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ミャンマーのつぼ~ミャンマーから西垣がお届けするブログ

ビルマ戦で亡くなられた方々の遺骨を早く日本へ帰してあげて下さい。

GENKYの視覚障害者スタッフが自ら稼いだお金を使って僧侶を店にお呼びしお経をあげてもらいご馳走しました。

経営陣やスタッフ、国立盲学校の校長先生や社会福祉省の局長、店によく来て頂くお客様なども集まり朝5時半から説教とお経。
食事終了後は校長先生や担当官が視覚障害者スタッフと親子のように最近の話や日常生活を語って、スタッフらは笑ったり説教されたりの楽しいひと時を過ごしていました。
ここの政府は日本政府や一部日本人から色々言われていますが、日本政府の局長レベルがこれと同じことができるのだろうか。と。

少なくとも官僚レベルはこの国の方がよっぽど民主的なのではと感じることも多いです。といっても日本の局長レベルの人とお会いすることなどまずありませんし、どんな生活しているかも知りませんが。
もう1年になります。私が野ざらしの日本兵と思われる遺骨と遭遇したから。
遺骨は日本政府しか日本へ持ち帰ってはいけないという大原則のため、未だ日本に戻れない状況が続いています。ここの政府からは持ち出してもよいとなっているのですが。
他国の批判をする前に、まずは自国を見つめ正してもらいたいものです。

ミャンマー初!日本人常駐、麺料理専門店「あじさい」開店!!

ミャンマー初となる、日本人常駐の麺類専門店「あじさい」に行って来ました。場所はチャイナタウンということで開店日から弊社スタッフの間では噂になっていましたが、本日開店12日目にしてようやく行くことができました。

20代の若い日本人本人がラーメンを茹で作ってくれます。「いらっしゃいませ!」とまさしく日本。これでバンコクに行ったらラーメン店に直行することもなくなるかもしれません。
麺は自家製で素材は日本からの輸入。麺美味しいです!さすが日本人がいると、天理ラーメン、大阪ラーメンなどとは一味も二味も違う、いわゆる日本のラーメン店。
メニューは現在6種類。

ミャンマー人の方に多く食べてもらいたいとのことで価格もリーズナブルに設定。ミャンマー人客から味噌ラーメン作ってくださいとの依頼が多いらしく、近々登場するそうです。楽しみです。
ヤンゴン在住、旅行中の日本人にとって、定番レストランになりそうです。
場所はLatha St.近く、Sein Gay Har の向かいです。車はLatha St.に駐車すれば便利。
Japanese Noodle Ajisai あじさい
住所:no.677, Ground Floor, Mahabandoola Rd., Between 19th & 20th St.
電話:09-502-6565
営業時間:10:00-22:00(ラストオーダー21:30)
年中無休

新しくできたマンダレーのイチオシ!ホテル

今年マンダレーにできた新しいホテルHotel Queen Mandalay(http://www.hotelqueenmandalay.com/) はオススメです。
何といってもこの値段のホテルで部屋でWIFI経由でネットできます。
ネット料金は500ks/1時間。受付に言えば料金と引き換えにパスワードがもらえます。
部屋も綺麗でサービスも朝食もロケーションもOK。
このカテゴリーのホテルはマンダレーに数多くありますが、今日現在ではこのクラスのホテルをご希望の方には強くオススメします。
もちろん、エアコン、衛星放送、バスタブなどの設備、シャンプーやハミガキなどのアメニティ付き。
現在弊社経由でUSD25 (税・サ・朝食込み)~のプロモーション実施中です。
お問い合わせは sanay@yangonow.com まで!!!

番組放送のお知らせ

2010年7月19日(月・祝) 15:55~16:53 TBS系列全国放送
「アジア熱風街道~横断!東西回廊1500キロの旅」
ベトナムから、ラオス、タイ、ミャンマーをつなぐ幹線道路・東西回廊。旅人の大塚寧々が東西回廊1500キロを横断、さまざまなアジアの風景と人々に出会う。古都での信仰に根ざした暮らし、伝統の祭りを受け継ぐ人々、夢を追う日本人女性など、それぞれの人間ドラマを描く。東南アジアの大地には、明日を生きる活力が満ち溢れていた。
番組では、プロ級の腕を持つ大塚寧々の写真を随所に織り込む。
http://www.rkb.ne.jp/tozaikairo/

ミャンマー国営放送で紹介されたヤンゴン国立盲学校とGENKYゲンキー

■ミャンマー国営放送 MRTV-3 で紹介された ヤンゴンチミダイン国立盲学校の紹介です。ミャンマーの視覚障害者の方々の盲学校での生活などが紹介されています。

ヤンゴン・チミダイン国立盲学校Part1 by ミャンマー国営放送
MRTV-3 : Department of Social welfare,
http://www.youtube.com/watch?v=sANEl4RJJvI
ヤンゴン・チミダイン国立盲学校Part2 by ミャンマー国営放送
http://www.youtube.com/watch?v=TE5hEszBeys
■2009年にヤンゴンに開店した日本式マッサージ店ゲンキーがミャンマー国営放送で紹介されました。

MRTV4 -GENKY – The Japanese Physiotherapy Clinic by Blind in Myanmar(Burma) 1
視覚障害者が働くマッサージ店「GENKYゲンキー」その1
http://www.youtube.com/watch?v=1DYKbf7oM-s
MRTV4 -GENKY – The Japanese Physiotherapy Clinic by Blind in Myanmar(Burma) 2
視覚障害者が働くマッサージ店「GENKYゲンキー」その2
http://www.youtube.com/watch?v=uBoSTphtJso

相変わらずミャンマー人雇用管理は難しい・・・。

7月1日よりヤンゴン市内のCity Mart各店舗で日本のあられプロモーションを行っています。これまで各店舗では中国製菓子商品と同じ棚で売られていることもあり、中国製品との明確な差別化ができず、しかしながら料金は約2倍ということで、POPがない店舗では少々苦戦していました。

そこで今回は、セールスガールを雇用し各店舗に配属させ商品を説明してもらい賞味してもらおうと考えました。せっかくなので、セールスガールは孤児や経済的理由から僧院で育った女性達を中心に雇用。彼女達はヤンゴンさえほとんどわからない状態で、もちろんエアコンが効いているCity Martなど入った経験はなし。仕事の経験はなし。

面接したときに、これはヤバイ。と思案した結果、見た目で「日本製」とさえわかるようにしておけばと思い、見た目で日本とわかる「浴衣」を着てもらうことにしました。
早速ネットで購入。日本の浴衣販売店から直接EMSにて国際発送してくれ、何と発注して5日でヤンゴン到着。


ちなみに、サッカー日本代表ユニフォームにしようかとも思ったのですが、浴衣の方がよちいうことで却下。(ショートパンツなど穿くのは全く抵抗ないそうです。ミャンマーも変わりました!)
で、蓋を開けてみたら、案の定セールスガールは突っ立ているだけ。一人は初日泣いてしまい、店舗から心配の電話がかかってきたりする始末。
でも売れています!皆本物の浴衣はあまり見たことがないようで、しかし見れば日本と一目瞭然。日本料理店では一部浴衣を来ている店がありますが一般の人はなかなか行きませんので、まずは浴衣戦法が当たりました。

予想を超えた売り上げにボーナスもかなり彼女達に入るのですが、ほとんどは今回限りで辞めたいとのこと。皆裕福な家庭でもなく仕事探すのは大変なのに・・・しかも破格の高収入バイト。
ミャンマーの方々の長所でもあり短所でもある、「お金では動かない」「仕事はほどほどに」がここでも登場。
ミャンマーで商売するのは相変わらず難しい・・・。

タイ国際航空、羽田-バンコク線の開設決定!

タイ国際航空(TG)は、2010年10月31日(日)から始まる冬期スケジュールより、羽田-バンコク線の開設を決定いたしました。
運航スケジュール(予定)は、下記の通りです。
羽田 →バンコク TG661 毎日 羽田00:20発→バンコク05:20着
※ 羽田発便は11月1日より運航となります。
バンコク→羽田 TG660 毎日 バンコク14:50発→羽田22:30着
これで東京からも行きは仕事をしてそのまま羽田→バンコク→ヤンゴン朝9時着というのができるようになりました。
帰りも夜行便で早朝着そのまま仕事ではなく、一泊してから仕事というスケジュールもできます。
仕事などで忙しい方にはありがたい便です。
<ヤンゴンまでの乗り継ぎ例>
羽田 →バンコク TG661 毎日 羽田00:20発→バンコク05:20着
バンコク→ヤンゴン TG303 毎日 バンコク07:55発 → ヤンゴン08:50着
ヤンゴン→バンコク TG304 毎日 ヤンゴン09:50発 → バンコク11:45着
バンコク→羽田 TG660 毎日 バンコク14:50発→22:30着

今年大学合格した寺小屋育ちの彼女たちが営業で頑張ります!

つい先日発表された高校卒業試験兼大学入試試験に合格した、ヤンゴン郊外の寺子屋育ちの3名です。
この度日本のあられのプロモーション販売用に彼女達を含め数名にアルバイトとして頑張ってもらうことになりました。
簡単にプロフィールをご紹介します。
右の彼女はモン州出身の20歳。7人兄弟の3番目。家が貧しく4年前から下の弟と二人ヤンゴンの僧院に預けられ、今回3度目の挑戦で大学に合格しました。
真ん中の彼女はシャン州の国境地帯出身20歳。両親が病死し、唯一の兄弟の弟は行方不明。10年間からヤンゴン郊外の寺小屋に来て生活しはじめ、今年3度目の正直で大学試験に合格しました。彼女の夢は看護師になって出身の村に帰ること。ご両親の病死は出身の村近くには病院がなかったのが原因だったそうです。彼女は今も病院も医者もいなくて困っている村のために頑張りたいのだそうです。
左の彼女はインレー湖の近く出身。家が貧しく7年前からヤンゴンの僧院へ預けられました。今年見事一発合格!将来はヤンゴンで働き村に残る両親を支えていきたいそうです。
彼女達は6月末からブラゾンやシティーマートなど店内で店頭販売を行う予定。
ヤンゴン市内はほとんど来た事がなく初めての面接で不安そうでしたが、ここから彼女達は大きく飛躍していきます!!!

着実に変化しているミャンマー

ヤダナからヤンゴンへの新パイプラインの竣工式が12日行われ、ついにヤンゴン郊外のガス発電所が稼動し始めたようです。
これによりこれまでのヤンゴンへの電力供給量が2倍になると言われており、我が家も店も事務所も恒常的に続いていた停電がウソのように今日現在までほとんどなくなりました。ただ工業団地ではまだ厳しい状態が続いているようです。
先月から外国人に対するビザのシステムが大幅に変更され、ヤンゴン国際空港の地上業務が民営化、海運のファイブスターシッピングラインやガソリンスタンドも民営化され、ヤンゴン市内のガソリンスタンドでは各社それぞれの看板が先週からお目見えしています。
少しづつですが目に見えて着実に変化しているヤンゴンです。

ミャンマー視覚障害者スタッフ、またまた全盲同士での結婚!

ミャンマーのGENKYスタッフNo.6 Zin Min Htoo と No.19 Zin Mar Oo の結婚式が5月29日に行われました。
全盲同士の結婚を反対する片方の母親をスタッフ全員で説得し無事結婚に調印。
昨年4月に開業して依頼、視覚障害者施術スタッフの結婚は6組目かな。視覚障害者スタッフの半数以上が既婚者になりました。ちなみに彼らはゲンキーの寮を出て自ら稼いだ給料でチャイナタウンに部屋を借りる予定です。
技術支援のみに終わらず自由競争化における経済的な支援までが成立してこその自立支援と考えるゲンキー。
社会の一員として経済的に成功を治めた事例を作り、そして結婚、子供を育て人生を形成していくことのプロセス。どんどん結婚して行くカップルを自慢して語る、これからマッサージの技術を身につけようと思っている視覚障害者を見て、現状はとてもいい状況にあることを実感します。

あとはミャンマー国内の視覚障害者支援の中心として活動する団体が、自らの団体のことだけでなく、宗教にも関係なく、ミャンマーにいる視覚障害者全体のこと考えた行動を取ってくれれば飛躍的に効果が上がるのですが・・・。
まあ、外堀は埋まりつつありますので、引き続き頑張って行きます!