arr Yone Thit , Sarpaylawka, WE distribution, Innwa

Madalay – Nagar , Nyo , Htun Oo, Khit Mee, Seikku Cho Cho (1,2)

技能実習生制度における技術移転とは?

国際人材協力機構(JITCO)主催の【第28回外国人技能実習生・研修生日本語作文コンクール】に応募した日本で働いている各国の技能実習生の作品(2971編)の内、ジェイサットアカデミー卒業生である技能実習生一人が入賞しました!

まずはご一読ください!

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彼女は今、ビルの清掃やベットメイクの研修をしています。

来日当初、友達から、大学卒業して掃除の仕事をやっていることが恥ずかしくないのか?とよく聞かれ、自分でも恥ずかしく感じていたそうです。
ところがある日、自分がベッドメイクした部屋に宿泊したお客様が、その仕事ぶりに、笑顔で感謝してくれたそうです。
そして、自分が行った仕事がお客様に喜びになることが、私にも喜びになることに気づいたそうです。

技能実習制度とは、OJTを通して技術移転する制度と認識をしています。日本で学んだことが帰国後生かされていないのがこの制度の問題と言われることも、しばしばあります。

私は技能実習制度は、日本で学んだ職務内容・技術をそのまま移転することだけが目的ではないと考えています。日本人でも、転職し同じ職務内容をやり続ける人は多くはないと思います。もちろん転職時に前職の職務内容に固執することはありますが、採用側もそれがすべてではなく、前職の仕事の経験は職務内容が違っても使える部分が多いと理解していると思います。

今回入賞した彼女は、まだ来日半年です。研修期間3年間でN1を取得しようとする彼女の日本語習得意欲もあり、彼女が研修を終えミャンマーに帰国したら、ビルメンテナンス業以外の企業からも採用依頼があるのは間違いありません。「お客様に喜んでもらうことが生きがい」というスキルを学んだ彼女の技能実習生活は、今のところ成功だと感じます。

最近よく聞かれるのは、有料介護施設がほとんどないミャンマーに、介護技能実習生は意味があるのか?ということ。ミャンマーが高齢化社会に入るのは30年後。当然、それまで介護需要など多くはありません。

介護研修からは介護技術以外にも、多くのことが学べるに違いありません。
彼女らは研修後帰国し、すぐに介護施設で働かなくてもいいと思っています。他の職種でも十分日本で習得した技術を移転してくれるのではないでしょうか。

さらに言えば、日本にいく介護技能実習生の多くは20代前半。30年後といえば50歳前半。帰国後すぐに介護の仕事がないとしても、彼女らが40歳後半になる頃は経営者として、現場責任者として必要とされていると容易に想像できます。

彼女の作文の最後はこの言葉で〆られています。

「日本の技能実習生の皆さんにも、ぜひ自分の仕事の素敵な価値をみつけて欲しいです」

業界初!ミャンマー進出日系企業向けの最新人事データを総合的にまとめたハンドブックをリリース

ミャンマー人専門人材紹介会社 株式会社ジェイサット(本社:ヤンゴン、以下 J-SAT)グループは、ミャンマー人材業界では初となる、ミャンマー進出日系企業向けの人事データを総合的にまとめた2020ー2021年度版をリリースしました。長年の同データと比較した動向変化を分析。給料の実態や昇給状況はもちろん、ミャンマーにて企業経営する上で不可欠となる人事労務に関する生のデータを集約しています。

■ミャンマー進出日系企業3分の1以上の最新データが集約
2020年1月にミャンマー進出日系企業165社から回答された、昇給・給料・福利厚生・人事労務に関するアンケート調査結果を中心に構成されています。現在の日系商工会登録社数を考えると3分の1以上となるデータが集約されています。

人材紹介会社の強み生かした過去データと比較し、総合的な見地から動向分析

経済発展著しいミャンマーでは給料など経営環境が日々変化しているものの、政府公表データへの信ぴょう性を含め、正確な情報の入手困難なことが、毎年経営課題にあげられています。弊社では面接済ミャンマー人大卒求職者4万2千人以上を保有し、80%以上の進出日系企業に人材を紹介している強みを生かし、毎年各企業へのアンケート調査を実施し、現場に即した生のデータを収集してきました。給与相場や昇給状況などの単一的な人事データだけではなく、「人事課題」「昇給」「給与相場」「賞与」「福利厚生」「採用と教育」「有給休暇」「内田クレペリン検査からみるミャンマー人材」など、多様なテーマを網羅して、長年の人事データと比較し動向変化を分析しています。

 

■貴重な人事データを無料配布
人事データはミャンマー進出日系企業の方々からの協力で成り立っており、日系企業のミャンマー進出の成功がミャンマー経済の発展、ミャンマーの人々が豊かに生活できる礎になることを期待して制作しています。無料で配布させて頂きますので、提供を希望の方は、J-SAT担当 恵中(えなか)までメールにて連絡ください。 メールアドレス:enaka@j-sat.jp

ミャンマーにて『道をひらく』(PHP研究所)販売決定!

毎月10日に配信している【J-SAT通信】でもご紹介しましたが、J-SATが出版代理店となりPHP研究所が出版する『道をひらく』『松下幸之助物語』が年内にもミャンマーにて販売されることになりました。

ミャンマー国内で唯一、出版ライセンスを所有する外資系企業として、これまで日本語学習者向けの教材『みんなの日本語』『日本語総まとめ』などの販売を手掛けてきましたが、いよいよ一般書にもその分野が広がってきました。

私が1998年にミャンマーで起業した際、1996年からヤンゴンで暮らす中で、情報不足が諸外国との経済発展の違いと感じて、一番最初に行った事業が出版事業でした。当時は検閲が厳しく、一般紙の出版も1か月以上検閲に時間がかかる時代で、また外国人名義での出版は許可されませんでしたので、1年半で限界を感じ撤退しました。

あれから20年、インターネットが普及するも、今もミャンマーに必要なものは良質な情報、と感じています。現在、ミャンマー進出済み日系企業や日本での就労を希望するミャンマー人が急増する一方、いざ就労を始めると、日系企業で働く考え方や仕事に対する向き合い方に苦戦している声が人材から多く聞かれます。

彼らと接する企業からも、相対的に考え方がまだまだ未熟であると感じている声も少なくありません。『道をひらく』は、松下幸之助氏が歩んだ人生体験から、人生を歩む上でいかに「素直に生きること」が大事であるかことが綴られており、人生、仕事、考え方の基本を提示してあげられる貴重なバイブルになると確信しています。私自身も、2000年代の経済的に厳しい時代、この本の冒頭にある「道」の部分から何度も勇気をもらいました。

J-SATでは、ミャンマーの若者が自らの道を切り開き、将来のミャンマーの発展に繋がることを期待して、両書もミャンマー人にとって手に取りやすい形で普及できるように販売していきます!