J-SATは25年間ミャンマーにて事業を行う実績と経験からミャンマー進出における

人材支援、市場調査、会社登記等、会社運営をトータルサポートします。

ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

新たな視覚障害者プロジェクト始動直前!

2020年6月13日現在、ミャンマー政府からマッサージ店の自粛解除は出されておらず、今もGENKYメンバーは、自宅待機を余儀なくされています。

レストランはすでに解除され、営業時の感染症対策も具体的な指針が出されています。早くマッサージ店も解除して欲しいところです。

そんな中、GENKYスタッフ幹部らとは先月から、自粛中何ができるかということをZOOMを使い定期的に協議していますが、ようやく一つの方向性が見えてきました。

ポイントは、

1.(晴眼者よりも)視覚障害者が有利なこと。
2.「健康」をキーワード。
3.規制緩和後もGENKYの副収入になれること。

いくつか具体的に動き始めました。しかも日本企業も巻き込んで!

「シンGENKY」にもご期待ください!

JETRO主催6月15日WEBセミナーに登壇!

2020年6月15日(月曜) 15時00分~16時50分
【WEBセミナー】アジア6カ国から緊急報告 -豊富な高度人材とコロナの影響-

定員制限なし、無料です! この機会にぜひご参加ください!

〇急増する日本語学習者、ミャンマーのもつ潜在的ポテンシャル:
講師:J-SAT Co., Ltd. General Manager 森川 晃 氏

ジェトロでは、高度外国人材の活用に取り組む企業の皆様を対象に、「アジアの高度人材活用」をテーマにしたWEBセミナーを開催します。新型コロナウイルス感染拡大により、海外への渡航が難しい中、その高度人材の豊富さから企業の皆様の関心が高い、アジア各国(中国、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、ミャンマー)の高度人材に関する情報(高等教育機関、就活事情、採用手段等)とコロナによる影響を踏まえた情報を、現地より解説します。

 

日経MJにJ-SATアカデミーオンライン授業!

2020年6月5日発売の日経MJにJ-SAT Academyのオンライン授業を取り上げて頂きました!

写真はオンライン授業受講中の弊校生徒。
見てわかる通り、外です!!!

ほとんどの生徒は地方出身者で、現在地方にいます。
少し前ならミャンマーでオンライン授業など考えられなかったのですが、日本のODAのおかげでミャンマー国内のネットは快調!しかも安い!(日本が高すぎのような・・・)

経済発展にインフラが重要ということがよくわかります。

オンライン授業は生徒も先生も大変ですが、メリットも多くあります。その一つがこのように、生徒の生活が見えること。どんなところで生まれ育ったのか。

生徒も先生もオンライン学習頑張ってます!

 

 

本日発売の朝日新聞に紹介して頂きました。

本日、2020年6月20日付 朝日新聞朝刊 国際面 にて、4月末に取材して頂いたオンライン面接などが紹介されました。

オンライン面接は想定外なメリットも多く、今後も続けていく予定です。

ミャンマーやベトナム、インドネシアの厳しい状況が伝えられており、ミャンマーも例外ではないですが、日本語学習者数がついにベトナムを上回ったことから強い期待が寄せられています。

ミャンマー国内では日本入国は来年になる、というような噂が広がっていて、不安に思っている人、あきらめている人も少なくありません。

一日も早くミャンマーの人たちが日本へ入国できる日を切に願っています。

シンJ-SATヤンゴン事務所は稼働しています!

J-SATヤンゴン事務所はミャンマー政府にCOVIT19対策の安全性を確認して頂き、2020年5月12日に営業許可を頂きました。

2020年3月18日からJ-SATアカデミーの日本語教育が遠隔授業になり、そこから怒涛のスピードで、できる限り業務をオンライン化、非接触型にすることに着手。ミャンマー暦正月である4月の10連休も、社員ら一部を含め休日返上で連日打ち合わせ。(アリババがSARSの隔離中にタオバオを作ったように!)

「J-SATの本質を変えないために、作り変える!」

社内にあったデータサーバーをサーバー上に移設し、新システムは既存のやり方に合わせるのではなく、現状を見て将来を見据えたゼロベースから構築、試行錯誤を重ねています。

今月から本格的に新システムを運用開始し、一日のミャンマー人求職登録者数は、新型コロナ感染拡大前に戻るだけでなく、以前を超える日も出始め、シンJ-SAT第二形態に進化しました。まだまだ改善の余地はありますので、精度を高め第三形態へ、ミャンマーの人と日本企業を繋げていきたいと思います。

そして、こちらも新コロ感染拡大以来、はじめての日本の番組ロケが無事終わり、さらにはじめてのミャンマー進出リサーチ案件が入ってきました。

昨年12月に行われたJLPT日本語検定試験では、日本語能力試験応募者は38,558名、技能実習生候補とも言われるN4とN5の受験者数は29,718名まで増加。ベトナムでのN4とN5受験者は21,089名と、ついにベトナムを抜きました。

まだしばらくコロナ余波が続き、第2波、第3波もおそらく訪れるとは思いますが、ミャンマーは国も国民も、まだまだ成長し続けます!

弊社では今年度も公的機関のミャンマー関連を担当しています。ぜひご活用ください!

ジェトロ・ヤンゴン事務所
中小企業海外展開現地支援 ヤンゴン・プラットフォーム
https://www.jetro.go.jp/jetro/overseas/mm_yangon/platform.html

 

中小機構 海外展開ハンズオン支援
https://www.smrj.go.jp/sme/overseas/consulting/advice/index.html

大阪府 大阪ビジネスサポートデスク
http://www.pref.osaka.lg.jp/keizaikoryu/promotiondesk/

福岡県 福岡アジアビジネスセンター
https://www.f-abc.org/

 

 

本日の全体朝礼より「人生を24時間に例えたら・・・」

本日の朝礼では、ミャンマーでも有名な、志村けん さんの本を社員らと共有。

彼は、人生は24時間で考えていました。
人生72歳=1日=24時間
72歳÷24時間=3歳@1時間

例えば、21歳の場合、
これを時間にすると朝7時。
なるほど、太陽が昇って、朝食食べてるころ。
これからってところですね。
でもまだまだ早い、いや若い!

人生のピークは42歳と言われています。
これを時間にすると14時。
日が一日で最も出てる時間帯。

私は今年50歳。

ちょうど人生の半分がミャンマーで過ごしたことになるメモリアルイヤー!

志村流でいえば、もうすぐ16時半過ぎ。
おやつが終わって、豪華な夕食の準備中。

イメージをテレビ番組で例えると、ダウンタウン東京進出前の 「4時ですよーだ」 かな。

でも、その後の
「素敵、圭・修5」
みたいなことになるので気を付けないと!
(関西の人ならわかって頂けるかと・・・)

自分が今 何時なのか このあと計算してみると勉強になります。

俯瞰でみるのは大切だと実感します。

健常者は視覚に頼り2次元で捉えがちですが、視覚障害者の方は、3次元で周りをとらえていて、つねに俯瞰している世界らしい。

次回朝礼はここからかな・・・

「目の見えない人は世界をどう見ているのか?」

月初セミナー「新コロとは、野良犬との付き合い方を見本に!」

毎月第一営業日に行っている、全社員定例セミナー。

今月は新コロの影響で、ZOOMによるオンラインで実施。

テーマは「ファクトフルネスからコロナを正しく恐れる」

ミャンマーは新コロ感染者が出るのが他国より遅く、3月末までは、ミャンマー人は免疫力が違う!という人もいましたが、実際感染者がはじまると、危機管理能力の高さを発揮し、一機に自粛モードになりました。

自粛のメリハリはいいのですが、実態がわかりはじめた今、これからは新コロと共存して生活していくのが現実的になっています。

先日、医師及び医学生らが一般のミャンマー人に対し、コロナ知識度について調査を行った結果が保健省から発表されました。

〇87%はコロナ知識が少しだけ。
〇13%のみ、正しい情報は保健省からだけと理解している。
〇22%のみ、保健省から出している指示通り行っている。
〇45%が大勢の人たちが集まっているところを避けるべきと理解している。
〇67%が咳やくしゃみから感染と回答し、30%のみ近距離で感染する可能性があると理解。
〇47%が咳やくしゃみのとき、口を庇う。
〇11%のみ、濃厚接触により感染すると理解している。
〇63%が感染症対策の隔離政策に反対。
〇99%は国民の協力が必要と理解している。

最後は、さすがミャンマーというところですが。。。

そこで、正しく恐れることが大切と思い、その恐れ方を皆と共有しました。

5月1日午前7時(当地時間)現在,ミャンマー国内における感染者数は計151名で,うち回復者28名(うち退院者17名),死亡者6名。

ミャンマーにおける2019年1月1日から7月27日までの約7か月間で、デング熱感染者数は10,747人、死者数は48人。(感染者はもっと多いはず!)

狂犬病:年間70万人が犬にかまれ、1000~1200人が毎年死んでいる。

ちなみに世界では、
2018年、ヘビに噛まれて死ぬ人は世界で13万人、障害残る人は40万人。
2017年、マラリアは、87か国で感染者2億1,900万人、死者435,000人

ミャンマーでは、新コロよりも、野良犬の方が危ない!?かも。。。

野良犬とはソーシャルディスタンスが大切。そんな中、うまく共存しています。

私も昨年末に発症した「デング熱」。蚊は「デングウィルス」だけでなく「マラリアウィルス」も運んでいますが、うまく共存しています。

必要以上に恐れない。新コロは見えない野良犬と思って、うまく付き合うことが大切。

新コロを恐れず、新コロの波をとらえ、新コロで加速しましょう!

アフターコロナの「シンJ-SAT」は第2形態から第3形態へ!

アフターコロナはWITHコロナなので、社員らにはコロナとの共存方法を考えましょうと最初伝えました。そして、長期休暇後に「シンコロナ」に対して「シンJ-SAT」をキーワードにしました。

そこから考えると、「シンコロナ」はSARSの第2形態ではないかと。すると、第3形態がやってきます。つまり、アフターコロナは、「WITHコロナ」でもあり、「新シンコロナ」もやってくる、地震などの天災もやってくることを考えないといけないことに気づきました。

ミャンマーの人の危機管理は日本人から見るとすごいものがあります。
88年に民主化デモ、2007年に僧侶デモ、2008年にナルギス、今はコロナ。その中でミャンマー人が進化してきました。弊社社員によれば、乗り越えているときは何の計画も、指導する人もいなかったそうです。生きていくためだけに、自分の大切な人たちを守るためだけに一所懸命。でも、どうしたら生き残るか、安全なのかをいつの間にか習得してきたとのこと。

なぜそこに到達できたか聞きました。

「サルから人間に進化したけど、進化してるときは気づいてましたか?」

すごい答えが返ってきました。【J-SATは優秀な社員がいるので生き残れる!】

以前社内セミナーで「わけあって絶滅しました」という本をやりました。
コロナ対策はこの本にしっかり記載されていました。

の仲間入りにしないよう、
「サル」から「人間」への進化のように、「シンJ-SAT」第2形態から第3形態へ!

新年がスタート!キーワードは『シンJ-SAT』

ミャンマーの正月休暇10連休を終えて今日から仕事始め。

始業時間は定例8時半から朝礼をスタート。

こうして全社員とオンライン上でも顔を見ると、やる気が出ます!

『シンニホン』という本が話題ですが、この表題は映画『シンゴジラ』からとありました。シンゴジラは、第1形態から第8形態まで、急速に進化していきます。

そこで、弊社は『シンJ-SAT』をキーワードにすることにしました!

「シンコロナ」は弊社にも売り上げに影響を与えると同時に、会社全体に進化の機会を与えてくれています。遠隔業務を強要されたことから、数々の問題点が浮かび上がり、多くの改善点が生まれてきています。各自が危機感を持ち、新年から改革をスタートさせたいと、10連休にも関わらず各部署がリーダーを中心に業務改革を協議。(リモートだから休みでも各自の自宅から会議ができてしまいます。これは注意しないと・・・)
近年では最も早く終わったと感じる正月休暇でした。

弊社は23年目に入りましたが、ここまで社員数が増えたのは最近のこと。
2011年の民政移管後、急速なミャンマー経済の発展にあやかり、ここまで駆け抜けてきましたが、このように業務を止めて俯瞰できる環境と時間はありませんでした。
コロナの影響が長引くと困りますが、今のところは貴重な時間と機会に感謝です。

まずは、『シンJーSAT』第2形態。ご期待ください!

アフターコロナのミャンマーは?J-SATは?

在宅勤務の全社員向けへのメッセージの一部を再編集して記載させて頂きます。

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いつ新型コロナウィルス感染症が収束するのか、以前に戻るのかと思っている人は多いと思います。おそらく元には戻らないし、収束しないと思っています。インフルエンザのように蔓延し、季節によって今後も流行すると思います。

では、いつになったら以前のように仕事ができるようになるのか。元に近い形になるのは、ワクチンが完成したときだと思います。一部では9月に完成と言われていますが、一般的に普及するのは1年後かもしれません。

すでに完成しているのは検査薬。これが安価になり普及すれば、検査し陰性の人だけが出勤可能となると思います。今、サクラタワー事務所に入る前に熱を測っているようにコロナ検査をする。もしくは、今の中国のようにスマホでチェックが浸透するかもしれない。もしくはバーコードを全員付着用するかもしれません。いずれにしても、一部元に戻るのは6~7月頃かとも想像しています。

勤務の仕方については、WITH コロナ を意識して行わないといけないと思います。つまり、以前の状態にはワクチンができても戻らない。なるべく人と接しないやり方を作らないといけない。これはマイナスではなくプラスです。効率がよくなります。以前よりも人数を必要としません。自分の仕事がなくなると心配するかもしれませんが、その人は別の業務ができます。

今、在宅勤務(テレワーク)であまり仕事のない人は不安かもしれません。
そういう人には、なぜJ-SATで働くのだろうか、何を目標にするか、サクラタワー事務所に戻ったら何を具体的にしたいか、そういったことを考え計画するいい機会です。この機会に自分の人生をどうしたいか、キャリアをどうやって作るか、しっかり考えて欲しいと思います。そして、そのための勉強をする。本を読む、映画を見る、音楽を聴く。とにかく、色々考えて知識を入れる時間にしましょう。

アフターコロナは、今と違う世界です。大切なのは、今までのお客様がどう変わるか、だと思っています。例えば、多くのレストランが大変なことになっています。売り上げ激減。でもお客様はレストランにはいかず、家で食事をするためスーパーにいったり、宅配での食事に変わっただけ。人が使うお金は少し減ったかもしれないがゼロではありません。移っただけです。レストランだけではなく、すべてこのように考えないといけません。

コロナ危機が促す反グローバル化と国内回帰などとも言われています。
アフターコロナは、反グローバリゼーションではないと思っています。コロナ危機がなくても、いずれ表面化したであろう問題が多いからです。それらが早まっただけだと感じています。

グローバル化がさらに進む業務、逆に内製化、自動化できる業務、それらが明確化されるだけです。

弊社の業務関係でいくと、海外人材がいらないという業界や会社、逆にもっと海外人材欲しいという業界や会社。それが明確に分かれるということ。日本人が採用できず、最低賃金で雇用できればと外国人採用をしていた会社は根本的な見直しが必要になるかもしれません。これも、実はコロナがなくても数年後には表面化していたことです。

ある日本人AI専門家の話を思い出しました。日本はAIの分野で世界に取り残されている。日本のAIは既存のものをいかにAIを使い効率化するかに注力している。一方、中国、欧米は既存のものは無視して、ゼロからAI開発している。例えば、自動車。日本はハイブリット車などの開発に向かう。中国・欧米は電気自動車に向かう。将来どうなるかは一目瞭然。しかしながら既存の会社の関係上、日本はできなかった。

今回のコロナにより、不謹慎ですが、逆に世界から日本は生き残るチャンスを得たのではないかとも感じました。

非常時だからこそ、国家、会社、社員それぞれの違いが見えやすくなっています。コロナによって、自然環境が良くなり、自然は昔の状態を取り戻してきています。インドからヒマラヤが見えたり、イタリアにあるベネチアの運河は綺麗になり、魚が戻ってきたそうです。アフターコロナの見晴らしがよくなりました。

次のステージに向けて、新しい世界に適合していきましょう!